音楽、映画、エンタメ「ここだけの話」
角野隼斗がNight Tempoと“音ゲー”トークで大盛り上がり!「この話ができる人、初めてでうれしい(笑)」

角野隼斗がNight Tempoと“音ゲー”トークで大盛り上がり!「この話ができる人、初めてでうれしい(笑)」

Night Tempoが、角野隼斗と対談。音楽活動のはじまりを振り返り、印象的だった海外公演のエピソードを語った。

Night Tempoが登場したのは、5月3日(日・祝)放送のJ-WAVE『ACROSS THE SKY』(ナビゲーター:小川紗良)の「TOKYO TATEMONO MUSIC OF THE SPHERES」。ピアニスト・角野隼斗が、音楽を通じたさまざまな“出会い”をもとに、楽曲とトークをお届けするコーナーだ。

Instagramで相互フォローになった経緯

Night Tempoは1986年生まれ、韓国出身。ジャパニーズ・シティ・ポップ、昭和歌謡、和モノ・ディスコ・チューンを再構築し、「フューチャー・ファンク」という新たなジャンルを広めたプロデューサー兼DJ。昨今のシティ・ポップブームの火付け役のひとりと言っても過言ではない存在だ。

角野:Night Tempoさんは竹内まりやさんの「プラスティック・ラブ」のリエディットをきっかけに世界的なシティ・ポップ再評価の流れのなかで注目を集めました。

Mariya Takeuchi - Plastic Love (Night Tempo 100% Pure Remastered)

角野:『昭和グルーヴ』シリーズやオリジナルアルバムでも独自のスタイルを打ち出してきました。僕もシティ・ポップが再燃していった2021年ぐらい、Night TempoさんをYouTubeで初めてお見かけしました。そのあと、Instagramで相互フォローになりましたね。

Night Tempo:期待せずにフォローしたら返してくださったので「なぜだろう?」と思いました(笑)。共通点がないなと思っていたので。

角野:単純に好きだったんです(笑)。逆に、どうやって僕を見つけてくださったんですか?

Night Tempo:もともとピアノが好きで、いろいろ聴いていた流れですね。韓国でもニューエイジ系とかありますよね。いろんなジャンルに挑戦している方がいるなかで、角野さんもすごく幅広く活動されているのが面白いなと思いました。バンドにも参加されていたりして。「一緒に新しいものができたらいいな」と思って、フォローしました。

角野:うれしいです!

Night Tempo:ピアノのハウス音楽って、日本では90年代末くらいにけっこうあったんですけど、そういうものにも興味があって。ピアノを使ったアウトプットを作りたいなと思っていたときに、インスピレーションを探していたんです。でも、ピアニストの方ってクラシックならクラシック、ジャズならジャズと、活動がある程度、限定されていることが多いじゃないですか。セッションミュージシャンの方もセッション中心だったり。そのなかで、角野さんのように幅広く活動されているのがすごくかっこいいなと思いました。

角野:ありがとうございます。ちなみに、90年代のピアノハウスだと、どんなものが好きだったんですか?

Night Tempo:DAISHI DANCEさんですね。ジブリ作品やK-POPにも関わっていて、BIGBANGの初期の曲も手がけています。自分の世代的にもすごく馴染みがあって、影響を受けています。

BIGBANG - HARU HARU(하루하루) M/V

音楽ゲームの楽曲制作に興味津々な角野

Night Tempoは、シティ・ポップのアレンジを始めたきっかけについて、もともと昭和歌謡への強い愛着があったと語る。日本のアイドル歌謡を小学生のころから聴き始め、そのまま関心は途切れることなく、80〜90年代の音楽を聴き続けてきたという。

Night Tempo:音楽活動自体はやりたかったんですけど、韓国では親の反対もあって難しくて。

角野:韓国の教育って厳しいイメージがありますよね。

Night Tempo:そうなんです。それで30代になってから仕事を辞めて、ネットで勉強しながらリミックスを始めました。それが今の活動につながっています。

角野:じゃあ、仕事をしながらも音楽をやりたいと思っていたんですね。

Night Tempo:はい。なので、デビューはかなり遅いです。

角野:日本に来たのはいつですか?

