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ビッケブランカ、凝り性がゆえに「買い換えずにいられない」モノは?

ビッケブランカ、凝り性がゆえに「買い換えずにいられない」モノは?

J-WAVEで放送中の番組『VOLVO CROSSING LOUNGE』(ナビゲーター:アン ミカ)。3月5日(金)のオンエアでは、ビッケブランカが登場。音楽用のPCを自作するほど凝り性なビッケブランカが、最近止まらない買い物を明かした。

ビッケブランカは3月17日(水)、ニューシングル『ポニーテイル』をリリースする。

ビッケブランカ / 『ポニーテイル』(official music video)

自己肯定感を高めるため「ちょっと考え方を変える」

ビッケブランカが『VOLVO CROSSING LOUNGE』に出演するのは今回で2回目。アンはビッケブランカを「歌とピアノとトーク、すべてがキラキラしている方」と表現した。

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ビッケブランカは2016年にメジャーデビューした、愛知県生まれのシンガーソングライター。ハイトーンボイスとピアノを基軸に据えたポップなアレンジが特徴だ。2019年には『Ca Va?』が音楽ストリーミング配信アプリ「Spotify」のCMソングに起用された。また、海外でもアニメ『ブラッククローバー』シリーズで担当したオープニングソングがロングヒットを続け、Spotify月間リスナー数は140万人を突破。音楽ストリーミングサービスにて、全楽曲の総再生回数は2億回を超えている。

アン:初回のゲストでお越しいただいたときは、ビッケさんのご両親の育て方に感銘を受けたんですよね。何をしても「お前は天才だ!」と褒めて育てられたということで。大人になってからはどうですか? 。
ビッケブランカ:それがクセになっちゃってるので、けっこう何をやっても自分で自分のことを「よくやるな自分!」なんて思ってます。
アン:「どうせ私なんて」と遠慮とか謙遜のつもりで親が声をかけたことで「自分はできないかもしれない」と思ったり、自分を枠にはめて自分の可能性を広げようとしない人もいるなかで、自分がもっと自由でいることが許されてもいいんじゃないかという話を前回はしましたね。
ビッケブランカ:ちょっと考え方を変えるだけで全然景色も変わるだろうし。現状は自分を肯定しづらい人でも、ちょっと切り替わるだけで簡単にできるようなことだってことに気づいてもらいたいなと思って一生懸命しゃべった覚えがあります。

車内が音楽の学びの場

前回の出演時に「釣りが趣味」と語ったビッケブランカだが、最近はまったく行くことができず、「趣味ですって言えなくなっちゃいましたね」とのこと。しかしもうひとつの趣味であるドライブは毎日のように楽しんでいるという。

ビッケブランカ:車のなかが一番音楽を聴くので。どこに行くにも車です。ずっと車で音楽を聴いたり、ポッドキャストを聴いたり、もちろんラジオも聴いたり、CDも聴いたり、そこが僕の学びの場になってるんじゃないかなと思うぐらいですね。
アン:とことん心地いい環境にして、好きな音楽を聴いて。前回はサザンオールスターズさんを聴くなんてお話をしていましたが、最近はどうですか?
ビッケブランカ:最近も変わらずサザンをずっと聴いてますし、ユーミン(松任谷由実)さんも聴いたり。
アン:私たちの世代! うれしい。
ビッケブランカ:あとSalyuさんとかですね。さっきは車でSalyuさんの『彗星』という曲を聴いていました。

Salyu「彗星」

アン:ジャンルはノリノリ系からしっとり系まで?
ビッケブランカ:最近はゆったりしたものを好む傾向があるなと自分で感じています。
アン:選曲が自分の内面を表していることがありますよね。
ビッケブランカ:最近はライブとかがちょっとずつ延期になって退屈だなと思っているなかで、元気いっぱいの曲を自分の曲でも聴くと、ライブをやりたくてしかたがなくなっちゃって。でもやれないから「もー!」ってなるじゃないですか。
アン:そうですよね(笑)。
ビッケブランカ:それを抑えるために、メロウですごく歌唱力がある方の伸びやかな声をスカッと聴くのが、いまの僕にとってのブームですね。
アン:音楽って不思議ですよね。すごく鼓舞されたり、逆に鼓舞されすぎているなにかを抑えたりと、スポーツ選手でもスポーツをする前にアドレナリンを上げるために聴く曲もあれば、緊張を和らげる曲もあって、それがアーティストの方もまったく同じという。
ビッケブランカ:不思議なもので。
アン:作る曲にも影響がありますか?
ビッケブランカ:めちゃめちゃ影響してます。たぶん、そういう曲を好んで聴いて、自分の心にそれがピッタリきているなという時間を1年間過ごしてきたので、きっと作る曲もそうなってるんじゃないかなという感じはありますね。

パソコンを自作する理由

ビッケブランカは音楽制作に使うパソコンを自作しているそうだ。その理由は「自分の曲を作るパソコンを人が作ってるって、なんかちょっとモヤッとするなあって」と語る。

アン:パソコン自作ってどういうことなんですか?
ビッケブランカ:組み立てるんです。マザーボードにパーツを組み立てて配線をしてみたいな。
アン:パソコンってそんなバラバラで売ってます?
ビッケブランカ:売ってますよ、パーツがそれぞれ。
アン:売ってるんだ? スティーブ・ジョブズとかにしかできないのかと思ってた。私は機械にすごく弱くて。
ビッケブランカ:パーツがあるから自分の好きなように。音楽を作るなら音楽を作るのに特化したように組んでいけばすごく快適に動くし、映像を編集する人はそういうふうに作ればいいし。

作業は「プラモデルに近いような感じ」だという。「(自作の方法を)知ったらできます」とあっさり話すビッケブランカに、「知ろうとなかなか思えない」と感嘆するアンだった。

家具買いが止まらない!?

ビッケブランカのモノに凝る性格が、最近は「自分の首を絞める方向に向いてる」のだとか。家にいる時間が長くなったことで、自宅の環境を「快適にしたい」という思いから音楽機材を刷新したが、さらに快適さを求め「家具買いが止まらない」と明かす。

アン:うわ、私の周りにもいるんですよ。カーテン1個気になりだして、それで1個変えたら(インテリアのテイストが)合わないようになるから、全部変えていかないとあかんようになるって(笑)。いまはリビングの何を変えたんですか?
ビッケブランカ:最近はテレビボードを買いました。家具ってなんだかんだこだわりだすと、職人さんがちゃんと作ってらっしゃるものだから高くなっていくじゃないですか。ヒーヒー言いながらも買い替えずにいられない、新しいものを導入せずにいられない。
アン:やってもうたね(笑)。
ビッケブランカ:ヒーヒー言ってますよ。
アン:これがひと段落したらたぶん次は寝室。
ビッケブランカ:寝室が終わったら今度は「家を建てる」とか言い出しそうだし、もう自分が怖いですよ。
アン:自分で建てそうなのが怖い。スタジオとかさ。
ビッケブランカ:自作のね(笑)。

ビッケブランカの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。

『VOLVO CROSSING LOUNGE』では、さまざまなジャンルのプロフェッショナルをゲストに迎えて、大人の良質なクロストークを繰り広げる。オンエアは毎週金曜23時30分から。

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