俳優の山下幸輝が、身近にできるSDGsをSHELLYと語り合った。
山下が登場したのは毎週週替わりでJ-WAVEが厳選した企画をお届けする特別な時間『J-WAVE SELECTION ITOCHU DEAR LIFE, DEAR FUTURE』。ここではナビゲーターのSHELLYと山下がトークを繰り広げた公開収録の様子をテキストで紹介する。オンエアは10月22日(日)。
同番組は、SDGsに関する活動を後押しする情報発信・体験の場である、青山のITOCHU SDGs STUDIOから発信。オンエアだけでなく、デジタル音声コンテンツとして提供・配信するサービス「SPINEAR」でも配信。SpotifyやApple Podcastsでも楽しめる。エピソードは月曜日に3回にわけて更新。
そんな山下は、自宅のトイレではないと映画やドラマのセリフが覚えられないという。
山下:他の役者さんとかって、カラオケボックスとか家じゃないところでセリフを覚える方が多いって聞いて。僕はもともとカラオケが苦手なんですよ。音に敏感で、無音なところとか静かなところがちょっと苦手で。逆に音があったほうがよくて。
SHELLY:へえ!
山下:けど、自宅のトイレだといい感じの狭さで、座れて、生活音もあって。
SHELLY:外からのね。
山下:ちょうどいいなと思って、トイレで最初セリフを覚えていたら、めっちゃすんすん入るんです。これだって思って。
SHELLY:大事なセリフを覚えなきゃってときはトイレに入るわけだ。今、一人暮らしですか?
山下:はい。
SHELLY:じゃあ、迷惑かからなくていいですね(笑)。
SHELLYはここでトイレにまつわるSDGsの目標、「目標6:安全な水とトイレを世界中に」を紹介する。
SHELLY:日本にいるとピンと来ないですよね。当たり前にきれいな水も使えてるし、どこに行ってもトイレがあるから。でも、衛生的なトイレがないと人が病気にかかりやすくなっちゃうんです。例えば、尿とかで汚染されてしまった水を飲んで命を落としてしまったり、5歳以下の子どものうち毎年約30万人がお腹を壊したり感染症にかかったりして命を落としたりしてるんです。
山下:なるほど。
SHELLY:安全できれいなトイレがあるっていうのは、命にも関わることなんですよね。
山下:大事ですね。
SHELLY:日本にいると、(トイレが)安心する場所でもあったり、それだけ生活がいい状態ってことだよね。SDGsは17の目標があるんですけど、興味や関心がある目標はありますか?
山下:目標2の「飢餓をゼロに」が気になりますね。1つの料理でもお肉、野菜だったり一つひとつに命があって、それを当たり前に食べてますけど、彼らも生きてたので、できるだけお腹いっぱいでも残さずにというか。フードロスをしないようにっていうのは心掛けています。
SHELLY:食べ物をムダにしないようにね。
山下:だから、食べに行ったときに最初から一気に頼むんじゃなくて、ちょっとずつ頼んでみたりとか。残すのはもったいないし、おいしく食べたいから一品ずつ頼んだり、食べたら次を頼んだりはけっこうやってます。
山下:ダンスの練習とかを韓国でさせてもらってて、お昼にお弁当が支給されるんですけど、そのときにプラスチックの容器、紙コップとかお箸とかを分けて捨てるっていうのは言われてましたね。
SHELLY:日本にいるときよりも細かく分けてる感じでした?
山下:そうですね。でも最近は、日本のドラマの作品の撮影のときにちゃんと分別されてる現場はめちゃくちゃ多いですね。
SHELLY:もともとは分別自体をあんまりやらなかったのか。そういう世界でいろいろ見たものを日本に持って帰って広めるのも大事ですよね。
山下は23年1月にSDGsをテーマにしたイベント「TGC しずおか 2023 by TOKYO GIRLS COLLECTION」に出演した。
SHELLY:このイベントで初めて知ったこととか印象に残っていることはありますか?
山下:TOKYO GIRLS COLLECTIONっていうファッションショーなので衣装で出て歩くわけですよ。その衣装が自然にいいものとか自然から作られてるものとか、リサイクルとかをした洋服で出たりとか。
SHELLY:今、すごく多いですもんね。SDGsとか環境汚染だったりゴミ問題だったり、ファッションって問題をたくさん抱えている業界だから率先してこういうファッションショーとかで取り上げたりするんですけど、じゃあどうやってそれに立ち向かうかって、いろんなブランドがサステイナブルな繊維とかで洋服を作ることも多いですよね。今日、私が着てる服は紙でできてるんですよ。
山下:えっ!?
