漫画家・桜沢エリカが、パリでの旅や、そこで見たオペラ・ガルニエの魅力について語った。
桜沢が登場したのは、ゲストにさまざまな国での旅の思い出を聞く、J-WAVEで放送中の番組『ANA WORLD AIR CURRENT』(ナビゲーター:葉加瀬太郎)。オンエアは10月12日(土)。
ストーリー漫画を描く一方で、『シッポがともだち』(集英社)のようなエッセイ漫画にも定評があり、『贅沢なお産』(新潮社)や『今日もお天気』(祥伝社)シリーズでは自身の出産体験についても描いている。今回は、大好きなバレエを観るために世界を巡るという桜沢から、旅のエピソードを聞く。まずは、桜沢が好きなフランス・パリについて。
葉加瀬:パリのどういうところが魅力なんでしょうか。
桜沢:初めてパリに行ったときに、街や建物がとにかく美しくて、それにとっても魅せられました。私はバレエを見ているんですけど、オペラ・ガルニエ(オペラ座)があるパリはバレエの聖地なんですね。そういうところに惹かれます。
葉加瀬:初めてのパリは何歳の頃ですか?
桜沢:20歳です。セツ・モードセミナーという絵の学校に通っていたんですけど、2年に1回ぐらいスケッチ旅行でヨーロッパに行っていたんですよ。そのときに初めてパリに行きました。
葉加瀬:20歳の女の子にとってパリってキラキラしているだろうなあ。
桜沢:キラキラはしているんですけど、その頃は知識もないし興味が狭いから、デパートや雑貨屋ばっかり行っていて、今思うとすごくつまらない旅だったんじゃないかなって思います(笑)。
葉加瀬:若い頃の旅ってそうだよ(笑)。20代って買い物ばっかり興味があってさ、街を見る時間を惜しんではショッピングに出かけたものだもんね。
桜沢:初めて行ったときはルーブル美術館の横を毎日通り抜けてデパートに行っていました(笑)。
葉加瀬:わかる。僕は初めて行ったときにルーブル行ったけど、二日酔いだったからなんの記憶もなかった(笑)。
桜沢:ルーブルは広いし1日で見るのは無理じゃないですか。いつかルーブルに詳しい男性と結婚して、新婚旅行で行くって夢見ていました。でもついぞそんな方には出会えず(笑)。だからね、まだルーブルには行ってないの。
葉加瀬:嘘でしょ!?
桜沢:本当に。パリには何回も行っているんだけど、ルーブルはいつか誰かのためにとってあるの。
葉加瀬:それはそれでおもしろいかも。誰もがパリに行ったら一度は行きたいと思うものじゃないですか。じゃあ、初めてのパリではルーブルに行かずスケッチをされていたんですね。
桜沢:当時、絵もそんなに描きたくなかったんですよね(笑)。いっぱい紙を持っていったんですけど、あまり描かなかった記憶があります。
葉加瀬:撮ったことで「これで覚えておける」って納得しちゃうんだよね。昔と違って今は写真が気楽に撮れちゃうけど、果たしてこれをいつ見るのかっていう話もありますから(笑)。それよりは街に出て、そのときの空気、湿度、街の匂いを(感じたい)。街の匂いってそれぞれ独特じゃないですか。僕はいつもパリに行くと“石”の匂いがするなって思うんですよね。
桜沢:ああ。石畳がありますしね。
葉加瀬:どの街よりも石の匂いがするなあ。きれいな街だよね。
桜沢:オペラ座はなかを見学できるし、横のお土産屋さんも素敵なので楽しいかなって思います。
葉加瀬:そこでしか買えないやつがいっぱいあるからね。
桜沢:そうですね。以前行ったとき、オペラ座の屋上で作っているハチミツを買ってきました。
葉加瀬:ハチがいるんだよね。取材に行ったことがあるんですけど、ビックリした。ブンブン飛んでいますから、本当に怖いですよ。
桜沢:そんな場所なんですね(笑)。
桜沢が2012年に発売した書籍『今日もお天気 家族でパリ旅行編』(祥伝社)では、家族で巡るパリの楽しみ方が記されている。
桜沢:息子が小学校2年生、娘が幼稚園生ぐらいのタイミングに企画をいただいて、家族でパリ旅行に行きました。パリのほかにビアリッツやリゾート地にも行ったんですけど、その顛末を漫画にしました。それがガイドブックがわりにもなる感じです。
葉加瀬:家族でのパリって何がおもしろい? 僕も家族でパリに行ったことがあって、セーヌ川の遊覧船がおもしろかった。
桜沢:バトー・ムーシュ(観光客向け遊覧船)ですね。
葉加瀬:遊覧船って目線がいいよね。歩いているときや車とは違う高さでパリを見られるからおもしろかったな。
桜沢:いっぺんにパリを観光できるから楽しいですよね。
桜沢は印象的だったオペラ座の思い出を振り返る。
葉加瀬:オペラ座で思い出に残っている作品はどんなものがありますか?
