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SixTONESの“結束力”はどこから生まれるのか? 田中 樹に聞くグループの個性と愛

SixTONESの“結束力”はどこから生まれるのか? 田中 樹に聞くグループの個性と愛

今年、結成10周年、CDデビュー5周年を迎えるSixTONESの田中 樹が生出演。これまでの自身とグループの歴史を振り返りながら、SixTONESの強固な結束力の秘密や、ライブの際に強く意識していることなどを語った。

田中が登場したのは、3月28日(金)放送のJ-WAVE『START LINE』(ナビゲーター:長谷川ミラ)のコーナー「AWESOME COLORS」だ。

結束力の理由は「この6人で賭けてみよう」

2015年5月1日に結成し、2020年1月22日『Imitation Rain』でデビューを果たした6人組グループ・SixTONES。結成とデビューの時期のズレに関して尋ねる長谷川に、田中は「ふたつお祝いごとがあるのが、なんかいいなと思います」と返す。

長谷川:グループの結束力について伺いたいのですが、まずリーダーをジャンケンで決めるって、本当ですか?

田中:はい。もともとはリーダーを決めない主義でやっていたのですが、年始1発目にジャンケンをして、そのとき勝ったヤツは運がいいからその1年はいい年になるんじゃないか、ということで(笑)。だから、「リーダー」っていう名前は付きますが、実質リーダーとしての業務はないんですよ。

長谷川:今年はどなたなんですか?

田中:森本慎太郎がリーダーをやっています。

長谷川:ちなみにリーダーをされたことは?

田中:僕はないですね。

長谷川:リーダーを設けない理由は何かあるんですか?

田中:すべてに関してオールマイティな人って、あんまりいないと思うんですよ。たとえばMCだったら誰、歌だったら誰、ダンスだったら誰って、それぞれの得意分野があると思うので、それぞれが力を発揮できればいいかなと僕は思っていますし、リーダーという肩書きのもとで誰かが力を持ってしまうのは、僕たちのグループカラーに合わない気もしているので。

長谷川:SixTONESのグループカラーとはどういうものでしょう?

田中:僕たちより歌がうまいグループはいっぱいいるし、ダンスがうまい人もいっぱいいると思うんです。ただ、根拠のない自信があります。僕たちは、いろいろなグループがいるなかで「いや、俺らがいちばんかっこいいでしょ!」って、根拠なき自信を持って集まっている6人の成人男性です(笑)。

長谷川が、そんなSixTONESの魅力はとくにライブにあると言うと、田中は「いちばん大事でいちばん楽しいこと」と答え、歌って踊るという時間をファンと共有するのがアイドルの本業だと、力強く語る。

田中:すごいお金をかけるとか、優秀な機械なんかを使ったからといってできるものじゃなくて、「人間が人間に届ける」ということをすごく意識しています。

長谷川:常に6人の相性がいいイメージがあって、それはシンプルに相性がいいのか、足並みを揃えようと何かをされているのか……。

田中:それはまったくないですし、なんなら趣味も音楽の好みも違います。共通の趣味があるメンバーなんてほぼいないんですよ。グループじゃなくて同級生だったら絶対仲よくない6人ですね(笑)。でも、いちばん居心地がよくて、めちゃくちゃ仲いいんですよ。

長谷川:それがパフォーマンスになると、より一層結束するのは、これまでの時間があったから?

田中:それもあると思うんですが、あるタイミングで全員が1回腹をくくった気がするんですよ。足並みを揃えようとは思わなかったし、揃えたこともないし、これから先揃えることもないけど、そのとき一瞬足並みが揃って「この6人でもうやり切るしかない」って思えた瞬間があった気がします。

長谷川:それはいつごろの話ですか?

田中:それこそSixTONES結成のころですね。ほぼほぼ全員が1回やめようと思ったことがあって、最後に「1回、この6人で賭けてみようか」ってなった6人なんです。もう親よりも長く一緒にいるので、仲が悪いとしんどいですよ(笑)。

長谷川:この10年のなかで変化したもの、変わらないものってありますか?

田中:CDデビューさせていただいたり、いろいろ大きなお仕事をいただいたりするたびに環境が変わったり、新しくやるべきことが生まれたり、いろいろな変化はありますけど、逆に言うと、自分たちを取り巻くものごと以外は何にも変わってないですね。そこがたぶん「このグループでいたい」と思えるひとつの理由なのかと思います。

長谷川:何よりすごく楽しそうなグループですよね。

田中:楽しいっすねえ!

