J-WAVEで放送中の番組『SEASONS』（ナビゲーター：マリエ）のワンコーナー「COME ACROSS TOKYO」。1月25日（土）のオンエアでは、誰でも気軽にシルクスクリーンや電解マーキングなどが楽しめるシルク印刷工房「SURUTOCO」（北品川）を紹介。代表の辰巳量平さんに話を訊いた。
【この記事の放送回をradikoで聴く】（2020年2月1日28時59分まで）
■誰でも簡単に作りたいものが作れる遊び場
「SURUTOCO」は株式会社JAMが運営する、シルクスクリーンで遊べる店。株式会社JAMの愛称は「レトロ印刷JAM」で、孔版印刷を専門とする大阪の印刷会社だ。
マリエ：孔版印刷というのはどういったものなんでしょうか。
辰巳：版に穴を空けてインクを流し込むという、原理としてはステンシル（型染め）がもとになっているような、非常にシンプルな印刷方法です。孔版印刷の一種でシルクスクリーンというものがあり、Tシャツやトートバッグなどに使用されている身近な印刷方法です。
マリエ：こちらのお店のコンセプトを教えてください。
辰巳：シルクスクリーンというと、設備や道具を整えたり「どんなことをするのかわからない」というイメージがありますが、ここは「誰でも簡単に作りたいものが作れる遊び場」を目標に活動しています。
マリエ：とても素敵ですね。わくわくします。実際にどんなお客さんがいらっしゃいますか？
辰巳：作家さんやデザイナー、音楽系のバンドの方がグッズを作ったりしています。
マリエ：年齢制限は特に設けていないんですね。子どもでも大人でも一緒に楽しむことができるんですね。
辰巳：そうですね。
■黒いマジックで描いたデザインがステンレスマグに印刷！
店舗に入ると、トートバッグ、サコッシュ、Tシャツなどの布製品、コースターやポチ袋などの紙製品、木材まで、シルクスクリーンで印刷可能なカラーバリエーションも入れると、250種類ほどのアイテムが並ぶ。さらに、電解マーキングという金属への印刷もできる。
辰巳：電解マーキングの説明が難しいんですが、シルクスクリーンの版と電解マーキングの機械を使っていきます。電解液という液体をシルクスクリーンの版から流し込み、電気を流すと金属の表面上が化学反応を起こして変色します。インクを使わない分、簡単な印刷ですね。削っているので、すごくよく見ると少しへこんでいます。
マリエ：これは何分ぐらいでできるものなんですか？
辰巳：印刷自体は1個あたり1分もかからないぐらいです。原稿を作って製版して印刷するという流れなので、大体30分くらいはかかります。
マリエが初めての電解マーキングにチャレンジした。まずは黒いマジックなどを使ってデザインを手描きする。デザインはデータでも対応可能。そのデザインを目が細かいシート状の版にする。版は5分ほどで完成し、準備ができたところで版のシートと電解マーキング用の機械、電解液という透明な液体を使用して、ステンレスサーモタンブラーにプリントしていく。
マリエ：おー、すごい！ なんか、得意げになっちゃいますね。
辰巳：初めてでも簡単に、誰でもうまくできるようにと心がけています。にじんだりかすれたりしても、1点ものとして楽しんでもらえたらと思います。
今回作成した版は、20回ほど使用できるという。マリエはあまりの手軽さに「他のものをどんどん作りたくなっちゃいます」とコメントした。
「SURUTOCO」は、2月1日（土）から10日（月）まで、埼玉・ギャラリー「タナビケ」主催の展覧会「タナビケと100人のシルクスクリーン展」に参加する。作家100人の作品を使い、シルクスクリーンで印刷できるそうなので要チェックだ。「SURUTOCO」は、週末は満席になることもあるので、ホームページで予約することをおすすめする。
『SEASONS』のワンコーナー「COME ACROSS TOKYO」では、マリエが東京の街の旬をピックアップ。放送は毎週土曜の14時40分ころから。お聴き逃しなく。
【この記事の放送回をradikoで聴く】（2020年2月1日28時59分まで）
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」（有料）なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名：『SEASONS』
放送日時：毎週土曜 14時10分－14時30分
