水樹奈々が「独特の歌唱フォームに驚愕」した曲は？

声優で歌手の水樹奈々が、思い出の洋楽を紹介した。

水樹が出演したのは、J-WAVEで放送中の番組『POP OF THE WORLD』（ナビゲーター：ハリー杉山、ジェニー）のワンコーナー「YANASE MEMORY TUNES」。ここでは6月24日（土）のオンエアをテキストで紹介する。

【関連記事】水樹奈々の「運命の旅」 ニューヨークで感動の観劇、そして帰国後になんと…

UKロックにハマるきっかけとなった1曲

水樹の思い出のナンバーは、Oasis『Morning Glory』。1995年リリースのセカンド・アルバムのタイトルナンバーだ。 水樹：大好きな曲なんです。これは私がどっぷり洋楽にハマるきっかけになった1曲で、それ以来いろいろなUKバンドのCDを買い、そこからさらにそのアーティストが影響を受けたアーティストのレコードを漁り、どんどんその世界に入っていく入り口となった曲です。ひずんだギターがかっこよくてたまらないし、しかもボーカルのリアム・ギャラガーの独特の歌唱フォームに驚愕でした。あんな風にうしろに手を回して組んで歌うって、発声的には絶対よくないんですけど、なんであれで歌えるのかなって、本当にいろんな意味で目から鱗というか、衝撃を受けました。

ハリー：Oasisの『Morning Glory』って僕にとっても青春の1ページで、ちょうどイギリスにいったのが1995年、1996年だったんですよ。そのときの『What's the Story Morning Glory?』（原題）ってアルバムのタイトルナンバーですけど、水樹さんのOasis愛が炸裂していましたね。Oasis好きだったらやっぱりリアム・ギャラガーのあの仁王立ちボーカルスタイル。あれはかっこいいけど、発声的には「どうなんかい！」っていう……。

ジェニー：出づらいです（笑）。

ハリー：どう考えても出づらいんですよ。しかも洋楽にハマるきっかけがこのOasisだったっていう。水樹さんとUKロックトーク、めちゃくちゃしたいです。

【関連記事】水樹奈々の喉ケアはスパルタ！ 「口まわりの筋肉が格闘家」と言われたことも

豪華な2日間をパッケージしたライブDVD

水樹は6月21日に、ライブBlu-ray＆DVD『NANA MIZUKI LIVE HEROES』をリリースした。 水樹：今年1月21日・22日に、さいたまスーパーアリーナ -LIGHTNING MODE-にて行った2デイズライブの模様を、ぎゅぎゅっとパッケージしております。それぞれガラリとセットリストを変えてお届けするという、全22曲を行ったなかなかにハードな2日間。共通曲は7曲しかありませんでした。ほとんどの曲がアニメの主題歌、挿入歌、エンディングで、本当に思い入れ深い、熱量の高い曲たちがラインナップされております。「水樹奈々のライブを見たことがないよ」という方には、入門編としてはばっちりなパッケージになっているんじゃないかなと思います。飛んでいる姿も映っていますよ。水樹といえば、フライングしながら歌うのもライブの定番演出の1つになっていたりしますので、その姿もぜひ見ていただけたらなと思います。

また、7月2日からは全国ツアー「NANA MIZUKI LIVE PARADE 2023」が始まる。

水樹：青森を皮切りに全国7カ所、12公演行うんですけれども、東京は9月1日から3日、有明アリーナになっています。みなさんぜひぜひ遊びに来てくださいね。

ハリー：およそ4年ぶりに声出し解禁ライブ開催するということなので。

ジェニー：ライブが一層熱くなりますよ。

ハリー：一体感は声出しのほうが増し増しになってきますから。しかも飛んでるって！

ジェニー：背筋どうなってるの？ 　と思っちゃった。

ハリー：バッキバキでしょうね。でも柔らかくバッキバキだと思うよ。

ジェニー：ああ、ちゃんとケアしてね。

【関連記事】水樹奈々が美空ひばりに学んだ、“枠にとらわれない”生き方

『POP OF THE WORLD』の「YANASE MEMORY TUNES」では、ゲストが思い出の洋楽や自身の近況を紹介する。放送は毎週土曜日7時30分頃から。