桜庭ななみ、家でキャンドルを焚きながら聴く名曲は？

俳優の桜庭ななみが、主演を務める映画について語り、リスナーにシェアしたい洋楽ナンバーを選んだ。

桜庭が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『～JK RADIO～TOKYO UNITED』（ナビゲーター：ジョン・カビラ）のワンコーナー「PLAY IT LOUD!」。ここでは3月10日（金）のオンエアをテキストで紹介する。

さまざまな人間模様から、「生きる」を学べる作品

桜庭は3月10日公開の映画『有り、触れた、未来』に出演。主人公・佐々木愛実を演じる。 桜庭：この作品は、たくさんの登場人物が出てくるんです。それぞれの登場人物が、大切な人を失ったりいろんな葛藤をしていたり、何かに向き合っていたりしています。私が演じる佐々木愛実は、10年前に大好きだった彼を交通事故で亡くしてしまっています。この映画のなかには5つの物語があるんですよ。ほかの登場人物と全然絡まないシーンもあるんですけど、誰かがどこかですれ違ったりしているので、生きるってことは重なり合いだと思います。すれ違う人が困っていたら助けるシーンもあるんですけど、1つの小さな優しさだけで「ちょっと頑張ってみよう」と思えるようなシーンもたくさんあって、「生きるってこういうことなんだ」って感じられるような映画になっています。ぜひご覧ください。

彼氏を事故で失った、元バンドマンの女性（桜庭ななみ）。30歳を過ぎても、ボクシングを続けるプロボクサー（松浦慎一郎）とその妻（金澤美穂）。1分1秒でも長く生き、娘の結婚式へ出席したい、末期癌と闘う女性（仙道敦子）。将来に不安を感じながら「魂の物語」を演じる若い舞台俳優たち。そして、自然災害で家族を亡くし、自殺願望を抱く中学生の少女（碧山さえ）。妻と息子を亡くし少女の父親（北村有起哉）も生きる希望をなくしていたが、傷ついた娘のために、再び生きることに立ち向かいだす。そんな二人を懸命に支える年老いた祖母（手塚理美）、優しい親友（鶴丸愛莉）と担任教師（宮澤 佑）。たくさんの人々の想いを受けて、少女の心は、少しずつ変化し始める――。

全編宮城県で撮影された、命と向き合った物語を、ぜひ劇場で見届けては。

キャンドルの光とともに…

桜庭がリスナーとシェアしたい曲は、Céline Dion『My Heart Will Go On』。 桜庭：この曲はもちろんみなさんもご存じの通り、映画『タイタニック』の主題歌です。映画公開25周年ということで3D版が公開されていました。私はこの映画が大好きです。すごくゴージャスで、でも切なくて、つい最近もまた見てやはり感動しました。そのときにかかるこの曲は本当に素敵で、家でリラックスして聴くことが多いです。最近はキャンドルにハマっているので、キャンドルを焚きながらこの曲を聴いています。

『タイタニック』は1998年「第70回アカデミー賞」で作品賞を含む11部門受賞という快挙を果たし、Céline Dion『My Heart Will Go On』も歌曲賞を受賞した。11部門受賞はアカデミー史上最多タイ記録となっている。

『～JK RADIO～ TOKYO UNITED』のワンコーナー「PLAY IT LOUD!」では、さまざまな分野で活躍するゲストが「今、一番好きな曲」「繰り返し聴いている曲」を紹介する。放送は毎週金曜の10時20分頃から。