J-WAVEで放送中の番組『SEASONS』(ナビゲーター:マリエ)のワンコーナー「MITSUI FUDOSAN COME ACROSS TOKYO」。6月30日(土)のオンエアでは、三軒茶屋にある猫がいる本屋「Cat's Meow Books」を紹介しました。
■「猫を助けたい」その思いでオープン
猫に関する本がずらりと並ぶ店内には、4匹の猫がのんびり。店長の安村正也さんが、保護猫カフェにいた猫のなかから、“店員”として向いていそうな人懐っこい猫を紹介してもらい、里親になったそうです。
マリエ:お店を開こうと思ったきっかけは?
安村:本も猫も好きで、猫の店長の三郎と16年暮らしてるんです。その子にきょうだいがいたんですが、地域猫で、きょうだいを助けられなかったんです。「猫たちを助けたい」という思いがありました。
マリエ:なるほど。
安村:もうひとつは、今、街から本屋さんがどんどん消えていって。猫も本も、弱い立場同士だなと思ったんです。それをかけ算にしたら、猫好きの方が本屋に来てくれるかもしれないし、本好きな方が猫のいるところに来ると、猫好きになって帰ってもらえるんじゃないかと思い、この店を作りました。
■古き良き本屋を再現
お店がオープンしたのは、2017年8月8日。ワールド・キャット・デー(世界猫の日)です。本や雑貨、猫に関するものなら何でもそろっており、どこを見ても猫が目に入ります。店内では、猫が自由に遊んだり、眠ったり。取材中も揺れるマイクのケーブルで遊んでいて、「本当に可愛い“店員猫”」とマリエ。
4匹の店員猫は、全員女の子。安村さんに店長・三郎以外の店員猫を紹介してもらいました。
安村:目の前で本の上を歩いているのが“読太”(よんた)です。男の子の名前ですが、女の子です。
マリエ:猫が本の上に座ってくれると、本にいい“気”がつくような感じがしますね。
安村:そう思っていただける方に、たくさん来てもらえたらと思います。
マリエ:幸せな本を手にできる感じがします。
安村:昔の本屋さんには、平台の上で日向ぼっこをしている猫がよくいたりしたんですけど、街の本屋さんでそういう風景を猫と一緒に再現できたらと思って。
マリエ:目を閉じてる子がいます。
安村:その子は“鈴”です。キジシロの子は“チョボ六”。黒猫の“さつき”は大人しくしてるけど甘えん坊で、お客さんの前でも「なでて」っていう感じでお腹を見せます。
そう話していると、「にゃん」と鳴いて近づいてきました。猫店員の人懐っこい様子がうかがえます。
■おすすめの猫本は?
安村さんに、とっておきの本を紹介していただきました。
・『夏への扉』(ロバート・A・ハインライン/早川書房)
安村:定番のSF小説で、表紙に猫が載っています。“オールタイムベスト”と言われていて、猫好きの方は必ず読んでいる作品です。文庫本と新訳版という形で、少し大きいサイズのものもあります。文庫本を読んだことがある方も、また新しい訳で読むとイメージが変わると思います。子どもの頃と大人になってから読むのとでもイメージが違うため、よくおすすめしています。
マリエが気になったのはこちらの本でした。
・『ボールピープル』(近藤 篤/文藝春秋)
マリエ:こちらはどんな本なのですか?
安村:「この星は人とボールでできている」と帯に書いてあって、世界中のサッカー好きの人たちがボールを持っている写真を集めています。その中に、サッカーボールのような柄の猫が載ってるんです。そのページがあるから「猫本」ということでおすすめしています。
店では、本や雑貨以外に、ドリンクも楽しめます。売り上げの10パーセントは、保護猫の活動団体に寄付しているとのこと。7月26日(木)には、「Cat's Meow Books」の活動をまとめた書籍『夢の猫本屋ができるまで Cat's Meow Books』(ホーム社)が発売さます。どうぞ、手にとってみてください。
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【番組情報】
番組名:『SEASONS』
放送日時:土曜 12時-15時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/seasons/
■「猫を助けたい」その思いでオープン
猫に関する本がずらりと並ぶ店内には、4匹の猫がのんびり。店長の安村正也さんが、保護猫カフェにいた猫のなかから、“店員”として向いていそうな人懐っこい猫を紹介してもらい、里親になったそうです。
マリエ:お店を開こうと思ったきっかけは?
