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JO1・豆原一成にセリフに、吉岡里帆が説得力を感じた理由は? 主演映画の魅力を語り合う

JO1・豆原一成にセリフに、吉岡里帆が説得力を感じた理由は? 主演映画の魅力を語り合う

JO1の豆原一成が、主演を務めた映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』の撮影や、暮らしにまつわるエピソードを語った。

豆原が登場したのは、10月26日(日)放送のJ-WAVE『UR LIFESTYLE COLLEGE』(ナビゲーター:吉岡里帆)。心地よい音楽とともに、よりよいライフスタイルを考えるプログラムだ。トークの模様は、Spotifyなどのポッドキャストでも聴くことができる。

・ポッドキャストページ

また、11月2日(日)28時ごろまで、radikoのタイムフリー機能で楽しめる。

主演映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』が公開

豆原一成は2002年生まれ、岡山県出身。2019年に結成された11人組グローバルボーイズグループ・JO1のメンバーとして活躍する一方で、俳優としてもさまざまな作品に出演している。なお、『UR LIFESTYLE COLLEGE』にはこれまでJO1から2023年9月に與那城 奨、2024年4月に川西拓実が出演しており、豆原は3人目となる。

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吉岡:ちなみに、與那城さんと川西さんに出演のお話はされましたか?

豆原:したんですけど、別にアドバイスとかはなく、「そうなんだ」って感じでした(笑)。でも、楽しみです!

吉岡:今日は深掘りしたいと思います!

10月24日(金)に、豆原と市毛良枝がダブル主演を務める映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』が公開された。

『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』本予告 10/24(金)全国ロードショー!

吉岡:私は公開日より先に拝見したんですけども、等身大の役をされていていいなっていうのが、最初の印象でした。豆原さんが大学生の拓磨、市毛さんが祖母の文子さんを演じられています。あらためて、どんな作品なのかご紹介いただけますか?

豆原:祖母・文子と暮らし始めた大学生の拓磨は、亡き祖父・偉志の書斎で大学の入学案内を見つけるのですが、それは偉志が遺した文子へのサプライズだったんですね。一歩踏み出し、若いころの夢だった「学び」を日々謳歌する文子。一方、拓磨は夢に自信が持てず、将来について悩みます。そんなふたりは富士山が好きだった偉志の手帳に不思議な数式を見つけます。孫と祖母が軽やかに紡ぐ、家族の物語です。

吉岡:ありがとうございます。以前のインタビューで役者業を頑張っていきたいとおっしゃっていたので、お芝居にも力を入れてらっしゃるんだなと思っております。今回は主演ということで、お話をいただいたときはいかがでしたか?

豆原:市毛さんとダブル主演ということで、かなりプレッシャーは感じていました。大先輩ということもあり、「俺で大丈夫かな」と思っていましたね(笑)。話の内容も、日常を作品にしているから自然体な演技が大事になることもあって、難しいなと思っていました。だけど、自分としてもいい経験だと思ったので、お受けした感じです。

吉岡:そうだったんですね。市毛さんが主演を務められるのは44年ぶりということで。お互いの空気感のすり合わせがあったのかなと思ったのですが、映画を観ていると本当にかわいい孫で「いい子だなあ」と感じました(笑)。

秦 基博がバラード曲をJO1に書き下ろし

吉岡は、豆原が演じた拓磨が「夢を追う若者たちの背中を押す存在でもある」と感じたという。印象的だった劇中のセリフとして、「どれくらい好きって言えれば、夢を仕事にして大丈夫なんですかね」を挙げた。

吉岡:私も10代や20代前半のころにすごく思っていたことでした。お芝居をしたいし、俳優になりたいけど、自分の好きをもっと超えている人や、すでにキャリアのある人と比べたりして、自分がいまから追いかけていいものなのかなと悩んだりしたんですね。拓磨はコーヒーを淹れるのが好きな青年なんですけども、実際にカフェを起業している人と会ってお話をするシーンが私はすごく好きでした。「何かを好きって言える時点で半分夢に届いている」という回答をされていて、たしかに好きと思ってそれを口にすることってけっこう気恥ずかしさがあって、「自分が言ってもいいのかな」と思う人もいる気がするんですよ。

豆原:そうですね。

吉岡:豆原さんご自身の経歴を見ていると、小学生のころから「アーティストになりたい」ときちんと明言されていらっしゃるんですよね。自分の手で夢をたぐり寄せて、実際に実現した人だから、すごく説得力があるなと思いましたね。

豆原:ありがとうございます。そう言っていただけてうれしいですし、作品のこのセリフがよかったっていう感想を聞けて、ちょっとドキドキしていました(笑)。

吉岡:いまは、特にアーティストさんの場合、夢の追いかけ方の幅が広がっている時代じゃないですか。だけど、一歩を踏み込むまでにすごく勇気がいりますよね。

豆原:そうですね。それは僕も昔すごく感じましたし、いまでも新しいことに挑戦するときは「自分でいいのかな」という葛藤はあります。この作品は自分にも通ずる部分があると感じましたね。

番組では、映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』の主題歌であるJO1の楽曲『ひらく』をオンエアした。

ひらく

吉岡:曲の歌詞が映画とすごくリンクしていて、大学生の拓磨のこれからの未来と、文子の第2の人生を後押しするような、とても温かい曲だと感じました。そして、JO1さんのバラードの感じが新鮮でした。

