歌手・ 青山テルマが、運転免許取得後の暮らしや、最新アルバムの制作エピソードを語った。
青山が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『START LINE』(ナビゲーター:長谷川ミラ)のワンコーナー「CITROËN AWESOME COLORS」。ここでは、10月29日(金)のオンエアをテキストで紹介する。
長谷川:生配信がめちゃくちゃ面白いですよね。
青山:あまりやらないんですけど、誕生日の10月27日(水)に清水翔太くんと配信しましたね。
長谷川:ニュースになっていましたね。
青山:らしいね! 私、ケーキに立てたローソクが逆だったんですけど、それにふたりともまったく気付かず。ライターを探してからコメントを見たら「逆です」ってたくさん表示されていて、「やば!」ってなりました(笑)。
長谷川:以前、冷蔵庫に携帯を入れて配信していませんでした?
青山:そうなの。一回、生配信しているときに携帯が超熱くなって。急いで冷まさないといけないと思ったから冷蔵庫に入れて配信してたんだけど、開けたままだと「ピーピー」って音が鳴るのね。そのたびにバタンって冷蔵庫を閉めて開けて、みんなに「やっほー」って感じで(笑)。私的にはけっこう普通なことだと思っていたんですけど。
長谷川:衝撃的でしたよ。野菜側の視点というか、見たことのないような景色でした(笑)。
青山:「バラードを歌っているのにハチャメチャなのはどうなんだろう」と思って、控えめにしていたんですけど、どっかのタイミングで我慢できなくなっちゃって(笑)。SNSで自分らしさを出したら、それを徐々にキャッチしていただくようになって、バラエティ番組に呼ばれるようになったって感じですね。
長谷川:SNSで発信したことで、テレビ出演の話が来たんですね。じゃあ、『そばにいるね』を出したあと、理想と現実のあいだにギャップがありましたか?
青山:デビューしたときはまだ19歳だったから、右も左もわからない状態で。最初は大人の言うことは正しいと思っていたんだけど、徐々に違和感を抱くようになって。「自分はこういう性格なのに」って状態が何年か続きましたね。
周囲の評価に気を取られていた青山だったが、「自分が思っているほど他人は自分を気にしていない」と思うようになってから、自分らしさを出し始めたそうだ。
青山:いろいろ試して。服とか髪色とか髪型とか、いろいろやった結果、今に至る感じ。「自分のことをみんなはあんまり見ていないんだろうな」って思ってからは、やりたいことをやったほうがいいなって気持ちになって。その結果、失敗したとしてもやり直せるし。自分のことは自分しか変えられないから、「自分が一番生きやすいようにしたほうがラクだな」って20代前半から中盤らへんに思いました。
バラエティ番組の初出演が決まった当時を、青山は「ぶっちゃけ、最初で最後だなと思ったんですよ」と振り返る。
青山:だけど、バラエティ番組に出るんだったら楽しく出たいなとは思っていました。「自分の経験談で笑えたら最高だな」っていう気持ちで出演しました。
長谷川:最高過ぎました。
青山:ありがとうございます(笑)。あのときね、1週間前にラスベガスでパーティをしたあとだったの。その「イエーイ!」みたいなバイブスがめちゃくちゃ出てるから、今映像を観返すと「すげえ」って思っちゃう(笑)。高校の同窓会をラスベガスでやったんですよ。
長谷川:おしゃれ!
青山:高校時代の親友たちの前にいるときが、一番私らしさが出るんですよね。だから、「最初で最後のバラエティだ!」みたいなテンションで出ちゃった(笑)。
青山:一番飾っていないアルバムだと思っていて。恋愛ソングも入っているけど、人生観を歌っている曲が今回は一番多かったかな。
長谷川:アルバム全13曲聴かせていただきました。人間関係の歌詞が、すごく心に刺さりました。『Scorpion Moon』は直訳すると「さそりの月」ですけど、タイトルの意味は?
青山:理由は超シンプル。私、さそり座で誕生日にアルバムを出すことになったから。自分がさそり座ってことがめっちゃ好きなんですよ。
長谷川:「Scorpion」って響きもかわいいですよね。ジャケットの女の子のイラストもすっごくかわいいです。
青山:私を100倍かわいくしたイメージ。アニメ風に描いてもらいました。
本来、『Scorpion Moon』は2020年にリリースされる予定だったそうだ。
青山:アルバム制作はずっとやっていたんですけど、コロナ禍の影響もあって、インプットする感覚がすごく鈍っちゃって。無理していいものを作るよりも、自分が流れるように、呼吸のように作ったほうが伝わるものがあるから。だから1年ちょっとリリースを延期させてもらいました。
青山:(東京から)1時間半ぐらいで着くから、初心者でも行きやすい距離なんですよね。道のりも超最高なんですよ。富士山も見えるし。
長谷川:わかります。近づくに連れて富士山のサイズが変わっていくんですよね。
青山:途中から空気がめちゃくちゃ変わってくるんだよね。ひとりで行くときもあるし、友だちと一緒に行くときもありますね。
長谷川:運転するのは好きですか?
