俳優の永田崇人とSHELLYがJ-WAVEで対談。SDGsについて考えるきっかけになった作品や、貧困家庭における問題、豊かな未来のために取り組んでいることを語った。
トークを繰り広げたのは、“私たちの生活、未来のために、明日からすぐ行動できる身近なアクションのきっかけを作る”というコンセプトでお届けする『J-WAVE SELECTION ITOCHU DEAR LIFE, DEAR FUTURE』。オンエアは毎月第4日曜。ここでは、5月26日(日)の放送回をテキストで紹介する。
同番組は、SDGsに関する活動を後押しする情報発信・体験の場である、青山のITOCHU SDGs STUDIOから発信。オンエアだけでなく、デジタル音声コンテンツとして提供・配信するサービス「SPINEAR」でも配信。SpotifyやApple Podcastsでも楽しめる。エピソードは月曜日に3回にわけて更新。
SHELLY:初めての舞台でいきなり座長、これは相当なプレッシャーだったんじゃないですか?
永田:東京ワンピースタワーという東京タワーにあった常設アトラクションテーマパーク施設のオープンと同時だったので、みんなでやっていて、座長という感じはありませんでした。なので、そういう部分のプレッシャーはなかったけど、お仕事として人前に立つのは初めてだったので、最初のステージは記憶がないくらい緊張していましたね。
SHELLY:初めてにしては、ものすごいステージですよね。
永田:そうですね。デビューがルフィ役って言えるのはすごいなと、今でも思います。貴重でした。
SHELLY:もともと俳優になろうと思ったきっかけは?
永田:大学に通っていたんですけど、そんなに勉強していることが好きじゃなくて。あとは目立ちたがり屋だったので(笑)。それがきっかけではありましたね。
SHELLY:自分で応募したりした?
永田:しました。でもなかなかどれにも引っかからなくて、養成所に通いました。
演技のために様々な映画を観るという永田は、中でもSDGsについて考えさせられた1本として、実話を基にしたミュージカルを映像化した作品『カム・フロム・アウェイ』(Apple TV+)を紹介した。
永田:9.11にアメリカ同時多発テロが起きて、着陸ができなくなっちゃう飛行機があって……というあらすじです。その着陸ができなくなった飛行機が、カナダのニューファンドランド島という小さい島に降り立つんです。1万人くらいの島の人口が2倍になるくらいの人たちが急になだれ込んで、そこの住民の人たちはすごくもてなして、みんな優しくしてくれて……という部分に、すごく思いやりを感じて。違う国の人たちだけれど、そういう思いやりの連鎖が生じているっていうのが平和に一番近いんじゃないかって。それをダイレクトに受けた作品でしたね。
永田:日本では若者の貧困が進んでいるという記事をたまたま目にしたことがあって、自分で選んだ仕事なので仕方ないんですけど、(俳優の駆け出し)当時、電車に乗りながら「なんでこんなに貧乏なんだろうか」って。「空からお金が降ってこないかな」って、本気で思ったことがあったんです(笑)。それに繋がっているのかなって。育った環境もそんなに裕福な環境ではなかったので、中学生のときの絵馬を実家に帰ったときに見たら、「裕福な家庭を築きたい」とか書いていて、そういうのって20代前半の人たちが同じように考えていたりするのかなって。世界のいろいろなところを見たら全然恵まれていると思うんですけど、自分ごととなると、どうしても……というのは考えたりしていましたね。
ここで、スタジオに認定NPO法人キッズドアの理事長・渡辺由美子さんを迎え、日本の貧困の現状を解説してもらった。
SHELLY:まずは現状を教えてもらってもいいですか?
