「ヤワラちゃん」の愛称で知られる柔道家・谷 亮子が、これまでのキャリアについて振り返り、夫との関係性、自宅での暮らしについて語った。
谷が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『UR LIFESTYLE COLLEGE』(ナビゲーター:吉岡里帆)。5月19日(日)のオンエア内容をテキストで紹介する。
異なるフィールドで活躍するふたりは、今回、対談の機会を得られたことを喜び合った。
谷:いつもラジオを聴いています。声を聞いていると惹き込まれていくというか、馴染みのある声なんですよね。
吉岡:谷さんは世界で戦ってこられた強さと包容力、そしてみんなを元気にするパワーで溢れていらっしゃいますよね。
谷:ありがとうございます。お会いできて嬉しいです。
吉岡:こちらこそです。しかも、今年は7月からパリ五輪が始まるということで、いろいろお話を伺っていきたいなと思います。今日はなんと、スタジオにメダルを持ってきてくださっています! 私、生まれて初めて見ました!
谷:過去の5大会のオリンピックメダルです。1992年のバルセロナオリンピック大会が銀メダルで、1996年がアトランタでこちらも銀メダル。そして、3度目の正直で臨んだ2000年のシドニー大会で初の金メダルです。ぜひ、触ってください!
吉岡:本当にいいですか!? ありがとうございます!
貴重な機会に、吉岡も「こんなに重いんですね!」と高揚した様子。
吉岡:メダル全部にドラマがあって、コメントもすごく印象付けられました。
谷:ありがとうございます。小さい頃の自分は大人しい性格だったんです。柔道を始めて国際大会で活躍するようになってからは取材を受けるようになって、そこで目標を言うことで、それだけの準備と努力をしなければならない責任感が生まれてきたんですね。メディア、マスコミのみなさんとの記者会見の場が、覚悟・決心・決意の場でもありました。5大会それぞれに思いを引き出していただいた言葉が多いですね。
吉岡:私はご結婚されてからの「谷でも金」という言葉が本当に印象的でしたね。リオデジャネイロの世界選手権はママになられてから金でした。本当にすごいって心から思います。誰も成し遂げたことがないことだし、1人の女性としても、結婚して子どもを育てながらもこんな風に戦えるんだと思いました。
谷:すごく嬉しいです。結婚するまでは自分自身を中心に、自分のことを最優先にやれていたのですが、結婚してからも主人はプロ野球選手として頑張っていたので、それぞれの大事な部分は大切にしていましたね。出産してからは体調、体つき、いろんなことが変化したので、出産後に体重を落とすのですが、当時授乳もしていたんですよね(笑)。
吉岡:授乳の記事を読んでビックリしました。
谷:出産する前から体重が8キロから10キロぐらい増えちゃったんですね。48キロ級ですけど出産してからも8キロぐらいオーバーしていて、体重を絞るところから始まったんです。自分自身の体と向き合ったときに、どうしても骨盤が開いちゃっているところもあり、骨盤をもともとあった位置に戻していく体操を自分なりに考えたり、トレーナーの先生の指導を受けたりしました。なおかつ授乳をしながらだったんですけど、授乳をすればするほど体重が下がっていくんですよ。
吉岡:練習も授乳されながらされていて、睡眠時間も削られていた。そんななか、谷さんは「苦痛を感じずパフォーマンスも落ちない」とおっしゃっていて、カッコいいと思っていました。結婚は共同生活だし、子どもが生まれたらその子のために時間をたくさん使うと思うんですけど、そういうなかで競技を続けられるというのは、いろんな方の勇気や希望になると思います。本当にカッコいいです!
谷:兄がお友だちと柔道を習い始めまして、たまたまその日は兄を迎えに行くつもりで母についていったんですね。そうしたら、当時は(柔道教室に)まだ女の子が少なかったんですけど、そのなかにちょっと年上の女の子がいたんです。その子が男の子をカッコよく投げ飛ばしているのを見て憧れを持ったというか、「人間を投げるってどういう感じなのかな」という気持ちになったんです(笑)。
吉岡:谷さんが小柄だから、飛んでいくとき余計に衝撃があるといいますか、「谷さんが投げた!」という気持ちになるんですよね。そこのギャップもカッコいいです。そして、地元福岡のお話も伺っていきます。思い出に残っている風景は何ですか?
