友近、97歳の祖母とハワイ旅を満喫「水着も事前に買って、泳ぎもしました」

友近が、印象的だったハワイの思い出を振り返り、海外で味わった日本食のエピソードを語った。

友近が登場したのは、6月14日（土）放送のJ-WAVE『ANA WORLD AIR CURRENT』（ナビゲーター：葉加瀬太郎）。さまざまなゲストに世界の各地で体験した思い出を伺うプログラムだ。

番組は、Spotifyなどのポッドキャストでも聴くことができる。

・ポッドキャストページ

ロケの仕事も“旅行気分”で楽しむ

友近は1973年生まれ、愛媛県出身。「R-1ぐらんぷり2002」のファイナル進出を機に、一躍人気を集める。子どものころから得意だった歌やものまね、即興芝居などを活かして、テレビ、ラジオ、舞台などフィールドを問わず活躍中だ。さらに、芸能界屈指の“旅好き”として知られ、忙しい合間を縫ってグルメ旅やひとり旅を満喫しているという。

葉加瀬：友近さんの場合、仕事のロケで全国に行くことも多いですよね。それってプライベートとはまったく別の心境ですか？

友近：ロケも旅行やと思って行っています。人生は一度きり、すべてを楽しもうと思っていますし、吉本興業とはエージェント契約なので、自分でスケジュールを決められるんですね。自分で営業してロケも入れているし、行きたい場所のロケを主張したりもします。

葉加瀬：仕事を作るところから始めるんだ。旅先として行きたいから、仕事で行ける案を考えるわけですね。

友近：そうです。もちろん、向こうから提案があるときも旅行気分で行ってる感じです（笑）。

葉加瀬：じゃあ、空いた時間に観光したりもします？

友近：いえ、ロケ自体がもう旅行です。仕事やと思っていないから楽しいんですよ。

葉加瀬：なるほど！　番組だとプライベートでは行けないようなところにも行けるもんね。旅先で見たいものを見て、グルメを楽しむのが番組になって、仕事になっていると。一石何鳥かわかんないね。

友近：そうなんです。「友近が連れていく〇〇の魅力」みたいな企画を立ててもらうこともありますし、いまは仕事とプライベートが一緒みたいな感じです。

家族とのんびりハワイを満喫

友近は海外旅のエピソードとして、2年前に訪れたハワイの思い出を振り返った。

友近：直近でハワイに行ったのは2年前で、祖母、母親、姉、姪、そして私の女5人旅をしてきました。楽しかったですね～！　おばあちゃんが97歳で、とにかく好奇心旺盛なんですよ。食べ物もめちゃくちゃ食べますし、コース料理もペロリなんです。食べることは健康につながるって本当だなって思いましたね。水着も事前に買って、泳ぎもしました。

葉加瀬：97歳で！　それはすごいですね！

友近：見ているだけで元気がもらえましたし、意味のあるハワイ旅だなって思いましたね。

葉加瀬：そのときのハワイ旅ではどんなプランを立てられたんですか？

友近：祖母も母も高齢なので、あまり歩き回るのもしんどいやろうなと思って、館内の施設が充実しているホテルを選びました。それから近所のおいしいご飯屋さんを調べて、知り合いのコーディネーターさんに教えてもらったところに連れて行きましたね。本当にゆっくりとした時間を過ごしまして、部屋のバルコニーでぼーっとしたり、年末年始のタイミングだったので花火を見たりと、みんな喜んでくれましたね。

葉加瀬：家族でゆっくりできる海外なら、やっぱりハワイがいちばんでしょうねえ。

友近：間違いないです。

葉加瀬：日本人が気楽に行ける海外だし、安全で言葉の問題もない。それはよい旅でしたね。

友近はこれまでに何度も旅しているハワイで、お気に入りのお弁当屋があるという。

友近：有名なお店ですけど、「パイオニア・サルーン」というお弁当のお店です。トロリーバスの停留所にもなっているんですけど、日本人がすごく好みそうなお弁当屋さんで、米粉チキンみたいな商品もあったりするんですよ。グルテンフリーのものもありますし、ガッツリ系のお弁当もあって、ハワイに行ったときは必ず寄ります。みんなでお弁当を買って、公園で食べたりしましたね。

葉加瀬：天気がいい日に公園やビーチでピクニックするのっていいねえ。

バリで食べた茶碗蒸しに感動

友近はひとつのリゾート地でゆっくり過ごし、バカンスを満喫する旅が好きだという。

友近：観光となると、いろいろ調べないといけないですし、乗り継ぎも難しそうじゃないですか。ひとつのところに行って、ゆったり海を見ながら過ごすのがいちばんラクやし、楽しいんですよね。