渡辺:日本のような先進国は相対的貧困率という尺度で測ります。簡単に言うと、その国の国民の等価可処分所得を0円からずらっと並べて、その中央値の金額の半分未満で暮らす人たちを相対的貧困と言っています(平均を取ると高ぶれしてしまうため)。今、相対的貧困の状況で暮らす子どもは日本で11.5パーセントなので、9人に1人くらいはかなり厳しい収入状況で暮らしていることになります。
ひとり親世帯の家庭は貧困率が高く、2人に1人、44.5パーセントは貧困だという。金額にすると、年間の総可処分所得が177万円以下で暮らさなければならない状況だと渡辺さんは解説する。
渡辺:そこから多くの方は家賃を払わなきゃいけませんし、残りのお金で子どもに食べさせたり水道光熱費を払ったり教育費もかかったりします。本当に大変な状況の子がそれくらいいるんです。
SHELLY:月に十数万円で暮らすっていうことですよね。
渡辺:今、私たちは日本全国で4000世帯くらいを支援しているのですが、その中でたとえば1か月の食費が2人1世帯で2万円以下、1人当たりで言うと1万円以下の方がおよそ5割います。1食あたりほぼ100円なので、まず白米が食べられないんですよ。肉とか魚は全然食べられない。
SHELLY:野菜も食べられないですよね。
渡辺:そうです。卵とか豆腐がわりと頼りになる食材だったのに、物価高騰で卵の値段が上がっちゃったので、卵がイベント食になってしまいましたね。「今日はお誕生日だから卵を食べる」みたいな。
SHELLY:これ、日本の話なんですよね。
渡辺:日本って同一性を求めるので、たとえば見た目が違ったりするといじめられちゃうから、そういう貧困の家庭の子どもでもスマホとかは持っているんですよ。LINEができないとお友だちができないじゃないですか。それができなくて学校に行けなくなっちゃうので、「ご飯はモヤシでいいからスマホを買ってくれ」と親御さんに頼むという状況もあります。だから見た目では分からないけど、一方、家に帰ると白米ですらお腹いっぱいに食べられないとか、そういう家庭が少なくない状況ですね。
また、貧困な家庭は自宅にWi-Fiを繋げる費用が捻出できないため、学校で使用していたタブレットなどの電子機器を使って宿題を自宅でやることができないケースもある。「課題をこなせず先生に叱られる」「家にパソコンがないため、ウェブ模試を受けられない」など、こうしたことの積み重ねで学校に行きたくなくなる子どもも少なくないそうだ。
渡辺:今、国でも対策していかないといけないということで、子どもの貧困対策法の改善や、教育格差の是正のために給付型の奨学金を作るなど、進んできてはいます。しかし物価高騰がすごいので、全体的には格差は広がっているんですよね。私たちは、この夏も全国で2500世帯くらいに食料品を送ったりしていて、その寄付を集めています。こういう団体はたくさんあるので、ぜひそういうところに寄付をしていただくのも1つの方法です。
SHELLY:子どもの貧困ってワードは何となく耳にするし、すごく問題なんだなって思うけど、こうやって具体的にお話ししていただくと「今日がヤバい」という子がそんなにたくさんいるんだと感じました。寄付もすごく大事なんですね。
渡辺:これからの季節は、貧困の家庭の子どもは夏休みにどこへも行けないので、子どもにとってそれがつらいですよね。交通費を出してあげたり、野球の試合へ招待してあげたり、観劇チケットを無料にしてあげたり、そうした取り組みをすることで、貧困家庭の子どもたちも文化体験の機会が得られます。そういうことが、子どもたちを笑顔にさせていくと思います。だから「うちはチケットを出せるかも」という団体さんがいらっしゃれば、どんどんお声をかけていただきたいです。
SHELLYは番組に寄せられたSDGsについてのメッセージを紹介した。
「新聞紙で作ったゴミ袋を使っています。新聞紙は大きいので袋状に折るとシンプルなサイズのゴミ袋にちょうどよく、ビニール袋いらずになりました」
永田:素敵ですね。でも自分は新聞とっていないから……。
SHELLY:チラシとか郵便受けに入ったりしない? そのチラシでゴミ袋まではいかないけど、それこそキッチンまわりの生ゴミとか捨てたりするのによくて。三角コーナーにかけるプラスチックの袋ももったいないじゃん。だから私は三角コーナーにさよならしたの。
永田:どうしているんですか?
