J-WAVEで放送中の『GOLD RUSH』(ナビゲーター:渡部 建)のワンコーナー「CURIOUSCOPE」。7月27日(金)のオンエアでは、2000年以降のカレーブームの歴史と最新トレンドを、カレー総合研究所所長・井上岳久さんに伺いました。
■どのくらい知ってる? カレーの流行
井上さんは、横濱カレーミュージアムの責任者兼総括プロデューサーを務めており、カレーの文化や歴史、地域的特色に精通しています。2000年以降の、さまざまなカレーブームとは?
□2001~2002年 カレー専門店ブーム
この時期までは、カレー専門店より、レストランでカレーを注文するスタイルが主流でした。横濱カレーミュージアムのオープン(2001年)により、同館出店のカレー専門店の存在が脚光を浴びます。お店の名前を冠したレトルトカレーも続々と販売されました。
□2003年 カレーうどんブーム
カレーうどん専門店が誕生し、全国に広まります。「古奈屋」(東京)、「若鯱屋」(名古屋)、「饂飩家 五右衛門」(香川)などが人気になりました。
□2004年~2005年 スープカレーブーム
これまでもスープカレーはあったものの、札幌などの「ご当地グルメ」として存在していました。横濱カレーミュージアムがスープカレーを扱ったことがブームのきっかけとなり、全国に広まりました。
□2005年 フレンチカレーブーム
オシャレに食べるフレンチカレーが注目され、ブームになりました。
□2006年 白カレー・黒カレーブーム
大手メーカーから出た白カレーにより、「カレーは黄色ではなく白もある」と話題になり、そのブームに乗っかり、黒カレーも人気になりました。
□2007年 カレー鍋ブーム
さまざまな鍋が流行した際に、カレーも注目されます。カレー鍋の専門店もオープンし、話題になりました。
□2008年 キーマカレーブーム
昔からあるキーマカレーですが、カレー通の間でしか知られていませんでした。しかし、野菜だけで作ったキーマカレーなど、種類が豊富になったことにより、注目されはじめます。
□2011年 バターチキンカレーブーム
2011年に世界的なブームになったバターチキンカレー。「マイルドな味がおいしい」と、日本でもブームに火が付きました。老若男女に愛されるカレーです。
□2012年 カフェカレーブーム
キーマカレー、バターチキンカレー、さらにグリーンカレー、マッサマンカレーなどがカフェで提供されるようになり、ブームになりました。
□2015年 サラダカレーブーム
通常のカレーはライスとルーですが、そこにサラダも加えたサラダカレーが注目されます。ワンプレートでサラダ、ライス、ルーを楽しめるものが人気を博しました。また、金沢カレーも話題になります。金沢カレーはライス、千切りキャベツ、カツ、ルーが一緒になったものです。
□2016年 スリランカカレーブーム
大阪でスリランカカレーブームが先に起こり、その後、全国で話題になります。ワンプレートでライス、数種類のカレー、副菜を食べるスタイルです。インド系カレーは、宗教上食べられないという理由からチキンが主流ですが、日本ではビーフ、ポークも使われており、人気を博しました。
□2017年 大阪スパイスカレーブーム
大阪で、スパイス感を重視した独創的カレーが大ブレイク。これをきっかけに、2018年は全国スパイスカレーブームとなり、個性豊かなカレーが注目されました。
■今後ブームになりそうなのは…
最後に、次にブームになりそうなカレーについて、井上さんに伺いました。
井上:私としては、インドのカレーがそのまま食べられるような……。
渡部:日本風ではなく?
井上:そうです。インドに行くとカレーの味が違うんですよ。これは作り方が違うということもありますし、スパイスなどの原材料が違うということもあります。だから、インドのものをそのまま食べられるというカレーが、次にくるんじゃないかなと思います。
渡部:インドカレーブームですね。
井上:“本物の”インドカレーブームですね。
この機会に、ぜひさまざまなカレーを楽しんでみてはいかがでしょうか。
来週8月3日(金)のオンエアでは、渡部が予約した幻の肉焼き職人のレストランに、1組2名様をご招待するプレゼント企画があります。また現在、J-WAVEはスペシャルウィーク! 豪華ゲストと企画が満載です。詳しい内容はこちらをご覧ください。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『GOLD RUSH』
放送日時:毎週金曜 16時30分ー20時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/goldrush/
■どのくらい知ってる? カレーの流行
井上さんは、横濱カレーミュージアムの責任者兼総括プロデューサーを務めており、カレーの文化や歴史、地域的特色に精通しています。2000年以降の、さまざまなカレーブームとは?