谷:私は志賀島の海岸と、福岡国際センターの2つがすごく印象に残っています。福岡は海も山もすごく近くにあるし、食べ物もおいしいところなんですね。志賀島は海がすごく綺麗で、小さい頃はよく海水浴で泳いでいた思い出があります。
吉岡:当時のトレーニング場所としてもこの辺りは使われていたのでしょうか?
谷:そうですね。志賀島は柔道を始めて目標ができてからは、あそこの海岸で砂浜ダッシュをしたりしていました。
吉岡:砂浜ダッシュってめちゃくちゃ足がもつれませんか?
谷:そうなんですよ(笑)。私の足腰はある意味、志賀島の砂浜でできたといっても過言ではないです。すごくほどよい砂浜で距離もよかったです。それプラス、近くに大嶽神社という階段が108段あったので、毎日10本(昇降した)。
吉岡:108段を10本ですか!?
谷:最初はなかなか登れないので3本からで、そこから1本ずつ増やしていき、オリンピックに出る頃には10本になりました。
吉岡:アスリートの方は本当に緻密で、人が絶対に真似できない量をルーティンとしてずっとされますよね。その積み重ねによって体も精神力も鍛えられるんでしょうね。同じことをしている時間ってどういうことを考え、乗り越えていくのでしょうか?
谷:練習のときは大変で、苦しくてきついなと感じることは多いです。だけど、そういうときこそ私は「今、自分自身が強くなっているときだ」と思うようにしていますし、それを乗り越えたときも(強くなったと)実感します。
試合会場の畳の上に立ったとき、もっとも必要なものは「稽古に裏付けられた自信」だと谷は語る。
谷:稽古に裏付けられた自信こそが、世界の舞台に立ったときに大きな支えとなってくれます。練習をしていなくて緊張したり、いつもの力を出せないといった経験ももちろんあります。だからこそ、試合までのカウントダウンをしながら最高の自分を作っていきます。
吉岡:「最低でも金」と自分に言い聞かせるってすごい覚悟ですよね。
谷:最初のバルセロナでは銀メダルで、アトランタでも銀メダルでした。二度あることは三度あるじゃなく、私は三度目の正直にしたかったので、自分のなかで最低ラインを引きました。やっぱり自分のなかで目指すところは金メダルだと決まっていたので、自然と「最高でも金、最低でも金です」って感じで言っちゃったんですよね。
吉岡:すごい追い込み方ですよね。絶対に金メダル以外とりませんという意思表示。
谷:とれるとわかっているわけでもなかったのですが、当時は自分のなかでそれだけ決意をした瞬間だったと思います。でも、目標を言うことによって自分自身のなかでも覚悟が決まって「やるんだ! やるしかない!」と思いました(笑)。前向きに捉えられたのでよかったです。
吉岡:言葉をすごく大切にされているんだなと感じます。言葉の力もパワーにするというか。
谷:言葉ってすごく大事です。こういったラジオも伝わるものって言葉からなので、すごく深いですよね。
吉岡:こんなに素敵な方をお迎えして、その人の言葉を一緒に届けられるのはすごくいい仕事だなと私も毎回思います。
吉岡:オリックス、巨人などでプロ野球として活躍された谷 佳知さんとご結婚されたのは2003年。今年、結婚21年目ですね。ご主人はどんな存在ですか?
谷:もう21年になるんですねえ(笑)。主人に助けられっぱなしですね。私も支えてもらって、現役時代を長く続けることができましたし、出産して子育ての分野でもすごく協力してくれました。
吉岡:そういう人がそばにいてくれるのって大きいですよねえ。
谷:なので、これからも大事にしていけたらいいなと思っています(笑)!
吉岡:どういうところに「好きだなあ」と思いますか?
谷:お付き合いをしているときから結婚した今も、まったく性格が変わらないところですね。
吉岡:それ、すっごく素敵! よく聞かれる「相手の悪いところ」って、変わったことに対してですよね。「昔はこうじゃなかったのに」とか「昔は優しかったのに」といった部分を挙げられますよね。
谷:あるらしいですね!
