RADWIMPSの野田洋次郎がJ-WAVEに登場し、影響を受けた音楽について語った。
野田が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ・ノイハウス萌菜)のワンコーナー「MY FAVORITE THINGS」。12月13日(月)~12月16日(木)まで出演した。ここでは13日(月)のオンエア内容をテキストで紹介する。
【radikoで聴く】
13日(月)OA分:https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20211213093539
14日(火)OA分:https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20211214093447
15日(水)OA分:https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20211215093427
16日(木)OA分:https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20211216093354
※それぞれ再生期限はオンエアの一週間後まで。
初日となるこの日は、野田洋次郎が自身の音楽のルーツについて語った。
野田:ユーミン(松任谷由実)だったり、サザンオールスターズだったり、ジュリー(沢田研二)だったり、やっぱり親が聴いていた歌謡曲というか、日本のポップソングです。ずっと車のなかでかかっていて、メロディーのルーツはそういうところかなと思います。あとは、洋楽でいえば親がフォークソングが好きだったので、サイモン&ガーファンクルみたいなものですね。
サッシャ:音楽好きなご両親でした?
野田:そうです。父も母もピアノを弾いていて、父はジャズ、母はクラシックをやっていました。でも本当にポップソングはすごく好きだったみたいで、日本のメロディーの美しさみたいなものを教わった感じがします。あとは、日本の言葉を音にのせることの美しさや繊細さみたいなもの。そのときはあんまり言葉の意味はわかってないんですけど、やっぱりDNAとして入っていたんだろうなと思います。
サッシャ:いまもたまに聴いたりします?
野田:めちゃめちゃ聴きます。
サッシャ:どんなときに?
野田:どんな景色にも合うので、移動中とかは基本的に(聴いている)。特に、僕は荒井由実さん時代の曲が好きなんですけど、『ベルベット・イースター』とかあのあたり。ちょっとモヤがかかったような、不思議な景色が見えるような音楽が好きですね。
野田:中学で出会って、中学時代はほぼ全曲弾いて歌えたんじゃないかってくらい聴き漁ったし、コード譜を買ってとにかく家で弾き語りしてコピーしていましたね。「いいかげん寝なさい」って言われるくらい、夜中までずっと歌っていました。
サッシャ:そのあと自分が音楽を人に届ける立場になって、ルーツの影響はどんなところに垣間見えたりしますか?
野田: RADWIMPSってコードでいえばアドナインスみたいなのが多いんですけど、そういうのは間違いなくOASISのノエルイズムが完全にしみこんでいます。あとは、25歳くらいからピアノを弾いて曲を作るようになって、マイナーセブンっていうコードがすごく好きで、どんなキーの曲でも基本マイナーセブンとかフラットファイブみたいなのを入れています。それはユーミンさんに響きの影響を受けているだろうなと思って。あとは桑田佳祐さんのラップでもないしでも歌ともとれないようなところ、あれも2歳3歳とかからずっと聴いていて、すごい影響を受けていますね。
サッシャ:あれ、革命ですよね。日本語の音節を無視して歌うっていう。
野田:でもあのアナーキーさってロックだなと思うし、パンクだなとも思うし、失礼な話、本人もそんな国民的なバンドを目指してなかったんじゃないかなって。それがメインストリームのど真ん中にいらっしゃるっていうのがやっぱりすごさだなと思いますし、音楽の自由さを教わります。
幼少期、そして青春時代に影響を受けた音楽に共通するのはメロディーなのだそうだ。
サッシャ:ファンとかいろんな人に「メロディーがいいね」って言われるのがいちばん嬉しい?
野田:嬉しいです。やっぱりミュージシャンだし。(メロディーは)コードとセットだと思うんですけど、コードによってメロディーが生きるか死ぬかも決まってくるので、だからコードの和音とリズムとメロディーが奇跡的なバランスで噛み合わさったときに、ものすごい達成感というか幸福感を感じます。
野田はお気に入りの曲として、自身のルーツにもなった荒井由実の『ベルベット・イースター』をチョイスした。
ノイハウス:私も(ユーミン)よく聴いていました。懐かしい感じがします。
サッシャ:でも懐かしくてノスタルジーも感じるけど、スッと入ってくるのが永遠のメロディー。
ノイハウス:古い感じは全然しないですね。
サッシャ:ピアノはユーミン、ギターはノエルという野田洋次郎さん。これからもなんとなくルーツを感じながら聴くと、そういうスピリットが入ってるんだなっていうのがわかるかもしれませんね。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MY FAVORITE THINGS」では、各業界のクリエイターが。週替わりでライフスタイルを充実させるための大好きなモノ、コトをプレゼンする。放送は月曜~木曜の9時35分頃から。次回もお聴き逃しなく!
