シンガーソングライターの柴田聡子が、ニューアルバムの制作エピソード、弾き語りの魅力について語った。
柴田が登場したのは、10月21日(月)に放送されたJ-WAVEの番組『GRAND MARQUEE』(ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann)のワンコーナー「RADIO ENSEMBLE」。アーティストがスタジオに生出演し、トークと共にオススメの楽曲をセレクトする。
タカノ:なんと、先ほど広島からそのまま来ていただいております!
Celeina:お疲れのところありがとうございます! 広島はライブですか?
柴田:はい。「Que Sera Sera Festival '24」というフェスがありまして、広島の世羅町という山のなかで、すごく綺麗な場所でした。空気がおいしかったです!
Celeina:気温は涼しい感じですか?
柴田:すっごく寒かったです(笑)。でも、久々なひんやり感が気持ちよかったですね。
タカノ:おいしいものを食べる時間はありました?
柴田:地元の方が作ってくださったお惣菜をいただいて、(気持ちのこもった)温かいご飯って感じでしたね。
Celeina:心も体も温まりますね。
Celeina:弾き語りで再構築されたアルバムがリリースされるんですよね。
タカノ:一足先に聴かせていただきました。『Your Favorite Things』もすごく好きだったんですけども、こちらも雰囲気ががらっと変わっていました。緻密なアレンジがされていますよね。
番組では、アルバム収録曲の『素直 (My Favorite Things Ver.)』をオンエア。
タカノ:秋冬のシーズンの柴田さんの日記を読ませていただいているような気持ちになりました。まず、アルバム制作のきっかけを教えていただけますか。
柴田:今年2月に出た『Your Favorite Things』制作が佳境に入っていたときに、アルバムのプロデュースに入ってくださった岡田拓郎さんと「このアルバムの弾き語りバージョンがあったらいいですよね」という話をしていたんですね。ふわっとしたアイディアが実現するという、いい感じの流れでしたね。
タカノ:自然にできていったんですね。演奏はすべて柴田さんが?
柴田:私ですね。1曲リズムボックスを使ったものや、岡田さんの編集テクはいただいております(笑)。
タカノ:こだわった点は何でしょうか?
柴田:自分の弾き語りをしっかり聴いたことがあまりなかったので、録音すると「ここはダメだなあ」みたいなところがいっぱい見えてきて。なので、修行のように「なんとか頑張る!」って感じでした(笑)。自分はまだまだ至らないなあと思いながらやりましたね。
タカノ:ストイックですね!
Celeina:曲を聴いていて気になったのですが、一発録りですか? ボーカルユニットが気になります。
柴田:楽器と歌は別で録っています。テイクも何回か重ねてはいるんですけど、4日間で歌も楽器もコーラスも全部録ったんですよね。
Celeina:えっ! ということは、1日2、3曲は収録されていますよね。
柴田:そうですね。そんなにテイクを重ねずサクサクといきましたね。自分でもあまりない経験でした。
Celeina:絶妙な声のニュアンスとか、ピッチが気持ちのいいところの当ててくる感じがすごく心地いいです。
柴田:その感想が聴けて嬉しいです!
柴田:自分は仲間がいないんで弾き語りを始めちゃったタイプなんですよね。弾き語りの醍醐味を知ったのって、実はこのアルバムを録ったぐらいからなんですよ。
Celeina:え~!
柴田:醍醐味の日が浅いです(笑)。1人だとダイナミクス、音が高くなったり低くなったり、強くなったり弱くなったり、大きくなったり小さくなったりをいっぱい組み合わせるんですよね。バンドだといっぱい音があったりある程度音の大きさがあったりするんで、ダイナミクスの変化を狙っていかないといけないんですよ。1人だと、自分が考えついたこと、感じたことをやれるんだってことがおもしろいなって気づきました。
Celeina:なるほど。即興性があるということですか?
柴田:そうですね。リズムを自由に伸び縮みさせたりとか早さを変えるのって、バンドだと意思疎通が難しかったりするんですよね。
続けて柴田から、楽曲制作におけるイントロのこだわりについて聞いた。
柴田:実は私、ここ最近までイントロ、アウトロ、間奏全部がない人間だったんです。『Your Favorite Things』だと本当に珍しくその3つが登場したんですよ。アルバムのなかでは『Movie Light』が弦のアレンジをしてもらった曲だったので、それが存分に使われたイントロとなっていて、こんなことは初めてでした。
タカノ:早速、イントロを聴いてみましょう。いいな~!
Celeina:すごく気持ちがいいです!
柴田:めちゃくちゃ嬉しい。私にもイントロができたと感動でした。
最後に柴田は、夕方の時間帯に聴きたい楽曲としてThee Marloesの『Over』をセレクトした。
柴田:たまたま耳にした曲だったんですけど、たまたま昨日今日とライブをやっているらしいんですよね。
Celeina:ホットですね!
柴田:偶然を嬉しく思い、選んでみました。
柴田聡子の最新情報は、公式サイトまで。
アーティストがスタジオに生出演し、トークと音楽をお届けするコーナー「RADIO ENSEMBLE」の放送は、毎週月曜日から木曜日の17時台から。
柴田が登場したのは、10月21日(月)に放送されたJ-WAVEの番組『GRAND MARQUEE』(ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann)のワンコーナー「RADIO ENSEMBLE」。アーティストがスタジオに生出演し、トークと共にオススメの楽曲をセレクトする。
広島での野外ライブ直後に出演!