吉岡:そこが変わらないと真っすぐ言えるのは、素晴らしい関係性ですね。
谷:主人は非常に大人しいんですよね。性格が安定しているとうか、子どもの習い事でも積極的に参加してくれますし、自分の時間も大事にしています。喧嘩もあまりしないんですよ。
吉岡:いいですねえ。
谷:でも、主人は「喧嘩したら投げ飛ばされるからね」みたいなことをたまに言うんですよ(笑)。
吉岡:相手が谷さんだからめちゃくちゃ面白いですね(笑)。それがユーモアで飛び交うのっていいですね。めっちゃほっこり夫婦。
吉岡:すっごくちゃんと書いてくださってる。すごい家! 今、夢がぶわーっと広がりました。ベランダがめちゃくちゃ広くないですか?
谷:窓が多くてベランダが広いんですよね。
吉岡:あと、窓際のソファーのコーナーがすごく気持ちよさそうです。そして、キッチンがオープンなのがめちゃくちゃいいですね。
谷:これはオススメです。
吉岡:リビングのキッチンの前に何も置いていない贅沢空間。普通はここにダイニングテーブルを置いたりしますもんね。
谷:そうなんです。あえてそこには置かないようにしていて、実はそこに子どもたちが野球の道具とかを使って素振りをしたりしています。
吉岡:すご! 素振りができるスペースがあるんだ。あと、めっちゃ気になったのが……エレベーターがありませんか!?
谷:そうなんです(笑)。3階建てで地下が駐車場です。ホッケーを習っていたときは車をどかして駐車場で練習していました。
吉岡:2階と1階はどんな感じですか?
谷:どれも同じ間取りで同じように部屋がありますけども、1階は使っていないんです。
吉岡:もったいない(笑)! このお家に住みたい!
谷:ぜひ、来てください(笑)! いつでも遊びに来てください。
『UR LIFESTYLE COLLEGE』では、心地よい音楽とともに、より良いライフスタイルを考える。オンエアは毎週日曜18時から。
谷が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『UR LIFESTYLE COLLEGE』(ナビゲーター:吉岡里帆)。5月19日(日)のオンエア内容をテキストで紹介する。
2025年5月26日(日)28時ごろ
出産、授乳をしながら体を整えた日々
谷亮子は1975年、福岡県生まれ。小学生2年生の頃から柔道を始め、柔道女子48キロ級で2000年のシドニー、2004年のアテネとオリンピック連覇を果たした。女子柔道界のレジェンドで、谷のライフスタイルに吉岡が迫る。異なるフィールドで活躍するふたりは、今回、対談の機会を得られたことを喜び合った。
谷:いつもラジオを聴いています。声を聞いていると惹き込まれていくというか、馴染みのある声なんですよね。
吉岡:谷さんは世界で戦ってこられた強さと包容力、そしてみんなを元気にするパワーで溢れていらっしゃいますよね。
谷:ありがとうございます。お会いできて嬉しいです。
吉岡:こちらこそです。しかも、今年は7月からパリ五輪が始まるということで、いろいろお話を伺っていきたいなと思います。今日はなんと、スタジオにメダルを持ってきてくださっています! 私、生まれて初めて見ました!
谷:過去の5大会のオリンピックメダルです。1992年のバルセロナオリンピック大会が銀メダルで、1996年がアトランタでこちらも銀メダル。そして、3度目の正直で臨んだ2000年のシドニー大会で初の金メダルです。ぜひ、触ってください!
吉岡:本当にいいですか!? ありがとうございます!
