小説家・湊かなえが、吉岡里帆とJ-WAVEで対談。湊がサスペンスを書く際に心がけていること、自著にまつわる親子の会話について語った。
湊が登場したのは、吉岡がナビゲートするJ-WAVEで放送中の番組『UR LIFESTYLE COLLEGE』。8月27日(日)のオンエア内容をテキストで紹介する。
ミステリー長編『落日』(角川春樹事務所)は、9月10日(日) よりWOWWOWでドラマ化され、吉岡里帆が出演する。
吉岡:私は今年、湊さん原作の『落日』という作品の撮影に入っていて、現場に湊さんが来てくださると聞いてワクワクドキドキしました。
湊:5月に撮影があって、見学させていただくことになりました。コロナ禍はなかなかロケ見学ができなかったので、すごく楽しく見させていただきました。
吉岡:湊かなえさんは空前の“石ブーム”ということで、石のギフトをくださいました。私の誕生月が1月で、湊さんと一緒なんですよね。落日というテーマなのもあり、夕日がこぼれ落ちたみたいな、赤とオレンジのあいだみたいな色のガーネットの石(1月の誕生石)をいただきました。お守りのように大事にさせていただいております。
湊:ありがとうございます! 私は結婚指輪もしないぐらい、指輪とかアクセサリー全般に興味がなかったんですけども、友だちにミネラルショーという、宝石、原石、隕石、化石とか、いろんな石が展示・販売されているイベントに連れて行ってもらったんですね。それまで、私はガーネットってルビーのように高級感もないし、値段もそんなに高くなく、地味だなあと思っていたんです(笑)。でも、そこで「こんなガーネットもありますよ」と、オレンジ色とか緑色のガーネットとかを見せてもらったんです。
それが、湊が石にハマるきっかけになったそうだ。
かい 湊:同じ紫とかピンク色と言っても、鉱山とか国によっても色が違ったりして、奥が深いなって思いました。私、ガーネットのことを知りもせずに軽んじていて、申し訳ありませんでしたって思って(笑)。それで「里帆ちゃんは1月生まれだからガーネットをプレゼントしよう」と思って、自分が持っているコレクションボックスを開けて、落日っぽい色にしました。
吉岡:すごく嬉しかったです。
吉岡:北川さんが演じる長谷部香は、新進気鋭の映画監督で、他人に迎合することなく自分の信念で行動する主人公です。そして、私は脚本家の甲斐真尋役を演じています。湊さんのお話を伺っていると、甲斐真尋は湊さんがまだ脚本のシナリオの大賞に応募されていた頃を思い浮かべながら書いたキャラクターだったとか。
湊:そうです。30歳を過ぎて何か新しいことをしたいなと思ったときに、すぐにできることは何だろうと考え、「文章を書くことは今からでもできるな」と思いました。子どもの頃からドラマを観たり空想したりするのが好きだったので、それを文字にしてみようと思って賞に応募して、わりと早い段階で佳作をもらうことができたんですね。でも、それが書けたからってプロになれるわけでもなく、むしろそこから「自分に向いているものは何だろう」という葛藤がありました。私の場合、地方に住んでいたので「地方在住のまま脚本家をやるのは難しいね」とプロデューサーの方に言われて、それで「地方で書ける仕事は小説なのかな」と思いながら移行していきました。
脚本で佳作に選ばれたのは、ラブストーリーだったという。
湊:「私ってたいした恋愛経験もないのにラブストーリーが得意だったのか」ってところは、作中の真尋にまさに重ねていて(笑)。
吉岡:(笑)。
湊:ラブストーリーを一生懸命書くけど、なんだか突き破るものがない(笑)。
吉岡:私が演じた真尋は本当に葛藤しているんですよね。
吉岡:香と真尋はそれぞれ過去に身近な人を失ったことがあり、物語が進むとともにさまざまな真相が明らかになるお話です。湊さんのサスペンス作品は、失っている人の存在が大きいですよね。その人にとってなくては生きていけないような人を失わせるじゃないですか。なので、胸がえぐられるような気持ちになるというか。『告白』が世に出たときに、その感覚を世に知らしめたのが湊かなえさんかなと思いました。サスペンスを書くときはどういうことに気を付けていらっしゃいますか?
