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「俺だけ大泣きしながら撮っていた」写真家・阿部裕介が語る、親友・仲野太賀と『豊臣兄弟!』の撮影現場

「俺だけ大泣きしながら撮っていた」写真家・阿部裕介が語る、親友・仲野太賀と『豊臣兄弟!』の撮影現場

写真家・阿部裕介が、大河ドラマ『豊臣兄弟!』の現場撮影エピソードや、仲野太賀との交流について語った。

阿部が登場したのは、9月13日(日)放送のJ-WAVE『UR LIFESTYLE COLLEGE』(ナビゲーター:吉岡里帆)。心地よい音楽とともに、よりよいライフスタイルを考えるプログラムだ。

写真家・阿部裕介の活動と素顔に迫る

阿部裕介は1989年生まれ、東京都出身。青山学院大学経営学部を卒業。大学在学中からアジアやヨーロッパを旅し、人と風景のあいだに生まれる物語を追いながら、国内外で撮影を続けてきた。2024年からは、俳優の仲野太賀、映像作家の上出遼平とともに旅サークル「MIDNIGHT PIZZA CLUB」を主宰するなど、写真にとどまらず幅広い分野で活動している。

本番組はゲストのライフスタイルに迫る。今回は阿部が、写真に触れたきっかけ、窓が多い家の魅力、玄関に飾られた山の写真の思い出について語る場面があった。全編はSpotifyなどのポッドキャストで配信中。

この記事では、オンエア内容の一部として、『豊臣兄弟!』の現場撮影にまつわるパートをテキストで紹介する。


・ポッドキャストページ

吉岡と阿部 出会いのきっかけは「旅先での合流」

吉岡にとって阿部は友人でもある。普段の番組では初対面のゲストとライフスタイルについて話すことが多いが、今回は「阿部ちゃん」と呼ぶほど親しい間柄ということもあり、冒頭からリラックスした雰囲気でトークが進んだ。

吉岡:今日はすごくリラックスしています。ラジオに来ていただいて、本当にうれしいです。美容室も行ってくださったそうで。

阿部:床屋に行ってきました(笑)! 忙しくて切れていなかったので、これを機に。

吉岡:せっかくなので、我々の出会いの話からしようかな。最初は、私の友だちであるチャラン・ポ・ランタンのももがきっかけだったんですよね。プライベートで一緒に旅行に行くことになったんですけど、私が寝坊しちゃって。次の次の便ぐらいで行ったら、阿部ちゃんや、ほかにもいろんな仲間たちがたくさんいて、びっくりしました(笑)。

阿部:こっちも「吉岡さんっていう人が来る」って言われていたから、プラカードに「吉岡さん」って書いて待っていたら「あれ、会ったことありましたっけ?」っていう感じで、びっくりした(笑)。

吉岡:本当に何も聞かされずに対面していたんだ。それから、ずっと仲よくさせていただいているんですけど、阿部さんはなんと、現在、我々が撮影している大河ドラマ『豊臣兄弟!』で、オフショットというか、撮影現場の写真を頭からずっと撮影してくださっています。今、写真展が開催されているんですよね。

阿部:『豊臣兄弟!』の現場が始まってから1年ちょっと経つのかな。なるべく撮影に行って、オフショットやビハインドも含めて、今あるものをすべてひっくるめて撮影してみようという企画を、(仲野)太賀君からいただいて。現在も写真展を開催しています。

涙を流しながら撮影したドラマ現場

「大河ドラマ『豊臣兄弟!』の記録を残し、伝えたい」という仲野太賀の思いから企画された写真展「Once Upon A Time!」は現在、京都のアートギャラリー・PURPLEで開催中(会期は9月27日(日)まで)。

吉岡:まさに『豊臣兄弟!』の思い出というか、本当に少年の時期からずっと、阿部ちゃんが丁寧に撮ってきた写真が展示されています。私も東京で開催されたときに行ってきました。もちろん、阿部ちゃんは友だちとしても最高な人なんですが、フォトグラファーとしても素晴らしい写真を撮る人だなと、あらためて感じました。すごく感動した展示でした。大河ドラマ、どうですか?

