俳優・八嶋智人が、LiLiCoの歌に感動したエピソードや、2022年1月に出演する舞台『ミネオラ・ツインズ~六場、四つの夢、(最低)六つのウィッグからなるコメディ~』の見どころについて語った。
八嶋が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『ALL GOOD FRIDAY』(ナビゲーター:LiLiCo・稲葉 友)のゲストコーナー。オンエアは12月3日(金)。
八嶋:僕は初めての参加だったんですけど、毎年『この木なんの木』を誰かが代表として歌わなきゃいけない習わしがあったんですね。そのときに歌ったのがLiLiCoさんだったんですよ。それがものすごくカッコいいアレンジで。しかも、みんなを称える歌詞に変えてね。俺ね、感動して泣いちゃったんだよ(笑)。それまでは「ギャーギャーうるさい人だな」って印象だったのに、「なんて素敵な人なんだ!」って一変しましたよ。
稲葉:素敵な出会いですね。
八嶋:あれをやるにはオーラと優しさ、どっちもないとできないことですから。
LiLiCo:あのとき、マライア・キャリーの『恋人たちのクリスマス』を歌ったあとに『この木なんの木』に繋げるアレンジをしたのよ。
稲葉:すごいマッシュアップをしたんだね。
LiLiCoの歌った『この木なんの木』には、『日立 世界ふしぎ発見!』のあるあるネタやスポンサーに対する感謝の気持ちが綴られていたそうだ。
八嶋:上手な結婚式のスピーチって楽しくユーモアもあってちょっと落としたあと、グーっと感動的になってみんな泣いちゃいますよね。あのパターンでした。素晴らしい。
八嶋:僕ね、仕事に関しては選択権も決定権も拒否権もないんです。20数年間事務所にいますけども、「やれ」と言われたものをやるわけです。
LiLiCo:おお!
八嶋:その代わり、北村明子という事務所の社長が全責任を取るわけですよ。僕が人間としてどう生きていくか、それは妻(宮下今日子)のプロデュースです。
LiLiCo:そうなんですか!?
八嶋:僕が役者として芝居をする。その演技は全部劇団でできあがっているんだけど、劇団にも座長がいるんですよ。だから、演技にも責任がないと。僕がこんなにも楽しく、無責任に生きていけているのは、その3つが欠けていたらないわけですよ。
LiLiCo:奥様のセンスがすっごくありますよね。こんなにも面白い人を作り上げているんですから。
八嶋:アメリカの戯曲なんですけども、ミネオラという片田舎に住んでいる双子がおりまして。その双子はまったく正反対の性格なんですね。年齢を重ねていくごとに双子の人格が形成されていくのですが、アメリカの政治的背景が大きく影響してくるんですよ。
双子のマーナとマイラは大原櫻子が演じ、双子のパートナーは小泉今日子が演じる。八嶋はどのような役を任されたのだろうか。
【関連記事】大原櫻子が一卵性双生児の姉妹の役に一人二役で挑戦!
八嶋:僕はなんと、マーナとマイラそれぞれの息子役を演じます。
稲葉:息子役ですか!?
八嶋:25歳の大原櫻子さんの息子役を、51歳の八嶋智人が演じます。演劇ってそういうことです。
稲葉:演劇のパワー!
