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降水確率0%なのに雨! その理由は?

降水確率0%なのに雨! その理由は?

J-WAVE月曜-木曜の朝9時からの番組「POP UP!」(ナビゲーター:岡田マリア)のワンコーナー「J'S RESEARCH」。J-WAVEの会員サイトJ-meを通じて、世の中のトレンドを探っていくこのコーナー。6月20日(月)のオンエアでは「降水確率、何%だったら傘を持って行く?」をリサーチしました。

梅雨シーズン真っ只中ということで降水確率が気になるところですが、どれくらいの降水確率なら、皆さん傘を持って出かけるのでしょうか。3,611人(有効回答数)のリスナー会員にアンケート調査を行いました!

1位 降水確率50% ・・・・・・27%

約3割の方が、雨が降るか降らないか半々のときは、とりあえず傘を持って出かけるようです。ちなみに、ナビゲーターの岡田も“50%派”でした。

続いて、

2位 降水確率40% ・・・・・・19%
3位 降水確率30% ・・・・・・17%


こちらの方々は雨が降る可能性があれば“念のために持っていく”という感じでしょうか。それが40%なのか30%なのかは、性格が現れそうですね。

4位以下の結果は次の通り。 

4位 常に持ち歩く・・・・・・12%
5位 降水確率60% ・・・・・・11%
6位 降水確率70% ・・・・・・9%
7位 持ち歩かない ・・・・・・5%


この中で気になるのは、持ち歩かない人が5%もいること。「どういうことなんでしょうか・・・傘はささないんですか?(笑)。それとも出先で買うという方もいらっしゃるんでしょうか」と岡田。雨の強さにもよるでしょうが、おそらく後者なのでしょうね。

そして今回は、「天気予報」について、知っておくと役に立つ、豆知識を紹介しました。お話をうかがったのはJ-WAVEニュースルームのアナウンサーで、気象予報士でもある東海林克江さん。

東海林さんに、そもそも「降水確率」はどのように決められているのかを教えてもらいました。

「簡単に言うと、今日の天気図を過去に当てはめて決めているんです。過去に同じような気象状況となったときに“雨が降ったから降らなかったか”という情報をもとに統計処理をして、確率が算出されているんです。たとえば“東京地方で6時から12時の間の降水確率は30%”というのは、『東京のどこかで、6時から12時の間に、1ミリ以上の雨が降る』と100回同じ予報が出されたときに30回は降りますよ、ということなんです」

降水確率は、過去のデータから算出されていたのですね。

ちなみに、降水確率は0%、10%、20%と切りよく発表されますが、これは四捨五入された数字なのだそう。つまり5%以下は0%。「0%なのに雨が降った」というのは、4%以下の降水確率だった場合もあるのですね! 加えて「降水確率は1ミリ以上の雨の降る確率」なので1ミリに満たないような細かい雨は、降水確率0%に含まれるので雨が降ってもおかしくはないと教えていただきました。

ちなみに、東海林さんが傘を持って出かけるのは「降水確率30%以上の日」。お天気のプロが決めているこのボーダーライン、ぜひ参考にしてみてください♪

【関連サイト】
「POP UP!」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/popup/

雨嫌いの野村訓市 「熱帯地方のスコールだけは好き」(2016年05月02日)
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/05/post-1497.html

「Happy Rainy J-WAVE LIVE」チケット先行予約 6/20開始!(2016年06月17日)
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/06/happy-rainy-j-wave-live620.html

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