音楽、映画、エンタメ「ここだけの話」
エンタメ好きが「耳を守る」重要性。子どもに与えるべきアイテムは─ラジオ歴20年以上のサッシャが語る

エンタメ好きが「耳を守る」重要性。子どもに与えるべきアイテムは─ラジオ歴20年以上のサッシャが語る

エンターテインメントの楽しみ方が多様化している昨今。サブスクリプションや動画サイトによって誰でも簡単にアクセスできるようになった一方で、10分で映画を要約する違法な「ファスト映画」動画の登場など、効率良くエンタメを“摂取”しようとする動きも加速している。

またコロナ以降、延期や中止を余儀なくされたリアルイベントは、関係者たちの努力の積み重ねにより、限定的ではあるが再開の兆しが見えてきた。ラジオDJ・ナレーターとして20年以上エンタメを届け続けているサッシャさんは、こうした現状をどう捉えているのか。

以前のサッシャさんは、音楽フェスをはじめとしたリアルイベントを、子どもたちと一緒に楽しむことが多かったという。そうしたイベントにおいて、子どもの耳を守る「イヤーマフ」を10年も前から愛用してきた。エンタメの作り手であり届ける立場として、あるいは子どもを持つ親として、これからのエンタメについて思うところを聞いた。

ファスト化するエンタメ

エンタメのファスト化について、サッシャさんは「あまりにもコンテンツが多くて全部に目を通すことができないから、そうしたくなる気持ちはわかる」と一定の理解を示す。

「自分を含め、スマホが登場してからは我慢がなくなったと思います。なんでも、とにかく早く結果を知りたくなってしまっている。でも、本当に好きなものはファスト的に消費しないと思うんですよね。作り手としては、本当に好きなものとして選ばれるようにならなければと考えています」

多くのエンタメがファスト的に扱われる傾向にあるなかで、ラジオはそうした消費の仕方が難しいジャンルだ。しかし、テレワークの広まりや外出自粛など生活様式が変化したことによって、むしろより身近なメディアとしてそのあり方が再び注目されるようになった。たとえば、radikoの利用者数は、一度目の緊急事態宣言時に150万人も増えたという。「コロナ禍でラジオを利用する人が増えたのは、ラジオというメディアの特性にある」と、サッシャさんは語る。

「ラジオは、ながらメディアなんですよね。他のことをしながらでも聴ける。クラブハウスのブームもあったように、音声メディアの良さは、SNSと違って可処分時間を奪い合わないこと。だから、ラジオで重要なのはどう人々の時間を奪うかではなく、いかに人々の生活に根付くかなんです」

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耳を使う仕事だから実感する、聴力の大切さ

2001年にラジオ局「J-WAVE」のナビゲーターに就任して以降、20年ものあいだラジオDJとしてのキャリアを積み重ねてきたサッシャさんだからこそ、聴力に関しては人一倍、気を遣っている。たとえば、ラジオ収録時に使うヘッドフォンはいつも片耳だけ装着するのだという。 「この仕事を始めた頃、先輩が使ったあとのヘッドフォンをつけたときに、音量の大きさに驚いたんです。こんな大音量で聴いているのかと。かなり耳に負担がかかる仕事なのだと感じました。でも、ヘッドフォンなしでは仕事もできない。試行錯誤した結果、片耳にだけヘッドフォンをすれば、もう片方の耳には自分の直の声が入ってくるから、結果的にヘッドフォンからの音量を小さくできるんだと気付いたんですよね。バランスが悪くならないように、毎日交互に片耳だけ装着しています」

それくらいセンシティブに耳への影響を感じているから、なおのこと、成長途中にある子どもの聴力が気になるのだという。

「自己判断ができるようになるまでは大人が守らなければいけませんよね。うちには子どもがふたりいるけれど、イヤーマフを使用して子どもの耳を守るのは、親の義務だと思っています」

サッシャさんがイヤーマフを使い始めたのは10年前。ネット通販で、海外製のものを購入した。以来、フェスなどの音楽イベントを中心に家族で愛用し続けている。当時イヤーマフはまだ日本でそれほど認知されておらず、周りに使っている人はほとんどいなかった。

