世界最高峰のアクションスポーツの国際競技会「X Games Chiba 2023」が、5月12日(金)から3日間にわたって開催される。見どころや選手のコメントを紹介しよう。
【オンエア日:J-WAVE『DIG UP!』(ナビゲーター:鮎貝 健)4月11日(火)、12日(水)】
「X Games」の出場者はその実力が認められ、招待を受けなければ参加することはできない。そこで招集された昨年の出場者たちの内訳を見てみると4人に1人がティーンエイジャーで、まさにこれからの時代を築く世代が活躍している。今年はスケートボート、自転車競技のひとつであるBMX、フリースタイルモトクロス競技のMoto X、合計3競技全11種目がおこなわれる予定となっている。
公式MCを務めるのは、J-WAVE『STEP ONE』のナビゲーターを務めるサッシャ。昨年から続いての起用となった。間近で「X Games」を観たサッシャは、魅力をこう語る。
サッシャ:昔からスノボとかは大会を観たことはあったんですけど、夏のエクストリームスポーツの競技、しかも世界トップレベルを観るというのは初めての経験でした。まず千葉のZOZOマリンスタジアムに入った瞬間の風景に、ど肝を抜かれました。野球場のなかにストリートと呼ばれる、公園みたいな街中が再現されているんです。階段があって手すりがあって、みたいなところが再現されていて、そこをスケボーで滑ったりします。あとはパークと言われるところがすり鉢状にくり抜かれた感じになっていて、ドロップインしてすり鉢の反対側にジャンプして技を決めたりします。また、大きいMoto Xというバイクがジャンプするジャンプ台があって、ものすごく高いところまで飛ぶんです。それが野球場に点在するような感じでドドドン!と並んでいます。
【会場や競技中の写真はコチラ】
会場の風景自体が「超非日常で最高」と評するサッシャは、世界のトップ選手たちがメダルを争う競技の面白さについても解説した。
サッシャ:技を決めた人が自分の演技ごとに順番が入れ替わっていくみたいな、得点制度じゃなくて、どんどん順位が入れ替わっていくんです。リアルタイムの興奮もあって、そこに音楽も加わります。音楽もガンガンなっているし、とにかく盛り上がるしかない。去年はそうはいってもまだコロナ禍だったので声が出せなかったんです。今年は行ったら自然と声が出ると思います。そういう迫力がある場所なので、これは生で観てもらいたいです。生で観たらまず、やりたくなります。やりたくなるし、子どもたちはたぶん、これをきっかけに「スケボーやりたい」とか「BMXやってみたい」ということになるんじゃないかなと思います。「X Games Chiba 2023」みなさんに来てもらいたいと思いますので、お待ちしています。
鮎貝:サッシャの話からも超非日常的な会場の雰囲気、迫力が伝わってきました。実は我が家も昨年家族で伺ったんですが、最初はぐずっていた娘もしまいには大興奮して。妻もすっかり感化されたのか、翌週には娘を連れてスケボーの体験レッスンに赴いていました。きっと御覧になった方は自分もやりたくなる。そんな魅力が詰まったイベントでもあると思います。「X Games Chiba 2023」は選手の活躍はもちろん、世界のカルチャーに触れるチャンスです。
西村:「X Games」は小中学生のときに憧れた世界最高峰のひとつの大会として、いまもこうしてで続けているなかで、すごく自分にとっては大事な大会です。アクションスポーツ界の世界最高峰の大会ということもあって、毎回大事にしながら楽しむことを一番の目標として滑っています。もちろんみんな大会なので、結果を出すことは第一目標にしていると思いますが、選手同士高まり合いながら笑顔で楽しみながら滑っているというのがこの大会のひとつの魅力でもあると思います。
2022年に初めて日本で開催されることを知った西村は非常に驚き「やっと日本にもそうやって世界の大会が開催される日がきた」と喜んだという。そこには日本の競技事情への想いもあったそう。
西村:海外にくらべると日本でのスケートボードの浸透率はまだまだ低いと思うので、そういう面では一般の方々にスケートボードを知ってもらえる大きい機会が日本にも訪れたというのはいいことですし、本当にうれしく思いました。スケートボードって一般の方から見ると技の難易度とか正直わかりにくくて。どれがすごくてどれが簡単かってやっぱり初めて観る方にはわからないと思いますが、実際に足を運んでみて選手が楽しそうに滑っている姿だったりとか、スケートボードの滑っている音だったりとかというのは、実際に足を運ばないとわからない部分です。自分自身もスケートボードを知らない一般の方々が楽しんでもらえるような滑りができるように、心がけて頑張っていこうと思います。そこは観に来てくれる方々のみなさんなりに楽しんでもらえたらいいなと思います。
インタビュアー:具体的に「これは決めてやるぜ」みたいな部分はある?
西村:最近、大会ではちょいちょい出してはいるんですけど「ハーフキャブノーズスライド」という技です。その技自身の難易度はそんなに高くないんですけど、やる場所によってはポイントが高くなってきたりする技ではあるので、そこをもっとどのアイテムでもできるように強化していきたいなと思っています。
開:日本でやるということですごく驚きでした。自分の知り合いとかも観に来てくれるのかなと思ったりします。世界のトップのスケーターが集まるし、いろいろな種目もあって、いろいろな大会が観られます。
インタビュアー:開さん自身もいろいろな競技を楽しんでいる?
開:普段観ない競技も観られるので、すごく楽しいです。
インタビュアー:5月にまた『X Games』がくることについて、率直にどう感じていますか?