SHELLY:見た目は綿っぽいんですけど触ると麻っぽくて、でも実は紙なんですよ。
山下:すごい。
SHELLY:ちょっと意識してタグとか見てみると再生プラスチックで洋服を作ってたりとかパイナップルの皮とかバナナの木とか、そういうのも結構あるから、こういうファッションショーをきっかけにそういうものを手にするとかでも変化は起きてきますよね。
山下:確かに。実は僕が今日履いている靴下はリサイクルコットンで作られていて。使わなくなった糸とかをバラバラにして再生してこれを作ってるらしくて。
SHELLY:そういうのをスタイリストさんから教えてもらったり自分で買ったり、ステージで着たものを伝えることによってファンの方がそれを今度買ってみようってなったりして、それがどんどん繋がったらいいですよね。
リスナー:基本、車移動でしたが、最近は自転車を購入して近場は自転車移動にしました。
SHELLY:車はCO2を排出するから自転車のほうが環境にいいですよね。
山下:じゃあ、僕はSDGsになってるってことですか。
SHELLY:自転車好き?
山下:自転車が大好きなんですよ。上京した当初、まだ仕事が少ないときとかは、お芝居のレッスンとか行く道中とかオフの日とか自転車でいろいろ移動していましたね。
SHELLY:けっこうな距離を走っちゃう?
山下:けっこうな距離ですね。東京からディズニーランドのほうまで。
SHELLY:へえ。何時間くらい?
山下:行きは体力あったから1時間半くらいで、帰りはちょっとそのとき寒くて2時間くらいかかりましたね。
SHELLY:その用事はディズニーランドに行くため?
山下:用事はなくて、「大きいデパートみたいなのがあるわ」と思ってふわっと見て帰りました(笑)。
SHELLY:ほぼ自転車に乗るのが目的だよね。
山下:本当にそれですね。
SHELLY:すごくSDGsになってるじゃん。
山下:なってるのか。よかった。
リスナー:10年前に使用していた大切な時計を修理に出して、また使うようになりました。新しいものを買うか悩みましたが、大切にしていた時計を引きだしに眠らせておくより、使ったほうが環境にも自分にもいいなと思って満足しています。
山下:確かにそうですね。わざわざ新しいものを買うより、まだ使えるとしたら修理してずっと使っていきたいし、思い出にも残るなって思いました。
SHELLY:時計とか特に価値が上がっていきそうですしね。直して使ったものとかあります?
山下:最近、よく使ってるお気に入り靴のソールがパカって外れちゃって、修理に出しました。
SHELLY:直せるの?
山下:直せました。
SHELLY:パカっていう状態になったら直せないイメージだけど、「これダメかも」って思っても、意外と修理に出したら直っちゃうかもね。今もその靴はお気に入り?
山下:めちゃくちゃ履いてます。
最後にSHELLYは「10年後はどんな自分になっていたいか。また10年後はどんな社会になってほしいか」と山下に質問した。
山下:すごく安直で簡単な言葉になっちゃうかもしれないですけど、カッコいい大人になりたいですね。自分が思っているカッコいいっていうのは、顔とか体がカッコいいではなく。人間としてカッコいいとか余裕のある大人だったり。本当。SHELLYさんみたいに、自分から出てくる単語だったりワードがカッコよかったりする大人になりたいとうか。そういう余裕のある大人になりたいなと思います。
SHELLY:ヌルッと褒められたみたいでうれしいです(笑)。社会はどうなってほしい?
