J-WAVE土曜21時からの番組「THE MUSIC SPECIAL」(ナビゲーター:サッシャ)。6月18日の放送では、来日間近の”レッチリ”こと「RED HOT CHILI PEPPERS」を大特集! 彼らが常に世界トップのバンドであり続ける理由に迫りました。
6月17日に5年ぶりのニューアルバム「The Gateway」を発売したRED HOT CHILI PEPPERS(以下、レッチリ)。番組では、彼らの大ファンというandropのベース・前田恭介さんと音楽雑誌『CROSSBEAT』元編集長の大谷英之さんを迎え、ニューアルバムについて熱いレビューを展開。プロデューサーにデンジャー・マウスを迎えた本作を大谷さんは「全然違うところに行ったな」とコメントしました。
「プロデューサーも変えたし、ジョシュ・クリングホッファーが入って2作目だし。今までは『レッチリはこうあったほうがいいよね』という枠やイメージがあったのですが、今回はそれを度外視して、『自分たちのやりたいことをやってみようぜ!』というように変わったなと」(大谷さん)
新プロデューサーはレッチリを新しい方向に押し出してくれたと分析する大谷さん。また、前田さんは、2010年に新メンバーとなったギターのジョシュ・クリングホッファーの立ち位置に注目。特にタイトルトラックの「The Gateway」にはジョシュの色が強く出ていると感じたのだとか。
「バンドがジョシュを受け入れて本当にバンドのメンバーになったんだ、ほかの3人が、ジョシュに自由にやっていいよとプレイを認めたと、感じました」(前田さん)
新プロデューサーの起用、ジョシュの存在、そして「Sick Love」にはエルトン・ジョンが参加するなど、今回のニューアルバムは非常にチャレンジングな作品になっていると語る2人。前田さんは、この挑戦する姿勢こそ、レッチリが世界最強バンドであり続ける理由だと言います。
同時に大谷さんは、「ターニングポイントだらけのキャリア」がバンドをここまで成長させたと分析。レッチリはデビューからロック界の輝かしい道を歩んできたと思われがちですが、ファースト、セカンドアルバムのリリース時にはほとんど知名度がないという不遇の時代がありました…。
「やっと自分たちのスタイルを作ったと思ったら、ヒレル・スロヴァクがドラッグで亡くなり、『ブラッド・シュガー・セックス・マジック』では、大成功に耐えられなくなったジョンが辞めてしまった。どれをとっても必然的なターニングポイントがあったんです。ジョンはまた戻ってきて『バイ・ザ・ウェイ』というすごいアルバムを作りますが、そのときはフリーとすごくモメている。でも、それによってバンドが成長して大きくなってきたんです」(大谷さん)
数々のターニングポイントをチャンスに変え、新たな挑戦をしてきたレッチリ。大谷さんは、メンバーたちが常にバンドという”母屋”を中心に考え、ソロ活動をしなかったことが、偉大なバンドとなりえた理由だと考察しました。
まだまだ進化途中のレジェンド、RED HOT CHILI PEPPERSは、ニューアルバム「The Gateway」を引っさげ、7月24日のFUJI ROCK FESTIVALに大トリとして出演が決定しています。来日を前にフリーがこんなコメントを寄せてくれました。
「日本のみなさん、愛しています。またあなたたちの国に行けることがとっても光栄です。僕は日本が大好きで、日本に行くとまるで違う惑星にいるような気がして大興奮するんです。だから、そのままのあなたたちでいてほしい。最高に日本人らしくいてください。それで僕は最高にハッピーなんです。どうもありがとうございます」
今回のアルバムには「Dreams of a Samurai」という曲も。しっかりとアルバムを聴きこんで、5年ぶりとなる伝説の来日を待ちましょう! そして「THE MUSIC SPECIAL」でも次回はフジロックを予習! 土曜21時から、どうぞお楽しみに♪
【関連サイト】
24時間ぶっ通しで踊る? 今年注目の国内外フェス(2016年05月22日)
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/05/24-3.html
OKAMOTO'S&大友博 音楽の原点はクラプトン(2016年04月17日)
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/04/okamotos.html
「Yogee New Waves」 実はパンクだった?(2016年05月21日)
