ガールズバンド・ヤユヨのリコ(Vo, G)が、自身の音楽のルーツや、楽曲『愛をつかまえて』に込めた想いを明かした。
リコが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』内のコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」。オンエアは3月27日(月)、28日(火)。同コーナーでは、アーティストたちの自身の楽曲に込めた想いと、彼らのアーティスト人生に大きく影響を与えた楽曲との出会いの話を通じて、音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けする。
「ジャンルに縛られず音楽がしたい、日常を音にしたい、音楽は永遠に楽しい」という思いを忘れず、関西を中心に活動するヤユヨ。3月15日に3rd mini album『SPIRAL』を発売した。今回は同作の収録曲『愛をつかまえて』に込められたヤユヨらしさについて、リコに語ってもらった。
リコ:新しいアルバムはなかなかに自信のある作品です。キーボードアレンジだったり、ラップパートだったり、制作方法に変化があったり、いろんな面でチャレンジできた作品になっています。チャレンジできた部分と自分たちの新しい魅力を引き出せたっていうところで、すごく自信のある作品になっています。
『愛をつかまえて』は今までとは違う曲を作りたいという思いが、自分の中でなんとなくありまして。これまでは恋を歌った楽曲が多かったんですが、スケールアップしたいと思って、愛をテーマに楽曲を書き始めました。
だけど、「愛ってなんだろう?」と考えたときに全然、何かがわからなくて。そこから、愛が何かわからないけれど、自分なりにたどり着きたい、自分の手でつかまえたいと思うようになり、その気持ちのまま歌詞を書いていきました。今までの自分たちが歌ってきた楽曲とは少し異なるんですけど、でも、ちゃんと自分たちらしさが出た楽曲になっているんじゃないかなって思っています。
サウンド面でいうと、キーボードアレンジが入っているので、いつものヤユヨとは異なる印象を受けるかもしれないですけど、歌詞の部分では、不器用だけど、自分には想いがあって、前を向こうとするような遠回り感や一生懸命さが描かれています。そこは、今までの自分が書いてきた主人公像となんら変わらないと思っています。「恋」ではなく「愛」を歌っているんだけど、主人公の様子は今までと変わらなくて、そこは私が書く歌詞の“らしさ”なんじゃないかなって。私たちの変化が、みなさんの生活や、頑張ろうしている人の背中を押すことに繋がればうれしいです。
リコ:当時、近所の方に「ベストアルバムがよかったよ」とCDを貸していただいて、本当に何度も何度も聴きまくって、大好きになりました。ヤユヨのルーツかと言われたらわからないですけど、歌詞だったり、メロディの付け方だったり、ライブのパフォーマンスだったりは、確実にaikoさんに影響を受けています。
aikoさんに出会った頃、歌手になりたいという気持ちは私の中になかったんですけど、aikoさんを聴いているうちに「私もこんなふうになりたい」と、だんだん歌手を夢見るようになりました。aikoさんのメロディは一筋縄ではいかないというか、特徴的なんですけど、心地よさが私のストライクゾーンで。それとライブパフォーマンスを初めて見たとき、少女のようで、「かわいいな」とシンプルに心がときめいてしまいました。
そこから私も成長して、aikoさんの歌詞の意味を理解するようになったら、メロディとか聴き心地だけではなく、歌詞もすごく素敵なことに気づいて。つまり、何もかもが大好きなアーティストでございます。
日本のポップス界で確かな地位を築いたaiko。彼女が奏でる切ないメロディや歌詞に胸を締め付けられるリスナーは多いが、どうやらリコもそのひとりのようだ。
アーティストの話を通じて音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けするコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」は、J-WAVE『SONAR MUSIC』内で月曜~木曜の22時41分ごろからオンエア。Podcastでも配信しており、過去のオンエアがアーカイブされている。
【ヤユヨ リコ 出演回のトークを聞く】
・Apple Podcastで聞く
前編/後編
・Spotifyで聞く
前編/後編
・公式ページ
https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/opportunity/
(構成=中山洋平)
