レキシが自身の新曲『エレキテルミー feat. あんみつ姫(小泉今日子)』の制作秘話などについて語った。
レキシがゲストとして登場したのは、J-WAVEで放送中の『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。ここでは8月11日(日)オンエアの内容をテキストで紹介する。
クリス:ちなみに『TOKIO HOT 100』の登場は今回で8回目です。
レキシ:意外と出ていますね。もう『TOKIO』子飼いのレキシみたいなものですよね。
クリス:よく出ていただいてありがとうございます。日本史、江戸文化に精通しているわりには見た目が南国な、ポリネシアンな感じです。
レキシ:今日は着物じゃないので(笑)。
クリス:暑さとか感じます?
レキシ:どういうことですか?
クリス:暑さもへっちゃらな感じなので。
レキシ:暑さはもちろん感じます。言っても頭に毛皮を一枚羽織っているみたいなものですから。
クリス:アフロは暑いの?
レキシ:暑いです。セーター着ているみたいで。
クリス:でもそれはどんなに暑くても?
レキシ:脱げない、というか地毛ですから(笑)。でも暑いのは実は大好きです。冷房とか苦手なので、家でも一切つけないです。
クリス:暑さ対策はこれといってやっていない?
レキシ:暑くなったら家で水のシャワーを浴びるだけです。5分に1回ぐらい浴びますけど。
クリス:そういう場合、髪型も水持ちがよさそうです。
レキシ:すごくしっとりして、水を含んだスポンジみたいになります。
クリス:そんな暑さ、夏好きのレキシですがレキシの夏の楽しみはなんですか?
レキシ:スイカが大好きで、5分に1回食べるくらい好きです。
クリス:どんなスイカが好きですか?
レキシ:オーソドックスなスイカもあれば、最近は直径20センチぐらいの小玉を半分に切って1回で食べます。
クリス:「ここは抜群にうまい」という生産地はありますか?
レキシ:熊本とかもおいしいですが、知り合いが秋田のスイカを送ってくださるんです。おいしいです。
クリス:いろいろな日本史をテーマに曲を作ってきたレキシですが、今回は人物編です。江戸時代の学者、および発明家だったら平賀源内に白羽の矢が立ったと。なぜ平賀源内を選んだのでしょうか。
レキシ:最初に「エレキテル」のほうが先にきました。エレキテルを考えていたときに、ビリビリくるというのを含めて「ミー」をつけたんです。そうしたら「エレキテル」と「テルミー」のダブルミーニングになって、それで1個ワードが浮かんでいて。それはけっこう前に浮かんでいたのですが「なにか曲にならないかな」と思っていて、みたいな感じです。そこから平賀源内というか。
クリス:「テルミー」で「教えて」とで『エレキテルミー』と。
レキシ:「私にビリビリを教えて」みたいな。男女間のビリビリ、ヒリヒリみたいなことをイメージして。もちろん電気のビリビリもありますが「ビリビリさせてよ」みたいな。
クリス:そこにあんみつ姫が登場すると。あんみつ姫は小泉今日子さんです。あんみつ姫というレキシネームを授けたわけですが、小泉さんに白羽の矢を立てたのはなぜですか?
レキシ:これも男女間の駆け引きみたいな。ちょっと大人の色気みたいな、歌詞もそうですしアレンジも含めて曲調が大人っぽいラテンの感じも今回あるので、今回「誰に歌ってもらおう」となったときに「なんてったってビリビリしたい」と。
クリス:大体みなさんはレキシネームを授かるとすごく喜びますが、小泉さんだけは「えー!」とダメ出しが出たと(編注:小泉はかつてドラマ『あんみつ姫』で、主人公のあんみつ姫役を演じた)。
レキシ:あんみつ姫のイメージが定着しすぎて、どこに行っても言われるんですって。こすられまくっているネタなので「すみません、今回あんみつ姫でいいですか?」と言ったら「ええ、また?」みたいな。
クリス:第一声が「また」という。
レキシ:でもそこのネタ的な感じも含めて「今回それでお願いします」と。そうしたら「わかった、いいよ」と言ってくれて、よかったなと思って。
クリス:押し通したわけですね。
レキシ:でもおかげ様で。僕ら世代は「キョンキョンのレキシネームはこれしかないでしょ」みたいな。
クリス:それがひとつの、自分のブランドみたいなものですよね。
クリス:キョンキョンとの絡み、いい感じですね。
レキシ:レコーディングでも一声歌ったら、すべてキョンキョンワールドでした。すごかったですから。歌入れは誰よりも早かったです。
クリス:それは1テイクでOKみたいな?