湊:やっぱり、妥協しないってことは書きながら自分に言い聞かせています。まず、物語のきっかけになるのが「こうなったらどうなるかな」というところ。現実ではどこかでストップをかけなきゃいけなかったり、誰かに引き留められて一線を越えなかったりと、立ち止まることを最優先にしないといけない。誰も止めてくれる人がいなかったり、突き進むところまで行ってしまったらどうなってしまうんだろうって部分が見えるのは、小説とかドラマといった物語の世界だと思うし、そのなかからの気付きってたくさんあるんですね。
妥協せずに突き進んだ作品から得られるものはたくさんあると、湊は語る。
湊:書いていてすごくつらくはなるんですけど、「妥協しちゃいけない」と思って書きます。今回の『落日』ですと、落日って辞書で引いたら「日が沈むこと」とまず出て、2番目ぐらいに「没落」とか「落ちぶれる」とか、あまりいい意味がないんですね。でも、日も沈まないと翌日に太陽が昇らないですし、沈んだからこそ訪れるものがあり、大切な人を失うというのは誰にでも起こりうることで。残った人には新しい日が始まるなかで、どうやって生きていくのかを作品で提示できたらいいな、考えられたらいいなと思いました。
吉岡:ぜひ、みなさんもドラマ、小説の『落日』をチェックしてください。
湊:因島という島で生まれ育ったので、日常生活のなかに海があり、実家がみかん農家だったので畑もあり。娯楽施設は身近になかったので、家で読書をしたり外で友達と遊んだりしていました。読書と空想がすごく好きで、『なかよし』(講談社)を買ってもらっていたんですけど、1ヵ月間はずっと話の続きを考えていました(笑)。
吉岡:お母さまが本好きで、「読んでみたらどう?」と、課題図書としておすすめの本を机に置いてくださっていたそうですね。
湊:そうなんです。みかん農家だったので日が昇る朝早くから畑に行くので、「午前中はこれを読んでおいたら」と母が本を置いてくれていて。それだけでいいんですけど、本の感想を聞いてくるんですよ(笑)。
吉岡:そうなんですか! そうなると本をちゃんと読まないといけないですし、的を得た話をしなきゃって思いますよね(笑)。
湊:当時は感想を聞かれるのがすごく負担だったけども、今思うと本を読んだときの気持ちを言葉にしたり文章にしたりする練習というか、積み重ねになっていたのかなと思います。
湊:たとえばドラマが始まって、学校で「犯人は誰?」と同級生に訊かれることがあっても「読んでないからわからない」と言うみたいで。なんで読まないのか訊いてみたら、「自分っぽい人が出てくるのが怖い」と(笑)。
吉岡:面白い! 娘さんにはそういう感覚があるんですね。
湊:中学生の頃は反抗期があって、私の『夜行観覧車』(双葉社)は反抗期の娘と母親の物語なんですけど、高校生のときに娘が読んだんですね。読み終わったらまず、書いた日を確認していったんですよ(笑)。
吉岡:「もしかして私のあの日の発言のことなんじゃないの?」と考えたわけですね(笑)。
湊:モデルなんじゃないかと思って調べたら、自分がまだ小学2年生の頃に書かれていて「予言の書!?」みたいな(笑)。とはいえ、読んでいないと言いながらも、隠れて『告白』とかを読んでいるんじゃないかなと期待していたんですね。だけど、章ごとに語り手が違って事件の見え方が違う、別の方の書かれた作品を娘が読んだことがあって。「お母さんもこういう書き方をすればいいのに」と言われたんですね。
吉岡:(笑)。
湊:「ああ、本当に読んでいなかったんだ」と思いました(笑)。娘が20歳になってからは、ちょっとずつ読んでいっているみたいです。
湊:家で仕事をしているので、家が一番落ち着く場所になるようにしています。掃除がすごく苦手なんですけど、いつでも人を呼べる家にしようと思って、かわいい食器を買ったりしています。
吉岡:かわいい! たくさんありますね。
湊:夢中になったらすごく熱しやすいので、1年間すごくお皿を集めました(笑)。
吉岡:今日、実はお土産でお皿をいただきました。
湊:直近に石をプレゼントさせていただいたので、今日は2年前ぐらいにマイブームだったお皿を(笑)。
吉岡:とっても嬉しいです。箱を開けるとかわいいセットが!