貴重な機会に、吉岡も「こんなに重いんですね!」と高揚した様子。
吉岡:メダル全部にドラマがあって、コメントもすごく印象付けられました。
谷:ありがとうございます。小さい頃の自分は大人しい性格だったんです。柔道を始めて国際大会で活躍するようになってからは取材を受けるようになって、そこで目標を言うことで、それだけの準備と努力をしなければならない責任感が生まれてきたんですね。メディア、マスコミのみなさんとの記者会見の場が、覚悟・決心・決意の場でもありました。5大会それぞれに思いを引き出していただいた言葉が多いですね。
吉岡:私はご結婚されてからの「谷でも金」という言葉が本当に印象的でしたね。リオデジャネイロの世界選手権はママになられてから金でした。本当にすごいって心から思います。誰も成し遂げたことがないことだし、1人の女性としても、結婚して子どもを育てながらもこんな風に戦えるんだと思いました。
谷:すごく嬉しいです。結婚するまでは自分自身を中心に、自分のことを最優先にやれていたのですが、結婚してからも主人はプロ野球選手として頑張っていたので、それぞれの大事な部分は大切にしていましたね。出産してからは体調、体つき、いろんなことが変化したので、出産後に体重を落とすのですが、当時授乳もしていたんですよね(笑)。
吉岡:授乳の記事を読んでビックリしました。
谷:出産する前から体重が8キロから10キロぐらい増えちゃったんですね。48キロ級ですけど出産してからも8キロぐらいオーバーしていて、体重を絞るところから始まったんです。自分自身の体と向き合ったときに、どうしても骨盤が開いちゃっているところもあり、骨盤をもともとあった位置に戻していく体操を自分なりに考えたり、トレーナーの先生の指導を受けたりしました。なおかつ授乳をしながらだったんですけど、授乳をすればするほど体重が下がっていくんですよ。
吉岡:練習も授乳されながらされていて、睡眠時間も削られていた。そんななか、谷さんは「苦痛を感じずパフォーマンスも落ちない」とおっしゃっていて、カッコいいと思っていました。結婚は共同生活だし、子どもが生まれたらその子のために時間をたくさん使うと思うんですけど、そういうなかで競技を続けられるというのは、いろんな方の勇気や希望になると思います。本当にカッコいいです!
心身を大きく鍛えてくれた志賀島
谷は小学2年生の頃、4歳年上の兄に影響されて柔道を始めたそうだ。谷:兄がお友だちと柔道を習い始めまして、たまたまその日は兄を迎えに行くつもりで母についていったんですね。そうしたら、当時は(柔道教室に)まだ女の子が少なかったんですけど、そのなかにちょっと年上の女の子がいたんです。その子が男の子をカッコよく投げ飛ばしているのを見て憧れを持ったというか、「人間を投げるってどういう感じなのかな」という気持ちになったんです(笑)。
吉岡:谷さんが小柄だから、飛んでいくとき余計に衝撃があるといいますか、「谷さんが投げた!」という気持ちになるんですよね。そこのギャップもカッコいいです。そして、地元福岡のお話も伺っていきます。思い出に残っている風景は何ですか?
谷:私は志賀島の海岸と、福岡国際センターの2つがすごく印象に残っています。福岡は海も山もすごく近くにあるし、食べ物もおいしいところなんですね。志賀島は海がすごく綺麗で、小さい頃はよく海水浴で泳いでいた思い出があります。
吉岡:当時のトレーニング場所としてもこの辺りは使われていたのでしょうか?
谷:そうですね。志賀島は柔道を始めて目標ができてからは、あそこの海岸で砂浜ダッシュをしたりしていました。
吉岡:砂浜ダッシュってめちゃくちゃ足がもつれませんか?
谷:そうなんですよ(笑)。私の足腰はある意味、志賀島の砂浜でできたといっても過言ではないです。すごくほどよい砂浜で距離もよかったです。それプラス、近くに大嶽神社という階段が108段あったので、毎日10本(昇降した)。
吉岡:108段を10本ですか!?
谷:最初はなかなか登れないので3本からで、そこから1本ずつ増やしていき、オリンピックに出る頃には10本になりました。
吉岡:アスリートの方は本当に緻密で、人が絶対に真似できない量をルーティンとしてずっとされますよね。その積み重ねによって体も精神力も鍛えられるんでしょうね。同じことをしている時間ってどういうことを考え、乗り越えていくのでしょうか?