SHELLY:このリスナーと一緒で、広告を袋状に折って生ゴミを入れて、たまっていったら広告ごと捨てているの。
永田:素敵ですね。
SHELLY:折るのも簡単だから。
永田:それはすぐに実践できますね。普段、あんまりご飯は作らないんですけど、ゴミ箱とかでもそれは代用できるなって思って。確かにいつもチラシを捨てていたなって思っていたんで、それはいいなって思いました。
SHELLY:豊かな未来のために普段からやっていることってありますか?
永田:些細ですけど、水筒を持ち歩いていますね。保温もできますし、無駄なものは少しでも減らせるかなって。
SHELLY:持ち歩いていたら、結果(ペットボトル飲料などを)買わないですからね。
永田:あとは必要ないものはなるべく買わない。結局、気付いたら家に「なんでこれあるんだろう?」っていうものがすごく多いので、買うときに自分の中で「いる?」「いらない?」って話し合うのがSDGsにもなるのかなって。
SHELLY:無駄なものを増やさないってすごくいい取り組みですね。
永田:うれしい(笑)。
SHELLY:すごく上から目線になっちゃった(笑)。
最後にSHELLYは「10年後はどんな自分になっていたいか。また10年後はどんな社会になってほしいか」と永田に質問した。
永田:自分としては今頑張りどきなので、10年後ではなくすぐの話かもしれないけど、少しでも一皮でも二皮でも剥けた自分に会いたいし、もっと成長した自分に会いたいなって思いますね。こういうお仕事をしていて、すごく日本って面白いものをたくさん作っていると思うんですよ。これがもっと世界に届けばいいなって思うし、韓国とかを見ていても(エンタメ業界が)大きく経済効果に関わっていると思っています。そこを国としても支えてくれたらいいのになと日々思うことで、(10年後は)そういう社会になっていたらいいなと思うし、さっきお話を聞いて、子どもの貧困化もなるべく少なくなっていたらいいなと思います。
SHELLYがナビゲートするプログラム『ITOCHU DEAR LIFE, DEAR FUTURE』の放送は毎月第4日曜日の22時から。
トークを繰り広げたのは、“私たちの生活、未来のために、明日からすぐ行動できる身近なアクションのきっかけを作る”というコンセプトでお届けする『J-WAVE SELECTION ITOCHU DEAR LIFE, DEAR FUTURE』。オンエアは毎月第4日曜。ここでは、5月26日(日)の放送回をテキストで紹介する。
同番組は、SDGsに関する活動を後押しする情報発信・体験の場である、青山のITOCHU SDGs STUDIOから発信。オンエアだけでなく、デジタル音声コンテンツとして提供・配信するサービス「SPINEAR」でも配信。SpotifyやApple Podcastsでも楽しめる。エピソードは月曜日に3回にわけて更新。
これが平和に一番近い状態なのかもしれない
永田は2015年3月にライブショー「ONE PIECE LIVE ATTRACTION」のモンキー・D・ルフィ役でデビューした。SHELLY:初めての舞台でいきなり座長、これは相当なプレッシャーだったんじゃないですか?
永田:東京ワンピースタワーという東京タワーにあった常設アトラクションテーマパーク施設のオープンと同時だったので、みんなでやっていて、座長という感じはありませんでした。なので、そういう部分のプレッシャーはなかったけど、お仕事として人前に立つのは初めてだったので、最初のステージは記憶がないくらい緊張していましたね。
SHELLY:初めてにしては、ものすごいステージですよね。
永田:そうですね。デビューがルフィ役って言えるのはすごいなと、今でも思います。貴重でした。
SHELLY:もともと俳優になろうと思ったきっかけは?
永田:大学に通っていたんですけど、そんなに勉強していることが好きじゃなくて。あとは目立ちたがり屋だったので(笑)。それがきっかけではありましたね。
SHELLY:自分で応募したりした?