湊:栃木県の益子焼の「よしざわ窯」という窯元さんの食器です。お花とか動物とかモチーフにしています。
吉岡:めちゃくちゃかわいいのが出てきました! なんということでしょう。雫の形をしているお皿で、冠をつけた白鳥が柄として佇んでいます。
湊:お菓子を乗せてもいいですし、アクセサリーを置いてもいいと思います。
吉岡:そして、もう1枚お皿がありました。ハート型のお皿に小さいすずらんが描いてあって、ナチュラル系でかわいらしさがあります。嬉しい。大事に使わせていただきます。こういった好きなものがあると、共有できる人と会ったら盛り上がれるじゃないですか。なので、趣味は多いに越したことはないですよね。
湊:はい。友だちも食器好きがいて、誕生日に食器を贈り合ったりしています。
吉岡:素敵。
湊:大人になって食器を贈り合える関係の人がいるって、すごく幸せなことだなあと思います。
『UR LIFESTYLE COLLEGE』では、心地よい音楽とともに、より良いライフスタイルを考える。オンエアは毎週日曜18時から。
湊が登場したのは、吉岡がナビゲートするJ-WAVEで放送中の番組『UR LIFESTYLE COLLEGE』。8月27日(日)のオンエア内容をテキストで紹介する。
ドラマの撮影現場で誕生石をプレゼント
湊かなえは2007年に『聖職者』で第29回小説推理新人賞を受賞し小説家デビュー。以降、『告白』(双葉社)、『母性』(新潮社)、『贖罪』(双葉社)など、数多くの作品を発表。ミステリー長編『落日』(角川春樹事務所)は、9月10日(日) よりWOWWOWでドラマ化され、吉岡里帆が出演する。
吉岡:私は今年、湊さん原作の『落日』という作品の撮影に入っていて、現場に湊さんが来てくださると聞いてワクワクドキドキしました。
湊:5月に撮影があって、見学させていただくことになりました。コロナ禍はなかなかロケ見学ができなかったので、すごく楽しく見させていただきました。
吉岡:湊かなえさんは空前の“石ブーム”ということで、石のギフトをくださいました。私の誕生月が1月で、湊さんと一緒なんですよね。落日というテーマなのもあり、夕日がこぼれ落ちたみたいな、赤とオレンジのあいだみたいな色のガーネットの石(1月の誕生石)をいただきました。お守りのように大事にさせていただいております。
湊:ありがとうございます! 私は結婚指輪もしないぐらい、指輪とかアクセサリー全般に興味がなかったんですけども、友だちにミネラルショーという、宝石、原石、隕石、化石とか、いろんな石が展示・販売されているイベントに連れて行ってもらったんですね。それまで、私はガーネットってルビーのように高級感もないし、値段もそんなに高くなく、地味だなあと思っていたんです(笑)。でも、そこで「こんなガーネットもありますよ」と、オレンジ色とか緑色のガーネットとかを見せてもらったんです。
それが、湊が石にハマるきっかけになったそうだ。
かい 湊:同じ紫とかピンク色と言っても、鉱山とか国によっても色が違ったりして、奥が深いなって思いました。私、ガーネットのことを知りもせずに軽んじていて、申し訳ありませんでしたって思って(笑)。それで「里帆ちゃんは1月生まれだからガーネットをプレゼントしよう」と思って、自分が持っているコレクションボックスを開けて、落日っぽい色にしました。
吉岡:すごく嬉しかったです。
「葛藤していた頃の自分」が重なるキャラクターは?
