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はな、朝5時半に起きて「いきなり始めること」は?

はな、朝5時半に起きて「いきなり始めること」は?

モデル・はなが、1日のルーティンや自身の著作について語った。

はなが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『RADIO DONUTS』(ナビゲーター:渡辺 祐・山田玲奈)のワンコーナー「CUSTOMLIFE DESIGN YOUR LIFE」。オンエアは5月7日(土)。

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起床は5時半

はなに、朝のルーティンを訊く。寝るのも起きるのも早いそうだ。

はな:お仕事の内容によって変わるんですけれども、最近は5時半ぐらい。
山田:早い!
渡辺:冬だとまだ暗いですよね。
山田:お仕事がなくてもその時間に起きますか?
はな:午前中のお仕事が遅いと、たまに体が動かなくなって7時ぐらいになっちゃうときもあるんですけれども。最近は目覚ましが鳴るのが5時半ですね。
渡辺:起きてから、ルーティン的にやることはありますか?
はな:1杯のお水を飲んで、クイックルワイパーを取って、そのままお部屋中を歩き回ります。だから5時35分ぐらいから、いきなり掃除が始まりますね。
山田:私も、起きてすぐではないですけど、朝のうちにクイックルワイパーを持ちながら用事がある部屋を歩いていきます。
はな:そうすると一石二鳥で、自分が歩いた場所はきれいになる。最近はお掃除用スリッパまで履いちゃって(笑)、ダブルで床を掃除して。
渡辺:そこから朝ごはんですか? 
はな:朝ごはんを用意して食べます。腹持ちがいいので、ごはんと納豆は必ず食べます。あとお味噌汁を作って。和食ですね。

お日様とともに生活

夜の過ごし方を訊くと、冬は「冬眠期間」と自分を納得させてたっぷり寝ていたと明かす。

はな:19時くらいに寝て。子どもより早いですよね(笑)。夜ごはんを17時ぐらいに食べて。冬だから17時だと暗いので「もうごはんを食べていいんだ」という気持ちになれました。でもだんだん夏に向けて夜が短くなってくるじゃないですか。だから最近はもう少し夜更かしするようになりました。
渡辺:「夜更かし」って言っても、たぶん俺たちが思ってる夜更かしとは違うと思う(笑)。
はな:22時ぐらい。昨日は21時すぎかな? お日様とともに生活していますね。

はなが“夜更かし”をする日は、何をしているのだろうか。

はな:4月を迎えて野球が始まったんですよ。これは私が夜更かしするひとつのきっかけです。でも昨日は7回裏ぐらいで寝ちゃったんですよ。もう眠気に耐えられず。野球が本当に大好きなので、野球観戦に毎晩明け暮れています。
山田:ほかに動画を観たりすることもあるんですか?
はな:寝る前は少しだけNetflixとか海外ドラマを観ます。でも大体5分ぐらいで寝ちゃうんですよ(笑)。子守歌のように聞こえてきちゃって。
渡辺:すごい。全体の生活が非常に健やかだよね。
はな:起きてる時間が短いですよね、いまお話してると(笑)。
渡辺:お茶の持つ時間感覚みたいなのは、はなさんに合っているのかもしれないですね。
はな:でもわりとせっかちで、いろいろなことを起きている時間内に詰めるんですよ。17時には本当に白目ですね。ぐったりしちゃって白目むき出しにして「今日も頑張った!」みたいな状態になってます。なので、お茶の稽古があると、ちょっとリセットされます。「もうちょっとゆっくり時間をすごさなきゃな」って自分に言い聞かせる時間にもなるので、いいですね。

茶道は「日本の季節に敏感になる」

はなは、新著『今日もお稽古日和』(淡交社)を発売。2019年に著書『はな、茶の湯に出会う』(淡交社)同様、お茶の話を中心とした稽古の日々が綴られている。

はな:前回の『はな、茶の湯に出会う』の最中にお稽古を始めまして、そこからもう6年経つんです。日々のお稽古の様子とか、自分が思っていることとか、自分の子ども時代のいろいろな経験と重ね合わせながらエッセイを書き溜めまして、今回出版させていただきます。
渡辺:茶の湯ですから、和服姿の写真もたくさんあって。お着物はお茶の前からよく着ていたんですか?
はな:祖母が亡くなったときに祖母の着物を私がごっそり受け継いだんです。それをお直しして、私の身長に合わせた着物だけ自分の家のタンスにしまっておいたんです。なんとなく「もったいないな」と思っていて、いつかはこの着物をきちんと着られる機会を増やしていきたいな、そう思っていた矢先に茶の湯に出会って。そこからお稽古を始めたんです。なので、お稽古に行くときは、なるべく着物を着て行きます。
渡辺:「着物をどこかで」というイメージと、ちょうど重なったんですね。
はな:着付けは絶対自分でできるようになりたいと思っていたので。着付けって着ないと忘れちゃうじゃないですか。なので、それを自分の生活のなかで着られる機会を増やすためにも、お茶の稽古ってピッタリなんですよね。
渡辺:女の人はもちろんだけど、男の人もパッと和服が着られるって本当に憧れですよ。
はな:粋ですよね。

山田は「お茶ってハードルが高いイメージがある」と前置きしつつ、「でも初心者だったときのはなさんの話も本に書かれていて、『右も左もわからないところから始めていいんだ』という気持ちになった」と感想を述べる。

はな:ありがとうございます。敷居が高い世界だと思われがちなんですが、私が通っているお稽古場は本当に楽しくて。いろいろな職業の方たちが集まって一緒にお稽古をするんです。月2回あって、大体2週間前のことをみんな忘れるんですよ(笑)。でも「できないことがある」っていうのが楽しくて。40代ぐらいに入ると、自分ができることをお仕事にしていくじゃないですか。でもそうじゃなくて、仕事とは別に、まったく知らないことを知る、できないことを知る。そういった時間がすごく新鮮で、お稽古を通していろいろ学びもあるし、四季に合わせていろいろな「お点前」を稽古するので、日本の季節にもっと敏感になります。いるだけで日本の文化について触れる機会が増えていきます。
山田:間違ってもできなくても、みんなが笑顔で見守ってくれる場ではあるんですね。
はな:そうです。まず自分が笑っちゃいます、「やっちゃった」みたいな。この本、本当に失敗談ばかりで。読んだみなさんが「あ、これでもいいんだ」ぐらいに思ってくださればいいなと思って書きました。

『RADIO DONUTS』のワンコーナー「CUSTOMLIFE DESIGN YOUR LIFE」では、ゲストのライフスタイルを構築しているルーティンを深掘りする。オンエアは9時10分ごろから。

過去のゲストのトークは「カスタムライフ」WEBサイトにも掲載されているので、ぜひチェックしてほしい。

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