俳優、アーティストと多岐にわたって活躍するMORISAKI WIN(森崎ウィン)が「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2024(SSFF & ASIA 2024)」でのエピソードや新曲への想いなどを語った。
MORISAKIが登場したのは、8月9日(金)にJ-WAVEで放送された番組『ALL GOOD FRIDAY』(ナビゲーター:LiLiCo、稲葉 友)のゲストコーナー。
MORISAKI:俺が一番びっくりしたことがあって。みなさんもご存じでしょうが、LiLiCoさんのキャラクターって本当に素敵じゃないですか。でも俺、初めてこのあいだ「冷たいな」と思った瞬間があって。
LiLiCo:なになに!?
稲葉:うちのLiLiCoはアチアチよ?
MORISAKI:本当にこんなLiLiCoさん1回も見たことなくて、「え?」と思って。本番前だったからあえてそのまますっとお辞儀だけして通り過ぎましたが、LiLiCoさんが「あ、ああ……」みたいな感じだったんです。
稲葉:現場で会ったタイミングで?
MORISAKI:その現場が「ショートショートフィルムフェスティバル」の授賞式の日で、僕はこのたび(初監督作で)グランプリを受賞させていただきました。裏を言うとジャパントップのところまでは、なんとなく僕も知っていたのですが、グランプリまでは知らなくて。
【関連記事】森崎ウィンが初監督でグランプリ受賞! ミュージカル映画『せん(SEN)』について、別所哲也と語る
稲葉:それはその場で発表しますからね。
MORISAKI:当日発表するという状態でした。LiLiCoさんも別所哲也さんもプレゼンターですから、先に知っているわけじゃないですか。あとから聞いたら「あのとき私は知っていたから、WINくんに対してどうリアクションしていいかわからないからオドオドしちゃった」って(笑)。
LiLiCo:そうなの(笑)。
MORISAKI:だからかと思って。本番前でもLiLiCoさんってすごく経験も豊富だし、どんなに忙しくても事前の打ち合わせに来てくれて、ちゃんと話をしてくれて「じゃあ、こうしましょうね」ってしてくれるのに、その日だけなにもなくて。「俺に壁を作っている!」って。
稲葉:LiLiCoさんも粛々とやられているのかなと思ったよね? でもLiLiCoさんはこんなにキャリアがあるのに、いまだに嘘が下手なんだよ。
MORISAKI:「なんて素直な方だろう」とすごく感じました。先に言っちゃいそうだったから。
稲葉:「私、情報を漏らしちゃうかもしれない」ってね。
LiLiCo:そう(笑)。「ショートショート」のスタッフと何回も打ち合わせして、どういう顔をしたらいいのかっていう。授賞式の舞台裏で「おはようございます」と言うときに、私は「おめでとうございます」と間違えると思う、という話から始まったの。
稲葉:危なかったんだね。
LiLiCo:だから初めて「おはようございます」を何回も練習したの(笑)。「おめ」なのか「おは」なのか、もうどきどきしすぎちゃって。それでWINくんが来ちゃったから「ああああ!」って。
MORISAKI:初めてLiLiCoさんから「おはようございます」を聞かなかったです。
稲葉:「おはようございます」を練習するのはデビュー2日目の人です。LiLiCoさん、芸歴何年になりました?
LiLiCo:35周年(笑)。
稲葉:WINくんもけっこうなキャリアがありますけど、より大ベテランですから。
MORISAKI:大ベテランのあんなあたふたしたのは初めて見ました。
LiLiCo:あのあともすごく自分で落ち込んじゃって。
稲葉:「私うまくしゃべれなかった」と。
LiLiCo:しかも私についてくださっている若いお兄さんがいて。2人で目が合って「今のバレたかな?」って(笑)。
稲葉:結果的には成功だったということだよね。WINに情報としてなにも伝わらなかったから、結果的にグランプリで驚けたし。
MORISAKI:発表のときに最初に泣いていたの、この方ですから。俺じゃなくてLiLiCoさんが泣いていたから「なんで!?」みたいな(笑)。
稲葉:ごめん、あまりにも人間味が強いから。
LiLiCo:すべての監督の作品名が映像に出て、1回ちょっと止まったみたいになって、WINくんがその人に拍手したの。覚えている?
MORISAKI:しました。
LiLiCo:別の方がグランプリと思っていたみたいで。それでもう1個移動して自分だったときに「え?」みたいな。そのWINくんが面白くて「人間ってこうなるよね」って。
MORISAKI:本当になりました。
LiLiCo:私も一緒に驚いたから(笑)。
稲葉:なんでだよ!