リコが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』内のコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」。オンエアは3月27日(月)、28日(火)。同コーナーでは、アーティストたちの自身の楽曲に込めた想いと、彼らのアーティスト人生に大きく影響を与えた楽曲との出会いの話を通じて、音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けする。
「スケールアップしたい」愛をテーマに楽曲制作
ヤユヨは2019年1月、高校の軽音楽部で結成。メンバーはリコのほか、ぺっぺ(G, Cho)、はな(B, Cho)、すーちゃん(Dr, Cho)の4人だ。結成翌年にリリースされたアルバム『ヤユヨ』の収録曲『さよなら前夜』、そしてその翌年にリリースされたアルバム『THE ORDINARY LIFE』から『おとぎばなし』は、過去「J-WAVE SONAR TRAX」に選出されている。「ジャンルに縛られず音楽がしたい、日常を音にしたい、音楽は永遠に楽しい」という思いを忘れず、関西を中心に活動するヤユヨ。3月15日に3rd mini album『SPIRAL』を発売した。今回は同作の収録曲『愛をつかまえて』に込められたヤユヨらしさについて、リコに語ってもらった。
リコ:新しいアルバムはなかなかに自信のある作品です。キーボードアレンジだったり、ラップパートだったり、制作方法に変化があったり、いろんな面でチャレンジできた作品になっています。チャレンジできた部分と自分たちの新しい魅力を引き出せたっていうところで、すごく自信のある作品になっています。
『愛をつかまえて』は今までとは違う曲を作りたいという思いが、自分の中でなんとなくありまして。これまでは恋を歌った楽曲が多かったんですが、スケールアップしたいと思って、愛をテーマに楽曲を書き始めました。
だけど、「愛ってなんだろう?」と考えたときに全然、何かがわからなくて。そこから、愛が何かわからないけれど、自分なりにたどり着きたい、自分の手でつかまえたいと思うようになり、その気持ちのまま歌詞を書いていきました。今までの自分たちが歌ってきた楽曲とは少し異なるんですけど、でも、ちゃんと自分たちらしさが出た楽曲になっているんじゃないかなって思っています。
サウンド面でいうと、キーボードアレンジが入っているので、いつものヤユヨとは異なる印象を受けるかもしれないですけど、歌詞の部分では、不器用だけど、自分には想いがあって、前を向こうとするような遠回り感や一生懸命さが描かれています。そこは、今までの自分が書いてきた主人公像となんら変わらないと思っています。「恋」ではなく「愛」を歌っているんだけど、主人公の様子は今までと変わらなくて、そこは私が書く歌詞の“らしさ”なんじゃないかなって。私たちの変化が、みなさんの生活や、頑張ろうしている人の背中を押すことに繋がればうれしいです。
ヤユヨ「愛をつかまえて」MV
「何もかもが大好き」なaikoからの影響
「日常を音にしたい」と願うヤユヨのリコ。そんな彼女のルーツとなる1曲は、小学校5年生の頃に出会ったaiko。楽曲として『二時頃』を紹介した。リコ:当時、近所の方に「ベストアルバムがよかったよ」とCDを貸していただいて、本当に何度も何度も聴きまくって、大好きになりました。ヤユヨのルーツかと言われたらわからないですけど、歌詞だったり、メロディの付け方だったり、ライブのパフォーマンスだったりは、確実にaikoさんに影響を受けています。
aikoさんに出会った頃、歌手になりたいという気持ちは私の中になかったんですけど、aikoさんを聴いているうちに「私もこんなふうになりたい」と、だんだん歌手を夢見るようになりました。aikoさんのメロディは一筋縄ではいかないというか、特徴的なんですけど、心地よさが私のストライクゾーンで。それとライブパフォーマンスを初めて見たとき、少女のようで、「かわいいな」とシンプルに心がときめいてしまいました。
そこから私も成長して、aikoさんの歌詞の意味を理解するようになったら、メロディとか聴き心地だけではなく、歌詞もすごく素敵なことに気づいて。つまり、何もかもが大好きなアーティストでございます。
日本のポップス界で確かな地位を築いたaiko。彼女が奏でる切ないメロディや歌詞に胸を締め付けられるリスナーは多いが、どうやらリコもそのひとりのようだ。
aiko 二時頃
【ヤユヨ リコ 出演回のトークを聞く】
・Apple Podcastで聞く
前編/後編
・Spotifyで聞く
前編/後編
・公式ページ
https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/opportunity/
(構成=中山洋平)
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