森 七菜「これを流せば、人間って共通認識で急ぐ」 支度をするときに聴く音楽は？

俳優の森 七菜が、出演する映画について語り、リスナーにシェアしたい洋楽ナンバーを選んだ。

森が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『～JK RADIO～TOKYO UNITED』（ナビゲーター：ジョン・カビラ）のワンコーナー「PLAY IT LOUD!」。ここでは6月16日（金）のオンエアをテキストで紹介する。

不眠症の高校生男女の青春ストーリー

森は6月23日公開の映画『君は放課後インソムニア』に出演する。 森：この映画は原作の漫画があって、私はそれの大ファンだったんです。石川県七尾市に住む、不眠症とかいろんなことで悩んでいる高校生の男女が出会って、周りの環境を変えて成長していくっていう物語です。私は曲 伊咲（まがり・いさき）という女の子を演じていまして、同年代の子たちとワッキャワッキャしながら撮影したりして、リアルな時間が映っていると思います。何か悩んでいることとか眠れない夜とかありましたら、私たちがそこにお付き合いする気持ちでこの映画を作りましたので、ぜひ観てほしいなと思っています。

原作はオジロマコトの同名作品で、2023年4月よりテレビアニメも放送中。奥平大兼演じる高校1年生の中見丸太（なかみ・がんた）は不眠症に悩み、1人憂鬱で孤独な日々を送っている。そんなある日、学校で使われていない天文台のなかで、偶然にも同じ悩みを持つクラスメイトの曲 伊咲と出会い、その秘密を共有することになる。2人は天文台を正式に使えるようにするために、休部となっている天文部の復活を決意する。満天の星が優しく包み込むような青春の時間を描き出す映画だ。

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急いで行動したいときに流す1曲

森がリスナーとシェアしたい曲は、ヘルマン・ネッケ『クシコスの郵便馬車』。もともと日本以外ではあまり知られていなかったが、1990年代に日本のテレビゲームのBGMに数多く起用されたことで世界的にも認知されるようになった。

森：この曲はみなさんお馴染みの運動会の曲です。私はちょっと行動が遅いので、朝とかにこれを流したり、仕事現場でもメイクさんとかと「急がなきゃ」っていうときはこれを流したりしていろんな支度をするのが、いま自分のなかでけっこう流行っています。これを流せば人間って共通認識で急ぐ、誰かと競っている気持ちになるっていう、潜在能力的なものが引き出される感じが面白くて、最近は気に入ってよく聞いています。

『～JK RADIO～ TOKYO UNITED』のワンコーナー「PLAY IT LOUD！」では、さまざまな分野で活躍するゲストが「今、一番好きな曲」「繰り返し聴いている曲」を紹介する。放送は毎週金曜の7時45分頃から。