永田:しました。でもなかなかどれにも引っかからなくて、養成所に通いました。
演技のために様々な映画を観るという永田は、中でもSDGsについて考えさせられた1本として、実話を基にしたミュージカルを映像化した作品『カム・フロム・アウェイ』(Apple TV+)を紹介した。
絵馬に「裕福な家庭を築きたい」と書いていた過去
「SDGsの17の目標で気になる目標は?」と質問された永田は、「1:貧困をなくそう」と「4:質の高い教育をみんなに」に2つを挙げた。永田:日本では若者の貧困が進んでいるという記事をたまたま目にしたことがあって、自分で選んだ仕事なので仕方ないんですけど、(俳優の駆け出し)当時、電車に乗りながら「なんでこんなに貧乏なんだろうか」って。「空からお金が降ってこないかな」って、本気で思ったことがあったんです(笑)。それに繋がっているのかなって。育った環境もそんなに裕福な環境ではなかったので、中学生のときの絵馬を実家に帰ったときに見たら、「裕福な家庭を築きたい」とか書いていて、そういうのって20代前半の人たちが同じように考えていたりするのかなって。世界のいろいろなところを見たら全然恵まれていると思うんですけど、自分ごととなると、どうしても……というのは考えたりしていましたね。
ここで、スタジオに認定NPO法人キッズドアの理事長・渡辺由美子さんを迎え、日本の貧困の現状を解説してもらった。
SHELLY:まずは現状を教えてもらってもいいですか?
渡辺:日本のような先進国は相対的貧困率という尺度で測ります。簡単に言うと、その国の国民の等価可処分所得を0円からずらっと並べて、その中央値の金額の半分未満で暮らす人たちを相対的貧困と言っています(平均を取ると高ぶれしてしまうため)。今、相対的貧困の状況で暮らす子どもは日本で11.5パーセントなので、9人に1人くらいはかなり厳しい収入状況で暮らしていることになります。
ひとり親世帯の家庭は貧困率が高く、2人に1人、44.5パーセントは貧困だという。金額にすると、年間の総可処分所得が177万円以下で暮らさなければならない状況だと渡辺さんは解説する。
渡辺:そこから多くの方は家賃を払わなきゃいけませんし、残りのお金で子どもに食べさせたり水道光熱費を払ったり教育費もかかったりします。本当に大変な状況の子がそれくらいいるんです。
SHELLY:月に十数万円で暮らすっていうことですよね。
渡辺:今、私たちは日本全国で4000世帯くらいを支援しているのですが、その中でたとえば1か月の食費が2人1世帯で2万円以下、1人当たりで言うと1万円以下の方がおよそ5割います。1食あたりほぼ100円なので、まず白米が食べられないんですよ。肉とか魚は全然食べられない。
SHELLY:野菜も食べられないですよね。
渡辺:そうです。卵とか豆腐がわりと頼りになる食材だったのに、物価高騰で卵の値段が上がっちゃったので、卵がイベント食になってしまいましたね。「今日はお誕生日だから卵を食べる」みたいな。
SHELLY:これ、日本の話なんですよね。
渡辺:日本って同一性を求めるので、たとえば見た目が違ったりするといじめられちゃうから、そういう貧困の家庭の子どもでもスマホとかは持っているんですよ。LINEができないとお友だちができないじゃないですか。それができなくて学校に行けなくなっちゃうので、「ご飯はモヤシでいいからスマホを買ってくれ」と親御さんに頼むという状況もあります。だから見た目では分からないけど、一方、家に帰ると白米ですらお腹いっぱいに食べられないとか、そういう家庭が少なくない状況ですね。
また、貧困な家庭は自宅にWi-Fiを繋げる費用が捻出できないため、学校で使用していたタブレットなどの電子機器を使って宿題を自宅でやることができないケースもある。「課題をこなせず先生に叱られる」「家にパソコンがないため、ウェブ模試を受けられない」など、こうしたことの積み重ねで学校に行きたくなくなる子どもも少なくないそうだ。
貧困層の子どもでも将来の夢が描けるように
