brainchild's/THE YELLOW MONKEYの菊地英昭が、BTSの魅力やギタリストを目指したきっかけ、ギターソロに思うことを語った。
菊地が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SAPPORO BEER OTOAJITO』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。ビールを飲みながら、クリスとゲストが音楽談義を繰り広げる番組だ。オンエアは6月24日(金)。
brainchild'sはニューシングル『Brave new world』を6月22日にリリースした。
この番組ではゲストが、ビールに合う“おみや”を紹介する。菊地は、まるか食品の『ごま油香る サクサク韓国風のり天』と、はせいの『バター風味もろこし&塩枝豆』を持参し、ビールとともに楽しんだ。
クリス:うちの娘が、BTSが大好きで。
菊地:僕も好きです。曲もいいですしね。K-POPの人たちのプラクティスっていう、ダンスの本番じゃなくて練習風景をYouTubeにあげてたりするんですけど、あれがまたすごくクオリティが高くて、そっちのほうが逆にシャープじゃないかと思うときがあります。
クリス:抜いてるときがカッコよかったりね。
菊地:その前後の空気感とかも面白かったりしますしね。
クリス:ゲネプロのカッコよさってあるじゃないですか。消耗したくないから最小限の動きでやってるわけですよ。BTSだと7人がどんな演目でもみんな出番みたいなところがあって。
菊地:ラップ担当の人だったり歌担当の人だったり、それぞれ得意なジャンルがあって。1曲の中で全員が出る曲もあるし、BTS名義だけどソロでやってる歌もあったりとか。僕はVとJIMINの1995年生まれの仲の良いコンビが好きですね。
クリス:僕もVが好きですね。J-HOPEも好きですけど。みんないいですよね。
菊地:みんな個性があって。
クリス:声はVがいちばん好きかな。
菊地:ちょっと鼻にかかってハスキーで、ふくよかな管楽器っぽい声ですよね。あれはすごい武器ですよね。あとリズムを崩しながらメロディーを作るのが上手ですよね。
クリスはSUGAのソロ名義・Agust Dの楽曲『Daechwita』もカッコいいと絶賛。菊地も同調した。
菊地:音楽としてというよりは、たたずまいですね。『ルパン三世』シリーズの次元大介みたいなニヒルなキャラクターに見えたんですよ。『(秘密戦隊)ゴレンジャー』だとアオレンジャー的な。初めてジョー・ペリーを映像で見たとき皮のスーツと白いシャツを着ていて、まさに次元みたいなイメージでギターを弾いていたのでこれに勝るものはないと思って。
クリス:エアロスミスでいちばん好きなアルバムは何ですか。
菊地:『Toys in the Attic』かな。
クリス:いいですよね。
菊地:音もしっかりしてるし、曲もわかりやすいし。
クリスが突然、「ロックって何だと思うか?」と訊くと、菊地は笑いながら「今となってはクラシックのひとつなのかもしれないけど、当時は時代の最先端だったので、そこを切り開く音楽だったと思う」と答える。
菊地:その精神は今でもロックをやってる人たちは持っていると思います。音楽性というよりは精神論というか。例えばひずんだギターが入ってなくてもロックと言えると思いますし、もしかしたら音楽じゃなくても「これロックじゃん」って言えちゃうようなものもあるかもしれないから、(ロックって何かって)すごく難しい問題かもしれないです。でも情熱とか、そういうことかなって思ったりしますね。
クリス:ロックって雰囲気っぽいものだけど、ロックなものを見ると「これはロックだな」って。
菊地:わかりやすいものはわかりますもんね。
クリス:ロックって言葉にしちゃうと陳腐になっちゃいますからね。
菊地:そうですよね。でもロックは今の世の中にも脈々と受け継がれているんでしょうね。
菊地:これはいろいろ考えがありますね。僕自身はギターソロ自体をギターソロっていう名前で考えてなくて、間奏として考えているんです。その曲に必要であればその間奏を入れるっていうスタンスなので、ギターソロがありかなしかっていうよりは、その曲にそれが大切かどうかで考えています。自分が曲を作るときはギターソロだってコード進行を変えてちゃんと必然性を持たせたり、アウトロで長いギターソロを入れて世界を表現する、みたいなことをしたりするので、どちらかというとギターソロはあったほうがいいんですが、それを自分はギターソロとあまり呼ばないですね。