八嶋:1950年代から1989年のアメリカまでを描くんですけども、ジェンダーの問題や多様性のことなど、いろんなテーマを取り扱った作品です。その問題は令和の日本と地続きのことだと思っていて。『ミネオラ・ツインズ』は1999年にアメリカで上演されていろんな賞を獲っているんですけど、当時の日本だと伝わりにくい話だったと思います。だけど今は、自分の身の回りのこととして納得できることがあるんじゃないでしょうか。それをたった3人で、あーでもないこーでもないと言いながら演じ分けています。そんな3人のバタバタしている様に加えて、ウィットに富んだ痛烈なジョークもあります。ブラックコメディとして楽しんでもらえたら嬉しいです。
『ミネオラ・ツインズ~六場、四つの夢、(最低)六つのウィッグからなるコメディ~』はスパイラルホール(南青山)にて上演予定。その他の詳細は公式サイトをチェック。
『ALL GOOD FRIDAY』では、LiLiCoと稲葉 友が金曜日を熱く、ハッピーに盛り上げる。オンエアは毎週金曜日の11時30分から。
八嶋が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『ALL GOOD FRIDAY』(ナビゲーター:LiLiCo・稲葉 友)のゲストコーナー。オンエアは12月3日(金)。
LiLiCoの印象が一変した出来事
八嶋とLiLiCoは、テレビ番組『日立 世界ふしぎ発見!』(TBS系)の打ち上げで同席した過去があるという。八嶋:僕は初めての参加だったんですけど、毎年『この木なんの木』を誰かが代表として歌わなきゃいけない習わしがあったんですね。そのときに歌ったのがLiLiCoさんだったんですよ。それがものすごくカッコいいアレンジで。しかも、みんなを称える歌詞に変えてね。俺ね、感動して泣いちゃったんだよ(笑)。それまでは「ギャーギャーうるさい人だな」って印象だったのに、「なんて素敵な人なんだ!」って一変しましたよ。
稲葉:素敵な出会いですね。
八嶋:あれをやるにはオーラと優しさ、どっちもないとできないことですから。
LiLiCo:あのとき、マライア・キャリーの『恋人たちのクリスマス』を歌ったあとに『この木なんの木』に繋げるアレンジをしたのよ。
稲葉:すごいマッシュアップをしたんだね。
LiLiCoの歌った『この木なんの木』には、『日立 世界ふしぎ発見!』のあるあるネタやスポンサーに対する感謝の気持ちが綴られていたそうだ。
八嶋:上手な結婚式のスピーチって楽しくユーモアもあってちょっと落としたあと、グーっと感動的になってみんな泣いちゃいますよね。あのパターンでした。素晴らしい。
八嶋を構成する3つの要素とは?
LiLiCoがゲストへの恒例の質問として「自分を構成する3つの要素」を訊くと、八嶋は「家族」「事務所」「劇団」を挙げた。八嶋:僕ね、仕事に関しては選択権も決定権も拒否権もないんです。20数年間事務所にいますけども、「やれ」と言われたものをやるわけです。
LiLiCo:おお!
八嶋:その代わり、北村明子という事務所の社長が全責任を取るわけですよ。僕が人間としてどう生きていくか、それは妻(宮下今日子)のプロデュースです。
LiLiCo:そうなんですか!?
八嶋:僕が役者として芝居をする。その演技は全部劇団でできあがっているんだけど、劇団にも座長がいるんですよ。だから、演技にも責任がないと。僕がこんなにも楽しく、無責任に生きていけているのは、その3つが欠けていたらないわけですよ。
LiLiCo:奥様のセンスがすっごくありますよね。こんなにも面白い人を作り上げているんですから。
アメリカの名舞台を日本で初上演
八嶋は1月7日(金)から上演の舞台『ミネオラ・ツインズ~六場、四つの夢、(最低)六つのウィッグからなるコメディ~』に出演する。ピュリッツァー賞受賞作家のポーラ・ヴォーゲルの傑作が、藤田俊太郎の演出によって日本で初めて上演される。八嶋智人が説明する『ミネオラ・ツインズ』①
双子のマーナとマイラは大原櫻子が演じ、双子のパートナーは小泉今日子が演じる。八嶋はどのような役を任されたのだろうか。
【関連記事】大原櫻子が一卵性双生児の姉妹の役に一人二役で挑戦!
八嶋:僕はなんと、マーナとマイラそれぞれの息子役を演じます。
稲葉:息子役ですか!?
八嶋:25歳の大原櫻子さんの息子役を、51歳の八嶋智人が演じます。演劇ってそういうことです。
稲葉:演劇のパワー!
八嶋:1950年代から1989年のアメリカまでを描くんですけども、ジェンダーの問題や多様性のことなど、いろんなテーマを取り扱った作品です。その問題は令和の日本と地続きのことだと思っていて。『ミネオラ・ツインズ』は1999年にアメリカで上演されていろんな賞を獲っているんですけど、当時の日本だと伝わりにくい話だったと思います。だけど今は、自分の身の回りのこととして納得できることがあるんじゃないでしょうか。それをたった3人で、あーでもないこーでもないと言いながら演じ分けています。そんな3人のバタバタしている様に加えて、ウィットに富んだ痛烈なジョークもあります。ブラックコメディとして楽しんでもらえたら嬉しいです。
『ミネオラ・ツインズ~六場、四つの夢、(最低)六つのウィッグからなるコメディ~』はスパイラルホール(南青山)にて上演予定。その他の詳細は公式サイトをチェック。
『ALL GOOD FRIDAY』では、LiLiCoと稲葉 友が金曜日を熱く、ハッピーに盛り上げる。オンエアは毎週金曜日の11時30分から。
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毎週金曜11:30-16:00
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LiLiCo、稲葉 友