桜沢:オペラ座では2つ見たんですけど、印象的なのは『椿姫』という作品ですね。ジョン・ノイマイヤーという方の作品で、東京公演も観たりするんですけども、現地で観るとだいぶ違いますね。それまであまり好きじゃなかったダンサーでも、「この作品にこんなに合うんだ」と思ったりします。いろんな発見がありますね。
葉加瀬:そもそも劇場そのものが素敵ですよね。それを言ったら街ごとそうなんですけど、すべてが出来上がったなかで観るバレエですからね。
桜沢:そうですよね。私は初めてガルニエに行ったときに、オペラ座の怪人は本当にいるなと思いました。
葉加瀬:シャンデリアが落ちてきても不思議じゃないなって思うよね(笑)。
桜沢:扉を開けたときにフワッと包まれる感覚というか、「怪人、いるな」って思います(笑)。あの空気感がいいですね。
葉加瀬:狙いを定めて演目を観に行くんですね。
桜沢:それこそ、ニューヨークで誰かの引退公演があるなら、3泊5日でバッと行って帰りますね。
葉加瀬:ニューヨークはどんなものを観に行かれたんですか?
桜沢:2017年ぐらいにアメリカンバレエシアターで観たいものがありました。『オネーギン』というバレエでしたね。
葉加瀬:ニューヨークのバレエはヨーロッパとは違う趣がありますか?
桜沢:劇場がやっぱり違いますね。ミッドセンチュリーモダンな雰囲気がします。すごく素敵でした。
葉加瀬:アールデコ的なやつだよね。ロンドンのバレエは?
桜沢:小さい劇場は行ったんですけど、まだロイヤルは行っていないです。
葉加瀬:ロイヤルは今、日本人もたくさんいるし、素晴らしいダンサーがたくさんいるんですよね。
桜沢:そうなんですよ。日本人でプリンシパルになっていらっしゃる方がたくさんいますよね。あと、香港で『ジゼル』というバレエを観たことがあります。アクラム・カーンという新進気鋭の振付家の踊りですごくおもしろかったです。
葉加瀬:僕、高校生のときに、当時はモダンだったモーリス・ベジャールのジョルジュ・ドンの大ファンで、追っかけをやっていたんですよ。
桜沢:ええ~!
葉加瀬:僕の青春です。クラシックオタクだったものですから、その流れでバレエを見始めたんだけど、『白鳥の湖』や『くるみ割り人形』から少し踏み込んで、ちょっとモダンなものを見るようになって。当時、ベジャールが全盛期だったんですよね。ジョルジュ・ドンの踊る『ボレロ』が見たくて追っかけをしていました(笑)。
桜沢:それは羨ましい。私は生のジョルジュ・ドンを見たことがないんですよ。
葉加瀬:そもそも、バレエにハマったきっかけはなんでしたか?
桜沢:実は私もベジャールなんですよ(笑)。私のときはシルヴィ・ギエムさんという100年に1人と言われるプリマがいて、その方の『ボレロ』が見たくて見始めたのがきっかけです。
葉加瀬:それからどんどんバレエにハマっていった?