葉加瀬：リゾート地だと体の休息になりますし、心もリラックスしますよね。バリにも行かれたそうですけど、それはいつごろですか？

友近：ここ5年以内ぐらいに行きましたね。バリ旅行のときも、（ホテルから）ほぼ出ていないです。部屋にもプールがあって、大きなレストランがありました。

葉加瀬：ホテルは海沿いですか？

友近：前回行ったのは山のほうでした。そこで日本料理の店に入ったんですけど、茶碗蒸しがどこで食べたものよりもおいしかったんですよ。

葉加瀬：そうなんだ（笑）！

友近：「こんなに出汁がきいてるの!?」ってビックリしたんですよ。言っても海外だから、アレンジして変わった味なのかなと思いながら食べたら、すごくおいしかったんです。日本で修行された料理人の方がご挨拶に来られて「いままで食べた茶碗蒸しのなかでいちばんおいしいです！」という話をさせてもらいました。

続いて、友近は印象的だったモルディブの旅エピソードを語った。

葉加瀬：モルディブ旅も行かれたそうですけど、何回か行ってるの？

友近：10年近く前に一度だけ。あれはセレブな旅なので、なかなか頻繁には行けないですね。あと、いまのスケジュール的に3泊以上は滞在できないから、1週間はいたいなって思います。

葉加瀬：そうだね。モルディブってワンアイランド・ワンリゾートのところが多いでしょ。だからマレ（モルディブの首都）まで行って、水上ボートか飛行機で島に行くんだよね。海がきれいだったでしょう？

友近：シュノーケリングもしましたけど、きれいでしたねえ！　部屋からぽちゃんと入れますもんね。

葉加瀬：そうそう。僕もモルディブは何回か行きましたけど、自分の経験ではモルディブの海が世界でいちばん美しかったなあ。

渡辺直美おすすめの台湾グルメにハマる

シンガポール、タイ、台湾、上海など、アジア旅も数多く経験した友近。なかでも忘れられない台湾グルメがあるという。

葉加瀬：あのあたりのグルメって全部おいしいですよね。

友近：全部おいしかったです。台湾は芸人の友だちの渡辺直美ちゃんが台湾に詳しいので、いろんなおいしいお店を教えてもらいました。忘れられないおいしいお店があったんですけど、日本に進出したっていう話を聞いて、「あのおいしいのが日本でも食べられるんや！」って思いましたね。

葉加瀬：台湾料理って高級な、いわゆる宮廷料理的なものもあれば、夜市みたいなストリートフードもたくさんありますよね。どういう傾向のお店ですか？

友近：まさしくその中間ぐらいのお店なんですよね。創作料理っぽいんだけど、しっかりと台湾の味で、だけど日本人も好きやろうなあっていうテイストのメニューがいっぱいあるんですよ。

葉加瀬：へええ！

友近：あそこはいますぐにでも行きたいぐらいおいしいです。「富錦樹台菜香檳（フージンツリー）」というお店で、店構えもいいんですよ。

葉加瀬：台湾料理っておいしいんだよねえ。

友近：何を食べてもおいしかったです。

いつかハワイでコンサートツアーをやりたい

「今後行ってみたい旅先は？」という質問に、友近は「結局はリゾート地なんですよ」と話す。

友近：Instagramを見ていると、どこの国かわからないんですけどヴィラみたいなのが出てくると「行きたいなあ」と思っちゃう（笑）。フィリピンにもいいのがありましたし、「天国にいちばん近い島」と言われるニューカレドニアにも行ってみたいです。とにかく、海に惹かれているのかもしれないですね。

葉加瀬：そういうときってネタを考えたりはするんですか？

友近：リラックスしようと思って旅行に行くんですけど、頭のなかは常に「何か面白いことができないかな」ですね。

葉加瀬：面白いことに対するアンテナが張られているんでしょうね。面白いものを見た瞬間に、そこから妄想が膨らんでいく、みたいなことですよね。

友近：そうです。それがないとネタも作れないんだろうし、（面白いもののヒントは）日常に転がっていますね。

葉加瀬：今後、やりたいことは何ですか？

友近：西尾一男っていうピザ屋のおっさんや、水谷千重子の活動もあったりするので、ぜひ私の好きなハワイを絡めて「西尾一男と行く 水谷千重子ハワイコンサートツアー」をやりたいです（笑）。

葉加瀬：どういう内容になるの（笑）。

友近：前半は一男がみなさんをお連れして、ハワイのおすすめスポットに行き、次の日の朝は海岸でみんなと体操をやります。夜は水谷千重子さんのディナーショーですね。

葉加瀬：全力ですね（笑）。楽しそうです！

2025年もめでたく芸能生活50周年の節目を迎える水谷千重子が座長を務める公演『水谷千重子50周年記念公演』は、8月22日（金）〜9月7日（日）東京・明治座にて、9月13日（土）～9月22日（月）福岡・博多座にて、9月27日（土）～10月5日（日）大阪・新歌舞伎座にて開催される。詳細や最新情報は友近の公式サイトまで。

葉加瀬太郎がゲストの旅のエピソードを聞くJ-WAVE『ANA WORLD AIR CURRENT』は、毎週土曜19時からオンエア。