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水樹奈々の「運命の旅」 ニューヨークで感動の観劇、そして帰国後になんと…

水樹奈々の「運命の旅」 ニューヨークで感動の観劇、そして帰国後になんと…

声優・歌手として活動する水樹奈々が、自身の旅先での印象的な光景・体験を振り返った。水樹が登場したのは、ゲストに様々な国での旅の思い出を聞く、J-WAVEで放送中の番組『ANA WORLD AIR CURRENT』(ナビゲーター:葉加瀬太郎)。オンエアは11月6日(土)。水樹の最新シングル『Get up! Shout!』が発売中だ。

「全ての規模が違ってびっくりしました」アリゾナへの旅

過去の印象的な旅先として、まずアメリカ・アリゾナ州のセドナをあげた水樹。

水樹:20代後半ぐらいからセドナという場所の存在は知っていて、ずっと行きたかったんです。満を持して2018年に行きました。大自然に囲まれた場所で、もちろん観光地化はしてるんですけど、人が少なくて。とにかく私はアクティブに体を動かしたいタイプなので、いろんなトレッキングスポットがあるということで行ってみたかったんですよ。

葉加瀬:アリゾナは僕もセリーヌ・ディオンのコンサートで行ってきました。でもやっぱり(州都の)フェニックスなんですよね。セドナまではちょっと遠いでしょう?

水樹:フェニックスから車で2時間かかりました。セドナにはボルテックスという“4大岩”がありまして、カセドラルロックとかベルロックとかいろいろなロックを全部制覇して「エンドオブトレイル」って書いてあるところまで行くんです。

葉加瀬:それは歩くの?

水樹:もちろん歩きます!もう楽しくて……岩肌に触れながら、時には「ここ登れるのか」というところもグローブを駆使しながら。“4大岩”をクリアして、もう1ヶ所行ってみたいなと思っていたのが、アンテロープキャニオンというセドナから片道3時間車で走ったところにある場所です。よくパソコンの(デスクトップの)待ち受けに岩のすごいダイナミックな写真があるじゃないですか。あれを生で見に行きたいなと思って、片道3時間砂漠を延々と走るんですけど……。

葉加瀬:あの辺は砂漠やカクタスしかないもんね。

水樹:何にもなくて、日本では絶対お目にかかれないところじゃないですか。だから最初は「うわー」ってなってるんですけど…。

葉加瀬:1時間もいたら飽きるもんな(笑)

水樹:そうなんです。「まだ着かない、まだ着かない」と……。

葉加瀬:でもその雄大な景色、スケールは、日本国内において山も見られるけど、話が違う。

水樹:もう全ての規模が違って、びっくりしました。最高でした。

葉加瀬:音楽とか、アートとしてのインスピレーションは、たくさん得るものがありましたか?

水樹:ありました。本当に刺激的で、帰ってからも詞が浮かんだり。

ニューヨークは「何か掴みに行った方がいい」場所

続いて水樹が語ったのは、2014年の正月休みに3泊5日で行ったというアメリカ・ニューヨーク。エンターテインメントについての話題から、意外にもこちらも「岩」の話に。

水樹:(現地では)ブロードウェイは全部オープンしてたので、昼も夜も、3日間全部観劇に充ててもう楽しくて!

葉加瀬:ニューヨークにいると寝られないでしょ。寝なくていいんだけどね、(ニューヨークにいる)あの間は。

水樹:本当にエネルギーに溢れている街で、楽しかったですね。

葉加瀬:ニューヨークを世界中から目指している人たちというのは、それこそ寝るつもりすらない人たちばかりじゃない。遊びに来てる人も仕事で来てる人も。勢いがずっとあるから、その街のムードというのは出てくるよね。

水樹:役者の先輩から「絶対これ観た方がいいよ」って言われたミュージカルが『ビューティフル』で、キャロル・キングの半生を描いた作品だったんです。それがまだプレ公演という状態で、向こうに行って観て感動して。すると、帰ってきて「こんな素晴らしいミュージカルがあったんです」という話をしていたら、その次の年に「やってみませんか」ってオファーが来て。

葉加瀬:すごいね。巡り合わせの一言で片付けるのもだけど、「持ってる人」っていうのはそうやって歯車が動いて、「水樹さんやってください」ってなる。だから(現地で)見たときに、何かが起こってるんだよね。

水樹:すごいご縁というか不思議な巡り合わせを感じて、本当に運命の旅でした。

葉加瀬:運命の旅じゃなかったらニューヨーク行かない方がいいよね。遊びに行くならもっと気楽なところがあるし、あそこに行くとなると、やっぱり何か掴みに行った方がいいと僕は思う。みんながそのつもりで来てるから。アーティスト、歌手、ダンサー、ファッションモデル、みんなが夢を掴みに来てるところだから。マンハッタン島(の地盤)って一枚岩なんだって。さっきの(アリゾナの)ロックにも通じるけど、だからこそエネルギーの磁場が生まれているんだって。何かを感じた人だけがそこに吸い寄せられるようにマンハッタンに行くんじゃないかな。

葉加瀬太郎がお届けする『ANA WORLD AIR CURRENT』は、J-WAVEで毎週土曜の19:00-20:00オンエア。

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2021年11月13日28時59分まで

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番組情報
ANA WORLD AIR CURRENT
毎週土曜
19:00-19:54

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