「子どもの耳を守るためには重要だと思ったし、もっとみんなも使えばいいのにと思っていました。爆音のコンサートは耳に負担がかかるし、僕もそのあと数日間調子が悪くなることもあって。大人の耳でそれほど負担がかかるのだから、ましてや子どもはより強い影響を受けるはずですよね。海外では普通に使われていることも知っていたし、イヤーマフを使うのは、ごく当たり前のことだと思っていました。あまり試したことはないけれど、スポーツイベントや映画館で使うのもいいかもしれませんね」

イヤーマフ歴10年のサッシャさんにとって、ユニバーサルミュージックが手がけるファミリーパートナーブランド「Wican」の子ども向けエンタメ鑑賞用イヤーマフは、まずそのデザインに魅力を感じるという。

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「おしゃれで、シンプルで、服装を選ばずにつけられるのがいい。子どものものは派手なデザインや色味のものが多くて、少し大きくなると嫌がったりする。だけどWicanのイヤーマフは大人がつけても違和感がない。きょうだいで使いまわせそうなのもいいですね」

従来のイヤーマフは音量の抑制を重視するあまり、こもった音になってしまうことがあった。一方でWicanの製品は、大人と同じ音楽体験ができるように開発。ボリュームのつまみを下げたような聞こえ方になる。

「子どもが小さいときには、とにかく“音をなるべく小さくする”ことを意識していましたが、本来の音に近い体験をさせてあげたい。こうした製品が登場するのは、家族一緒に同じ音楽を楽しむ上で嬉しいですね」

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配信を経て、リアルイベントは進化していく

アフターコロナの時代がいつ訪れるか、現時点ではまだ見通しがつかないが、様々な対策を練りながらリアルイベントが開催されることも増えてきた。親子でイベントに出かけることも、以前ほどではないにしろ少しずつ増えてくるだろう。今後、子どもと一緒に楽しめる体験として、サッシャさんは、バスケットボールのBリーグに注目する。

「バスケのようなアリーナスポーツは音が反響するから、盛り上がったときの迫力は、実際そこにいる人数以上にものすごいものがあるんです。僕は子どもの頃、ドイツのアリーナで初めてハンドボールの試合を見たとき、あまりの迫力に怖くて泣いてしまい、親を困らせました。それくらい迫力がある。バスケの場合、野球やサッカーより選手との距離が近いのもいいし、天気を気にしなくていいのもいい。演出も面白いんですよね。ひとつのエンターテインメントのまんなかにバスケの試合があるという考え方だから、試合前後にもハーフタイムにも、さまざまなアトラクションがあって楽しませてくれます」

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また、コロナ禍を経験したことによって、リアルイベントのあり方自体が進化していくことにも期待しているという。

「配信の良さをみんなが知ったことは大きいですよね。遠方にいる人、体調不良で行けない人、入院中の人、そういう人たちの壁を取っ払った。会場内にいながら他の会場とつながることもやりやすくなるし、イベントは、配信とリアルの良さが組み合わさったハイブリッドな形に進化していくんじゃないかと思っています」

現に、サッシャさんもMCとして出演する10月のイベント「J-WAVE INNOVATION WORLD FESTA 2021」はリアル入場と配信のハイブリッド開催で、六本木ヒルズアリーナには巨大スクリーンのARステージが用意される。現場にいる人はステージでリアルな舞台を、スクリーンでAR込みの映像を同時に楽しめるわけだが、これなどは、配信が前提になったからこその発想だと言えるかもしれない。

「こういったアイデアがどんどん生まれているから、イベントはもっと面白くなりそうですよね。楽しみです。早く子どもと一緒に楽しみたいですね」

(インタビュー・編集:小沢あや<ピース>、構成:山田宗太朗、撮影:竹内洋平)

【Wicanとは?】

ユニバーサル ミュージックが立ち上げた、Wicanは、家族や親子で過ごす時間を豊かにするためのファミリーパートナーブランド。記事内で紹介したイヤーマフは、9月30日(木)までの期間限定で30%OFFで販売中。Wicanのオフィシャルインスタグラムアカウントでは、「たくさんの家族にいっぱいの笑顔が生まれますように」という想いを込めて、いろんな情報を日々発信。

■Wican イヤーマフ購入サイト
https://store.universal-music.co.jp/product/dsku11247/

現在はプレゼントキャンペーンも実施中。詳細は公式Instagramをチェック。

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