□2001~2002年 カレー専門店ブーム
この時期までは、カレー専門店より、レストランでカレーを注文するスタイルが主流でした。横濱カレーミュージアムのオープン(2001年)により、同館出店のカレー専門店の存在が脚光を浴びます。お店の名前を冠したレトルトカレーも続々と販売されました。
□2003年 カレーうどんブーム
カレーうどん専門店が誕生し、全国に広まります。「古奈屋」(東京)、「若鯱屋」(名古屋)、「饂飩家 五右衛門」(香川)などが人気になりました。
□2004年~2005年 スープカレーブーム
これまでもスープカレーはあったものの、札幌などの「ご当地グルメ」として存在していました。横濱カレーミュージアムがスープカレーを扱ったことがブームのきっかけとなり、全国に広まりました。
□2005年 フレンチカレーブーム
オシャレに食べるフレンチカレーが注目され、ブームになりました。
□2006年 白カレー・黒カレーブーム
大手メーカーから出た白カレーにより、「カレーは黄色ではなく白もある」と話題になり、そのブームに乗っかり、黒カレーも人気になりました。
□2007年 カレー鍋ブーム
さまざまな鍋が流行した際に、カレーも注目されます。カレー鍋の専門店もオープンし、話題になりました。
□2008年 キーマカレーブーム
昔からあるキーマカレーですが、カレー通の間でしか知られていませんでした。しかし、野菜だけで作ったキーマカレーなど、種類が豊富になったことにより、注目されはじめます。
□2011年 バターチキンカレーブーム
2011年に世界的なブームになったバターチキンカレー。「マイルドな味がおいしい」と、日本でもブームに火が付きました。老若男女に愛されるカレーです。
□2012年 カフェカレーブーム
キーマカレー、バターチキンカレー、さらにグリーンカレー、マッサマンカレーなどがカフェで提供されるようになり、ブームになりました。
□2015年 サラダカレーブーム
通常のカレーはライスとルーですが、そこにサラダも加えたサラダカレーが注目されます。ワンプレートでサラダ、ライス、ルーを楽しめるものが人気を博しました。また、金沢カレーも話題になります。金沢カレーはライス、千切りキャベツ、カツ、ルーが一緒になったものです。
□2016年 スリランカカレーブーム
大阪でスリランカカレーブームが先に起こり、その後、全国で話題になります。ワンプレートでライス、数種類のカレー、副菜を食べるスタイルです。インド系カレーは、宗教上食べられないという理由からチキンが主流ですが、日本ではビーフ、ポークも使われており、人気を博しました。
□2017年 大阪スパイスカレーブーム
大阪で、スパイス感を重視した独創的カレーが大ブレイク。これをきっかけに、2018年は全国スパイスカレーブームとなり、個性豊かなカレーが注目されました。
■今後ブームになりそうなのは…
最後に、次にブームになりそうなカレーについて、井上さんに伺いました。
井上:私としては、インドのカレーがそのまま食べられるような……。
渡部:日本風ではなく?
井上:そうです。インドに行くとカレーの味が違うんですよ。これは作り方が違うということもありますし、スパイスなどの原材料が違うということもあります。だから、インドのものをそのまま食べられるというカレーが、次にくるんじゃないかなと思います。
渡部:インドカレーブームですね。
井上:“本物の”インドカレーブームですね。
この機会に、ぜひさまざまなカレーを楽しんでみてはいかがでしょうか。
来週8月3日(金)のオンエアでは、渡部が予約した幻の肉焼き職人のレストランに、1組2名様をご招待するプレゼント企画があります。また現在、J-WAVEはスペシャルウィーク! 豪華ゲストと企画が満載です。詳しい内容はこちらをご覧ください。
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【番組情報】
番組名:『GOLD RUSH』
放送日時:毎週金曜 16時30分ー20時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/goldrush/
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