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いきものがかり・吉岡聖恵の人生を変えた曲「YUKIさんみたいに歌えたらいいな」

いきものがかり・吉岡聖恵の人生を変えた曲「YUKIさんみたいに歌えたらいいな」

いきものがかりの吉岡聖恵(Vo)、水野良樹(Gt/Pf)が人生を変えた曲をセレクトした。

2人が登場したのは、6月7日(水)にJ-WAVEで放送された『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ、大島真帆)のワンコーナー「I LOHAS MUSIC+1」。いきものがかりの新曲『STAR』は5月3日にリリースされた。

5月15日(月)から6月29日(木)の「MUSIC+1」のコーナーは「I LOHAS MUSIC+1」と題して、「い・ろ・は・す」とのコラボレーションでお送りしている。

フリーライブに8,000人

ナビゲーターでPenthouseのメンバーでもある大島は、緊張した様子でいきものがかりの2人をゲストに迎えた。

大島:今日のゲストはいきものがかりの吉岡聖恵さん、水野良樹さんです。よろしくお願いします!

吉岡・水野:よろしくお願いします。

サッシャ:よく噛まずに言えたよ。緊張しているのに。

大島:いや、本当に震えているんですよ。

サッシャ:高校時代ずっとコピーしていたんだよね。

大島:初めて買った楽譜が『茜色の約束』で。『ブルーバード』も自分の応援団のときのテーマソングに選ばせていただいたりとか。高校時代の思い出がいっぱいあります!

水野:毎度お世話になっております(笑)。

吉岡:ありがたい!

水野:本気で照れてる(笑)。

吉岡:私まで緊張してきた(笑)。

大島:伝染させてしまいました。

サッシャ:ありがたいですね。というわけでお2人体勢になって初の『STEP ONE』ということで、ありがとうございます。そして聖恵さん、ちょっと前の話になりますがお子さんもおめでとうございます。

吉岡:ありがとうございます。おかげさまで。頑張ってます。

サッシャ:先日は海老名で2人体勢初のフリーライブ。特設ページで映像拝見しましたけどすごかったです。いまもアーカイブが観られます。

水野:(来場者が)8,000人?

吉岡:びっくりしたね。本当に久しぶりのライブではあったので、本当に「集まるのかな」ぐらい、ちょっと不安になったんですよ。

サッシャ:待ってくださいよ、8,000人しか入れなかったから8,000人なんです。あれが5万人の会場だったら5万人来ています。

吉岡:いやいや。

大島:間違いない。あの量は海老名の人、全員来ていたと思います。

水野:街の人が全員来ているイメージだね。

サッシャ:それは海老名市を過小評価です。もうちょっと大きい。

水野:(笑)。

吉岡:知り合いが来ていました。ステージを降りたらアットホームすぎて。高校の友だちが手を振ってきて。

水野:楽屋の出待ちに俺の母親といとこがいたからね。

吉岡:お母さん楽屋に来ればいいのにね。

大島:日本中からファンの方が集まっていらっしゃったと思います。

サッシャ:当然ですよ。フリーなんて後にも先にもないですよ。

大島:本当ですよ。「フリーで聴いていいの?」みたいな気持ちになってしまいました。

水野:まあでも路上ライブやっていたからね。その会場も本当にそこでやっていたところで。

サッシャ:そこでやっていたんだ。

吉岡:インディーズのころから、10人とか20人とか来てくださっているときからやっていたので、おなじみの場所ではありました。

サッシャ:それが8,000人、すごいね。

吉岡:ありがたいです。

興奮して震えた曲

コラボ期間中「I LOHAS MUSIC +1」では、毎日1組のゲストを迎えて、「未来を変える1曲」を選曲理由やエピソードとともに伺うことに。ゲストがセレクトした楽曲は、『未来を変える1曲 ― J-WAVE STEP ONE× 「い・ろ・は・す」』として、オーディオストリーミングサービスSpotifyでプレイリスト化。オンエア後もSpotify上で各ゲストの選曲を楽しむことができる。



大島:お2人の未来を変えた1曲。そしてリスナーの未来を変えるかもしれない1曲をセレクトしていただきました。まず吉岡さんからお願いします。

吉岡:YUKIさんで『JOY』です。



サッシャ:なぜですか?

