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雨の日に聴きたい、現代音楽ならではの“不思議”な1曲

雨の日に聴きたい、現代音楽ならではの“不思議”な1曲

J-WAVE月曜-木曜の朝6時からの番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MORNING CLASSIC」。“Happy Rainy J-WAVE”がスタートした今週は、雨にまつわるクラシック、略して「雨クラ」を特集しています。

6月21日(火)のオンエアでは、今年没後20年を迎えた武満徹の「雨の樹・素描Ⅱ」をクラシックソムリエ協会理事の田中泰さんが紹介しました。

「日本を代表する作曲家、武満徹は雨や水に関する作品をたくさん残しています。『雨の樹・素描Ⅱ』もまさにその一つ。作曲家にとって水を描くことは、大きな課題であり、誘惑であったのかもしれません。そして、副題に“オリヴィエ・メシアンの追憶に”と書かれたこの曲は、1992年に武満徹が残した最後のピアノソロ作品でもあります」

番組では、エレーヌ・グリモーが演奏したピアノでお届け。「現代音楽ならではの“不思議”を感じる曲。また、雨を表現することでも、深く、感性の中に沁み入る、考えさせられる一曲です」と、別所もじっくりと鑑賞していました。

後半は、今日という日に向き合う力を与えてくれる、瀬戸内寂聴さんのお言葉を紹介しました。今日のお言葉はこちら。

「近ごろの人は自分本意ですぐに“許せない”と言います。人間はみんな許されて生きているのです。自分の正しさばかり主張してはいけません」

何か許せないことがあっても、落ち着いて冷静に考えてから発言したいものですね。

【関連サイト】
「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/index.html

降水確率0%なのに雨! その理由は?(2016年06月20日)
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/06/0-2.html

雨嫌いの野村訓市 「熱帯地方のスコールだけは好き」(2016年05月02日)
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/05/post-1497.html

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