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/05/yogee-new-waves.html
6月17日に5年ぶりのニューアルバム「The Gateway」を発売したRED HOT CHILI PEPPERS(以下、レッチリ)。番組では、彼らの大ファンというandropのベース・前田恭介さんと音楽雑誌『CROSSBEAT』元編集長の大谷英之さんを迎え、ニューアルバムについて熱いレビューを展開。プロデューサーにデンジャー・マウスを迎えた本作を大谷さんは「全然違うところに行ったな」とコメントしました。
「プロデューサーも変えたし、ジョシュ・クリングホッファーが入って2作目だし。今までは『レッチリはこうあったほうがいいよね』という枠やイメージがあったのですが、今回はそれを度外視して、『自分たちのやりたいことをやってみようぜ!』というように変わったなと」(大谷さん)
新プロデューサーはレッチリを新しい方向に押し出してくれたと分析する大谷さん。また、前田さんは、2010年に新メンバーとなったギターのジョシュ・クリングホッファーの立ち位置に注目。特にタイトルトラックの「The Gateway」にはジョシュの色が強く出ていると感じたのだとか。
「バンドがジョシュを受け入れて本当にバンドのメンバーになったんだ、ほかの3人が、ジョシュに自由にやっていいよとプレイを認めたと、感じました」(前田さん)
新プロデューサーの起用、ジョシュの存在、そして「Sick Love」にはエルトン・ジョンが参加するなど、今回のニューアルバムは非常にチャレンジングな作品になっていると語る2人。前田さんは、この挑戦する姿勢こそ、レッチリが世界最強バンドであり続ける理由だと言います。
同時に大谷さんは、「ターニングポイントだらけのキャリア」がバンドをここまで成長させたと分析。レッチリはデビューからロック界の輝かしい道を歩んできたと思われがちですが、ファースト、セカンドアルバムのリリース時にはほとんど知名度がないという不遇の時代がありました…。
「やっと自分たちのスタイルを作ったと思ったら、ヒレル・スロヴァクがドラッグで亡くなり、『ブラッド・シュガー・セックス・マジック』では、大成功に耐えられなくなったジョンが辞めてしまった。どれをとっても必然的なターニングポイントがあったんです。ジョンはまた戻ってきて『バイ・ザ・ウェイ』というすごいアルバムを作りますが、そのときはフリーとすごくモメている。でも、それによってバンドが成長して大きくなってきたんです」(大谷さん)
数々のターニングポイントをチャンスに変え、新たな挑戦をしてきたレッチリ。大谷さんは、メンバーたちが常にバンドという”母屋”を中心に考え、ソロ活動をしなかったことが、偉大なバンドとなりえた理由だと考察しました。
まだまだ進化途中のレジェンド、RED HOT CHILI PEPPERSは、ニューアルバム「The Gateway」を引っさげ、7月24日のFUJI ROCK FESTIVALに大トリとして出演が決定しています。来日を前にフリーがこんなコメントを寄せてくれました。
「日本のみなさん、愛しています。またあなたたちの国に行けることがとっても光栄です。僕は日本が大好きで、日本に行くとまるで違う惑星にいるような気がして大興奮するんです。だから、そのままのあなたたちでいてほしい。最高に日本人らしくいてください。それで僕は最高にハッピーなんです。どうもありがとうございます」
今回のアルバムには「Dreams of a Samurai」という曲も。しっかりとアルバムを聴きこんで、5年ぶりとなる伝説の来日を待ちましょう! そして「THE MUSIC SPECIAL」でも次回はフジロックを予習! 土曜21時から、どうぞお楽しみに♪
【関連サイト】
24時間ぶっ通しで踊る? 今年注目の国内外フェス(2016年05月22日)
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/05/24-3.html
OKAMOTO'S&大友博 音楽の原点はクラプトン(2016年04月17日)
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/04/okamotos.html
「Yogee New Waves」 実はパンクだった?(2016年05月21日)
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/05/yogee-new-waves.html
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