クリス:なるほどね。
菊地:間奏とか後奏とか、前奏だったりもするかもしれないですけど、そういうイメージで作ってます。
クリス:やみくもにギターソロを作ってるわけではないということですよね。
菊地:それは逆に好きじゃないですね。曲の中での存在がちゃんとしてるギターソロが好きです。例えばAメロと同じコード進行でギターソロが来るにしても歌の代わりに来てるんだよっていう風にならないと、「なんでここにギターソロがあるの?」ってなる。しかも別にメロディーが残らないしっていうギターソロは弾きたくないですね。
菊地によるプロジェクト・brainchild'sは、ニューシングル『Brave new world』を6月22日にリリースした。
菊地:久しぶりにシングルとしてリリースする作品です。今までは配信ばかりだったんですけど、今回はCDとしてリリースできることになりました。新曲2曲とダウンロードで聴けるライブ音源の2曲を収録しています。
8月には6枚目のアルバム『coordinate SIX』をリリースすることが決定。10月にはこのアルバムをひっさげた全国ツアー「brainchild’s tour 2022 “sail to the coordinate SIX”」を開催する。
brainchild'sの最新情報は、公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。
菊地は7月1日(金)の同番組でも、引き続きゲストに登場する。
また、番組の公式サイトに過去ゲストのトーク内容をアーカイブ。オンエアで扱った音楽の情報も掲載している。
・過去ゲストのアーカイブページ
https://www.j-wave.co.jp/original/otoajito/archives.html
『SAPPORO BEER OTOAJITO』では、毎週さまざまなゲストを迎えてお酒を飲みながら音楽トークを繰り広げる。放送は毎週金曜23時から。
菊地が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SAPPORO BEER OTOAJITO』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。ビールを飲みながら、クリスとゲストが音楽談義を繰り広げる番組だ。オンエアは6月24日(金)。
brainchild'sはニューシングル『Brave new world』を6月22日にリリースした。
この番組ではゲストが、ビールに合う“おみや”を紹介する。菊地は、まるか食品の『ごま油香る サクサク韓国風のり天』と、はせいの『バター風味もろこし&塩枝豆』を持参し、ビールとともに楽しんだ。
「ゲネプロのカッコよさってあるじゃないですか」
最近、菊地は移動中の車内でよく音楽を聴くそうで、「あまりロックにこだわらずに、最近はK-POPとかも聴いています」と語る。クリス:うちの娘が、BTSが大好きで。
菊地:僕も好きです。曲もいいですしね。K-POPの人たちのプラクティスっていう、ダンスの本番じゃなくて練習風景をYouTubeにあげてたりするんですけど、あれがまたすごくクオリティが高くて、そっちのほうが逆にシャープじゃないかと思うときがあります。
クリス:抜いてるときがカッコよかったりね。
菊地:その前後の空気感とかも面白かったりしますしね。
[PRACTICE RECORD] BTS (방탄소년단) ‘Butter’ (PERFORMANCE REHEARSAL VER) #2022BTSFESTA
菊地:ラップ担当の人だったり歌担当の人だったり、それぞれ得意なジャンルがあって。1曲の中で全員が出る曲もあるし、BTS名義だけどソロでやってる歌もあったりとか。僕はVとJIMINの1995年生まれの仲の良いコンビが好きですね。
クリス:僕もVが好きですね。J-HOPEも好きですけど。みんないいですよね。
菊地:みんな個性があって。
クリス:声はVがいちばん好きかな。
菊地:ちょっと鼻にかかってハスキーで、ふくよかな管楽器っぽい声ですよね。あれはすごい武器ですよね。あとリズムを崩しながらメロディーを作るのが上手ですよね。
クリスはSUGAのソロ名義・Agust Dの楽曲『Daechwita』もカッコいいと絶賛。菊地も同調した。
Agust D '대취타' MV
ロックとは前を向いて切り開く力
