フリーアナウンサーで弁護士の菊間千乃が、相手と上手にコミュニケーションをとる方法を語った。
菊間がリモートで登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『GROOVE LINE』(ナビゲーター:ピストン西沢)のワンコーナー「GROOVE LINE TOKYO NEST」。放送日は9月16日(木)。
西沢:相手に自分のことを理解してもらうって大事なんですよね?
菊間:そうですね。弁護士の仕事もアナウンサーの仕事も基本は一緒というか、相手の話をよく聞くということがベースなので。
西沢:そうか、聞くのか。
菊間:自分がしゃべり続けるっていうよりは聞くっていう姿勢が大事かなと思っていますね。
西沢:姿勢なんですね。僕みたいに「どうですか?」ってドンと出す人を優しく受け止める大きな懐があることが大事なんですね。
菊間はコミュニケーションについて話すとき、いつもポートボールに例えるという。
菊間:小学校でポートボールをやったとき、先生に「ボールがきたらそこで取ろうと思ったら突き指するから、1回ちゃんと自分のほうに引き寄せて取りなさい」って言われたんです。それを習って、私はそれからそれがコミュニケーションの基本だと思っていて、相手のボールをいきなり「でも」とか言うのではなくて、1回受け止めてそれからこっち側に振るとか、そういうふうな感じで人と話をしようとは思っています。
西沢:なるほど。僕は競技で言ったらチームプレーより自動車レースみたいな、相手を引っかけるみたいなものが好きなんですよ。
菊間:あはは(笑)。でも、それもいいと思いますよ。ピストン(西沢)さんならなんの問題もないと思いますけど。
西沢:たとえば面白くないライブに行って感想を訊かれたときに、菊間さんだったらどう答えるんですか?
菊間:いいところを見つけますね。
西沢:ああ、自分は先に悪いところが来ちゃうからな。そっか。
菊間:本当に仲のいい人には悪いところを正直に言ってあげることは素晴らしいことだと思うけど、そんなに仲良くなかったりその人をよくわかっていない人のライブをパッと見てつまらないっていうのは失礼かなと思うので、いいところをひとつくらい言って、あまり会話はせずに帰ったりとか(笑)。
西沢:僕なんか告訴寸前ですから。
菊間:ははは(笑)。
西沢:もしそうなったら弁護お願いしますね。
菊間:わかりました(笑)。
西沢はゲストを怒らせてしまうこともあるという。
菊間:でも、相手を怒らそうとしてるわけではないんですよね?
西沢:そのきらいもちょっとありますけど、相手からなんか面白い反応を引っ張り出そうとしての失敗はありますからね。菊間さんもよくご存じだと思うのですが、生放送の緊張感のなかでツルツルっていくのであればここでぶっ込んで相手の反応を見たいってことがあるじゃないですか。
菊間:私もアナウンサーのときはずっとそうでした。
西沢:でも、僕はそのぶっ込む要素が辛すぎて、テレビもけっこうやったけど、場が凍り付いちゃうことが多くて使われなくなったんですよね。やり過ぎっていうか。
菊間:それはたぶんやり過ぎではなくて、ピストンさんに対して相手がぶっ込んでもらえるような隙がないんじゃないですか。ようは自分も腹を割って「私にも何でもツッコんでいいですよ」って言いながら相手をツッコむと相手の人も言ってくれるけど、自分を固めて相手にガンといくと相手が言いづらくなってしまうので。
菊間:いろんな人がいていいんですから。私みたいな人とピストンさんが絡むと面白いことになっていくのであって、全員がピストンさんでも世の中的に困っちゃうかもしれないし、全員が私みたいでもよくないからいろんな人がいていいんです。
西沢:でも、菊間さんは人に嫌われることはほとんどないだろうけど、僕は頻繁にありますよ。
菊間:そんなことはないですよ。私だってありますよ。
西沢:ええ、そうですか。
菊間:あると思うけど、そんなのピストンさんが気にするとは思わなかったです。気にします?
西沢:そうでもないですけど。
菊間:ですよね(笑)。
西沢:でも、今からでも直せるものだったら直したいなって思いますけど。ひとりじゃ直せるものじゃないですよね。
菊間:そうですね。相手の話をよく聞くっていうことだけですね。
『GROOVE LINE』では楽曲を紹介しながらゲストとの軽快なトークをお届け。放送は毎週月曜から木曜の18時10分ごろから。
菊間がリモートで登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『GROOVE LINE』(ナビゲーター:ピストン西沢)のワンコーナー「GROOVE LINE TOKYO NEST」。放送日は9月16日(木)。
弁護士もアナウンサーも同じ
菊間は弁護士になって10年ほど経ち、現在は企業法務を中心に活動をしている。西沢:相手に自分のことを理解してもらうって大事なんですよね?