安村:本も猫も好きで、猫の店長の三郎と16年暮らしてるんです。その子にきょうだいがいたんですが、地域猫で、きょうだいを助けられなかったんです。「猫たちを助けたい」という思いがありました。
マリエ:なるほど。
安村:もうひとつは、今、街から本屋さんがどんどん消えていって。猫も本も、弱い立場同士だなと思ったんです。それをかけ算にしたら、猫好きの方が本屋に来てくれるかもしれないし、本好きな方が猫のいるところに来ると、猫好きになって帰ってもらえるんじゃないかと思い、この店を作りました。
■古き良き本屋を再現
お店がオープンしたのは、2017年8月8日。ワールド・キャット・デー(世界猫の日)です。本や雑貨、猫に関するものなら何でもそろっており、どこを見ても猫が目に入ります。店内では、猫が自由に遊んだり、眠ったり。取材中も揺れるマイクのケーブルで遊んでいて、「本当に可愛い“店員猫”」とマリエ。
4匹の店員猫は、全員女の子。安村さんに店長・三郎以外の店員猫を紹介してもらいました。
安村:目の前で本の上を歩いているのが“読太”(よんた)です。男の子の名前ですが、女の子です。
マリエ:猫が本の上に座ってくれると、本にいい“気”がつくような感じがしますね。
安村:そう思っていただける方に、たくさん来てもらえたらと思います。
マリエ:幸せな本を手にできる感じがします。
安村:昔の本屋さんには、平台の上で日向ぼっこをしている猫がよくいたりしたんですけど、街の本屋さんでそういう風景を猫と一緒に再現できたらと思って。
マリエ:目を閉じてる子がいます。
安村:その子は“鈴”です。キジシロの子は“チョボ六”。黒猫の“さつき”は大人しくしてるけど甘えん坊で、お客さんの前でも「なでて」っていう感じでお腹を見せます。
そう話していると、「にゃん」と鳴いて近づいてきました。猫店員の人懐っこい様子がうかがえます。
■おすすめの猫本は?
安村さんに、とっておきの本を紹介していただきました。
・『夏への扉』(ロバート・A・ハインライン/早川書房)
安村:定番のSF小説で、表紙に猫が載っています。“オールタイムベスト”と言われていて、猫好きの方は必ず読んでいる作品です。文庫本と新訳版という形で、少し大きいサイズのものもあります。文庫本を読んだことがある方も、また新しい訳で読むとイメージが変わると思います。子どもの頃と大人になってから読むのとでもイメージが違うため、よくおすすめしています。
マリエが気になったのはこちらの本でした。
・『ボールピープル』(近藤 篤/文藝春秋)
マリエ:こちらはどんな本なのですか?
安村:「この星は人とボールでできている」と帯に書いてあって、世界中のサッカー好きの人たちがボールを持っている写真を集めています。その中に、サッカーボールのような柄の猫が載ってるんです。そのページがあるから「猫本」ということでおすすめしています。
店では、本や雑貨以外に、ドリンクも楽しめます。売り上げの10パーセントは、保護猫の活動団体に寄付しているとのこと。7月26日(木)には、「Cat's Meow Books」の活動をまとめた書籍『夢の猫本屋ができるまで Cat's Meow Books』(ホーム社)が発売さます。どうぞ、手にとってみてください。
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【番組情報】
番組名:『SEASONS』
放送日時:土曜 12時-15時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/seasons/
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