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ジャルジャルが明かす「バスタイムのこだわり」福徳が迷うことは

ジャルジャルが明かす「バスタイムのこだわり」福徳が迷うことは

ジャルジャルの後藤淳平と福徳秀介が、主演を務める映画『サンチョー』の制作エピソードや、バスタイムのこだわりについて語った。

ジャルジャルが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『START LINE』(ナビゲーター:長谷川ミラ)のワンコーナー「CITROËN AWESOME COLORS」。ここでは、12月3日(金)のオンエアをテキストで紹介する。

ネタは8000本! アイデアはどう出す?

ジャルジャルはバラエティ番組『キングオブコント2020』(TBS)で優勝を果たした経歴を持ち、公式YouTubeチャンネル「ジャルジャルタワー JARUJARU TOWER」では毎日ネタ動画を配信し続け、登録者数は125万人を超え、総再生回数は7億回超える。

1億回記念!本気ネタ!『ハズレの先生が担任になった奴』【JARUJARUTOWER】

長谷川:圧倒的な人気を誇っています。そもそも毎日YouTubeにネタ動画を配信しようと思ったのはなぜですか?
後藤:(吉本興業の)社員さんから「そんだけネタがあるんやったら毎日YouTubeにアップするのはどうですか?」と提案していただいたんですよ。それに全乗っかりですね。
長谷川:YouTubeを始められた芸人さんはけっこういらっしゃると思うんですけど、毎日投稿されている方はなかなか珍しいのではないでしょうか。

提案を聞いた当時、毎日ネタを投稿できるかどうか不安だったと後藤は語る。

後藤:やってみると、できましたね。
長谷川:ネタは、まとめて撮影されているんですか?
後藤:まとめ撮りです。
福徳:もともと僕と後藤は台本がなくてもコントができるタイプなんですよ。
長谷川:ナチュラルにネタができるんですね。
後藤:毎日やってるんで、作り込んだコントよりはアイデアって感じですね。
長谷川:ネタの数は8000本もあるということで。アイデアはどこから出てくるんですか?
福徳:まあ、そこにアイデアが落ちているんですよねえ。
後藤:詩人みたい。
福徳:ミュージシャンが「いつ曲を作っているんですか?」って訊かれると「いやあ、どうですかね」みたいな感じで答えるじゃないですか。学生の頃は「いや、言えよ! 頼むから教えてくれよ」って思ってたけど、いざ自分がこうして訊かれる立場になったとき、答えられへんよな。
後藤:そうですね。僕ら2人で集まってネタを頑張って考えてるって感じです。
長谷川:「お風呂のなかでアイデアが浮かんで」みたいなことを想像していました(笑)。
福徳:たまに散歩中に浮かぶみたいなタイプの方もいますけど、そうなってくると散歩のときしかアイデアが浮かばなくなるじゃないですか。そうなるとだいぶ要領が悪くなるんですよね。
長谷川:考える時間を制限しちゃうとなかなかネタって出てこないもんですか?
後藤:はい。ネタを作るために集まります。

コントと映画を融合させた『サンチョー』の制作エピソード

ジャルジャルは11月19日(金)から公開中の映画『サンチョー』に出演。登場人物すべてをジャルジャルの2人が演じており、コントのエンターテインメント性と映画の物語性を合わせたコントシネマとなっている。

コントシネマ『サンチョー』予告 2021年11月19日(金)全国公開

<あらすじ>
高校一年生の安田(福徳)は、ある日登山部の顧問(後藤)に呼び出される。三年の先輩たちが引退してたった一人の部活動となってしまった登山部を廃部にするため、退部届を出してくれという相談だった。顧問との山登りが学校生活で唯一の楽しみだった安田は失意の底に。その様子を、入学してから一人も友達ができずにいた生徒(後藤)が見ていた――。
公式サイトより)