菊間:そうですね。弁護士の仕事もアナウンサーの仕事も基本は一緒というか、相手の話をよく聞くということがベースなので。
西沢:そうか、聞くのか。
菊間:自分がしゃべり続けるっていうよりは聞くっていう姿勢が大事かなと思っていますね。
西沢:姿勢なんですね。僕みたいに「どうですか?」ってドンと出す人を優しく受け止める大きな懐があることが大事なんですね。
菊間はコミュニケーションについて話すとき、いつもポートボールに例えるという。
菊間:小学校でポートボールをやったとき、先生に「ボールがきたらそこで取ろうと思ったら突き指するから、1回ちゃんと自分のほうに引き寄せて取りなさい」って言われたんです。それを習って、私はそれからそれがコミュニケーションの基本だと思っていて、相手のボールをいきなり「でも」とか言うのではなくて、1回受け止めてそれからこっち側に振るとか、そういうふうな感じで人と話をしようとは思っています。
西沢:なるほど。僕は競技で言ったらチームプレーより自動車レースみたいな、相手を引っかけるみたいなものが好きなんですよ。
菊間:あはは(笑)。でも、それもいいと思いますよ。ピストン(西沢)さんならなんの問題もないと思いますけど。
いいところを見つける
西沢は相手への興味などが顔や態度に出てしまい、周囲に伝わりやすい悩みがあると話し、その改善方法を菊間に質問する。西沢:たとえば面白くないライブに行って感想を訊かれたときに、菊間さんだったらどう答えるんですか?
菊間:いいところを見つけますね。
西沢:ああ、自分は先に悪いところが来ちゃうからな。そっか。
菊間:本当に仲のいい人には悪いところを正直に言ってあげることは素晴らしいことだと思うけど、そんなに仲良くなかったりその人をよくわかっていない人のライブをパッと見てつまらないっていうのは失礼かなと思うので、いいところをひとつくらい言って、あまり会話はせずに帰ったりとか(笑)。
西沢:僕なんか告訴寸前ですから。
菊間:ははは(笑)。
西沢:もしそうなったら弁護お願いしますね。
菊間:わかりました(笑)。
西沢はゲストを怒らせてしまうこともあるという。
菊間:でも、相手を怒らそうとしてるわけではないんですよね?
西沢:そのきらいもちょっとありますけど、相手からなんか面白い反応を引っ張り出そうとしての失敗はありますからね。菊間さんもよくご存じだと思うのですが、生放送の緊張感のなかでツルツルっていくのであればここでぶっ込んで相手の反応を見たいってことがあるじゃないですか。
菊間:私もアナウンサーのときはずっとそうでした。
西沢:でも、僕はそのぶっ込む要素が辛すぎて、テレビもけっこうやったけど、場が凍り付いちゃうことが多くて使われなくなったんですよね。やり過ぎっていうか。
菊間:それはたぶんやり過ぎではなくて、ピストンさんに対して相手がぶっ込んでもらえるような隙がないんじゃないですか。ようは自分も腹を割って「私にも何でもツッコんでいいですよ」って言いながら相手をツッコむと相手の人も言ってくれるけど、自分を固めて相手にガンといくと相手が言いづらくなってしまうので。
相手の話をよく聞くことが大事
西沢は「僕みたいに暑苦しいコメントとか絡みつくような喋りのスタイルはどうしたらいい?」と質問すると、菊間は「そのままでいい」とアドバイスを送る。菊間:いろんな人がいていいんですから。私みたいな人とピストンさんが絡むと面白いことになっていくのであって、全員がピストンさんでも世の中的に困っちゃうかもしれないし、全員が私みたいでもよくないからいろんな人がいていいんです。
西沢:でも、菊間さんは人に嫌われることはほとんどないだろうけど、僕は頻繁にありますよ。
菊間:そんなことはないですよ。私だってありますよ。
西沢:ええ、そうですか。
菊間:あると思うけど、そんなのピストンさんが気にするとは思わなかったです。気にします?
西沢:そうでもないですけど。
菊間:ですよね(笑)。
西沢:でも、今からでも直せるものだったら直したいなって思いますけど。ひとりじゃ直せるものじゃないですよね。
菊間:そうですね。相手の話をよく聞くっていうことだけですね。
『GROOVE LINE』では楽曲を紹介しながらゲストとの軽快なトークをお届け。放送は毎週月曜から木曜の18時10分ごろから。
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2021年9月23日28時59分まで
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ピストン西沢