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機械式地下駐輪場「エコサイクル」の発想がすごい

J-WAVE金曜の番組「~JK RADIO~
TOKYO UNITED」のワンコーナー「MACROMILL THE HIDDEN STORY」。7/19のオンエアでは、株式会社技研製作所・高知本社の池田敏夫さんに電話を繋ぎ、機械式地下駐輪場「エコサイクル」を紹介しました。

JR品川駅を出てすぐの「こうなん星の公園」には、薄いグリーンの小さな建物がいくつか建っています。自転車に乗った人がそこへ近づき、自転車を扉の前に置くと、あっという間に自転車が扉の中へと吸い込まれていきました。

実はこれが、機械式地下駐輪場「エコサイクル」。扉の地下につくられた円筒形のスペースに自転車が運ばれていったのです。1998年に、高知工科大学に設置されたのを皮切りに、その後、東京では世田谷区の成城、三鷹、自由が丘、八王子のほか、香川県、和歌山県、大阪府など各地に広がっていったそうです。

平置きの駐輪所では、狭い通路を自転車を押しながらまわっても、なかなか空きが見つからなかったり、見つかっても隣の自転車をよけて置いたりしなくてはなりません。さらに自転車を取りに帰ってきても置いた場所を忘れてしまったりと、利用者は不便な思いをしています。それを機械が自動で搬送してくれて、搬出も出てくるまでの時間が平均わずか13秒ということで、利用者から便利だと喜ばれているそうです。

ちなみに、このエコサイクルが完成する前、「こうなん星の公園」の前の通りには1,000台ほどの放置自転車があったそうですが、今は1台も見ないほど綺麗になり、放置自転車の対策に効果があったそうです。素晴らしい発想と技術が合わさって誕生した同駐輪場。これからも、さまざまな場所で見かけることになるかもしれませんね。

【関連サイト】
「~JK RADIO~
TOKYO UNITED」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/blog/tokyounited_sys/

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