山下:社会も余裕のある世界になってほしいですね。いろいろ動いてすごくせわしない感じにならずに、穏やかでいれたらいいなと。でもそれは僕らにかかってくるなってすごく思うし、社会が穏やかになるには僕らがそうでないといけないなって思うから、僕ら発信でいけたらなと思います。
山下幸輝の最新情報は、公式サイトまで。
SHELLYがナビゲートするプログラム『ITOCHU DEAR LIFE, DEAR FUTURE』の放送は毎月第4日曜日の22時から。
山下が登場したのは毎週週替わりでJ-WAVEが厳選した企画をお届けする特別な時間『J-WAVE SELECTION ITOCHU DEAR LIFE, DEAR FUTURE』。ここではナビゲーターのSHELLYと山下がトークを繰り広げた公開収録の様子をテキストで紹介する。オンエアは10月22日(日)。
同番組は、SDGsに関する活動を後押しする情報発信・体験の場である、青山のITOCHU SDGs STUDIOから発信。オンエアだけでなく、デジタル音声コンテンツとして提供・配信するサービス「SPINEAR」でも配信。SpotifyやApple Podcastsでも楽しめる。エピソードは月曜日に3回にわけて更新。
「トイレが落ち着く」から考えるSDGs
山下は高校時代、数々のダンスコンテストで優勝し、2020年に「第33回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」出場をきっかけに芸能界入り。昨年出演したドラマ『君の花になる』(TBS)で注目を集め、2023年は『TOKYO, I LOVE YOU』で初主演映画も務めた。そんな山下は、自宅のトイレではないと映画やドラマのセリフが覚えられないという。
山下:他の役者さんとかって、カラオケボックスとか家じゃないところでセリフを覚える方が多いって聞いて。僕はもともとカラオケが苦手なんですよ。音に敏感で、無音なところとか静かなところがちょっと苦手で。逆に音があったほうがよくて。
SHELLY:へえ!
山下:けど、自宅のトイレだといい感じの狭さで、座れて、生活音もあって。
SHELLY:外からのね。
山下:ちょうどいいなと思って、トイレで最初セリフを覚えていたら、めっちゃすんすん入るんです。これだって思って。
SHELLY:大事なセリフを覚えなきゃってときはトイレに入るわけだ。今、一人暮らしですか?
山下:はい。
SHELLY:じゃあ、迷惑かからなくていいですね(笑)。
SHELLYはここでトイレにまつわるSDGsの目標、「目標6:安全な水とトイレを世界中に」を紹介する。
SHELLY:日本にいるとピンと来ないですよね。当たり前にきれいな水も使えてるし、どこに行ってもトイレがあるから。でも、衛生的なトイレがないと人が病気にかかりやすくなっちゃうんです。例えば、尿とかで汚染されてしまった水を飲んで命を落としてしまったり、5歳以下の子どものうち毎年約30万人がお腹を壊したり感染症にかかったりして命を落としたりしてるんです。
山下:なるほど。
SHELLY:安全できれいなトイレがあるっていうのは、命にも関わることなんですよね。
山下:大事ですね。
SHELLY:日本にいると、(トイレが)安心する場所でもあったり、それだけ生活がいい状態ってことだよね。SDGsは17の目標があるんですけど、興味や関心がある目標はありますか?
山下:目標2の「飢餓をゼロに」が気になりますね。1つの料理でもお肉、野菜だったり一つひとつに命があって、それを当たり前に食べてますけど、彼らも生きてたので、できるだけお腹いっぱいでも残さずにというか。フードロスをしないようにっていうのは心掛けています。
SHELLY:食べ物をムダにしないようにね。
山下:だから、食べに行ったときに最初から一気に頼むんじゃなくて、ちょっとずつ頼んでみたりとか。残すのはもったいないし、おいしく食べたいから一品ずつ頼んだり、食べたら次を頼んだりはけっこうやってます。
SDGsテーマのファッションショーに出演
山下は半年間、韓国で暮らした経験があり、そのとき感じた韓国でのSDGsを語る。山下:ダンスの練習とかを韓国でさせてもらってて、お昼にお弁当が支給されるんですけど、そのときにプラスチックの容器、紙コップとかお箸とかを分けて捨てるっていうのは言われてましたね。
SHELLY:日本にいるときよりも細かく分けてる感じでした?
山下:そうですね。でも最近は、日本のドラマの作品の撮影のときにちゃんと分別されてる現場はめちゃくちゃ多いですね。
SHELLY:もともとは分別自体をあんまりやらなかったのか。そういう世界でいろいろ見たものを日本に持って帰って広めるのも大事ですよね。
山下は23年1月にSDGsをテーマにしたイベント「TGC しずおか 2023 by TOKYO GIRLS COLLECTION」に出演した。
SHELLY:このイベントで初めて知ったこととか印象に残っていることはありますか?