青山:好き。仕事の行き来だけだったから「免許を取りたいな」って思ったんですよね。やっぱり、ずっと家にいるのがキツ過ぎて。何かに没頭したいなと思ったから、教習所に通うことにしました。
長谷川:どうでしたか?
青山:楽しかった。めっちゃ勉強したからストレートで合格できました。
長谷川:素晴らしい。すごい。実は、私も同じ理由で免許を取りたくて、今勉強しているんですよ。
青山:絶対いいよ。生活範囲も変わるし、運転するだけでけっこうリフレッシュにもなる。すごくおすすめ。
長谷川:以前はリフレッシュする時間とかリラックスする時間ってナチュラルにできていましたけど、今は設けるしかないですもんね。
青山:今はみんな本当にしんどい時期だから。自分のことを褒めてあげたり、自分の時間を作ってあげることがとても必要な時期だなって思う。
長谷川:楽曲制作にも影響しますか?
青山:私、いつも家で曲を書いていたんだけど、ずっといると家のなかの空気が重く感じちゃって。それで、外の空気を吸おうと思って初めてひとりで遠出したのが山梨県だったの。朝日を見に行ったり、ひとりで温泉に入ったりして、「最高!」って思って。誰とも会わなくても、外に出たことがインスピレーション源になったかな。
長谷川:話を聞いていて、やっぱり免許は必要だなって思いました。
青山:本当に取って、マジで。人生変わる!
【関連記事】青山テルマ、ステイホーム中に意識したSNSの使い方は
青山テルマの最新情報は、公式サイトまたは、公式Instagramまで。
『START LINE』のワンコーナー「CITROËN AWESOME COLORS」では、自分らしく輝くあの人のストーリーをお届け。放送は毎週金曜日の18時10分から。
青山が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『START LINE』(ナビゲーター:長谷川ミラ)のワンコーナー「CITROËN AWESOME COLORS」。ここでは、10月29日(金)のオンエアをテキストで紹介する。
携帯を冷蔵庫に入れて配信した理由
共感できる歌詞やパワフルな歌声で人々を魅了する青山は、SNSでも大きな注目を集めており、Instagramのフォロワー数は100万人を超えている。長谷川:生配信がめちゃくちゃ面白いですよね。
青山:あまりやらないんですけど、誕生日の10月27日(水)に清水翔太くんと配信しましたね。
長谷川:ニュースになっていましたね。
青山:らしいね! 私、ケーキに立てたローソクが逆だったんですけど、それにふたりともまったく気付かず。ライターを探してからコメントを見たら「逆です」ってたくさん表示されていて、「やば!」ってなりました(笑)。
長谷川:以前、冷蔵庫に携帯を入れて配信していませんでした?
青山:そうなの。一回、生配信しているときに携帯が超熱くなって。急いで冷まさないといけないと思ったから冷蔵庫に入れて配信してたんだけど、開けたままだと「ピーピー」って音が鳴るのね。そのたびにバタンって冷蔵庫を閉めて開けて、みんなに「やっほー」って感じで(笑)。私的にはけっこう普通なことだと思っていたんですけど。
長谷川:衝撃的でしたよ。野菜側の視点というか、見たことのないような景色でした(笑)。
バラエティ番組進出を振り返る
2008年、青山テルマ feat.SoulJa『そばにいるね』でブレイク。楽曲のイメージを損なわないために、“自分らしさ”を出すのを控えていた時期があったという。青山テルマ feat.SoulJa / そばにいるね
長谷川:SNSで発信したことで、テレビ出演の話が来たんですね。じゃあ、『そばにいるね』を出したあと、理想と現実のあいだにギャップがありましたか?