桜沢:そうですね。やっぱり劇場って特別な感じがするじゃないですか。そこに身を置くのが楽しいというか、新鮮で驚きもあります。
桜沢:私、部屋の片付けが苦手なんですけど、旅に行くとその部屋はすごくきれいにしたいんですよ(笑)。なので、(部屋に着いたら)トランクを全部開けてクローゼットに詰めるところから始めます。
葉加瀬:激しく同意します! 僕は一泊であろうとトランクのものは全部出さないと気が済まない。すべてを自分の部屋にしてしまわないとくつろげないんですよね。
桜沢:そうなんですよね。でも、家ではぐちゃぐちゃなんですよ(笑)。
葉加瀬:僕の場合はマーキングしている感覚があるんですよね。僕は1年間の半分以上はホテル住まいだから、自分の持っているものでなんとか色付けをしていると、ちょっと自分の部屋になるのよ。
桜沢:なるほどね。私は旅にそんなに行かないから、きっと日常にないものを楽しもうとしている。だからこそ、家でできない片付けをするんじゃないですかね(笑)。
葉加瀬:ちょっと曲がっていたりするのも家だと気にならないのにさ。
桜沢:わかる。ノートとかね(笑)。
葉加瀬:すごく同意しました。楽しい時間をどうもありがとうございました!
葉加瀬太郎がお届けする『ANA WORLD AIR CURRENT』は、J-WAVEで毎週土曜19:00-20:00オンエア。
桜沢が登場したのは、ゲストにさまざまな国での旅の思い出を聞く、J-WAVEで放送中の番組『ANA WORLD AIR CURRENT』(ナビゲーター:葉加瀬太郎)。オンエアは10月12日(土)。
2024年10月19日28時59分まで
初めてのパリ旅行は買い物に夢中だった
東京都出身の桜沢エリカは19歳で漫画家としてデビュー。以降、コミック誌やファッション誌など多方面で活躍。女性の心情をリアルに描写した漫画やイラストを多く手掛け、1991年から1993年にかけて連載された『メイキン・ハッピィ』(祥伝社)で絶大な人気を集めた。ストーリー漫画を描く一方で、『シッポがともだち』(集英社)のようなエッセイ漫画にも定評があり、『贅沢なお産』(新潮社)や『今日もお天気』(祥伝社)シリーズでは自身の出産体験についても描いている。今回は、大好きなバレエを観るために世界を巡るという桜沢から、旅のエピソードを聞く。まずは、桜沢が好きなフランス・パリについて。
葉加瀬:パリのどういうところが魅力なんでしょうか。
桜沢:初めてパリに行ったときに、街や建物がとにかく美しくて、それにとっても魅せられました。私はバレエを見ているんですけど、オペラ・ガルニエ(オペラ座)があるパリはバレエの聖地なんですね。そういうところに惹かれます。
葉加瀬:初めてのパリは何歳の頃ですか?
桜沢:20歳です。セツ・モードセミナーという絵の学校に通っていたんですけど、2年に1回ぐらいスケッチ旅行でヨーロッパに行っていたんですよ。そのときに初めてパリに行きました。
葉加瀬:20歳の女の子にとってパリってキラキラしているだろうなあ。
桜沢:キラキラはしているんですけど、その頃は知識もないし興味が狭いから、デパートや雑貨屋ばっかり行っていて、今思うとすごくつまらない旅だったんじゃないかなって思います(笑)。
葉加瀬:若い頃の旅ってそうだよ(笑)。20代って買い物ばっかり興味があってさ、街を見る時間を惜しんではショッピングに出かけたものだもんね。
桜沢:初めて行ったときはルーブル美術館の横を毎日通り抜けてデパートに行っていました(笑)。
葉加瀬:わかる。僕は初めて行ったときにルーブル行ったけど、二日酔いだったからなんの記憶もなかった(笑)。
桜沢:ルーブルは広いし1日で見るのは無理じゃないですか。いつかルーブルに詳しい男性と結婚して、新婚旅行で行くって夢見ていました。でもついぞそんな方には出会えず(笑)。だからね、まだルーブルには行ってないの。
葉加瀬:嘘でしょ!?
