青木 柚が「テンションを上げたいとき」に聴く楽曲とは

俳優の青木 柚が、出演する映画について語り、リスナーにシェアしたい洋楽ナンバーを選んだ。

青木が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『～JK RADIO～TOKYO UNITED』（ナビゲーター：ジョン・カビラ）のワンコーナー「PLAY IT LOUD!」。ここでは7月21日（金）のオンエアをテキストで紹介する。

繰り返す“時の監獄”から抜け出せるか

青木は7月21日公開の映画『神回』に出演。主演の沖芝 樹を演じる。 青木：僕が演じる樹という高校2年生の学生が、夏休みに同じ文化祭実行委員の加藤恵那（演・坂ノ上茜）という女の子と、あまり人気のない高校の教室で文化祭の打ち合わせをする、というところから始まります。樹だけ5分経ったらまた5分前に戻ってしまうという、5分間を繰り返すタイムループの映画です。タイムループっていうジャンル自体がすごく面白いですし、いままで生きてきて自分が感じてきた時間にも思いを馳せられるので、幅広い世代の方に見ていただいても、それぞれにいろんな深みがある映画になっていると思います。ぜひご覧ください。

17歳の夏休み。文化祭の実行委員となった樹と恵那は、教室で待ち合わせていた。13時になり打合せを始めることに。しかし、しばらくすると、13時に戻ってしまうことに樹だけが気付く。タイムループに陥った樹はなんとかその状況から抜け出そうともがくが、なかなか脱出することができない。数えきれないほど同じ時間を繰り返していくうちに樹の精神は混乱を極め、物語はあらぬ方向へ加速していく。果たして樹は無事に“時の監獄”から抜け出すことができるのだろうか。

独特なドラムサウンドが「刺さった」1曲

青木がリスナーとシェアしたい曲は、HAIM『The Steps』。ロサンゼルス出身の三姉妹バンドが2020年にリリースしたアルバム『Women In Music Pt. III』に収録されている。 青木：とある先輩から教えていただいたんですけど、HAIMを聴いたときにドラムの音がすごく刺さって、その衝撃が自分のなかで大きくて。もちろん詞も好きなんですけど、それ以上にグルーヴを重視して聴くようになったきっかけがHAIMでした。撮影が多いので、朝イチの移動中とか、けっこうテンションを上げていきたいときとか、どこか懐かしい感じのあるサウンドも落ち着くんだけど心が軽やかになるみたいなイメージなので、落ち着きつつ楽しみたいときによく聴きます。

HAIMは2023年9月に、デビューアルバムリリース10周年を記念したデラックスエディション『DAYS ARE GONE (10TH ANNIVERSARY DELUXE EDITION LP)』をCD・アナログ盤でリリースする。この機会にぜひ手に取ってみては。

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『～JK RADIO～ TOKYO UNITED』のワンコーナー「PLAY IT LOUD！」では、さまざまな分野で活躍するゲストが「今、一番好きな曲」「繰り返し聴いている曲」を紹介する。放送は毎週金曜の7時45分頃から。