豆原:そうですね。この楽曲は秦 基博さんに作っていただいたんですが、映画の世界観とすごくマッチしていると思います。JO1としてもこれまでにあまりなかったバラードの雰囲気を意識して、いろいろと考えて作ってくださったそうです。僕らが今後歌っていく楽曲として、ファンのみなさんに愛される楽曲になったらうれしいなって思います。そして、歌詞の一つひとつが誰かに刺さる、抽象的なところもすごく素敵だと思いました。

吉岡:映画が公開されて、より一層いろんな人に愛される曲になりますね。

豆原一成が語る「仮面ライダー」の魅力

続いて、豆原の子ども時代に迫った。幼少期は「仮面ライダー」をはじめ、ヒーロー作品が大好きだったという。

豆原:いまも大好きなんですけど、本当に無邪気でした。いろんなことに興味津々な子どもだったと思います。

吉岡:戦隊もの作品もあるなかで仮面ライダーが好きって、なかなか渋いですね?

豆原:お父さんが一緒に仮面ライダーを観てくれていたのもあるんですよね。戦うのがかっこいいとも思っていましたし、小学生後半にさしかかるまで、ずっと「仮面ライダーになりたい」と言っていました(笑)。

吉岡:かわいい!

豆原:体を動かすことも好きだったので、誰かのために戦うヒーローが好きでしたね。

吉岡:本当に、センターになるべくしてなったんですね。ちなみに、『仮面ライダー』のかっこよさを教えていただけますか?

豆原:実は、仮面ライダーって大人になると見え方が変わってくるんですよ(笑)。話の内容が濃いものを題材にしていることがわりと多くて、人間模様が交じり合うストーリーのなかで、戦うっていう大枠自体は変えないところが僕は好きですね。

吉岡:1話ずつ、ちゃんとしたストーリーがあるなかでのヒーローの活躍がたまらないってことですね。

豆原:そうなんですよね。作品によっていろんな色があるので、それが楽しみで毎回観ていますね。

吉岡:そして、ダンスも当時からかなりのレベルだったと伺っております。なんと、高校生のころには小学生に教えるインストラクターもされていたんですね。

豆原:ダンスがすごく好きで、もともとは姉がやっているのを見て好きになったんです。中学生のころは特にGENERATIONS from EXILE TRIBEさんに憧れていて、自分もダンススクールに通い始めました。熱量があったのか、どんどん吸収していって、やがてキッズに教えるようにもなりましたね。

吉岡:いま、ダンスを教える依頼が来たらどうしますか(笑)?

豆原:けっこう厳しいかもしれないですね(笑)! 当時は教えるマニュアルみたいなのがあったんですけど、全部忘れちゃいました(笑)。

吉岡:いつか豆原さんに教えてもらえることになったら、大人気スタジオになっちゃうと思います!

豆原:いやいや(笑)。でも、そのときは頑張ります!

家族が選んだダイニングテーブルを愛用

番組では、ゲストのライフスタイルに注目。自宅の様子を聞かれた豆原は、「あまりこだわりがない」と笑顔で答える。

吉岡:ちなみに、みなさんいまも寮生活ですか?

豆原:マンションは一緒なんですけど、部屋はみんな別々です。僕はインテリアも正直こだわるタイプではなくて、いま使っているソファはリーダーの與那城 奨君のものです(笑)。ダイニングテーブルもあるんですけど、それもお母さんに「とりあえずなんでもいいから買ってきて」と、お金を渡してお願いしたものです(笑)。

吉岡:なるほど、買いに行くのも面倒くさいと(笑)。

豆原:そうですね(笑)。あと、僕よりお母さんのほうがセンスがいいと思って頼んだのもあります。

吉岡:お母さんのチョイスはいかがでしたか?

豆原:めちゃくちゃいいですね!

吉岡:さすが! やっぱりお母さんってわかってくれていますよね。では、ライフスタイルにまつわることで好きなことと苦手なことを教えてください。

豆原:苦手なことは掃除です(笑)。いろんなところにものを置いちゃったり、服をそのままにしちゃうんですよね。いつも家を出るときに散らかっている状態をパッと見るんですけど、素通りしてしまいます(笑)。そこは直さないとなって自分でも思いますね。好きなことは料理ですね。

吉岡:いいですね!

豆原:からだづくりをするのが好きなので、簡単なものですけど作りますね。

吉岡:栄養バランスを考えた食事を作るんですね。今日はいろんなお話をありがとうございました。最後に、リスナーに向けてメッセージをお願いします。

豆原:10月24日(金)に映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』が公開となりましたので、ぜひ映画館にお越しください。この作品は、世代を問わず「何かを追いかける人たち」の心に響くものがあると思います。これから新しいことを始めようとしている方には、ぜひこの映画を観て、何かを感じてもらえたらうれしいです!

吉岡:JO1も今年5周年ということで、豆原さんの座右の銘は「挑戦」ですし、こういう年になったらいいなっていう思いはありますか?

豆原:葛藤することもあると思うんですけど、いろんな挑戦をしたいです。僕はいま23歳なんですけど、まだまだやれることはたくさんあると思うので、自分で限界を決めずに、JO1としても豆原一成としても頑張っていきたいです!

吉岡:応援しております!

JO1の最新情報は公式サイトまで。

『UR LIFESTYLE COLLEGE』では、心地よい音楽とともに、よりよいライフスタイルを考える。オンエアは毎週日曜18時から。

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番組情報
UR LIFESTYLE COLLEGE
毎週日曜
18:00-18:54