桜沢:本当に。パリには何回も行っているんだけど、ルーブルはいつか誰かのためにとってあるの。
葉加瀬:それはそれでおもしろいかも。誰もがパリに行ったら一度は行きたいと思うものじゃないですか。じゃあ、初めてのパリではルーブルに行かずスケッチをされていたんですね。
桜沢:当時、絵もそんなに描きたくなかったんですよね(笑)。いっぱい紙を持っていったんですけど、あまり描かなかった記憶があります。
実体験に勝る記憶はない
昨今、気軽に写真が撮れるようになり、旅の記録は残しやすくなったが、葉加瀬は「頭に残すのが一番いい」と言い、桜沢も同意する。葉加瀬:撮ったことで「これで覚えておける」って納得しちゃうんだよね。昔と違って今は写真が気楽に撮れちゃうけど、果たしてこれをいつ見るのかっていう話もありますから(笑)。それよりは街に出て、そのときの空気、湿度、街の匂いを(感じたい)。街の匂いってそれぞれ独特じゃないですか。僕はいつもパリに行くと“石”の匂いがするなって思うんですよね。
桜沢:ああ。石畳がありますしね。
葉加瀬:どの街よりも石の匂いがするなあ。きれいな街だよね。
オペラ座でしか得られない独特の空気感がある
現在、桜沢は「家庭画報.com」で『パリ 1921―蠍座の女と獅子座の女』を連載中。パリのおすすめスポットとして、オペラ座を挙げる。桜沢:オペラ座はなかを見学できるし、横のお土産屋さんも素敵なので楽しいかなって思います。
葉加瀬:そこでしか買えないやつがいっぱいあるからね。
桜沢:そうですね。以前行ったとき、オペラ座の屋上で作っているハチミツを買ってきました。
葉加瀬:ハチがいるんだよね。取材に行ったことがあるんですけど、ビックリした。ブンブン飛んでいますから、本当に怖いですよ。
桜沢:そんな場所なんですね(笑)。
桜沢が2012年に発売した書籍『今日もお天気 家族でパリ旅行編』(祥伝社)では、家族で巡るパリの楽しみ方が記されている。
桜沢:息子が小学校2年生、娘が幼稚園生ぐらいのタイミングに企画をいただいて、家族でパリ旅行に行きました。パリのほかにビアリッツやリゾート地にも行ったんですけど、その顛末を漫画にしました。それがガイドブックがわりにもなる感じです。
葉加瀬:家族でのパリって何がおもしろい? 僕も家族でパリに行ったことがあって、セーヌ川の遊覧船がおもしろかった。
桜沢:バトー・ムーシュ(観光客向け遊覧船)ですね。
葉加瀬:遊覧船って目線がいいよね。歩いているときや車とは違う高さでパリを見られるからおもしろかったな。
桜沢:いっぺんにパリを観光できるから楽しいですよね。
桜沢は印象的だったオペラ座の思い出を振り返る。
葉加瀬:オペラ座で思い出に残っている作品はどんなものがありますか?
桜沢:オペラ座では2つ見たんですけど、印象的なのは『椿姫』という作品ですね。ジョン・ノイマイヤーという方の作品で、東京公演も観たりするんですけども、現地で観るとだいぶ違いますね。それまであまり好きじゃなかったダンサーでも、「この作品にこんなに合うんだ」と思ったりします。いろんな発見がありますね。
葉加瀬:そもそも劇場そのものが素敵ですよね。それを言ったら街ごとそうなんですけど、すべてが出来上がったなかで観るバレエですからね。
桜沢:そうですよね。私は初めてガルニエに行ったときに、オペラ座の怪人は本当にいるなと思いました。
葉加瀬:シャンデリアが落ちてきても不思議じゃないなって思うよね(笑)。
桜沢:扉を開けたときにフワッと包まれる感覚というか、「怪人、いるな」って思います(笑)。あの空気感がいいですね。
バレエにハマったきっかけが同じふたり
桜沢は、以前のように休暇ができれば海外に行くということはしなくなったが、お目当てのバレエ公演のためなら弾丸旅行もいとわないと語る。葉加瀬:狙いを定めて演目を観に行くんですね。
桜沢:それこそ、ニューヨークで誰かの引退公演があるなら、3泊5日でバッと行って帰りますね。
葉加瀬:ニューヨークはどんなものを観に行かれたんですか?
