仲村トオル「自分の足で“自分の道”を歩いてきた気持ちだったけど…」

俳優の仲村トオルが、主演を務める映画『愛のまなざしを』を紹介。また、リスナーにシェアしたい洋楽ナンバーを選んだ。

仲村が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『～JK RADIO～TOKYO UNITED』（ナビゲーター：ジョン・カビラ）のワンコーナー「PLAY IT LOUD!」。ここで11月12日（金）のオンエアをテキストで紹介する。

多くの人が共鳴する？ 愛と憎しみのサスペンス

仲村は、11月12日より公開された映画『愛のまなざしを』にて主演を務めている。鬼才・万田邦敏監督による愛憎サスペンスだ。出演者は仲村のほか、杉野希妃、斎藤 工、中村ゆり、片桐はいりなど。 仲村：僕は亡くなった妻にとらわれ、夜ごと精神安定剤を服用する精神科医の滝沢貴志を演じています。貴志は、モラハラの恋人に連れてこられた患者の水野綾子（杉野希妃）と出会います。恋人との関係に疲弊し、肉親の愛にも飢えていた綾子は、貴志の寄り添った診察に救われたことで、貴志に愛を求めますが、2人の育む愛は決して幸せな展開をするわけではなく……というストーリーです。共感できる登場人物は誰にとってもほとんど出てこないと思うんです。でも個人差があると思うんですけど、誰の心にもある、ちょっとほの暗いところに多くの人が共鳴はしてしまうんじゃないかと思います。

歌詞に共感した1曲

仲村がリスナーとシェアしたい曲は、Simon & Garfunkel『Bridge over Troubled Water』。1970年リリースの楽曲で、邦題は『明日に架ける橋』。 仲村：自分がナレーションを担当している番組『土曜名馬座』（テレビ東京系）の201回目で使わせていただいた曲です。久しぶりに聴いてとても感動して、家に帰って歌詞をチェックしてみたら、まさにだなぁと思って。自分の足で自分の道を歩いてきた気持ちだったけど、きっとたくさんの誰かにかけてもらった橋を渡ってきたんだろうなって。それからしょっちゅう聴いています。スマホでも車のなかでも家でも聴いているって感じです。本当に素晴らしい曲だなと思います。

『～JK RADIO～ TOKYO UNITED』のワンコーナー「PLAY IT LOUD！」では、さまざまな分野で活躍するゲストが「今、一番好きな曲」「繰り返し聴いている曲」を紹介する。放送は毎週金曜の10時20分頃から。