J-WAVE朝の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MORNING INSIGHT」。7/11のオンエアでは「10倍伝わる話し方セミナー」代表の渡辺美紀さんをゲストに迎え、「伝え方のコツ」を聞きました。
現代人の関心が高まっているという「伝え方」。この背景には、連絡を何でもメールで済ませてしまったり、忙しくて時間がないために上手く伝えられなかったりという、近年のコミュニケーション事情があるとのこと。
そんな中、今回は渡辺さんが著書『言いたいことは1分で! 10倍伝わる話し方』の中で、「これは使える!」というベスト3を紹介しました。
その3つというのが「1分だけいいですか戦法」「低反発枕3点セット」「自己紹介で失敗しない3K戦法」です。それぞれ、具体的な方法をご紹介します。
まず「1分だけいいですか戦法」。これは若手社会人の悩みのトップである「上司や先輩に報告しなきゃなのに、相手が忙しそうでなかなか話を聞いてもらえない」というシチュエーションで使えるというもの。「今忙しいから」となかなか話を聞いてくれない上司に対しても、実は「1分だけいいですか?」と話しかけると99%その場で話を聞いてもらえるのだそう。確かに、相手も1分くらいいいかなと思うし、加えて話す方も「1分」と言ったからには上手くまとめて話すように努力するようになりますよね。双方にとってプラスになる方法と言えそうです。
ふたつめの「低反発枕3点セット」は、「これを言うと猛反発食らうんだよな……」ということを言わなきゃいけない時に、その反発を和らげるために使うもの。その3点セットというのは、まず「相手がやってくれていることを褒める」ことをして、次に「それについて自分の言葉で感謝」するようにします。そして最後に「相手に自分がどう貢献できるか」、つまり「そんながんばっているあなたに、私はこんなことをして役立ちたいんです」ということを伝えるようにします。この3点セットの後に反発されそうなことを言っても、受け止めてもらえることが多いのだそう。反発のありそうな提案をする時や、負担が増えるような頼みごとをする際に使えそうですね。
そして「自己紹介で失敗しない3K戦法」。これは自己紹介をする際に「関心・共通点・貢献」の3つの「K」を伝えるという方法。自己紹介というと、「私は今までこんなことをやってきました」「こんなことができます」という内容になってしまいがち。しかし人は自分の事に一番関心があるものです。なので、自己紹介の際にも「私はあなたのこんなところに関心があって」「こんな共通点があって」「こんな私だからあなたに貢献できます」ということを伝えると、聞いてもらえることが多いそうです。
これが具体的に役立つのが、就職活動の場面。実際に面接でこの方法を実践し、見事合格を勝ち取った人もいるとのこと。就活学生はぜひ活用したいですね。
実際に役立つ場面の多そうなコミュニケーション術、ぜひ実践してみてはいかがでしょうか。
【関連サイト】
「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/
現代人の関心が高まっているという「伝え方」。この背景には、連絡を何でもメールで済ませてしまったり、忙しくて時間がないために上手く伝えられなかったりという、近年のコミュニケーション事情があるとのこと。
そんな中、今回は渡辺さんが著書『言いたいことは1分で! 10倍伝わる話し方』の中で、「これは使える!」というベスト3を紹介しました。
その3つというのが「1分だけいいですか戦法」「低反発枕3点セット」「自己紹介で失敗しない3K戦法」です。それぞれ、具体的な方法をご紹介します。
まず「1分だけいいですか戦法」。これは若手社会人の悩みのトップである「上司や先輩に報告しなきゃなのに、相手が忙しそうでなかなか話を聞いてもらえない」というシチュエーションで使えるというもの。「今忙しいから」となかなか話を聞いてくれない上司に対しても、実は「1分だけいいですか?」と話しかけると99%その場で話を聞いてもらえるのだそう。確かに、相手も1分くらいいいかなと思うし、加えて話す方も「1分」と言ったからには上手くまとめて話すように努力するようになりますよね。双方にとってプラスになる方法と言えそうです。
ふたつめの「低反発枕3点セット」は、「これを言うと猛反発食らうんだよな……」ということを言わなきゃいけない時に、その反発を和らげるために使うもの。その3点セットというのは、まず「相手がやってくれていることを褒める」ことをして、次に「それについて自分の言葉で感謝」するようにします。そして最後に「相手に自分がどう貢献できるか」、つまり「そんながんばっているあなたに、私はこんなことをして役立ちたいんです」ということを伝えるようにします。この3点セットの後に反発されそうなことを言っても、受け止めてもらえることが多いのだそう。反発のありそうな提案をする時や、負担が増えるような頼みごとをする際に使えそうですね。
そして「自己紹介で失敗しない3K戦法」。これは自己紹介をする際に「関心・共通点・貢献」の3つの「K」を伝えるという方法。自己紹介というと、「私は今までこんなことをやってきました」「こんなことができます」という内容になってしまいがち。しかし人は自分の事に一番関心があるものです。なので、自己紹介の際にも「私はあなたのこんなところに関心があって」「こんな共通点があって」「こんな私だからあなたに貢献できます」ということを伝えると、聞いてもらえることが多いそうです。
これが具体的に役立つのが、就職活動の場面。実際に面接でこの方法を実践し、見事合格を勝ち取った人もいるとのこと。就活学生はぜひ活用したいですね。
実際に役立つ場面の多そうなコミュニケーション術、ぜひ実践してみてはいかがでしょうか。
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