吉岡:私たちがデビューしたのが2006年なんですけど、2005年にこの曲と出会って。高校のときとか、それこそYUKIさんの歌をカバーさせていただいて「YUKIさんみたいに歌えたらいいな」と思って。結局そういう風には全然歌えないんですけど、自分がデビューしていくというときにYUKIさんの武道館のライブをメンバーで観に行ったりして。レーベルの先輩だったりするので「こんな風に武道館とかで、できるときが来るんだろうか」とか思いながら。本当に興奮して震えて、でも気合いが入りながらこの曲を武道館で聴いて「頑張ろう」って思いました。

サッシャ:そして、初めて武道館に立ったときは?

吉岡:意外と落ち着いていたんですけど、スタッフさんがめっちゃ緊張していたんです。

水野:周りがね。

吉岡:それで緊張しちゃって(笑)。

水野:初武道館って周りのほうが泣くんです。

サッシャ:そういうものなの?

水野:支えてきてくれた人たちがリハーサルとかでウルウルしていて、それに緊張したよね。

吉岡:武道館はやっぱり、すごい緊張感があるんですよね。

水野:本当に素敵な会場だよ。

吉岡:何年か前に「いいライブができたかも」って、やっと思えました。

サッシャ:YUKIさんがいなかったら違うシンガーになっていたかもしれないとか、それぐらい影響ありますか?

吉岡:高校のころはJUDY AND MARYさんのコピーバンドをずっとやっていて。こんな風に華があってみんなに愛されて、という風になりたいなと思ったから。なれなかったんですけど。

大島:いやいやいや! もうまさにじゃないですか。

吉岡:でもなれないからこそ「私はこうだな」というのがわかって。そういう人がいてすごく幸せだなと思います。

いきものがかりは7月16日(日)、都市型カルチャーフェス「J-WAVE presents INSPIRE TOKYO 2023 -Best Music & Market-」に出演する。同日にはYUKIの出演も決まっている。

・「INSPIRE TOKYO 2023」公式サイト
https://www.j-wave.co.jp/special/inspire2023/

電撃が走った曲

続いて水野がセレクトしたのはBONNIE PINKの『Heaven's Kitchen』だった。



サッシャ:BONNIE PINKさんのデビューは衝撃的だったな。

水野:僕は中学校2年生ぐらいだったんですけど、当時地元のテレビ局でミュージックビデオを流す番組があって。

サッシャ:ありますね。

水野:そこでピンクの頭のBONNIEさんが出てきて「なんだこれは」みたいな、すごい衝撃を受けて「こういう曲を作ってみたいな」みたいなことをすごく。ここからわりと人生が変わったぐらいなんです。それこそJ-WAVEで「TOKYO M.A.P.S」というイベントに出させていただいたときにBONNIEさんと一緒に『Heaven's Kitchen』をやらせていただいて。

サッシャ:キュレーターをやったときですよね。

水野:20年越しの夢が叶いました。

大島:すごい!

水野:いまでも曲作りに迷うと、当時の気持ちを考えたくなるのでこの曲を聴いたりします。

大島:初心に帰れるみたいな。

サッシャ:トーレ・ヨハンソンさんのスウェディッシュサウンドとの組み合わせが当時斬新でした。

水野:中学生ながらにすごく新しく感じました。「普段聴いているものと違うな」みたいな感覚があって。

サッシャ:好きな音楽の種類がこれで変わったとかあるんですか?

水野:そんなに変わっていないんですけど、この曲だけは本当に。よく話に上がってくるじゃないですか「電撃が走った」みたいな。あれはまさにこの曲しかなかったので。

サッシャ:へー!

水野:すごく。ずっと言っているよね。

吉岡:ずっと言ってる。しかもBONNIEさんと一緒に演奏した音源をパソコンの画面のところに置いていて。

水野:作業場のパソコンの一番目立つところに、リハスタで初めてBONNIEさんと演奏した日のリハ音源を必ず、いつでもクリックできるように。

サッシャ:クリックはたまにするんですか?

水野:します。

サッシャ:やっぱりするんだ!

水野:大音量で流します。

【関連記事】BONNIE PINKにとっての「いい音楽」とは? いきものがかり・水野も感心

いきものがかりの最新情報は、公式サイトまで。

J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「I LOHAS MUSIC+1」では、ゲストを迎えて自身の未来を変えた、そしてリスナーの未来を変える1曲について話を訊く。放送は12時30分ごろから。

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月・火・水・木曜
9:00-13:00