菊地がギタリストを目指したきっかけは、エアロスミスのギタリスト、ジョー・ペリーの存在だという。菊地:音楽としてというよりは、たたずまいですね。『ルパン三世』シリーズの次元大介みたいなニヒルなキャラクターに見えたんですよ。『(秘密戦隊)ゴレンジャー』だとアオレンジャー的な。初めてジョー・ペリーを映像で見たとき皮のスーツと白いシャツを着ていて、まさに次元みたいなイメージでギターを弾いていたのでこれに勝るものはないと思って。
クリス:エアロスミスでいちばん好きなアルバムは何ですか。
菊地:『Toys in the Attic』かな。
クリス:いいですよね。
菊地:音もしっかりしてるし、曲もわかりやすいし。
『Toys in the Attic』
菊地:その精神は今でもロックをやってる人たちは持っていると思います。音楽性というよりは精神論というか。例えばひずんだギターが入ってなくてもロックと言えると思いますし、もしかしたら音楽じゃなくても「これロックじゃん」って言えちゃうようなものもあるかもしれないから、(ロックって何かって)すごく難しい問題かもしれないです。でも情熱とか、そういうことかなって思ったりしますね。
クリス:ロックって雰囲気っぽいものだけど、ロックなものを見ると「これはロックだな」って。
菊地:わかりやすいものはわかりますもんね。
クリス:ロックって言葉にしちゃうと陳腐になっちゃいますからね。
菊地:そうですよね。でもロックは今の世の中にも脈々と受け継がれているんでしょうね。
ギターソロは間奏として考えている
番組ではリスナーから菊地に「イントロが長いとかギターソロがあると聴いてもらえないというご時世をどう思いますか?」という質問が届いた。菊地:これはいろいろ考えがありますね。僕自身はギターソロ自体をギターソロっていう名前で考えてなくて、間奏として考えているんです。その曲に必要であればその間奏を入れるっていうスタンスなので、ギターソロがありかなしかっていうよりは、その曲にそれが大切かどうかで考えています。自分が曲を作るときはギターソロだってコード進行を変えてちゃんと必然性を持たせたり、アウトロで長いギターソロを入れて世界を表現する、みたいなことをしたりするので、どちらかというとギターソロはあったほうがいいんですが、それを自分はギターソロとあまり呼ばないですね。
クリス:なるほどね。
菊地:間奏とか後奏とか、前奏だったりもするかもしれないですけど、そういうイメージで作ってます。
クリス:やみくもにギターソロを作ってるわけではないということですよね。
菊地:それは逆に好きじゃないですね。曲の中での存在がちゃんとしてるギターソロが好きです。例えばAメロと同じコード進行でギターソロが来るにしても歌の代わりに来てるんだよっていう風にならないと、「なんでここにギターソロがあるの?」ってなる。しかも別にメロディーが残らないしっていうギターソロは弾きたくないですね。
菊地によるプロジェクト・brainchild'sは、ニューシングル『Brave new world』を6月22日にリリースした。
brainchid's「Brave new world」Lyric Video
8月には6枚目のアルバム『coordinate SIX』をリリースすることが決定。10月にはこのアルバムをひっさげた全国ツアー「brainchild’s tour 2022 “sail to the coordinate SIX”」を開催する。
brainchild'sの最新情報は、公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。
菊地は7月1日(金)の同番組でも、引き続きゲストに登場する。
また、番組の公式サイトに過去ゲストのトーク内容をアーカイブ。オンエアで扱った音楽の情報も掲載している。
・過去ゲストのアーカイブページ
https://www.j-wave.co.jp/original/otoajito/archives.html
『SAPPORO BEER OTOAJITO』では、毎週さまざまなゲストを迎えてお酒を飲みながら音楽トークを繰り広げる。放送は毎週金曜23時から。
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2022年7月1日28時59分まで
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番組情報
- SAPPORO BEER OTOAJITO
-
毎週金曜23:00-23:30
-
クリス・ペプラー