MORISAKI:知っていたでしょ(笑)。
LiLiCo:ポップでハッピーで、声が優しくていいね。
稲葉:いままでの曲とだいぶ雰囲気が違う気がします。これはどういう意図で?
MORISAKI:そもそも今回の『U』をやるにあたって、SNSからどんどん曲を発信していこうという、僕のなかでは新しい形になりました。そういうことを踏まえて「SNSに強い方は誰だろう?」ということで、今回シンガーソングライターのがらりさんをうちのレーベルの方が見つけまして、「がらりさんと組んでやってみる?」ということでお願いしてみたら、「ぜひ書きます」と引き受けてくださいました。
稲葉:それでテイストが変わったんですね。
MORISAKI:MORISAKI WINのいままでのものもありますが、この曲もよく聴いたら洋楽テイストがベースにあります。日本のSNSでまず広げていきたいので、日本のポップカルチャーを持って海外にいきたいのもあって、日本語ベースになっています。あとは「聴きやすさ」もそうですね。いままでは縦がしっかりハマっていて、グルーヴィーで洋楽っぽさのある踊れる感じでしたが、今回は脱力で。だけどちゃんと縦は当たっているけど、そんなにすごくプッシュしてこない。すんなり聴けるのは僕のなかでも新しい引き出しになったんじゃないかなと。友ちゃん、すごく澄んだ目で見てくるね(笑)。
稲葉:ちゃんとしているなと思って(笑)。
LiLiCo:そう、本当にちゃんとしているなと思う。
MORISAKI:「ちゃんとしないと生き残れない」って気がつきましたから(笑)。
稲葉:そのテイストの新しさがありつつ、でもそのテイストが変わったことに対応できるMORISAKI WINの万能さ。それこそミュージカルで戦っていたりもするし、アーティストのキャリアもソロになる前からずっと長くやっていて、携えた武器がテイストががらっと変わってもできるのが、さすがだなと思います。
LiLiCoと稲葉がお届けする『ALL GOOD FRIDAY』の放送は金曜日の11時30分から。
MORISAKIが登場したのは、8月9日(金)にJ-WAVEで放送された番組『ALL GOOD FRIDAY』(ナビゲーター:LiLiCo、稲葉 友)のゲストコーナー。
再生は2024年8月16日28時頃まで
LiLiCoがMORISAKI WINに塩対応?
同番組に2年ぶりの登場となったMORISAKIは「2年間で起きた忘れられない出来事」を問われ、LiLiCoにまつわるエピソードを明かした。MORISAKI:俺が一番びっくりしたことがあって。みなさんもご存じでしょうが、LiLiCoさんのキャラクターって本当に素敵じゃないですか。でも俺、初めてこのあいだ「冷たいな」と思った瞬間があって。
LiLiCo:なになに!?
稲葉:うちのLiLiCoはアチアチよ?
MORISAKI:本当にこんなLiLiCoさん1回も見たことなくて、「え?」と思って。本番前だったからあえてそのまますっとお辞儀だけして通り過ぎましたが、LiLiCoさんが「あ、ああ……」みたいな感じだったんです。
稲葉:現場で会ったタイミングで?
MORISAKI:その現場が「ショートショートフィルムフェスティバル」の授賞式の日で、僕はこのたび(初監督作で)グランプリを受賞させていただきました。裏を言うとジャパントップのところまでは、なんとなく僕も知っていたのですが、グランプリまでは知らなくて。
【関連記事】森崎ウィンが初監督でグランプリ受賞! ミュージカル映画『せん(SEN)』について、別所哲也と語る
稲葉:それはその場で発表しますからね。
MORISAKI:当日発表するという状態でした。LiLiCoさんも別所哲也さんもプレゼンターですから、先に知っているわけじゃないですか。あとから聞いたら「あのとき私は知っていたから、WINくんに対してどうリアクションしていいかわからないからオドオドしちゃった」って(笑)。
LiLiCo:そうなの(笑)。
MORISAKI:だからかと思って。本番前でもLiLiCoさんってすごく経験も豊富だし、どんなに忙しくても事前の打ち合わせに来てくれて、ちゃんと話をしてくれて「じゃあ、こうしましょうね」ってしてくれるのに、その日だけなにもなくて。「俺に壁を作っている!」って。
稲葉:LiLiCoさんも粛々とやられているのかなと思ったよね? でもLiLiCoさんはこんなにキャリアがあるのに、いまだに嘘が下手なんだよ。
MORISAKI:「なんて素直な方だろう」とすごく感じました。先に言っちゃいそうだったから。
稲葉:「私、情報を漏らしちゃうかもしれない」ってね。
LiLiCo:そう(笑)。「ショートショート」のスタッフと何回も打ち合わせして、どういう顔をしたらいいのかっていう。授賞式の舞台裏で「おはようございます」と言うときに、私は「おめでとうございます」と間違えると思う、という話から始まったの。
稲葉:危なかったんだね。
LiLiCo:だから初めて「おはようございます」を何回も練習したの(笑)。「おめ」なのか「おは」なのか、もうどきどきしすぎちゃって。それでWINくんが来ちゃったから「ああああ!」って。
MORISAKI:初めてLiLiCoさんから「おはようございます」を聞かなかったです。
稲葉:「おはようございます」を練習するのはデビュー2日目の人です。LiLiCoさん、芸歴何年になりました?