桜沢:2017年ぐらいにアメリカンバレエシアターで観たいものがありました。『オネーギン』というバレエでしたね。
葉加瀬:ニューヨークのバレエはヨーロッパとは違う趣がありますか?
桜沢:劇場がやっぱり違いますね。ミッドセンチュリーモダンな雰囲気がします。すごく素敵でした。
葉加瀬:アールデコ的なやつだよね。ロンドンのバレエは?
桜沢:小さい劇場は行ったんですけど、まだロイヤルは行っていないです。
葉加瀬:ロイヤルは今、日本人もたくさんいるし、素晴らしいダンサーがたくさんいるんですよね。
桜沢:そうなんですよ。日本人でプリンシパルになっていらっしゃる方がたくさんいますよね。あと、香港で『ジゼル』というバレエを観たことがあります。アクラム・カーンという新進気鋭の振付家の踊りですごくおもしろかったです。
葉加瀬:僕、高校生のときに、当時はモダンだったモーリス・ベジャールのジョルジュ・ドンの大ファンで、追っかけをやっていたんですよ。
桜沢:ええ~!
葉加瀬:僕の青春です。クラシックオタクだったものですから、その流れでバレエを見始めたんだけど、『白鳥の湖』や『くるみ割り人形』から少し踏み込んで、ちょっとモダンなものを見るようになって。当時、ベジャールが全盛期だったんですよね。ジョルジュ・ドンの踊る『ボレロ』が見たくて追っかけをしていました(笑)。
桜沢:それは羨ましい。私は生のジョルジュ・ドンを見たことがないんですよ。
葉加瀬:そもそも、バレエにハマったきっかけはなんでしたか?
桜沢:実は私もベジャールなんですよ(笑)。私のときはシルヴィ・ギエムさんという100年に1人と言われるプリマがいて、その方の『ボレロ』が見たくて見始めたのがきっかけです。
葉加瀬:それからどんどんバレエにハマっていった?
桜沢:そうですね。やっぱり劇場って特別な感じがするじゃないですか。そこに身を置くのが楽しいというか、新鮮で驚きもあります。
旅先だと片付けが捗るのはなぜ?
桜沢にとって旅とは、日常から切り離された非日常体験だという。桜沢:私、部屋の片付けが苦手なんですけど、旅に行くとその部屋はすごくきれいにしたいんですよ(笑)。なので、(部屋に着いたら)トランクを全部開けてクローゼットに詰めるところから始めます。
葉加瀬:激しく同意します! 僕は一泊であろうとトランクのものは全部出さないと気が済まない。すべてを自分の部屋にしてしまわないとくつろげないんですよね。
桜沢:そうなんですよね。でも、家ではぐちゃぐちゃなんですよ(笑)。
葉加瀬:僕の場合はマーキングしている感覚があるんですよね。僕は1年間の半分以上はホテル住まいだから、自分の持っているものでなんとか色付けをしていると、ちょっと自分の部屋になるのよ。
桜沢:なるほどね。私は旅にそんなに行かないから、きっと日常にないものを楽しもうとしている。だからこそ、家でできない片付けをするんじゃないですかね(笑)。
葉加瀬:ちょっと曲がっていたりするのも家だと気にならないのにさ。
桜沢:わかる。ノートとかね(笑)。
葉加瀬:すごく同意しました。楽しい時間をどうもありがとうございました!
葉加瀬太郎がお届けする『ANA WORLD AIR CURRENT』は、J-WAVEで毎週土曜19:00-20:00オンエア。
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2024年10月19日28時59分まで
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番組情報
- ANA WORLD AIR CURRENT
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毎週土曜19:00-19:54
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葉加瀬太郎