柴田聡子は2012年、三沢洋紀プロデュース多重録音によるファーストアルバム『しばたさとこ島』でアルバムデビュー。2016年には第一詩集『さばーく』を発表し、詩やエッセイ、絵本の物語などの寄稿も端数。雑誌『ユリイカ』での特集が3月におこなわれ、詩人としても注目を集めている。タカノ:なんと、先ほど広島からそのまま来ていただいております!
Celeina:お疲れのところありがとうございます! 広島はライブですか?
柴田:はい。「Que Sera Sera Festival '24」というフェスがありまして、広島の世羅町という山のなかで、すごく綺麗な場所でした。空気がおいしかったです!
Celeina:気温は涼しい感じですか?
柴田:すっごく寒かったです(笑)。でも、久々なひんやり感が気持ちよかったですね。
タカノ:おいしいものを食べる時間はありました?
柴田:地元の方が作ってくださったお惣菜をいただいて、(気持ちのこもった)温かいご飯って感じでしたね。
Celeina:心も体も温まりますね。
アルバム『Your Favorite Things』を弾き語りで再構成
柴田は10月23日(水)、今年2月に発表したアルバム『Your Favorite Things』の新たなバージョン『My Favorite Things』をリリースする。Celeina:弾き語りで再構築されたアルバムがリリースされるんですよね。
タカノ:一足先に聴かせていただきました。『Your Favorite Things』もすごく好きだったんですけども、こちらも雰囲気ががらっと変わっていました。緻密なアレンジがされていますよね。
番組では、アルバム収録曲の『素直 (My Favorite Things Ver.)』をオンエア。
タカノ:秋冬のシーズンの柴田さんの日記を読ませていただいているような気持ちになりました。まず、アルバム制作のきっかけを教えていただけますか。
柴田:今年2月に出た『Your Favorite Things』制作が佳境に入っていたときに、アルバムのプロデュースに入ってくださった岡田拓郎さんと「このアルバムの弾き語りバージョンがあったらいいですよね」という話をしていたんですね。ふわっとしたアイディアが実現するという、いい感じの流れでしたね。
タカノ:自然にできていったんですね。演奏はすべて柴田さんが?
柴田:私ですね。1曲リズムボックスを使ったものや、岡田さんの編集テクはいただいております(笑)。
タカノ:こだわった点は何でしょうか?
柴田:自分の弾き語りをしっかり聴いたことがあまりなかったので、録音すると「ここはダメだなあ」みたいなところがいっぱい見えてきて。なので、修行のように「なんとか頑張る!」って感じでした(笑)。自分はまだまだ至らないなあと思いながらやりましたね。
タカノ:ストイックですね!
Celeina:曲を聴いていて気になったのですが、一発録りですか? ボーカルユニットが気になります。
柴田:楽器と歌は別で録っています。テイクも何回か重ねてはいるんですけど、4日間で歌も楽器もコーラスも全部録ったんですよね。
Celeina:えっ! ということは、1日2、3曲は収録されていますよね。
柴田:そうですね。そんなにテイクを重ねずサクサクといきましたね。自分でもあまりない経験でした。
Celeina:絶妙な声のニュアンスとか、ピッチが気持ちのいいところの当ててくる感じがすごく心地いいです。
柴田:その感想が聴けて嬉しいです!
アルバム制作で弾き語りの魅力に気づいた
デビュー当時から弾き語りを数多くおこなってきた柴田。弾き語りの魅力とは、どういったところにあるのだろう?柴田:自分は仲間がいないんで弾き語りを始めちゃったタイプなんですよね。弾き語りの醍醐味を知ったのって、実はこのアルバムを録ったぐらいからなんですよ。
Celeina:え~!
柴田:醍醐味の日が浅いです(笑)。1人だとダイナミクス、音が高くなったり低くなったり、強くなったり弱くなったり、大きくなったり小さくなったりをいっぱい組み合わせるんですよね。バンドだといっぱい音があったりある程度音の大きさがあったりするんで、ダイナミクスの変化を狙っていかないといけないんですよ。1人だと、自分が考えついたこと、感じたことをやれるんだってことがおもしろいなって気づきました。
Celeina:なるほど。即興性があるということですか?
柴田:そうですね。リズムを自由に伸び縮みさせたりとか早さを変えるのって、バンドだと意思疎通が難しかったりするんですよね。
続けて柴田から、楽曲制作におけるイントロのこだわりについて聞いた。
柴田:実は私、ここ最近までイントロ、アウトロ、間奏全部がない人間だったんです。『Your Favorite Things』だと本当に珍しくその3つが登場したんですよ。アルバムのなかでは『Movie Light』が弦のアレンジをしてもらった曲だったので、それが存分に使われたイントロとなっていて、こんなことは初めてでした。
タカノ:早速、イントロを聴いてみましょう。いいな~!
Celeina:すごく気持ちがいいです!
柴田:めちゃくちゃ嬉しい。私にもイントロができたと感動でした。
最後に柴田は、夕方の時間帯に聴きたい楽曲としてThee Marloesの『Over』をセレクトした。
柴田:たまたま耳にした曲だったんですけど、たまたま昨日今日とライブをやっているらしいんですよね。
Celeina:ホットですね!
柴田:偶然を嬉しく思い、選んでみました。
柴田聡子の最新情報は、公式サイトまで。
アーティストがスタジオに生出演し、トークと音楽をお届けするコーナー「RADIO ENSEMBLE」の放送は、毎週月曜日から木曜日の17時台から。
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2024年10月28日28時59分まで
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