田中 樹はいかにしてラップと向き合うようになったのか

そして、田中個人のパフォーマンスの話題に。長谷川は田中のラップに注目していると話す。田中はヒップホップというジャンルには小学校高学年で出会い、ラップを始めたのは事務所に入った中学1年だったという。

長谷川:聴いてきた音楽がヒップホップだったから「やろう」っていう流れだったんですか?

田中:本当にストレートに言いますけど、「やらされて」ました。僕たちがデビューする前は、先輩の楽曲以外に歌う方法がほとんどなくて、そのときにラップパートを振られることがすごく多かったんです。でも、アイドルの世界に入ったんだから「真ん中でキラキラの衣装を着てバラード歌いてえ」って思っていたんですけど、蓋を開けたらゼブラ柄の衣装でキャップ横かぶりしてラップをやらされてるという……「これ、なんなんだ⁉」って、正直あんまり納得はしてなかったんです。でも、高校2年生ぐらいのときに「こんだけずっとやらされるなら、自分の武器にもなるし、今後生き残っていくために重要だな」と思って、勉強していろいろな曲を聴いて、文化への理解を深めていこうとしたら、いつしかハマっていたんです。

長谷川:SixTONESのパフォーマンスの強みのひとつがラップで、樹さんのパートだと思ったのですが、そうした歴史や文化の理解があったんですね。

田中:僕はもともとヒップホップという文化のど真ん中にいた人じゃなくて、外側から好き好んで自分の身の周りに置いた人間なので、やるからにはきちんと理解したいと思ったんです。

長谷川:そういうスタンスはヒップホップに限らずお持ちなんですか?

田中:すべての音楽、すべてのカルチャーへのリスペクトはすごくあります。いろいろなジャンルの音楽を歌わせていただくときに、カルチャーや歴史は勉強してから臨みます。

そして、3月19日(水)リリースのSixTONESの14thシングル『バリア』をオンエアした。

SixTONES – バリア [YouTube ver.]

すべてのお客さんに満足してもらえるライブのために

『バリア』は、メンバーのジェシーが主演する映画『お嬢と番犬くん』の主題歌。通常版CDには、ほかに『ABRACADABRA』『Snooze』『崩壊前夜』などの新曲に、前作シングル『GONG』『ここに帰ってきて』のリミックスバージョンも収録している。

田中:今回はジェシーの映画の主題歌ですので、そのテーマに沿うということもありながら、「1回、王道のアイドルっぽいところに戻ることって大事なんじゃないか」という話をして、この楽曲にたどり着きました。ミクスチャー感がありつつ、SixTONESのよさも残しつつというところがすごく心地いいシングルだと思います。

また、2025年5月1日(木)の結成10周年を記念した、ファンクラブ限定生配信も決定している。ファンのみなさんと楽しい時間を共有したいという思いから生まれた企画で、非常に力を入れて取り組んでいると田中は語る。この生配信以外にも、「楽しいことを考えていますので、怒濤のようにお届けできれば」と付け加えた。そして、1月より行われてきた5大ドームツアーが佳境を迎えている。

長谷川:すでに東京、福岡、大阪、北海道の公演は終了。残すは4月13日(日)、14日(月)の愛知県・バンテリンドーム名古屋公演のみですが、ここまでの振り返りと、この先の意気込みをお願いします。

田中:やっぱり、どれだけ公演をやらせていただいても毎回不安なんです。盛り上がるのかなとか、本当にお客さんはいてくれるのかとか。

長谷川:本当ですか⁉

田中:全員、いまだにそれが当たり前だと思っちゃいけないと思っていて、その感覚がちゃんと残っているから、ツアーのたびにドキドキするんですよ。でも、そうやって「まだちゃんと、僕たち浮足立たずに向き合えている」と思って臨めるのが心地よくて。もちろん、名古屋でもファンのみなさんといろいろなことを共有できるのは楽しみです。

長谷川:ライブのときに、ファンとのコミュニケーションで意識していることはありますか?

田中:個人的には、距離が遠いお客さんにも近いお客さんにも満足感をどう味わってもらえるかをすごく意識しています。

長谷川:具体的には?

田中:すごく細かいことですけど、ステージ上から手を振るときはいちばん遠い人から振ろう、とか。自分からいちばん遠い人にも楽しんでもらうということを忘れないように毎秒やっています。誰ひとり後悔することなく帰ってもらいたいという思いがあるんです。

SixTONESの最新情報は、オフィシャルサイトまで。

『START LINE』のコーナー「AWESOME COLORS」では、自分らしく輝くゲストをお迎え。放送は毎週金曜の17時30分ごろから。

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