J-WAVEで放送中の番組『SEASONS』(ナビゲーター:マリエ)のワンコーナー「JUN THE CULTURE」(ナビゲーター:藤原ヒロシ)。2月20日(土)のオンエアでは、最近の仕事や話題のアプリ「Clubhouse」について語った。
藤原:日本はまだ緊急事態宣言下ではあるんですけれど、ここ1年は今までと変わらない感じで仕事をしています。そうは言っても、やっぱりZoomを使ったりはしているんですけどね。ヨーロッパでは、一切レストランをやっていないとか外に出られないって話を聞きます。一方で日本はわりとゆるい感じ。20時以降はほとんど人も外に出ていない状態ですが、それまでは普通にごはんに行っている人もいますよね。
ヨーロッパとの仕事も多いため、「毎日のようにZoomをして仕事を進めています」と藤原。その他には。OKAMOTO'Sのギター・オカモトコウキと楽曲制作を進めているという。
藤原:コロナ禍は、個人や少人数でできるスタジオ作業が向いているんですよね。今ね、OKAMOTO'Sのギターのコウキくんとふたりで曲を作っています。それもそろそろ完パケに向けて動いているので、またお聞かせできるかなと思います。あとは、海外で実施したオンラインライブの編集をしていて、ちょうどそれも佳境に入っています。4月ぐらいには日本でも観ていただければいいかなと思っています。
藤原:けっこう前なんですけど、海外の友だちから「(Clubhouseを)やってるよね」って連絡がきたんですよ。だけどその時点では、招待は受けてはいたけど、やっていなかったんですね。だけど「アカウントがあるよ」と言われて。見てみたら、たしかに僕のアイコンで「Hiroshi Fujiwara」と記載されたアカウントで。巧妙なのが、紹介者が「Supreme NYC」だったんですよ。「僕じゃないのにな」と思っていたら、どうやらそのSupreme NYCも偽物だったみたいで(笑)。ニセモノがニセモノを招待していて、その話自体はおもしろかったので僕は別にいいんですが、いちおう僕もClubhouseを始めてみたんですね。
しかし、今は静観しているという。
藤原:こういう業界やDJで、Clubhouseに対して「おもしろい」と言っている人も反対の人もいて。僕は「しゃべりを生業にしている人にとっては最後の砦なのに、無料でやっちゃうのはプロとしてもったいないんじゃないかな」と思っちゃったんですよね。局をまたいでアナウンサー同士が話すとかをテレビで観たんですけど、それをやっちゃうと、そっちの業界で回ってる経済効果みたいなものが止まってしまったりするし。いろいろ難しいかなと思いましたね。あと、楽曲を流すことも可能らしいですが、これもきっと著作権問題で、いずれ課金制になるか、何かしらの変化があるんじゃないでしょうか。あとね、僕が一番怖いなと思ったのは、アカウントを作成して一通りの仕様を理解したのでやめようと思ったんですけど、退会ができないんですよ。
現段階でClubhouseを退会するには、運営側に直接メールで削除依頼を送り、退会手続きを進める必要があるそうだ。
藤原:その退会方法は今の時代にちょっと怖いかなと思いました。でも、もしかしたらこれからおもしろいことがもっと生まれるかもしれないし、またやりたくなるかもしれないです。だけど今のところClubhouseは静観している状態です。
「JUN THE CULTURE」は藤原ヒロシが独自の視点で選んだアートやデザイン、ファッショントピックを語り、ジャンルレスな音楽を提供する。オンエアはJ-WAVEで毎週土曜14時10分頃から。
OKAMOTO'S・オカモトコウキと楽曲制作中
まず、最近の仕事についてトークを展開した。藤原:日本はまだ緊急事態宣言下ではあるんですけれど、ここ1年は今までと変わらない感じで仕事をしています。そうは言っても、やっぱりZoomを使ったりはしているんですけどね。ヨーロッパでは、一切レストランをやっていないとか外に出られないって話を聞きます。一方で日本はわりとゆるい感じ。20時以降はほとんど人も外に出ていない状態ですが、それまでは普通にごはんに行っている人もいますよね。
ヨーロッパとの仕事も多いため、「毎日のようにZoomをして仕事を進めています」と藤原。その他には。OKAMOTO'Sのギター・オカモトコウキと楽曲制作を進めているという。
藤原:コロナ禍は、個人や少人数でできるスタジオ作業が向いているんですよね。今ね、OKAMOTO'Sのギターのコウキくんとふたりで曲を作っています。それもそろそろ完パケに向けて動いているので、またお聞かせできるかなと思います。あとは、海外で実施したオンラインライブの編集をしていて、ちょうどそれも佳境に入っています。4月ぐらいには日本でも観ていただければいいかなと思っています。
Clubhouse、プロが「無料で喋る」ことに感じる難しさ
話題の音声SNS「Clubhouse」。藤原は使っているのだろうか?藤原:けっこう前なんですけど、海外の友だちから「(Clubhouseを)やってるよね」って連絡がきたんですよ。だけどその時点では、招待は受けてはいたけど、やっていなかったんですね。だけど「アカウントがあるよ」と言われて。見てみたら、たしかに僕のアイコンで「Hiroshi Fujiwara」と記載されたアカウントで。巧妙なのが、紹介者が「Supreme NYC」だったんですよ。「僕じゃないのにな」と思っていたら、どうやらそのSupreme NYCも偽物だったみたいで(笑)。ニセモノがニセモノを招待していて、その話自体はおもしろかったので僕は別にいいんですが、いちおう僕もClubhouseを始めてみたんですね。
しかし、今は静観しているという。
藤原:こういう業界やDJで、Clubhouseに対して「おもしろい」と言っている人も反対の人もいて。僕は「しゃべりを生業にしている人にとっては最後の砦なのに、無料でやっちゃうのはプロとしてもったいないんじゃないかな」と思っちゃったんですよね。局をまたいでアナウンサー同士が話すとかをテレビで観たんですけど、それをやっちゃうと、そっちの業界で回ってる経済効果みたいなものが止まってしまったりするし。いろいろ難しいかなと思いましたね。あと、楽曲を流すことも可能らしいですが、これもきっと著作権問題で、いずれ課金制になるか、何かしらの変化があるんじゃないでしょうか。あとね、僕が一番怖いなと思ったのは、アカウントを作成して一通りの仕様を理解したのでやめようと思ったんですけど、退会ができないんですよ。
現段階でClubhouseを退会するには、運営側に直接メールで削除依頼を送り、退会手続きを進める必要があるそうだ。
藤原:その退会方法は今の時代にちょっと怖いかなと思いました。でも、もしかしたらこれからおもしろいことがもっと生まれるかもしれないし、またやりたくなるかもしれないです。だけど今のところClubhouseは静観している状態です。
「JUN THE CULTURE」は藤原ヒロシが独自の視点で選んだアートやデザイン、ファッショントピックを語り、ジャンルレスな音楽を提供する。オンエアはJ-WAVEで毎週土曜14時10分頃から。
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2021年2月27日28時59分まで
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マリエ