門脇 麦が「好みにドンピシャ」と語る、2年ほど前にバズった曲は

俳優の門脇 麦が、出演中の舞台について語り、リスナーにシェアしたい洋楽ナンバーを選んだ。

門脇が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『～JK RADIO～TOKYO UNITED』（ナビゲーター：ジョン・カビラ）のワンコーナー「PLAY IT LOUD!」。オンエアは4月22日（金）。

爽快感ある結末を迎える舞台

門脇は5月8日（日）まで下北沢の本多劇場にて上演中の舞台『ケダモノ』に出演している。東京公演のあとは、札幌と大阪を回る。作・出演・プロデュースを務めるのは劇作家・赤堀雅秋だ。 門脇：神奈川県の外れでリサイクルショップを経営する、大森南朋さん演じる手島という男のもとに、ある日「父が死んだので家を整理し、不用品を引き取ってほしい」という依頼が来ます。そのおうちに行った手島が、あるものをそこで発見し、それをめぐってどんどんストーリーが展開していく、という物語です。私が演じるのは大森南朋さんが足繁く通っているキャバクラのキャバ嬢です。物語がわかりやすく展開する話ではなくて、不毛な日常会話がずっと織りなされているけど、その水面下でいろんなものが渦巻いているみたいな話です。ただ、最後はものすごく爽快感がある結末になっているんじゃないかなと思います。絶対どこかで心動く瞬間がある、そんな舞台になっているので、ぜひご覧ください。

悲しげなメロディーが「ドンピシャ」

門脇がリスナーとシェアしたい曲は、Conan Gray『Heather』。2020年リリースのデビューアルバム『Kid Krow』に収録されている1曲だ。 門脇：SNSで2年ほど前にすごく流行っていて、なんとなく聴いたことがあるな程度だったんですけど、ここ最近改めて聴く機会があって、聴き入ってしまい、今すっかりハマっています。私、もともとちょっと悲しげなメロディーとか、胸がキュっとするようなメロディーが好きなので、好みにドンピシャでした。Conan Grayさんはすごく中性的な感じで、役者さんもできるんじゃないかなっていうぐらいPVのたたずまいもすごく素敵で、どこか切ない感じというか影がある感じで、さらにハマりましたね。

タイトルにある“Heather”は女の子の名前で、自分の好きな誰かがHeatherと恋に落ちるという切ない1曲だ。SNSでは「誰かに憧れられるような素敵な人」という意味で「Heather」という単語がちょっとした流行語にもなった。エルトン・ジョンやテイラー・スウィフトらも絶賛したというConan Grayの名曲だ。

『～JK RADIO～ TOKYO UNITED』のワンコーナー「PLAY IT LOUD！」では、さまざまな分野で活躍するゲストが「今、一番好きな曲」「繰り返し聴いている曲」を紹介する。放送は毎週金曜の10時20分頃から。