山下:TOKYO GIRLS COLLECTIONっていうファッションショーなので衣装で出て歩くわけですよ。その衣装が自然にいいものとか自然から作られてるものとか、リサイクルとかをした洋服で出たりとか。
SHELLY:今、すごく多いですもんね。SDGsとか環境汚染だったりゴミ問題だったり、ファッションって問題をたくさん抱えている業界だから率先してこういうファッションショーとかで取り上げたりするんですけど、じゃあどうやってそれに立ち向かうかって、いろんなブランドがサステイナブルな繊維とかで洋服を作ることも多いですよね。今日、私が着てる服は紙でできてるんですよ。
山下:えっ!?
SHELLY:見た目は綿っぽいんですけど触ると麻っぽくて、でも実は紙なんですよ。
山下:すごい。
SHELLY:ちょっと意識してタグとか見てみると再生プラスチックで洋服を作ってたりとかパイナップルの皮とかバナナの木とか、そういうのも結構あるから、こういうファッションショーをきっかけにそういうものを手にするとかでも変化は起きてきますよね。
山下:確かに。実は僕が今日履いている靴下はリサイクルコットンで作られていて。使わなくなった糸とかをバラバラにして再生してこれを作ってるらしくて。
SHELLY:そういうのをスタイリストさんから教えてもらったり自分で買ったり、ステージで着たものを伝えることによってファンの方がそれを今度買ってみようってなったりして、それがどんどん繋がったらいいですよね。
2人のファッションに注目!
自転車移動もSDGs
番組ではリスナーから寄せられたSDGsにまつわる取り組みを紹介する場面もあった。リスナー:基本、車移動でしたが、最近は自転車を購入して近場は自転車移動にしました。
SHELLY:車はCO2を排出するから自転車のほうが環境にいいですよね。
山下:じゃあ、僕はSDGsになってるってことですか。
SHELLY:自転車好き?
山下:自転車が大好きなんですよ。上京した当初、まだ仕事が少ないときとかは、お芝居のレッスンとか行く道中とかオフの日とか自転車でいろいろ移動していましたね。
SHELLY:けっこうな距離を走っちゃう?
山下:けっこうな距離ですね。東京からディズニーランドのほうまで。
SHELLY:へえ。何時間くらい?
山下:行きは体力あったから1時間半くらいで、帰りはちょっとそのとき寒くて2時間くらいかかりましたね。
SHELLY:その用事はディズニーランドに行くため?
山下:用事はなくて、「大きいデパートみたいなのがあるわ」と思ってふわっと見て帰りました(笑)。
SHELLY:ほぼ自転車に乗るのが目的だよね。
山下:本当にそれですね。
SHELLY:すごくSDGsになってるじゃん。
山下:なってるのか。よかった。
「修理して使う」ことの良さ
また別のリスナーからはこんなメッセージが届いた。リスナー:10年前に使用していた大切な時計を修理に出して、また使うようになりました。新しいものを買うか悩みましたが、大切にしていた時計を引きだしに眠らせておくより、使ったほうが環境にも自分にもいいなと思って満足しています。
山下:確かにそうですね。わざわざ新しいものを買うより、まだ使えるとしたら修理してずっと使っていきたいし、思い出にも残るなって思いました。
SHELLY:時計とか特に価値が上がっていきそうですしね。直して使ったものとかあります?
山下:最近、よく使ってるお気に入り靴のソールがパカって外れちゃって、修理に出しました。
SHELLY:直せるの?
山下:直せました。
SHELLY:パカっていう状態になったら直せないイメージだけど、「これダメかも」って思っても、意外と修理に出したら直っちゃうかもね。今もその靴はお気に入り?
山下:めちゃくちゃ履いてます。
山下:すごく安直で簡単な言葉になっちゃうかもしれないですけど、カッコいい大人になりたいですね。自分が思っているカッコいいっていうのは、顔とか体がカッコいいではなく。人間としてカッコいいとか余裕のある大人だったり。本当。SHELLYさんみたいに、自分から出てくる単語だったりワードがカッコよかったりする大人になりたいとうか。そういう余裕のある大人になりたいなと思います。
SHELLY:ヌルッと褒められたみたいでうれしいです(笑)。社会はどうなってほしい?
山下:社会も余裕のある世界になってほしいですね。いろいろ動いてすごくせわしない感じにならずに、穏やかでいれたらいいなと。でもそれは僕らにかかってくるなってすごく思うし、社会が穏やかになるには僕らがそうでないといけないなって思うから、僕ら発信でいけたらなと思います。
山下幸輝の最新情報は、公式サイトまで。
オンエアをお届けした、青山のITOCHU SDGs STUDIO。
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