青山:デビューしたときはまだ19歳だったから、右も左もわからない状態で。最初は大人の言うことは正しいと思っていたんだけど、徐々に違和感を抱くようになって。「自分はこういう性格なのに」って状態が何年か続きましたね。
周囲の評価に気を取られていた青山だったが、「自分が思っているほど他人は自分を気にしていない」と思うようになってから、自分らしさを出し始めたそうだ。
青山:いろいろ試して。服とか髪色とか髪型とか、いろいろやった結果、今に至る感じ。「自分のことをみんなはあんまり見ていないんだろうな」って思ってからは、やりたいことをやったほうがいいなって気持ちになって。その結果、失敗したとしてもやり直せるし。自分のことは自分しか変えられないから、「自分が一番生きやすいようにしたほうがラクだな」って20代前半から中盤らへんに思いました。
バラエティ番組の初出演が決まった当時を、青山は「ぶっちゃけ、最初で最後だなと思ったんですよ」と振り返る。
青山:だけど、バラエティ番組に出るんだったら楽しく出たいなとは思っていました。「自分の経験談で笑えたら最高だな」っていう気持ちで出演しました。
長谷川:最高過ぎました。
青山:ありがとうございます(笑)。あのときね、1週間前にラスベガスでパーティをしたあとだったの。その「イエーイ!」みたいなバイブスがめちゃくちゃ出てるから、今映像を観返すと「すげえ」って思っちゃう(笑)。高校の同窓会をラスベガスでやったんですよ。
長谷川:おしゃれ!
青山:高校時代の親友たちの前にいるときが、一番私らしさが出るんですよね。だから、「最初で最後のバラエティだ!」みたいなテンションで出ちゃった(笑)。
最新アルバムに“飾らない自分の気持ち”を込めた
誕生日である10月27日(水)、青山は9枚目のオリジナルアルバム『Scorpion Moon』をリリースした。青山:一番飾っていないアルバムだと思っていて。恋愛ソングも入っているけど、人生観を歌っている曲が今回は一番多かったかな。
長谷川:アルバム全13曲聴かせていただきました。人間関係の歌詞が、すごく心に刺さりました。『Scorpion Moon』は直訳すると「さそりの月」ですけど、タイトルの意味は?
青山:理由は超シンプル。私、さそり座で誕生日にアルバムを出すことになったから。自分がさそり座ってことがめっちゃ好きなんですよ。
長谷川:「Scorpion」って響きもかわいいですよね。ジャケットの女の子のイラストもすっごくかわいいです。
青山:私を100倍かわいくしたイメージ。アニメ風に描いてもらいました。
本来、『Scorpion Moon』は2020年にリリースされる予定だったそうだ。
青山:アルバム制作はずっとやっていたんですけど、コロナ禍の影響もあって、インプットする感覚がすごく鈍っちゃって。無理していいものを作るよりも、自分が流れるように、呼吸のように作ったほうが伝わるものがあるから。だから1年ちょっとリリースを延期させてもらいました。
運転免許取得により人生が一変
「CITROËN AWESOME COLORS」では、ゲストから「くつろぎ時間の過ごし方」を訊く。2021年に運転免許を取得した青山は、車で山梨県に通うことにハマっているという。青山:(東京から)1時間半ぐらいで着くから、初心者でも行きやすい距離なんですよね。道のりも超最高なんですよ。富士山も見えるし。
長谷川:わかります。近づくに連れて富士山のサイズが変わっていくんですよね。
青山:途中から空気がめちゃくちゃ変わってくるんだよね。ひとりで行くときもあるし、友だちと一緒に行くときもありますね。
長谷川:運転するのは好きですか?
青山:好き。仕事の行き来だけだったから「免許を取りたいな」って思ったんですよね。やっぱり、ずっと家にいるのがキツ過ぎて。何かに没頭したいなと思ったから、教習所に通うことにしました。
長谷川:どうでしたか?
青山:楽しかった。めっちゃ勉強したからストレートで合格できました。
長谷川:素晴らしい。すごい。実は、私も同じ理由で免許を取りたくて、今勉強しているんですよ。
青山:絶対いいよ。生活範囲も変わるし、運転するだけでけっこうリフレッシュにもなる。すごくおすすめ。
長谷川:以前はリフレッシュする時間とかリラックスする時間ってナチュラルにできていましたけど、今は設けるしかないですもんね。
青山:今はみんな本当にしんどい時期だから。自分のことを褒めてあげたり、自分の時間を作ってあげることがとても必要な時期だなって思う。
長谷川:楽曲制作にも影響しますか?
青山:私、いつも家で曲を書いていたんだけど、ずっといると家のなかの空気が重く感じちゃって。それで、外の空気を吸おうと思って初めてひとりで遠出したのが山梨県だったの。朝日を見に行ったり、ひとりで温泉に入ったりして、「最高!」って思って。誰とも会わなくても、外に出たことがインスピレーション源になったかな。
長谷川:話を聞いていて、やっぱり免許は必要だなって思いました。
青山:本当に取って、マジで。人生変わる!
【関連記事】青山テルマ、ステイホーム中に意識したSNSの使い方は
青山テルマの最新情報は、公式サイトまたは、公式Instagramまで。
『START LINE』のワンコーナー「CITROËN AWESOME COLORS」では、自分らしく輝くあの人のストーリーをお届け。放送は毎週金曜日の18時10分から。
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