『落日』は、作家生活10周年の節目の作品として、湊が書き下ろしたミステリー長編だ。ドラマ版の主演は北川景子が務める。吉岡:北川さんが演じる長谷部香は、新進気鋭の映画監督で、他人に迎合することなく自分の信念で行動する主人公です。そして、私は脚本家の甲斐真尋役を演じています。湊さんのお話を伺っていると、甲斐真尋は湊さんがまだ脚本のシナリオの大賞に応募されていた頃を思い浮かべながら書いたキャラクターだったとか。
湊:そうです。30歳を過ぎて何か新しいことをしたいなと思ったときに、すぐにできることは何だろうと考え、「文章を書くことは今からでもできるな」と思いました。子どもの頃からドラマを観たり空想したりするのが好きだったので、それを文字にしてみようと思って賞に応募して、わりと早い段階で佳作をもらうことができたんですね。でも、それが書けたからってプロになれるわけでもなく、むしろそこから「自分に向いているものは何だろう」という葛藤がありました。私の場合、地方に住んでいたので「地方在住のまま脚本家をやるのは難しいね」とプロデューサーの方に言われて、それで「地方で書ける仕事は小説なのかな」と思いながら移行していきました。
脚本で佳作に選ばれたのは、ラブストーリーだったという。
湊:「私ってたいした恋愛経験もないのにラブストーリーが得意だったのか」ってところは、作中の真尋にまさに重ねていて(笑)。
吉岡:(笑)。
湊:ラブストーリーを一生懸命書くけど、なんだか突き破るものがない(笑)。
吉岡:私が演じた真尋は本当に葛藤しているんですよね。
負の部分を書ききることで、得られるものがある
ドラマ『落日』では、長谷部香と甲斐真尋が映画を作るために、15年前に起きた「笹塚町一家殺害事件」の真相を探るところから物語がスタートする。吉岡:香と真尋はそれぞれ過去に身近な人を失ったことがあり、物語が進むとともにさまざまな真相が明らかになるお話です。湊さんのサスペンス作品は、失っている人の存在が大きいですよね。その人にとってなくては生きていけないような人を失わせるじゃないですか。なので、胸がえぐられるような気持ちになるというか。『告白』が世に出たときに、その感覚を世に知らしめたのが湊かなえさんかなと思いました。サスペンスを書くときはどういうことに気を付けていらっしゃいますか?
湊:やっぱり、妥協しないってことは書きながら自分に言い聞かせています。まず、物語のきっかけになるのが「こうなったらどうなるかな」というところ。現実ではどこかでストップをかけなきゃいけなかったり、誰かに引き留められて一線を越えなかったりと、立ち止まることを最優先にしないといけない。誰も止めてくれる人がいなかったり、突き進むところまで行ってしまったらどうなってしまうんだろうって部分が見えるのは、小説とかドラマといった物語の世界だと思うし、そのなかからの気付きってたくさんあるんですね。
妥協せずに突き進んだ作品から得られるものはたくさんあると、湊は語る。
湊:書いていてすごくつらくはなるんですけど、「妥協しちゃいけない」と思って書きます。今回の『落日』ですと、落日って辞書で引いたら「日が沈むこと」とまず出て、2番目ぐらいに「没落」とか「落ちぶれる」とか、あまりいい意味がないんですね。でも、日も沈まないと翌日に太陽が昇らないですし、沈んだからこそ訪れるものがあり、大切な人を失うというのは誰にでも起こりうることで。残った人には新しい日が始まるなかで、どうやって生きていくのかを作品で提示できたらいいな、考えられたらいいなと思いました。
吉岡:ぜひ、みなさんもドラマ、小説の『落日』をチェックしてください。
幼少期の経験が執筆の礎になっている
番組では、湊がどのような幼少期を過ごしていたかを訊いた。広島県出身の湊は、どんな子ども時代を過ごしていたのだろう?湊:因島という島で生まれ育ったので、日常生活のなかに海があり、実家がみかん農家だったので畑もあり。娯楽施設は身近になかったので、家で読書をしたり外で友達と遊んだりしていました。読書と空想がすごく好きで、『なかよし』(講談社)を買ってもらっていたんですけど、1ヵ月間はずっと話の続きを考えていました(笑)。
吉岡:お母さまが本好きで、「読んでみたらどう?」と、課題図書としておすすめの本を机に置いてくださっていたそうですね。
湊:そうなんです。みかん農家だったので日が昇る朝早くから畑に行くので、「午前中はこれを読んでおいたら」と母が本を置いてくれていて。それだけでいいんですけど、本の感想を聞いてくるんですよ(笑)。
吉岡:そうなんですか! そうなると本をちゃんと読まないといけないですし、的を得た話をしなきゃって思いますよね(笑)。
湊:当時は感想を聞かれるのがすごく負担だったけども、今思うと本を読んだときの気持ちを言葉にしたり文章にしたりする練習というか、積み重ねになっていたのかなと思います。
子どもが親のを読まない理由は?