レキシ:それもありますし、説得力がありましたから。もちろん上手ですし、歌った瞬間にOKみたいになりました。
クリス:夏の感じがいいですよね。ラテン調にした理由はなんですか?
レキシ:実はこれお風呂場で考えていて、パッと思いついたんです。オケというかピアノも浮かんできたのでお風呂場にスマホを持ち込みました。
クリス:ナチュラルエコーで。
レキシ:風呂リバーブで「もうできた」って(笑)。
クリス:インスピレーションはお風呂に入っていたり、シャワーを浴びると活性化されるといいます。風呂場はインスパイアされますか?
レキシ:つかるときももちろん、シャワーのときは一番思いつきます。ずぶ濡れで思いついて、びしょびしょのまま出ていって、なんならピアノもぐしょぐしょにしながら「防水のピアノじゃないと」みたいな。
クリス:レキシの曲作りはフィーリングなの? 大体どんな感じで曲ができるのでしょうか。
レキシ:ワードですね。歌詞の核になる部分を普段からいっぱいメモってます。それは四六時中考えていますね。ただ単に「エレキテル」だけではなくて「ミー」をつけて「エレキテルミー」みたいな語呂がいい、キャッチーなワードをいっぱいつけて、それがどういうイメージなのかというのをメモ書きしています。
クリス:沸いたものは全部記録しておくと。
レキシ:それとは別にスタジオや家でポロンポロン弾いていて「これはメロディ合うな」みたいなときもあれば、お風呂に入っていて思い浮かんでみたいなのもあります。
クリス:ささいなことがヒットの原石になるかもしれないですよね。プロとしてはそういうアイデアが一番大事なのかもしれません。
レキシの最新情報は、公式Xまで。
『SAISON CARD TOKIO HOT 100』ではさまざまなデータをもとに、世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。放送は毎週日曜の13時から。
レキシがゲストとして登場したのは、J-WAVEで放送中の『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。ここでは8月11日(日)オンエアの内容をテキストで紹介する。
再生は2024年8月18日28時頃まで
公開収録の模様をオンエア
今回は、クレディセゾンの社内ラウンジ『PARK』で初の公開収録を実施。レキシはゲストとして登場した。レキシは池田貴史によるソロユニット。1994年にSUPER BUTTER DOGのキーボーディストとして活動をスタートした池田は、2007年から日本史を題材にしたソロプロジェクト・レキシとしてデビュー。これまでに7枚のアルバムをリリースしている。クリス:ちなみに『TOKIO HOT 100』の登場は今回で8回目です。
レキシ:意外と出ていますね。もう『TOKIO』子飼いのレキシみたいなものですよね。
クリス:よく出ていただいてありがとうございます。日本史、江戸文化に精通しているわりには見た目が南国な、ポリネシアンな感じです。
レキシ:今日は着物じゃないので(笑)。
クリス:暑さとか感じます?
レキシ:どういうことですか?
クリス:暑さもへっちゃらな感じなので。
レキシ:暑さはもちろん感じます。言っても頭に毛皮を一枚羽織っているみたいなものですから。
クリス:アフロは暑いの?
レキシ:暑いです。セーター着ているみたいで。
クリス:でもそれはどんなに暑くても?
レキシ:脱げない、というか地毛ですから(笑)。でも暑いのは実は大好きです。冷房とか苦手なので、家でも一切つけないです。
クリス:暑さ対策はこれといってやっていない?
レキシ:暑くなったら家で水のシャワーを浴びるだけです。5分に1回ぐらい浴びますけど。
クリス:そういう場合、髪型も水持ちがよさそうです。
レキシ:すごくしっとりして、水を含んだスポンジみたいになります。
クリス:そんな暑さ、夏好きのレキシですがレキシの夏の楽しみはなんですか?
レキシ:スイカが大好きで、5分に1回食べるくらい好きです。
クリス:どんなスイカが好きですか?
レキシ:オーソドックスなスイカもあれば、最近は直径20センチぐらいの小玉を半分に切って1回で食べます。
クリス:「ここは抜群にうまい」という生産地はありますか?