LiLiCo:35周年(笑)。
稲葉:WINくんもけっこうなキャリアがありますけど、より大ベテランですから。
MORISAKI:大ベテランのあんなあたふたしたのは初めて見ました。
LiLiCo:あのあともすごく自分で落ち込んじゃって。
稲葉:「私うまくしゃべれなかった」と。
LiLiCo:しかも私についてくださっている若いお兄さんがいて。2人で目が合って「今のバレたかな?」って(笑)。
稲葉:結果的には成功だったということだよね。WINに情報としてなにも伝わらなかったから、結果的にグランプリで驚けたし。
「SSFF & ASIA 2024」授賞式の裏側
結果的にはWINに悟られなかったLiLiCoだが、受賞の瞬間も人間味あふれるエピソードがあったようだ。MORISAKI:発表のときに最初に泣いていたの、この方ですから。俺じゃなくてLiLiCoさんが泣いていたから「なんで!?」みたいな(笑)。
稲葉:ごめん、あまりにも人間味が強いから。
LiLiCo:すべての監督の作品名が映像に出て、1回ちょっと止まったみたいになって、WINくんがその人に拍手したの。覚えている?
MORISAKI:しました。
LiLiCo:別の方がグランプリと思っていたみたいで。それでもう1個移動して自分だったときに「え?」みたいな。そのWINくんが面白くて「人間ってこうなるよね」って。
MORISAKI:本当になりました。
LiLiCo:私も一緒に驚いたから(笑)。
稲葉:なんでだよ!
MORISAKI:知っていたでしょ(笑)。
新しい引き出しになった新曲
番組では5月にリリースされたMORISAKI の新曲『U』をオンエア。楽曲制作について振り返った。LiLiCo:ポップでハッピーで、声が優しくていいね。
稲葉:いままでの曲とだいぶ雰囲気が違う気がします。これはどういう意図で?
MORISAKI:そもそも今回の『U』をやるにあたって、SNSからどんどん曲を発信していこうという、僕のなかでは新しい形になりました。そういうことを踏まえて「SNSに強い方は誰だろう?」ということで、今回シンガーソングライターのがらりさんをうちのレーベルの方が見つけまして、「がらりさんと組んでやってみる?」ということでお願いしてみたら、「ぜひ書きます」と引き受けてくださいました。
稲葉:それでテイストが変わったんですね。
MORISAKI:MORISAKI WINのいままでのものもありますが、この曲もよく聴いたら洋楽テイストがベースにあります。日本のSNSでまず広げていきたいので、日本のポップカルチャーを持って海外にいきたいのもあって、日本語ベースになっています。あとは「聴きやすさ」もそうですね。いままでは縦がしっかりハマっていて、グルーヴィーで洋楽っぽさのある踊れる感じでしたが、今回は脱力で。だけどちゃんと縦は当たっているけど、そんなにすごくプッシュしてこない。すんなり聴けるのは僕のなかでも新しい引き出しになったんじゃないかなと。友ちゃん、すごく澄んだ目で見てくるね(笑)。
稲葉:ちゃんとしているなと思って(笑)。
LiLiCo:そう、本当にちゃんとしているなと思う。
MORISAKI:「ちゃんとしないと生き残れない」って気がつきましたから(笑)。
稲葉:そのテイストの新しさがありつつ、でもそのテイストが変わったことに対応できるMORISAKI WINの万能さ。それこそミュージカルで戦っていたりもするし、アーティストのキャリアもソロになる前からずっと長くやっていて、携えた武器がテイストががらっと変わってもできるのが、さすがだなと思います。
LiLiCoと稲葉がお届けする『ALL GOOD FRIDAY』の放送は金曜日の11時30分から。
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2024年8月16日28時59分まで
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番組情報
- ALL GOOD FRIDAY
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毎週金曜11:30-16:00
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LiLiCo、稲葉 友