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/original/seasons/
【この記事の放送回をradikoで聴く】（2020年2月1日28時59分まで）
■誰でも簡単に作りたいものが作れる遊び場
「SURUTOCO」は株式会社JAMが運営する、シルクスクリーンで遊べる店。株式会社JAMの愛称は「レトロ印刷JAM」で、孔版印刷を専門とする大阪の印刷会社だ。
マリエ：孔版印刷というのはどういったものなんでしょうか。
辰巳：版に穴を空けてインクを流し込むという、原理としてはステンシル（型染め）がもとになっているような、非常にシンプルな印刷方法です。孔版印刷の一種でシルクスクリーンというものがあり、Tシャツやトートバッグなどに使用されている身近な印刷方法です。
マリエ：こちらのお店のコンセプトを教えてください。
辰巳：シルクスクリーンというと、設備や道具を整えたり「どんなことをするのかわからない」というイメージがありますが、ここは「誰でも簡単に作りたいものが作れる遊び場」を目標に活動しています。
マリエ：とても素敵ですね。わくわくします。実際にどんなお客さんがいらっしゃいますか？
辰巳：作家さんやデザイナー、音楽系のバンドの方がグッズを作ったりしています。
マリエ：年齢制限は特に設けていないんですね。子どもでも大人でも一緒に楽しむことができるんですね。
辰巳：そうですね。
■黒いマジックで描いたデザインがステンレスマグに印刷！
店舗に入ると、トートバッグ、サコッシュ、Tシャツなどの布製品、コースターやポチ袋などの紙製品、木材まで、シルクスクリーンで印刷可能なカラーバリエーションも入れると、250種類ほどのアイテムが並ぶ。さらに、電解マーキングという金属への印刷もできる。
辰巳：電解マーキングの説明が難しいんですが、シルクスクリーンの版と電解マーキングの機械を使っていきます。電解液という液体をシルクスクリーンの版から流し込み、電気を流すと金属の表面上が化学反応を起こして変色します。インクを使わない分、簡単な印刷ですね。削っているので、すごくよく見ると少しへこんでいます。
マリエ：これは何分ぐらいでできるものなんですか？
辰巳：印刷自体は1個あたり1分もかからないぐらいです。原稿を作って製版して印刷するという流れなので、大体30分くらいはかかります。
マリエが初めての電解マーキングにチャレンジした。まずは黒いマジックなどを使ってデザインを手描きする。デザインはデータでも対応可能。そのデザインを目が細かいシート状の版にする。版は5分ほどで完成し、準備ができたところで版のシートと電解マーキング用の機械、電解液という透明な液体を使用して、ステンレスサーモタンブラーにプリントしていく。
マリエ：おー、すごい！ なんか、得意げになっちゃいますね。
辰巳：初めてでも簡単に、誰でもうまくできるようにと心がけています。にじんだりかすれたりしても、1点ものとして楽しんでもらえたらと思います。
今回作成した版は、20回ほど使用できるという。マリエはあまりの手軽さに「他のものをどんどん作りたくなっちゃいます」とコメントした。
「SURUTOCO」は、2月1日（土）から10日（月）まで、埼玉・ギャラリー「タナビケ」主催の展覧会「タナビケと100人のシルクスクリーン展」に参加する。作家100人の作品を使い、シルクスクリーンで印刷できるそうなので要チェックだ。「SURUTOCO」は、週末は満席になることもあるので、ホームページで予約することをおすすめする。
『SEASONS』のワンコーナー「COME ACROSS TOKYO」では、マリエが東京の街の旬をピックアップ。放送は毎週土曜の14時40分ころから。お聴き逃しなく。
【この記事の放送回をradikoで聴く】（2020年2月1日28時59分まで）
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【番組情報】
番組名：『SEASONS』
放送日時：毎週土曜 14時10分－14時30分
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/original/seasons/
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