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亀田誠治 デヴィッド・ボウイに追悼の辞「ロックの中での様式美を作ってくれた」

J-WAVE平日(月~木)昼の番組「BEAT PLANET」のワンコーナー「BEHIND THE MELODY~FM KAMEDA」(ナビゲーター:亀田誠治)。1月12日のオンエアでは、亀田さんがDAVID BOWIE(デヴィッド・ボウイ)に追悼のコメントを寄せました。

イギリス時間の1月10日(日本時間の11日)に亡くなったデヴィッド・ボウイ。がんとの闘病生活を送っていたことを公に発表していなかったため、亀田さん自身も突然の訃報に驚きを隠せなかったようです。

亀田さんがデヴィッド・ボウイに出会ったのは1977年、まだ亀田さんが小学6年生か中学1年生の頃。アルバム「HEROES」のジャケットを見てデヴィッド・ボウイの美しさに目を奪われたそう。そして、音楽雑誌などで最高傑作と呼ばれていたアルバム「Ziggy Stardust」を買いに、貯めたお小遣いを持って西新宿のレコード屋に行ったとか。

「もう、その中に入っている曲がね・・・なんとも言えない。デヴィッド・ボウイって美しいんですよ。基本的にいつも美しいんだけれども、その音楽がまた美しい」(亀田さん、以下同)

そして1983年に「LET'S DANCE」のミュージックビデオで、初めて動いているデヴィッド・ボウイの姿を見て、改めてその美しさに心奪われたそう。

「この時に改めて、デヴィッド・ボウイって本当に素晴らしいアーティストなんだな、ということを(思いました)。常に、どんな時も美しい自分しか見せない。美しい音楽しか表現しない。この一貫したデヴィッド・ボウイのスタイル、美意識が本当に素晴らしい。

亡くなってしまいましたけど、その時まで彼はずっとこの美しさを貫き通して来たんだと感じています。だって、1年半の闘病生活をしていたって聞きましたけど、今回のアルバム、それに向けてのインタビューとか、いろんなところで彼が発言している姿や絵が出てますけど、そこも美しかったし、闘病生活を送っていることなんて一言も僕らには見せなかったです」

そしてアルバム「Ziggy Stardust」の中には、亀田さんの現在の音楽プロデュースに影響を与えた1曲があったそう。

「フォーキーなイントロから始まって、サビで壮大なストリングスが広がって、そしてその後にエレキギターが出てくるっていうね。デヴィッド・ボウイはここでも美しい、ロックの中での様式美を作ってくれたんだと思います。聴いてもらいたい曲は『STARMAN』という曲です。『STARMAN』を歌ったデヴィッド・ボウイ。スターマンが本当にスターになってしまいました。星になってしまいました。本当に寂しいです」

亀田さんが最後にかけた曲は「STARMAN」。大ヒット曲「LET'S DANCE」や、8日に発売された最新アルバム「Blackstar」も聴いて、デヴィッド・ボウイに思いを馳せたいですね。

【関連サイト】
「BEAT PLANET」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/beatplanet/

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