では、日本の貧困はどのように解決する方法があるのか。渡辺さんが言及する。渡辺:今、国でも対策していかないといけないということで、子どもの貧困対策法の改善や、教育格差の是正のために給付型の奨学金を作るなど、進んできてはいます。しかし物価高騰がすごいので、全体的には格差は広がっているんですよね。私たちは、この夏も全国で2500世帯くらいに食料品を送ったりしていて、その寄付を集めています。こういう団体はたくさんあるので、ぜひそういうところに寄付をしていただくのも1つの方法です。
SHELLY:子どもの貧困ってワードは何となく耳にするし、すごく問題なんだなって思うけど、こうやって具体的にお話ししていただくと「今日がヤバい」という子がそんなにたくさんいるんだと感じました。寄付もすごく大事なんですね。
渡辺:これからの季節は、貧困の家庭の子どもは夏休みにどこへも行けないので、子どもにとってそれがつらいですよね。交通費を出してあげたり、野球の試合へ招待してあげたり、観劇チケットを無料にしてあげたり、そうした取り組みをすることで、貧困家庭の子どもたちも文化体験の機会が得られます。そういうことが、子どもたちを笑顔にさせていくと思います。だから「うちはチケットを出せるかも」という団体さんがいらっしゃれば、どんどんお声をかけていただきたいです。
必要ないものはなるべく買わない
「新聞紙で作ったゴミ袋を使っています。新聞紙は大きいので袋状に折るとシンプルなサイズのゴミ袋にちょうどよく、ビニール袋いらずになりました」
永田:素敵ですね。でも自分は新聞とっていないから……。
SHELLY:チラシとか郵便受けに入ったりしない? そのチラシでゴミ袋まではいかないけど、それこそキッチンまわりの生ゴミとか捨てたりするのによくて。三角コーナーにかけるプラスチックの袋ももったいないじゃん。だから私は三角コーナーにさよならしたの。
永田:どうしているんですか?
SHELLY:このリスナーと一緒で、広告を袋状に折って生ゴミを入れて、たまっていったら広告ごと捨てているの。
永田:素敵ですね。
SHELLY:折るのも簡単だから。
永田:それはすぐに実践できますね。普段、あんまりご飯は作らないんですけど、ゴミ箱とかでもそれは代用できるなって思って。確かにいつもチラシを捨てていたなって思っていたんで、それはいいなって思いました。
SHELLY:豊かな未来のために普段からやっていることってありますか?
永田:些細ですけど、水筒を持ち歩いていますね。保温もできますし、無駄なものは少しでも減らせるかなって。
SHELLY:持ち歩いていたら、結果(ペットボトル飲料などを)買わないですからね。
永田:あとは必要ないものはなるべく買わない。結局、気付いたら家に「なんでこれあるんだろう?」っていうものがすごく多いので、買うときに自分の中で「いる?」「いらない?」って話し合うのがSDGsにもなるのかなって。
SHELLY:無駄なものを増やさないってすごくいい取り組みですね。
永田:うれしい(笑)。
SHELLY:すごく上から目線になっちゃった(笑)。
最後にSHELLYは「10年後はどんな自分になっていたいか。また10年後はどんな社会になってほしいか」と永田に質問した。
永田:自分としては今頑張りどきなので、10年後ではなくすぐの話かもしれないけど、少しでも一皮でも二皮でも剥けた自分に会いたいし、もっと成長した自分に会いたいなって思いますね。こういうお仕事をしていて、すごく日本って面白いものをたくさん作っていると思うんですよ。これがもっと世界に届けばいいなって思うし、韓国とかを見ていても(エンタメ業界が)大きく経済効果に関わっていると思っています。そこを国としても支えてくれたらいいのになと日々思うことで、(10年後は)そういう社会になっていたらいいなと思うし、さっきお話を聞いて、子どもの貧困化もなるべく少なくなっていたらいいなと思います。
オンエアをお届けした、青山のITOCHU SDGs STUDIO。
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