谷:練習のときは大変で、苦しくてきついなと感じることは多いです。だけど、そういうときこそ私は「今、自分自身が強くなっているときだ」と思うようにしていますし、それを乗り越えたときも(強くなったと)実感します。
試合会場の畳の上に立ったとき、もっとも必要なものは「稽古に裏付けられた自信」だと谷は語る。
谷:稽古に裏付けられた自信こそが、世界の舞台に立ったときに大きな支えとなってくれます。練習をしていなくて緊張したり、いつもの力を出せないといった経験ももちろんあります。だからこそ、試合までのカウントダウンをしながら最高の自分を作っていきます。
「最低でも金」発言の背景
谷はシドニー五輪で「最高でも金、最低でも金」と発言し、世間からの注目を集めた。当時、この発言をしたのはどのような理由があったのだろう?吉岡:「最低でも金」と自分に言い聞かせるってすごい覚悟ですよね。
谷:最初のバルセロナでは銀メダルで、アトランタでも銀メダルでした。二度あることは三度あるじゃなく、私は三度目の正直にしたかったので、自分のなかで最低ラインを引きました。やっぱり自分のなかで目指すところは金メダルだと決まっていたので、自然と「最高でも金、最低でも金です」って感じで言っちゃったんですよね。
吉岡:すごい追い込み方ですよね。絶対に金メダル以外とりませんという意思表示。
谷:とれるとわかっているわけでもなかったのですが、当時は自分のなかでそれだけ決意をした瞬間だったと思います。でも、目標を言うことによって自分自身のなかでも覚悟が決まって「やるんだ! やるしかない!」と思いました(笑)。前向きに捉えられたのでよかったです。
吉岡:言葉をすごく大切にされているんだなと感じます。言葉の力もパワーにするというか。
谷:言葉ってすごく大事です。こういったラジオも伝わるものって言葉からなので、すごく深いですよね。
吉岡:こんなに素敵な方をお迎えして、その人の言葉を一緒に届けられるのはすごくいい仕事だなと私も毎回思います。
“変わらないところ”が夫の長所
番組では、ゲストのライフスタイルに注目。結婚生活や、夫・谷 佳知について聞いた。吉岡:オリックス、巨人などでプロ野球として活躍された谷 佳知さんとご結婚されたのは2003年。今年、結婚21年目ですね。ご主人はどんな存在ですか?
谷:もう21年になるんですねえ(笑)。主人に助けられっぱなしですね。私も支えてもらって、現役時代を長く続けることができましたし、出産して子育ての分野でもすごく協力してくれました。
吉岡:そういう人がそばにいてくれるのって大きいですよねえ。
谷:なので、これからも大事にしていけたらいいなと思っています(笑)!
吉岡:どういうところに「好きだなあ」と思いますか?
谷:お付き合いをしているときから結婚した今も、まったく性格が変わらないところですね。
吉岡:それ、すっごく素敵! よく聞かれる「相手の悪いところ」って、変わったことに対してですよね。「昔はこうじゃなかったのに」とか「昔は優しかったのに」といった部分を挙げられますよね。
谷:あるらしいですね!
吉岡:そこが変わらないと真っすぐ言えるのは、素晴らしい関係性ですね。
谷:主人は非常に大人しいんですよね。性格が安定しているとうか、子どもの習い事でも積極的に参加してくれますし、自分の時間も大事にしています。喧嘩もあまりしないんですよ。
吉岡:いいですねえ。
谷:でも、主人は「喧嘩したら投げ飛ばされるからね」みたいなことをたまに言うんですよ(笑)。
吉岡:相手が谷さんだからめちゃくちゃ面白いですね(笑)。それがユーモアで飛び交うのっていいですね。めっちゃほっこり夫婦。
エレベーターがある谷家に吉岡が興奮
続けて谷から、自宅の様子について聞いた。谷は手書きの間取り図を広げながら説明。吉岡:すっごくちゃんと書いてくださってる。すごい家! 今、夢がぶわーっと広がりました。ベランダがめちゃくちゃ広くないですか?
谷:窓が多くてベランダが広いんですよね。
吉岡:あと、窓際のソファーのコーナーがすごく気持ちよさそうです。そして、キッチンがオープンなのがめちゃくちゃいいですね。
谷:これはオススメです。
吉岡:リビングのキッチンの前に何も置いていない贅沢空間。普通はここにダイニングテーブルを置いたりしますもんね。
谷:そうなんです。あえてそこには置かないようにしていて、実はそこに子どもたちが野球の道具とかを使って素振りをしたりしています。
吉岡:すご! 素振りができるスペースがあるんだ。あと、めっちゃ気になったのが……エレベーターがありませんか!?
谷:そうなんです(笑)。3階建てで地下が駐車場です。ホッケーを習っていたときは車をどかして駐車場で練習していました。
吉岡:2階と1階はどんな感じですか?
谷:どれも同じ間取りで同じように部屋がありますけども、1階は使っていないんです。
吉岡:もったいない(笑)! このお家に住みたい!
谷:ぜひ、来てください(笑)! いつでも遊びに来てください。
『UR LIFESTYLE COLLEGE』では、心地よい音楽とともに、より良いライフスタイルを考える。オンエアは毎週日曜18時から。
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