Night Tempo:引っ越してきたのは2年前ですね。本格的に日本で活動を始めたのは2019年からです。

角野:そうなんですね。最近の作品だとアバンギャルディとのコラボ楽曲『Work It』がすごく好きです。ひたすらリピートして聴いていました。

Work It / Avantgardey × Night Tempo 【アバンギャルディ】

Night Tempo:こういうジャンルもお好きなんですね。

角野:中高生のころに音ゲー、いわゆるリズムゲームにハマっていて、そこから電子音楽が好きになった時期があるんです。

Night Tempo:僕も音ゲー好きで、いろいろやっていましたよ。『DJMAX』とか。

角野:『DJMAX』の話ができる人、初めてでめちゃくちゃうれしいです(笑)。日本だとそこまで有名じゃないけど、曲がいいんですよね。

Night Tempo:PSPが盛り上がっていた時代の象徴みたいなゲームでしたよね。僕もすごくやっていました。好きなゲームだったので、ミュージシャンになってから「関われたらいいな」と思っていたら、ちょうど声がかかって。2024年と2025年に、『DJMAX』に曲を提供しています。

角野:え~! どこでプレイできるんですか?

Night Tempo:今はSteamで買えますし、PS5版もあります。エッセンシャルパックに収録されています。逆に、音ゲー用の曲って作らないんですか?

角野:機会があればぜひやってみたいです。

Night Tempo:鍵盤主体の曲も合いそうですよね。

印象的だったシアトル公演を振り返る

番組では、Night Tempoの楽曲『Night Fly (feat. Nanaka Tomita from ≠ME)』をオンエア。Night Tempoは同曲について、近年の世界的な音楽トレンドを踏まえながら制作したと語る。今はラテン特有のリズム感が広く支持を集めていると感じており、言語の面でもスペイン語による表現が存在感を増しているという。

Night Tempo – Night Fly (feat. Nanaka Tomita from ≠ME) 【Official Visualizer】

Night Tempo:バッド・バニーがスーパーボウルの舞台でやったときも、自分の国の言葉でパフォーマンスを行ったり、そういった流れがあるなと思っていて。もともと、僕自身もラテン音楽が好きだったので、今回こういう曲を作ってみました。

角野:Night Tempoさんのリスナーは、中南米とかアメリカやアジア、本当に世界中にいらっしゃると思うんですけど、どういうふうに受け取られていますか? シティ・ポップとか、いろんな音楽をやられていると思うので。

Night Tempo:シティ・ポップもそうなんですけど、ハウス系のアジアっぽい、日本っぽい音楽が好きな人っていろんなところにいるんですね。実は、日本のリスナーは2番目ではあるんですけど、全体で見ると15パーセントくらいですね。だいたいアメリカ、南米が多いです。2026年には初めてブラジルにも行くことになりました。緊張してます(笑)。

角野:めちゃくちゃ遠そうですね。

Night Tempo:30時間くらいかかりますね(笑)。緊張しながらも、楽しみです。

角野:ブラジルの他には、どんなところでライブをされてきたんですか?

Night Tempo:アメリカはツアーやイベントでよく行きますし、あとは香港や台湾にもよく行っています。香港は特に好きで、ベストフレンドが住んでいるので行く機会が多いですね。ここ最近はアメリカばかりです。

角野:アメリカで印象に残っているライブや都市はありますか?

Night Tempo:自分的にはシアトルがすごくよかったです。盛り上がりもすごくて面白かったですね。スターバックスのイメージが強かったんですけど、文化も個性的で、音楽を楽しむ雰囲気が他の都市よりも強いと感じました。ニューヨークやLAは人口も多いですし、もちろん音楽好きも多いんですけど、シアトルは規模はそこまで大きくないぶん、文化の熱量が高いというか。反応もすごくよくて楽しかったです。次のツアーでもまた行きたいと思っていて、力を入れたい場所ですね。

角野:僕も2027年の3月くらいに初めてシアトルに行く予定で、まだ行ったことがないので楽しみです。

20260615_sumino_main.jpg
Night Tempoの最新情報はフジパシフィックミュージックの公式サイトまで。

『ACROSS THE SKY』のコーナー「TOKYO TATEMONO MUSIC OF THE SPHERES」では、角野隼斗が音楽を通したさまざまな“出会い”をもとに選曲と語りをお届けする。オンエアは11時30分ごろから。

この記事の続きを読むには、
以下から登録/ログインをしてください。

  • 新規登録簡単30
  • J-meアカウントでログイン
  • メールアドレスでログイン
番組情報
ACROSS THE SKY
毎週日曜
9:00-12:00