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吉井和哉「鍋に失礼」 冬の定番フレーズに違和感

吉井和哉「鍋に失礼」 冬の定番フレーズに違和感

吉井和哉が2021年の活動を振り返って、コロナ禍のライブの印象について語った。

J-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。12月19日(日)のオンエアでは、吉井がゲスト出演してクリスとトークを展開した。

吉井は12月1日に新曲『○か×』を配信リリースした。

「老後の1年2年を先にもらった」一年間

吉井は2年8か月ぶりの出演となった。クリスが「最後にお越しいただいたのは、コロナ禍の全然前ですよね」と発言すると、吉井は「この2年で5歳くらい年を取った気がしますよね(笑)」と笑った。

クリス:わかります。なんか妙な、フィクションの世界を生きているような。21世紀は本当に不思議な世紀だなという感じがします。2021年も年の瀬が押し迫ってきましたが、今年はどんな年でしたか?
吉井:もう考え方を変えて、老後の1年2年を先にもらったと。
クリス:なるほど。
吉井:自分の体のこととかやり残しているとか、あと歌うことの発声とかももう1回「本当にこれあってるのかな?」みたいなことを(やっていました)。
クリス:ボイトレをしたんですか?
吉井:新しいトレーナーについたりしています。
クリス:いままでの歌い方というのは負荷をかけていた、というのはありますか?
吉井:やっぱり「力の世代」なので。うさぎ跳び世代じゃないですか、根性とか(笑)。いまはいかに楽に歌うかみたいな時代らしいので。
クリス:わかります。
吉井:つい力が入っちゃうんですよね。
クリス:でもやっぱりロックだと、みんな我流でいきますもんね。当時ボイトレに行くってなったら「なにお前、ロック歌うのにボイストレーニング行ってるのかよ」みたいな時代でした。
吉井:いまだに言われますけどね(笑)。
クリス:いまは喉を定期ケアをしないといけないというか。
吉井:まあ年齢的にもそれはあります。あとは爆音のなかで足元に置いてあるスピーカーを頼りにやっていた世代なので、どうしても聞こえやすい歌い方をしちゃったりとか。
クリス:なるほどね。
吉井:でもまだ、どっちが正解か、〇か×かはわからないです。

弾き語りという新たな挑戦

吉井は2021年に新たなレーベル「UTANOVA MUSiC」を設立。2020年からのコロナ禍で経営難に陥ったライブハウスは多く、中には残念ながら閉店に追い込まれてしまった店舗もある。吉井は配信のメリットも肯定しつつ、「匂いや視覚とか、いろいろなことを感じて聴くその“場所”が大事」という思いで、「UTANOVA」の名前を採用したと語った。

クリス:NOVAって新しいとかの意味もあります。歌を披露する「場」というか、歌を共有する「場」という意味が込められているということですね。
吉井:そこにちなんでレーベル名も付けました。

2020年からは、弾き語りのライブシリーズ「UTANOVA」を実施し、全国のライブハウスを回った吉井。弾き語りの経験はあまりなかったそうだが、「いやもう、最悪でした(笑)」とライブを振り返った。

クリス:なんで?
吉井:下手で(笑)。
クリス:ど頭は最悪でしたか?
吉井:いやもう、なんかヤバかったですね。途中で間違えたりして曲とか止まってました。みんながマスクをするのにも慣れてなかった。お客さんシーンとしてるし。
クリス:大丈夫かなと。
吉井:はい。そういういろいろなトラップがあって、初日はひどかったです。
クリス:そうか、逆に観てみたかったですね。
吉井:いやあ、本当に観た方は忘れてほしいです(笑)。
クリス:でもみなさん、吉井さんのことを知っている方だから、それもまたファン冥利なんじゃないですか。
吉井:いやいや、後半怒ってたと思いますよ、たぶん。
クリス:(笑)。たとえば自分での弾き語りの練習とか、何人かの前でやる分にはうまくいくのに、いざ本番になると?
吉井:なんだったんでしょうね。とにかくシーンとされている。弾き語りにも慣れてない。誰かが横でギターを弾いてくれれば全然平気だったのかもしれませんし。
クリス:それは自分で歌いながら、ギターだとたまにアルペジオが入ったりするけど、コードだけであとは自分の歌というところが重かったのかな。
吉井:人によってはアコースティックギター1本こそが最大のオーケストラだ、なんて格好いいことを言う方もいますけど……全然(笑)。なんならアカペラでやったほうがよかったんじゃないかみたいな。
クリス:バンドのありがたみがね。
吉井:そこです! 本当にバンドありがとうって思いました(笑)。
クリス:でも新しい試みは大事じゃないですか? やっぱりこの歳でそういった想いに戻れるって貴重ですよね。
吉井:改めて歌の大切さとか。段々回数もやっていくうちに慣れてもきたので、細々と続けていきたいなと。
クリス:発展途上というか伸びるというのはそういうことですよね。最初からうまくいってたら伸びしろがないということになるので。
吉井:この歳になってそうやってドキドキすることがまだあるというのは、またいいかなと。

「寒くなってきたから鍋でもしない?」への違和感

番組からのランダムな質問に答えることに。1つ目の質問は新曲のタイトルにちなみ「鍋のこだわりが人一番強いほうである、〇か×か」というもの。

吉井:×。
クリス:全然こだわらない?
吉井:あんまり好きじゃないです。
クリス:鍋嫌い!? めずらしいですね。
吉井:まずね、「寒くなってきたから鍋でもしない?」と言われるフレーズがあんまり好きじゃないです。「なんだよ鍋で誘うって」と。しかも「でも」ってつけただろみたいな。鍋に失礼だろうみたいなね。「寿司『でも』食わない?」とかね。
クリス:冬だから鍋という予定調和的なのはイマジネーションがないだろうと。
吉井:あとポン酢があんまり好きじゃないという(笑)。
クリス:俺はつける系の鍋だったらゴマダレ系だな。でも昨日はチゲだったからそのままいろいろ入ってた。ぐつ煮の鍋はどうですか?
吉井:僕の釣り仲間が最近猟にハマってて、免許とったんですよ。鹿とかイノシシとか捕まえてお肉をさばいて送ってくれるんです。さばきたてのアミノ酸たっぷりなやつ。こないだは、うり坊(イノシシの子ども)が獲れたって送っていただいて鍋にして。それはうまかった!
クリス:へー! 野生的ですね。
吉井:いやもう、すごく元気になっちゃいましたね。

2つ目の質問は「生まれ変わってもまたミュージシャンになりたい?」というものだった。

吉井:どうかなあ……次は飲食店をやってみたいな。
クリス:どんな飲食店?
吉井:鍋(笑)。
クリス:全然話が違うじゃねーか!
吉井:まあでも料理も作るの好きなのでいけるんじゃないかと。曲と料理って似てると思うんですよ。
クリス:ミュージシャンで料理うまい人多いですよね。
吉井:僕の周りのLINE仲間、同世代ミュージシャンのメンバーとかもすごく料理をしていて、プロ級の機材をそろえてて「それ店じゃねーか」みたいな。

吉井の最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。

『SAISON CARD TOKIO HOT 100』ではさまざまなデータをもとに、世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。ゲストを招いたトークコーナーにも注目。放送は毎週日曜の13時から。

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2021年12月26日28時59分まで

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番組情報
SAISON CARD TOKIO HOT 100
毎週日曜
13:00-16:54