レキシ:熊本とかもおいしいですが、知り合いが秋田のスイカを送ってくださるんです。おいしいです。
平賀源内をテーマにした新曲
レキシは7月24日の土用の丑の日に、新曲『エレキテルミー feat. あんみつ姫(小泉今日子)』を配信リリース。曲名を決めた経緯などについて語った。クリス:いろいろな日本史をテーマに曲を作ってきたレキシですが、今回は人物編です。江戸時代の学者、および発明家だったら平賀源内に白羽の矢が立ったと。なぜ平賀源内を選んだのでしょうか。
レキシ:最初に「エレキテル」のほうが先にきました。エレキテルを考えていたときに、ビリビリくるというのを含めて「ミー」をつけたんです。そうしたら「エレキテル」と「テルミー」のダブルミーニングになって、それで1個ワードが浮かんでいて。それはけっこう前に浮かんでいたのですが「なにか曲にならないかな」と思っていて、みたいな感じです。そこから平賀源内というか。
クリス:「テルミー」で「教えて」とで『エレキテルミー』と。
レキシ:「私にビリビリを教えて」みたいな。男女間のビリビリ、ヒリヒリみたいなことをイメージして。もちろん電気のビリビリもありますが「ビリビリさせてよ」みたいな。
クリス:そこにあんみつ姫が登場すると。あんみつ姫は小泉今日子さんです。あんみつ姫というレキシネームを授けたわけですが、小泉さんに白羽の矢を立てたのはなぜですか?
レキシ:これも男女間の駆け引きみたいな。ちょっと大人の色気みたいな、歌詞もそうですしアレンジも含めて曲調が大人っぽいラテンの感じも今回あるので、今回「誰に歌ってもらおう」となったときに「なんてったってビリビリしたい」と。
クリス:大体みなさんはレキシネームを授かるとすごく喜びますが、小泉さんだけは「えー!」とダメ出しが出たと(編注:小泉はかつてドラマ『あんみつ姫』で、主人公のあんみつ姫役を演じた)。
レキシ:あんみつ姫のイメージが定着しすぎて、どこに行っても言われるんですって。こすられまくっているネタなので「すみません、今回あんみつ姫でいいですか?」と言ったら「ええ、また?」みたいな。
クリス:第一声が「また」という。
レキシ:でもそこのネタ的な感じも含めて「今回それでお願いします」と。そうしたら「わかった、いいよ」と言ってくれて、よかったなと思って。
クリス:押し通したわけですね。
レキシ:でもおかげ様で。僕ら世代は「キョンキョンのレキシネームはこれしかないでしょ」みたいな。
クリス:それがひとつの、自分のブランドみたいなものですよね。
お風呂場でできた曲
番組では『エレキテルミー feat. あんみつ姫(小泉今日子)』をオンエア。レコーディング時のエピソードや曲作りについて語った。クリス:キョンキョンとの絡み、いい感じですね。
レキシ:レコーディングでも一声歌ったら、すべてキョンキョンワールドでした。すごかったですから。歌入れは誰よりも早かったです。
クリス:それは1テイクでOKみたいな?
レキシ:それもありますし、説得力がありましたから。もちろん上手ですし、歌った瞬間にOKみたいになりました。
クリス:夏の感じがいいですよね。ラテン調にした理由はなんですか?
レキシ:実はこれお風呂場で考えていて、パッと思いついたんです。オケというかピアノも浮かんできたのでお風呂場にスマホを持ち込みました。
クリス:ナチュラルエコーで。
レキシ:風呂リバーブで「もうできた」って(笑)。
クリス:インスピレーションはお風呂に入っていたり、シャワーを浴びると活性化されるといいます。風呂場はインスパイアされますか?
レキシ:つかるときももちろん、シャワーのときは一番思いつきます。ずぶ濡れで思いついて、びしょびしょのまま出ていって、なんならピアノもぐしょぐしょにしながら「防水のピアノじゃないと」みたいな。
クリス:レキシの曲作りはフィーリングなの? 大体どんな感じで曲ができるのでしょうか。
レキシ:ワードですね。歌詞の核になる部分を普段からいっぱいメモってます。それは四六時中考えていますね。ただ単に「エレキテル」だけではなくて「ミー」をつけて「エレキテルミー」みたいな語呂がいい、キャッチーなワードをいっぱいつけて、それがどういうイメージなのかというのをメモ書きしています。
クリス:沸いたものは全部記録しておくと。
レキシ:それとは別にスタジオや家でポロンポロン弾いていて「これはメロディ合うな」みたいなときもあれば、お風呂に入っていて思い浮かんでみたいなのもあります。
クリス:ささいなことがヒットの原石になるかもしれないですよね。プロとしてはそういうアイデアが一番大事なのかもしれません。
レキシの最新情報は、公式Xまで。
『SAISON CARD TOKIO HOT 100』ではさまざまなデータをもとに、世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。放送は毎週日曜の13時から。
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2024年8月11日28時59分まで
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番組情報
- SAISON CARD TOKIO HOT 100
-
毎週日曜13:00-16:54
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クリス・ペプラー