湊には娘がいる。娘は湊の著書をあまり読まないそうだ。ある日、その理由を尋ねると……。湊:たとえばドラマが始まって、学校で「犯人は誰?」と同級生に訊かれることがあっても「読んでないからわからない」と言うみたいで。なんで読まないのか訊いてみたら、「自分っぽい人が出てくるのが怖い」と(笑)。
吉岡:面白い! 娘さんにはそういう感覚があるんですね。
湊:中学生の頃は反抗期があって、私の『夜行観覧車』(双葉社)は反抗期の娘と母親の物語なんですけど、高校生のときに娘が読んだんですね。読み終わったらまず、書いた日を確認していったんですよ(笑)。
吉岡:「もしかして私のあの日の発言のことなんじゃないの?」と考えたわけですね(笑)。
湊:モデルなんじゃないかと思って調べたら、自分がまだ小学2年生の頃に書かれていて「予言の書!?」みたいな(笑)。とはいえ、読んでいないと言いながらも、隠れて『告白』とかを読んでいるんじゃないかなと期待していたんですね。だけど、章ごとに語り手が違って事件の見え方が違う、別の方の書かれた作品を娘が読んだことがあって。「お母さんもこういう書き方をすればいいのに」と言われたんですね。
吉岡:(笑)。
湊:「ああ、本当に読んでいなかったんだ」と思いました(笑)。娘が20歳になってからは、ちょっとずつ読んでいっているみたいです。
かわいい“皿”のプレゼントに吉岡が大喜び
湊が「快適に暮らすために心がけていること」は何だろうか? 吉岡は、湊の自宅の写真を見ながらトークを進行した。湊:家で仕事をしているので、家が一番落ち着く場所になるようにしています。掃除がすごく苦手なんですけど、いつでも人を呼べる家にしようと思って、かわいい食器を買ったりしています。
吉岡:かわいい! たくさんありますね。
湊:夢中になったらすごく熱しやすいので、1年間すごくお皿を集めました(笑)。
吉岡:今日、実はお土産でお皿をいただきました。
湊:直近に石をプレゼントさせていただいたので、今日は2年前ぐらいにマイブームだったお皿を(笑)。
吉岡:とっても嬉しいです。箱を開けるとかわいいセットが!
湊:栃木県の益子焼の「よしざわ窯」という窯元さんの食器です。お花とか動物とかモチーフにしています。
吉岡:めちゃくちゃかわいいのが出てきました! なんということでしょう。雫の形をしているお皿で、冠をつけた白鳥が柄として佇んでいます。
湊:お菓子を乗せてもいいですし、アクセサリーを置いてもいいと思います。
吉岡:そして、もう1枚お皿がありました。ハート型のお皿に小さいすずらんが描いてあって、ナチュラル系でかわいらしさがあります。嬉しい。大事に使わせていただきます。こういった好きなものがあると、共有できる人と会ったら盛り上がれるじゃないですか。なので、趣味は多いに越したことはないですよね。
湊:はい。友だちも食器好きがいて、誕生日に食器を贈り合ったりしています。
吉岡:素敵。
湊:大人になって食器を贈り合える関係の人がいるって、すごく幸せなことだなあと思います。
『UR LIFESTYLE COLLEGE』では、心地よい音楽とともに、より良いライフスタイルを考える。オンエアは毎週日曜18時から。
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