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いつか乗りたい列車たち。『タモリ倶楽部』にも出演するホリプロマネージャー・南田裕介が紹介

「N700S」ポスター/東海旅客鉄道株式会社の発行したプレスリリースより

いつか乗りたい列車たち。『タモリ倶楽部』にも出演するホリプロマネージャー・南田裕介が紹介

J-WAVEで放送中の『GOLD RUSH』(ナビゲーター:小宮山雄飛<ホフディラン>)のワンコーナー「CURIOUSCOPE」。9月11日(金)のオンエアでは、鉄道マニアのホリプロマネージャー・南田裕介さんがゲストに登場。“鉄道愛"を語った。

鉄道ファン歴はなんと43年!

南田さんは1974年生まれ、奈良県出身の46歳。ホリプロ社員としてマネージャーを務めながら、テレビやラジオ、鉄道関連イベントに多数出演。『タモリ倶楽部』(テレビ朝日)のタモリ電車クラブ会員No.4でゴールド会員でもある。9月14日には『南田裕介の鉄道ミステリー 謎を求めて日本全国乗り鉄の旅』(天夢人)を上梓した。

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南田:おかげさまでボチボチやらせていただいております。
小宮山:マネージャーさんなんですよね?
南田:基本的にはマネージャーをやっておりまして、今はアナウンスルームというところでフリーアナウンサーのプロジェクトを束ねています。
小宮山:マネージャーでいながら鉄道ファン。鉄道ファンというのは、いつごろからなんですか?
南田:物心がついたころからなんですよね。そう考えると、3歳から計算して、ざっと43年という感じですかね。
小宮山:43年! テレビに出るようになったきっかけは?
南田:最初は『タモリ倶楽部』に出させてもらったんですね。そのときは鉄道企画ではなくて、鉄道以外にアイドルも好きだったので、アイドル好きがアイドルのマネージャーをやっていたころに「それはおかしいんじゃないか」という企画でした。
小宮山:あはは(笑)。
南田:それで最初に呼んでもらって、いろいろとタモリさんと話をしていたときに「鉄道も好きなの?」という話になりまして、そこから鉄道の企画に出るようになり、「本を出さない?」「イベントに出てくれない?」と、そういうふうになってきたという感じなんです。

鉄道マニアをうならせた「WEST EXPRESS 銀河」

南田さんが現在、注目している最新鉄道ニュースを紹介した。

南田:東海道新幹線に新しい新幹線車両が入ったんです。「N700S」という全く新しいパターンの列車。車内の雰囲気が違ったり、性能ももちろんすごくよくなっていたりする新幹線がデビューしています。

JR西日本の新しい夜行列車「WEST EXPRESS 銀河」も、本来は春だった予定から遅れて、9月11日にデビューした。

南田:いわゆるクルーズトレインとは一味違う、比較的みんなも乗れるような金額設定と定員数です。

「WEST EXPRESS 銀河」の車内(『京都新聞』You Tubeアカウントより)

小宮山:写真を見ると、鉄道マニアじゃない僕が見てもかっこいいと思う列車です。
南田:かっこいいでしょ? いろいろな席のパターンがありまして、個室もあったり普通車もあったり寝そべる場所もあったり、川西康之さんがデザインを手がけられたんです。
小宮山:興奮がすごく伝わってきます。鉄道マニアからしたらすごいニュースなわけですね。
南田:そうなんですよ。今は夜行列車がどんどんなくなってきていて、定期列車では「サンライズ瀬戸号」「サンライズ出雲号」しかないので、それプラス新しいコンセプトの夜行列車が誕生したということが熱いんです。
小宮山:列車の中もすごいですね。
南田:「これが鉄道車両なのか?」と思うような作りになってるでしょ?

鉄道オタクではない小宮山だが、それでも「WEST EXPRESS 銀河」の魅力を前に「これは僕でも興奮する。いいなあ」と感嘆の声をあげる。

南田:関西と出雲を結ぶんですが、いろいろなところを走る計画もありますので、今後チェックしていただければ。この車両は改造車で、もともと新快速をやっていた117系という、国鉄時代から使われている電車を改造してるのがマニア的には熱いんです。車内のシステムが熱いのはもちろんなんですけど、もともとの車両が国鉄の新快速だというところまで踏み込んでいただきたい。これはなかなか記事にならないマニアの熱さですね。

「御朱印帳」ならぬ「鉄印帳」!

南田はさらに、鉄道ニュースとして「御朱印帳」ならぬ「鉄印帳」を紹介した。

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「鉄印帳」は第三セクター鉄道等協議会が、加盟する鉄道会社と関係会社とで連携した新たな取り組み。寺社の御朱印帳をモチーフに、加盟40社オリジナルの印「鉄印」とそれを冊子にまとめる「鉄印帳」を作成し、全国の第三セクターが共同で販売することで地方鉄道と沿線地域の振興を狙うもの。株式会社日本旅行では、「鉄印帳」を使用して第三セクター鉄道を楽しめる「鉄印帳付き宿泊プラン」をWEB専用商品として発売している。詳細はこちら(PR TIMES)。

南田:第三セクターのローカル鉄道40社が「鉄印帳」を始めまして、これが大人気です。
小宮山:駅のスタンプを押すような感じなんですか?
南田:そうなんですけど、これまでと異なる点があります。神社を巡る「御朱印帳」は窓口に持っていって印を押してもらうじゃないですか。あれと全く同じで「鉄印帳」を2200円で購入して、それを参加会社の窓口に持っていくと、印を貼ってもらえる、あるいは書いてもらえます。記帳料は300円からで、もらうためにはその列車を使わないといけません。なので、列車を使ってそこに行った人に鉄印を差し上げるという感じなんです。この「鉄印帳」も時代と逆行しているというか、特例を除いてネット販売をしていないんです。
小宮山:リアルに足を運ばないといけない。
南田:そういうシステムになっています。北海道から九州まであります。これを企画したのがくま川鉄道の社長さんです。今は豪雨で被害を受けていて、九州にもそういう鉄道があるんだなと心の片隅に置いていただければうれしいです。

『GOLD RUSH』のワンコーナー「CURIOUSCOPE」では、毎週ひとつのトピックをピックアップ。その道に精通したゲストを迎え、流行・現象の本質に迫る。放送は16時40分ごろから。

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2020年9月18日28時59分まで

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毎週金曜
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