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色も香りも違う!アラブ諸国のコーヒーとは

色も香りも違う!アラブ諸国のコーヒーとは

J-WAVEで放送中の番組「~JK RADIO~TOKYO UNITED」(ナビゲーター:ジョン・カビラ)。「Cleansui MORNING TABLE」のコーナーでは毎回、世界各地の食卓を紹介しています。10月7日のオンエアでは、中東のサウジアラビア王国をピックアップしました。

イスラム教徒の人々は毎日、「メッカ」の方向に向かって祈りを捧げ、今年の大巡礼では世界中から200万人近い信者が訪れています。その街の中心地、高層ビルが立ち並ぶ一角にあるのが、地上600メートルあまりという、世界トップクラスの高さを誇る「メッカ・ロイヤル・クロック・タワー・ホテル」。その頂上近くには、遠く離れた場所からも時刻を読み取ることができる、直径46メートルという巨大な世界一高い時計台があります。

その大きさたるや、ロンドン名物の時計台「ビッグベン」の6倍! 2012年に最先端の建築技術を駆使して完成し、外観はまるでSFの世界のようです。建設費は一体いくらかかっているのでしょうか…(笑)。

そんなサウジアラビアの朝は「カフワ・アラビーヤ」で始まります。「カフワ」はコーヒーの語源になったという説もあるそうです。アラブ諸国でよく飲まれる「カフワ・アラビーヤ」は、色も香りも一般的なコーヒーとは一味違います。

片手鍋に焙煎したコーヒー豆を粉にして入れ、砕いたカルダモンを加えて、水を注いで火にかけます。「沸騰しては火を止める」、という作業を繰り返し、上澄みの部分を小さなカップに注ぎます。

お酒を飲む風習がないイスラム教では、みんなで「カフワ」を飲むことは、「感謝を表す」「友好関係を築きたい」など、さまざまな気持ちを込めてもてなす、という大切な意味があります。

お店などでは小さなコップで出され、コップが空になると継ぎ足してくれるのですが、「もう結構です」というときには、コップを横にして軽く振るのがサインだそう。

砂糖は入れず、甘いナツメヤシの実と一緒にいただくのが定番。私たちの知っているコーヒーとはまったく違う味わいの「カフワ・アラビーヤ」、ぜひ飲んでみたいですね!

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【番組情報】
番組名:「~JK RADIO~TOKYO UNITED」
放送日時:毎週金曜 6時ー11時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tokyounited/

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