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『愛の不時着』『パラサイト』…次に流行る韓国エンタメはこれだ!

Netflixオリジナルシリーズ『ムーブ・トゥ・ヘブン:私は遺品整理士です』独占配信中

『愛の不時着』『パラサイト』…次に流行る韓国エンタメはこれだ!

次に来る韓国カルチャーについて、韓国エンタメのスペシャリストのみんしるが紹介した。

みんしるが出演したのは、J-WAVEで放送された番組『J-WAVE SELECTION NEXT K CULTURE』(ナビゲーター:みんしる)。オンエアは6月6日(日)。 【関連記事】Netflixで観たい韓国ドラマ 3選! 映画『TENET テネット』を彷彿とさせるのは

BTSが世界で受け入れられているのはなぜ?

昨今、世界を席巻している韓国カルチャー。特に、グラミー賞で韓国歌手として初めてノミネートされたBTSはその筆頭だろう。みんしるはまず、BTSのすごさについて「新曲やアルバムにおいてコンセプト、ビジュアル、パッケージデザインなどあらゆる世界観を作り上げている」と独自の分析を繰り広げた。

みんしる:韓国はSNSを使ったPRがものすごくうまい。細かいところまで戦略を立てて実施しています。発信に加えて、ファンに一緒に参加させて、毎日のように「今度は何が出るの?」という気持ちにさせていく。そしてアルバムや新曲ができあがったりミュージックビデオを発表したりするときに、日にちや時間を合わせて世界的に展開する。それで一気に世界が見るわけですよね。

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みんしるはこのほかにも、アメリカのトップアーティストの中に入っても違和感のないグローバル意識の高い楽曲も特徴として挙げていた。

アカデミー賞の作品賞にノミネートされた映画『ミナリ』

映画においてもここ数年は韓国カルチャーの快進撃が続いている。2020年に『パラサイト 半地下の家族』がアカデミー賞作品賞を受賞したのも記憶に新しいが、今年のアカデミー賞でも韓国人移民の家族を描いた映画『ミナリ』が作品賞にノミネート。さらに、ユン・ヨジョンが助演女優賞を受賞した。

みんしる:移民の話なので、アメリカ人からすると「あ~、わかる!」というグローバル的な評価が高くなったと言われています。また作品で最高の演技を見せていたユン・ヨジョンさんのキャリアも波瀾万丈なんです。20歳を過ぎて映画でたくさん賞を獲り、結婚してアメリカで暮らし始めたんですが、離婚をして2人の息子を持つシングルマザーになって韓国に戻ったら自分の場所がない。子どもを育てるためにお金が必要だから、小さな端役から女優業をリスタートしてついにオスカーまでたどり着いた。「ミナリ」という言葉は韓国食材では欠かせない草の名前で、1シーズン目では死んで、2シーズン目からさらに力強くおいしく育つ植物なんだそうです。作品のタイトルには、何もわからないアメリカに行って根を張って暮らしながら2世代目や3世代目がもっと力強く生きていくという意味が込められているんですが、ユン・ヨジョンさんのことも意味しているような気がしてしまいます。

韓国エンタメのトレンド“ニュートロ”を取り入れた最新映画に注目

次に来る韓国映画としてみんしるが挙げたのが7月公開予定の『サムジンカンパニー1995』。1995年に“グローバル元年”と位置付けられた韓国が舞台の作品だ。男性社員のサポートしか任せてもらえない高卒女性社員たちが、会社の窮地のために立ち上がるという実話を基にしたストーリー。



みんしる:最近の韓国映画では、女性たちが圧倒的な男尊女卑の時代をどう生きてきたのかを描いた作品が数多く出ています。重くなりがちな実話もエンターテインメントとして昇華させることで、コメディとして軽い気持ちで見つつも、「もっと韓国社会をよくしていくにはどうしたらいいか」というメッセージを受け取れるわけですね。

この作品も1990年代を舞台にしているように、昨今の韓国では新しさ(ニュー)とレトロさを合わせた“ニュートロ”がトレンド。ニュートロを意識した音や世界観を取り入れたアイドルの楽曲も多い。ニュートロなカルチャーによって、若い世代は新鮮な気持ちで当時の文化を捉えられ、当時を知る世代は懐かしく感じることができると、みんしるは語った。

人生の素晴らしさを感じるNetflixドラマ

みんしるが「どんな人の人生も素晴らしいと感じることができる名作」と絶賛する韓国ドラマが、Netflixで5月から配信された『ムーブ・トゥ・ヘブン: 私は遺品整理士です』。アスペルガー症候群の青年と、彼の後見人で前科持ちの叔父が遺品整理に従事する物語だ。みんしるが注目するのは、韓国ドラマでお決まりのOST(Original Sound Track)。



みんしる:韓国ドラマは登場人物の心情やグッとくるシーンのときにバラードが流れるOSTもセットで見どころなんですが、このドラマは歌のあるOSTが1つも流れないんです。これが新鮮! それくらい無駄を省いて、淡々と1話ごとに違う登場人物たちの人生を描いています。

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現地の韓国コーディネーターが注目しているネクスト俳優は“顔の天才”

コーディネーターやライターとして活躍する韓国在住のヒョジョンと電話をつなぎ、みんしると韓国エンタメの話を繰り広げた。ヒョジョンは今注目している女性歌手にBIBIを挙げた。

ヒョジョン:若い子たちからもすごく注目されています。パワフルな声、おしゃれな見た目、作詞作曲やスタイリングも自分でこなすシンガーソングライターなんです。
みんしる:なんでもできちゃうし、ファッション性もあるんですよね。

ヒョジョンが注目する俳優は、ボーイズグループ「ASTRO」出身のチャ・ウヌ。韓国では「顔の天才」とも呼ばれているほどの美形俳優で、日本では4月からCSで放送がスタートした『女神降臨』にも出演している。

ヒョジョン:次の作品も決まっていて映画を撮影しています。
みんしる:日本でもファンが急増中ですもんね。
ヒョジョン:そうですね。チャ・ウヌさんにはすごく期待しています。

最後にヒョジョンはNetflix配信ドラマ『怪物』を紹介(編注:日本ではまだ配信されていない)。怪物のような2人の男の物語を描く心理追跡スリラーで、ヒョジョンは「このドラマを逃したら絶対後悔します!」と念押しした。監督はシム・ナヨン。

みんしる:監督は女性なんですよね。
ヒョジョン:実際にインタビューでお会いしたらすごく可愛らしい人でした。
みんしる:女性らしいのにあんなにすごいサスペンスを撮ってしまう。ちなみに今までもこのような作品を撮っているんですか?
ヒョジョン:これが2作目です。
みんしる:まだ2作目なのにこんなに面白いなんて、この先のシム・ナヨン監督の新しい作品を韓国国民が注目しているのは間違いないですね。

最後にみんしるはおすすめブックとして、がんばらない人生を歩み出したハ・ワンによるイラストエッセイ『今日も言い訳しながら生きてます』を紹介。さらに神保町にあるK文学専門店「CHEKCCORI」広報の佐々木静代さんは、チャン・リュジン初となる短編小説集『仕事の喜びと哀しみ』を紹介した。

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番組情報
J-WAVE SELECTION NEXT K CULTURE
2021年6月6日(日)
22:00-22:54
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