シンガーソングライター・aikoが、最新シングル『ねがう夜』の制作エピソードを語った。
aikoが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『~JK RADIO~TOKYO UNITED』(ナビゲーター:ジョン・カビラ)のワンコーナー「THE HIDDEN STORY」。オンエアは4月22日(金)。
aiko:夢のなかって、自分でコントロールできないじゃないですか。忘れていたはずだと自分では思っていたのに突然、昔好きだった人が出てきたんです。夢だとすごくフランクにしゃべっていて、起きたときに「なんで出てきたんやろ?」ってズーンと思ったのがきっかけですね(笑)。この曲、今回はスタッフの方に聞いてもらったのが12曲。それにプラスでまだ聞いてもらってないのが2曲あったから、14曲書きました。いっぱい書きました(笑)。
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ひとつの楽曲を生み出すまでに大量の曲を書くaikoに、スタッフは「重荷だ」と言ったそうだ。
aiko:めっちゃ褒め言葉やと思って、すごく嬉しかった。「これ重荷やわ。私たちも、この曲をたくさんの人に届けるために頑張らないとね」って言ってくれて。こんな褒め言葉はないなと思って感動しました。
aiko:自分で書いて1回デモで歌い終わったあとに「怖~」って(笑)。歌詞の最初は「夢とかに出てこうへんくていいよ、やめて」って言ってんのに、サビの最後では「出てほしいんか~い!」っていう、「どっちやねん!」っていう、私のメンタルのぐらつき加減がすごく歌詞に出てて、怖いなと思いました(笑)。でも恋愛ってこういうもんやなって思うんです。
恋愛をしているときは相反する感情が同居しており、その状態に性別の差はないとaikoは考える。
aiko:男女の恋愛観は違うって言うじゃないですか。男子は(今までの恋愛が)フォルダごとにあるけど、女子は(今までの恋愛が)ゴミ箱にあるみたいなことを言うけど、女の子にも“女々しい”という言葉が必要なときがあるなって夢で教えてもらった気がします。
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aiko:歌詞がないとああいうメロディは作れないです。「ららら」とか「んん~」っていうハミングで作ったりすると、自分の許容というか、想定内で作ってしまうんですよ。言葉って、とがった言葉とか丸い言葉とか、いっぱいあるじゃないですか。「攻撃的に感じるな、このワード」って思ったときは、勝手にメロディも同じほうに行くんですよね。
特定の言葉をどうしても入れたいからと、メロディを変更する場合もあるそうだ。また、aikoは言葉に音楽をつける作業が好きだと語る。
aiko:「これからごはんを食べに行く。そこで頼むのはステーキにしようか、それともパフェにしようか」っていう言葉が生活で出てくると、それも全部歌にする、そういうゲームが好きなんです(笑)。言葉につける音楽が、すごく楽しくて好きなんですよね。
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aiko:デビューしたときからずっと変わらない気持ちなんですけど、楽しく、そして切なく、音楽を届けていけたらいいなと思います。いろんな状況であっても音楽を届られるものがある限りは、たくさん曲を作って届けていきたいなって思います。変わらずして変わっていく。そして、楽しく切なく生きていきます。
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『ねがう夜』の初回限定仕様盤には、「Love Like Pop vol.22 ~本当の初日 無観客ライブ~」のBlu-rayが付属される。2021年5月14日に予定されていたツアー初日公演が緊急事態宣言発令で延期、急遽無観客で実施したライブ映像だ。
aikoの最新情報は、公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。
『~JK RADIO~TOKYO UNITED』のワンコーナー「THE HIDDEN STORY」では、トップセラーからモノづくりにかける夢を聞く。放送は毎週金曜の10時40分から。
aikoが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『~JK RADIO~TOKYO UNITED』(ナビゲーター:ジョン・カビラ)のワンコーナー「THE HIDDEN STORY」。オンエアは4月22日(金)。
楽曲が生まれるきっかけとなった“夢”は?
aikoは4月27日(水)、42枚目のシングル『ねがう夜』をリリース。aikoが、歌詞の着想を得たきっかけと、楽曲ができあがるまでに書いた曲数について語った。aiko-『ねがう夜』music video
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ひとつの楽曲を生み出すまでに大量の曲を書くaikoに、スタッフは「重荷だ」と言ったそうだ。
aiko:めっちゃ褒め言葉やと思って、すごく嬉しかった。「これ重荷やわ。私たちも、この曲をたくさんの人に届けるために頑張らないとね」って言ってくれて。こんな褒め言葉はないなと思って感動しました。
恋愛でぐらつくメンタルが表現された楽曲
『ねがう夜』の歌詞への思いを語った。aiko:自分で書いて1回デモで歌い終わったあとに「怖~」って(笑)。歌詞の最初は「夢とかに出てこうへんくていいよ、やめて」って言ってんのに、サビの最後では「出てほしいんか~い!」っていう、「どっちやねん!」っていう、私のメンタルのぐらつき加減がすごく歌詞に出てて、怖いなと思いました(笑)。でも恋愛ってこういうもんやなって思うんです。
恋愛をしているときは相反する感情が同居しており、その状態に性別の差はないとaikoは考える。
aiko:男女の恋愛観は違うって言うじゃないですか。男子は(今までの恋愛が)フォルダごとにあるけど、女子は(今までの恋愛が)ゴミ箱にあるみたいなことを言うけど、女の子にも“女々しい”という言葉が必要なときがあるなって夢で教えてもらった気がします。
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言葉がメロディを“引っ張って”いく
aikoは、歌詞とメロディに深い結びつきがあることを語った。aiko:歌詞がないとああいうメロディは作れないです。「ららら」とか「んん~」っていうハミングで作ったりすると、自分の許容というか、想定内で作ってしまうんですよ。言葉って、とがった言葉とか丸い言葉とか、いっぱいあるじゃないですか。「攻撃的に感じるな、このワード」って思ったときは、勝手にメロディも同じほうに行くんですよね。
特定の言葉をどうしても入れたいからと、メロディを変更する場合もあるそうだ。また、aikoは言葉に音楽をつける作業が好きだと語る。
aiko:「これからごはんを食べに行く。そこで頼むのはステーキにしようか、それともパフェにしようか」っていう言葉が生活で出てくると、それも全部歌にする、そういうゲームが好きなんです(笑)。言葉につける音楽が、すごく楽しくて好きなんですよね。
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「楽しく切なく生きていきます」
デビュー24周年を迎えるaiko。これからはどんな音楽を届けていきたいのだろう?aiko:デビューしたときからずっと変わらない気持ちなんですけど、楽しく、そして切なく、音楽を届けていけたらいいなと思います。いろんな状況であっても音楽を届られるものがある限りは、たくさん曲を作って届けていきたいなって思います。変わらずして変わっていく。そして、楽しく切なく生きていきます。
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『ねがう夜』の初回限定仕様盤には、「Love Like Pop vol.22 ~本当の初日 無観客ライブ~」のBlu-rayが付属される。2021年5月14日に予定されていたツアー初日公演が緊急事態宣言発令で延期、急遽無観客で実施したライブ映像だ。
aikoの最新情報は、公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。
『~JK RADIO~TOKYO UNITED』のワンコーナー「THE HIDDEN STORY」では、トップセラーからモノづくりにかける夢を聞く。放送は毎週金曜の10時40分から。
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