野田が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ・ノイハウス萌菜)のワンコーナー「MY FAVORITE THINGS」。12月13日(月)~12月16日(木)まで出演した。ここでは13日(月)のオンエア内容をテキストで紹介する。
【radikoで聴く】
13日(月)OA分:https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20211213093539
14日(火)OA分:https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20211214093447
15日(水)OA分:https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20211215093427
16日(木)OA分:https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20211216093354
※それぞれ再生期限はオンエアの一週間後まで。
両親の影響で聴いていた音楽がルーツ
11月23日に3年ぶりとなるニューアルバム『FOREVER DAZE』をリリースしたRADWIMPS。今週はそんなRADWIMPSからボーカル・ギターの野田洋次郎、ベースの武田祐介を迎え、サッシャが音楽ヒストリーにフォーカスをしてインタビューをする特別編だ。初日となるこの日は、野田洋次郎が自身の音楽のルーツについて語った。
野田:ユーミン(松任谷由実)だったり、サザンオールスターズだったり、ジュリー(沢田研二)だったり、やっぱり親が聴いていた歌謡曲というか、日本のポップソングです。ずっと車のなかでかかっていて、メロディーのルーツはそういうところかなと思います。あとは、洋楽でいえば親がフォークソングが好きだったので、サイモン&ガーファンクルみたいなものですね。
サッシャ:音楽好きなご両親でした?
野田:そうです。父も母もピアノを弾いていて、父はジャズ、母はクラシックをやっていました。でも本当にポップソングはすごく好きだったみたいで、日本のメロディーの美しさみたいなものを教わった感じがします。あとは、日本の言葉を音にのせることの美しさや繊細さみたいなもの。そのときはあんまり言葉の意味はわかってないんですけど、やっぱりDNAとして入っていたんだろうなと思います。
サッシャ:いまもたまに聴いたりします?
野田:めちゃめちゃ聴きます。
サッシャ:どんなときに?
野田:どんな景色にも合うので、移動中とかは基本的に(聴いている)。特に、僕は荒井由実さん時代の曲が好きなんですけど、『ベルベット・イースター』とかあのあたり。ちょっとモヤがかかったような、不思議な景色が見えるような音楽が好きですね。
ルーツとなる音楽は、自身の作るメロディーにも影響
両親の影響を受けた幼少時代を経て、青春時代にバンドをやるとなった際に野田のルーツとなったのは、OASISなのだそうだ。野田:中学で出会って、中学時代はほぼ全曲弾いて歌えたんじゃないかってくらい聴き漁ったし、コード譜を買ってとにかく家で弾き語りしてコピーしていましたね。「いいかげん寝なさい」って言われるくらい、夜中までずっと歌っていました。
サッシャ:そのあと自分が音楽を人に届ける立場になって、ルーツの影響はどんなところに垣間見えたりしますか?
野田: RADWIMPSってコードでいえばアドナインスみたいなのが多いんですけど、そういうのは間違いなくOASISのノエルイズムが完全にしみこんでいます。あとは、25歳くらいからピアノを弾いて曲を作るようになって、マイナーセブンっていうコードがすごく好きで、どんなキーの曲でも基本マイナーセブンとかフラットファイブみたいなのを入れています。それはユーミンさんに響きの影響を受けているだろうなと思って。あとは桑田佳祐さんのラップでもないしでも歌ともとれないようなところ、あれも2歳3歳とかからずっと聴いていて、すごい影響を受けていますね。
サッシャ:あれ、革命ですよね。日本語の音節を無視して歌うっていう。
野田:でもあのアナーキーさってロックだなと思うし、パンクだなとも思うし、失礼な話、本人もそんな国民的なバンドを目指してなかったんじゃないかなって。それがメインストリームのど真ん中にいらっしゃるっていうのがやっぱりすごさだなと思いますし、音楽の自由さを教わります。
幼少期、そして青春時代に影響を受けた音楽に共通するのはメロディーなのだそうだ。
サッシャ:ファンとかいろんな人に「メロディーがいいね」って言われるのがいちばん嬉しい?
野田:嬉しいです。やっぱりミュージシャンだし。(メロディーは)コードとセットだと思うんですけど、コードによってメロディーが生きるか死ぬかも決まってくるので、だからコードの和音とリズムとメロディーが奇跡的なバランスで噛み合わさったときに、ものすごい達成感というか幸福感を感じます。
野田はお気に入りの曲として、自身のルーツにもなった荒井由実の『ベルベット・イースター』をチョイスした。
ノイハウス:私も(ユーミン)よく聴いていました。懐かしい感じがします。
サッシャ:でも懐かしくてノスタルジーも感じるけど、スッと入ってくるのが永遠のメロディー。
ノイハウス:古い感じは全然しないですね。
サッシャ:ピアノはユーミン、ギターはノエルという野田洋次郎さん。これからもなんとなくルーツを感じながら聴くと、そういうスピリットが入ってるんだなっていうのがわかるかもしれませんね。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MY FAVORITE THINGS」では、各業界のクリエイターが。週替わりでライフスタイルを充実させるための大好きなモノ、コトをプレゼンする。放送は月曜~木曜の9時35分頃から。次回もお聴き逃しなく!
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2021年12月20日28時59分まで
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番組情報
- STEP ONE
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月・火・水・木曜9:00-13:00
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サッシャ、ノイハウス萌菜