長谷川:「ジャルジャルタワー JARUJARU TOWER」の延長で決定した映画なんですよね。群像劇スタイルの長編ストーリーになっておりますけども、どういった経緯で映画を作ることになったんですか?
後藤:僕らは定期的に単独ライブをやっているのですが、それと並行して映像コントも作っていたんですね。今回はその映像コントの第2弾なんですけど、当初は映画を撮るつもりで作ったものではなくて。「長編の映像コントを作ってみよう」と撮っていたら、映画館での上映が決定したんですよ。その時点で映画モードに切り替えた感じです。
長谷川:撮影の途中でモードが切り替わったんですか?
後藤:そうです。
長谷川:撮影期間はどれぐらいだったんですか?
福徳:2週間の予定が2カ月です。甘くみていました。
長谷川:2人で11役を演じられていますもんね。
後藤:でも単独ライブも基本2人でやるじゃないですか。10本以上のネタもそこでバーッとやるんで、慣れてはいるんですよ。それを映像でやったって感じです。
長谷川:なるほど。コントシネマという新しいジャンルの挑戦でしたけども、いかがでしたか?
後藤:最初、ほんまに不安やったんですよ。「これ、みんなが巨大スクリーンで観てどうなんやろう?」みたいな。「こんなものを観せやがって!」って言う人がいたらどうしようって思ったんですけど、意外や意外、好評な感じです。

オール新ネタの単独ライブを開催!

ジャルジャルは12月5日(日)から東阪単独ライブツアー「JARUJARU TOWER 2021 ―愛るしい、きみ―」を開催。

長谷川:「愛るしい」と書いて「めるしい」。どんなライブツアーになりそうですか?
後藤:新ネタのコントライブです。僕たちは年2回単独ライブをやっているんですけども、今年2回目の単独ライブです。オール新ネタです。
長谷川:ちなみにどんなキャラクターが出てくるんですか?
福徳:いろんなキャラクターが出てくるんですけど、お客さんからどれが一番愛されるのかはやってみないとわかんないですね。
後藤:全12公演あって、いつものことなんですけど、だんだんとキャラクターが変わっていくんですよ。
長谷川:そうなんですか!
福徳:キャラクターが濃くなったり薄くなったり、見た目も変わったりします(笑)。
長谷川:お客さんからしたら楽しいですね。
福徳:たまに毎回ライブに来てくれるお客さんがいるんですけど、そういう方は違った楽しみ方をしている気がします。

東京から大阪へめぐり、再び東京に戻る全12公演。初日と大千秋楽はオンライン配信もある。詳しくはジャルジャルのオフィシャルTwitterをチャック。

バスタイムのこだわりは?

この日の番組のメッセージテーマは「あなたのバスタイム」。これにちなんで、後藤と福徳にバスタイムについて訊いた。

福徳:絶対に決めているこだわりがひとつだけあります。
後藤:そうなんや。
福徳:毎回してるのは、絶対全裸になるっていう。
後藤:みんなそうやねん。
福徳:そうなん? テレビやとベージュの肌着とか着てるやん。
後藤:テレビやからや。映らんようにしてるねん。
長谷川:楽しいですね。こういうネタをいきなりぶっこんでくるのって(笑)。
福徳:後藤、たしか風呂の時間短いよな?
後藤:最近は、ゆっくり入るようにしてる。僕は熱いお風呂が好きですね。
福徳:俺も俺も。5分ぐらい入ったら出たくなるぐらいのやつがちょうどええわ。ぬるいの嫌いやわ。入浴剤は?
後藤:白く濁るやつを入れる!
長谷川:リッチな気分になりますよね。
福徳:入浴剤って浴槽から出たあとは流すんですか?
後藤:入浴剤がついた肌ってこと? 俺は別に流さへん。
福徳:俺、いっつも迷うねんけど。
後藤:流すともったいないかなって思ってしまう。

2人は「くつろぎ時間に聴きたい楽曲」として、チューリップ『ぼくがつくった愛のうた』を選曲した。

長谷川:選曲理由はなんですか?
後藤:出囃子という、舞台に出る登場曲に使わせていただいているんですよ。しかも、チューリップさん公認です。
長谷川:すごい!

『START LINE』のワンコーナー「CITROËN AWESOME COLORS」では、自分らしく輝くあの人のストーリーをお届け。放送は毎週金曜日の18時10分から。

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