阿部:まず、ロケ初日で俺だけ大泣きしながら撮っていたシーンがありました(笑)。今でも、みんなの役が本番で回ったときはウルウルして。カットがかかったら太賀が「阿部ちゃん、飯行こうぜ」みたいな(笑)。現場に入ることってちょこちょこあったけど、こんな長い期間、入るのは初めてなので毎回、勉強させていただいています。

吉岡:私も、やっぱり阿部ちゃんが現場に来て写真を撮ってくれるのがすごくうれしくて。大事な家族のシーンのときとかに、本当にタイミングよく、忙しいのに時間の隙間を見つけては撮りに来てくれてね。愛情を感じています。

阿部:ありがとうございます。

親友の大河ドラマ主演は「感慨深かった」

仲野太賀とは昔から親しい間柄だという阿部。あらためて、仲野との出会いを振り返った。

吉岡:太賀君とは、どんなふうに出会ったんですか?

阿部:小林リュージュという役者さんがいて、彼が「気が合いそうなやつ、紹介するよ」と渋谷で紹介してもらいました。その日もすごく話が盛り上がったんですが、「次の日ももう1回会おうぜ」となり、そうしたら太賀君が「インド行きたいんだよね!」って。当時、僕がかなり行っていたからインドの話とか旅の話をして。あと、カメラも同じものを使っていたから、その話もした。

吉岡:へええ! 太賀君の写真も素敵だもんね。

阿部:うん。そういう話に花が咲いて仲よくなっていったという。もう12、13年前の話かな。

吉岡:じゃあ、大河ドラマの主演が決まった太賀君、感慨深かったんじゃない?

阿部:感慨深かった。

吉岡:私もうれしくて、うれしくて。太賀君が大河の主演をするということの意味の大きさというか。ずっといろんな人たちを支えて、役者としてもずっと頑張ってきた俳優さんだと思うから、その人を我々で支えるんだっていう喜びもあって、本当にうれしい出来事だった。ここで、まさか友だちの輪が広がるとは思っておらず。

阿部:ね! 実は、太賀君よりも先に池松(壮亮)君と仲よくなったのね。

吉岡:そうだったんだ!

阿部:大学時代に友人を介して紹介してもらって、ごはんに行ったり、いろんな話をしたりして。本当にいろんな、若いときから関わってきた人たちの本気が、ようやく見られて。初めてその役を演じているところに自分が近くで立てていることに、毎回、鳥肌が立っています。

吉岡:写真は何枚ぐらいあるの?

阿部:わかんない(笑)。とにかくハードディスクが足りないぐらいあって。でも、毎回「うわ!」ってなる。飽きることがないというか、すごい現場だと思います。

写真展で届いた来場者の率直な言葉

写真展「Once Upon A Time!」では、オリジナルTシャツも販売。デザインには、甲冑姿の仲野を捉えたポートレートに加え、仲野がプライベートで旅行した際、偶然出会って撮影した「2匹の猿」の写真も使われているという。

吉岡:写真、すごくかわいかったです。私は2匹の猿のほうを買いました。あれは太賀君が撮ったものですよね?

阿部:そうそう。太賀君が屋久島で撮ってきた写真だね。

吉岡:よくあんな偶然の写真、撮れたよねっていうぐらい、かわいい猿でした。やっぱり、ああいうグッズ作りとかも毎回楽しそうにしてるじゃない?

阿部:阿部、仲野はTシャツ屋ですよ(笑)。

吉岡:すぐTシャツ作るよね(笑)。現場のスタッフさんもみんな着ていたりするんですけども。ということで、東京、福岡での開催を終えて、今どんな声が届いていますか?

阿部:福岡は東京よりも会場が広かったから、最初の3日、4日は在廊していて。自分は現場も見ているし、放映も観ている。でも、お客さんからしたらテレビで映っている角度しか観ていないじゃない? すごくピュアな感想を言っていただいたこともあったし、みんな5周、6周して、ウルウルしながら「Tシャツください」って。

吉岡:うれしいねえ。

阿部:作品自体もかなり観ていて、そこから写真も観に来てくださっているから、「こういう感情になるんだ」っていう(気づきがあった)。写真も全部モノクロだから、「こんな想像しました」みたいな、いろんな言葉をいただいていますね。

阿部裕介の最新情報はInstagram公式アカウント(@abe_yusuke)まで。

『UR LIFESTYLE COLLEGE』では、心地よい音楽とともに、より良いライフスタイルを考える。オンエアは毎週日曜18時から。

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