開:今回も自分の滑りを滑り切って表彰台に上がれたらいいなと思っています。
インタビュアー:実際に滑る場所というのはいつごろわかるんですか?
開:まずは、図みたいなものしか見られないんです。それでパークができたら練習のときに入ってみたりします。ある程度は図を見て決めたりはするけど、行ってみないと「やっぱりここではこれはできないな」とか「ここはこうしないと」というところがあるので、そういうところを直して本番に出すみたいな感じです。自分の準備は、出したい技のメイク率を上げたりとかですね。スケートボードのパークスタイルは、エアーを飛ぶ人だったり、あとはグラインド技とかで。みんな同じ技でも違うスタイルだし、違うラインを通るので最後まで飽きないで楽しんで観られるかなと思います。自分は「誰かがやっているからこれをやる」とか、人の真似をしたり、人がやっていることをやるのがあまり好きじゃなくて。まだ誰もやっていないことをやりたい、みたいな感じでいつもやっています。
インタビュアー:じゃあ開さんを観に行けば、誰も観たことがないようなプレイが観られる?
開:はい(笑)。
インタビュアー:すごく楽しみですね。
開:楽しみです。
「X Games Chiba 2023」の詳細は、特設サイトまで。
『DIG UP!』ではJ-WAVEがおすすめするイベント情報をピックアップして紹介。イベント関係者や出演アーティストのコメントなどでイベントの魅力を伝える。放送は月曜から木曜の18時50分から。
【オンエア日:J-WAVE『DIG UP!』(ナビゲーター:鮎貝 健)4月11日(火)、12日(水)】
生で観れば競技の虜に
1995年にアメリカで生まれた世界最高峰のアクションスポーツの国際競技会「X Games」。昨年に引き続き、今年も千葉のZOZOマリンスタジアムで開催される。スケートボードやモトクロスをはじめとするアクションスポーツと、東京オリンピックで活躍した選手たちを間近で観ることができる大会だ。「X Games」の出場者はその実力が認められ、招待を受けなければ参加することはできない。そこで招集された昨年の出場者たちの内訳を見てみると4人に1人がティーンエイジャーで、まさにこれからの時代を築く世代が活躍している。今年はスケートボート、自転車競技のひとつであるBMX、フリースタイルモトクロス競技のMoto X、合計3競技全11種目がおこなわれる予定となっている。
公式MCを務めるのは、J-WAVE『STEP ONE』のナビゲーターを務めるサッシャ。昨年から続いての起用となった。間近で「X Games」を観たサッシャは、魅力をこう語る。
サッシャ:昔からスノボとかは大会を観たことはあったんですけど、夏のエクストリームスポーツの競技、しかも世界トップレベルを観るというのは初めての経験でした。まず千葉のZOZOマリンスタジアムに入った瞬間の風景に、ど肝を抜かれました。野球場のなかにストリートと呼ばれる、公園みたいな街中が再現されているんです。階段があって手すりがあって、みたいなところが再現されていて、そこをスケボーで滑ったりします。あとはパークと言われるところがすり鉢状にくり抜かれた感じになっていて、ドロップインしてすり鉢の反対側にジャンプして技を決めたりします。また、大きいMoto Xというバイクがジャンプするジャンプ台があって、ものすごく高いところまで飛ぶんです。それが野球場に点在するような感じでドドドン!と並んでいます。
【会場や競技中の写真はコチラ】
会場の風景自体が「超非日常で最高」と評するサッシャは、世界のトップ選手たちがメダルを争う競技の面白さについても解説した。
サッシャ:技を決めた人が自分の演技ごとに順番が入れ替わっていくみたいな、得点制度じゃなくて、どんどん順位が入れ替わっていくんです。リアルタイムの興奮もあって、そこに音楽も加わります。音楽もガンガンなっているし、とにかく盛り上がるしかない。去年はそうはいってもまだコロナ禍だったので声が出せなかったんです。今年は行ったら自然と声が出ると思います。そういう迫力がある場所なので、これは生で観てもらいたいです。生で観たらまず、やりたくなります。やりたくなるし、子どもたちはたぶん、これをきっかけに「スケボーやりたい」とか「BMXやってみたい」ということになるんじゃないかなと思います。「X Games Chiba 2023」みなさんに来てもらいたいと思いますので、お待ちしています。
鮎貝:サッシャの話からも超非日常的な会場の雰囲気、迫力が伝わってきました。実は我が家も昨年家族で伺ったんですが、最初はぐずっていた娘もしまいには大興奮して。妻もすっかり感化されたのか、翌週には娘を連れてスケボーの体験レッスンに赴いていました。きっと御覧になった方は自分もやりたくなる。そんな魅力が詰まったイベントでもあると思います。「X Games Chiba 2023」は選手の活躍はもちろん、世界のカルチャーに触れるチャンスです。
スケボーを知ってもらえる大きい機会
番組ではスケートボード競技で活躍が期待される選手2名のコメントを届けた。まずは過去の「X Games」で3度の優勝を飾った西村碧莉(あおり)選手。10年以上前から日本の女子スケーターの最前線で活躍する彼女にとって「X Games」とは? そして今回の「X Games」にかける意気込みを語ってもらった。西村:「X Games」は小中学生のときに憧れた世界最高峰のひとつの大会として、いまもこうしてで続けているなかで、すごく自分にとっては大事な大会です。アクションスポーツ界の世界最高峰の大会ということもあって、毎回大事にしながら楽しむことを一番の目標として滑っています。もちろんみんな大会なので、結果を出すことは第一目標にしていると思いますが、選手同士高まり合いながら笑顔で楽しみながら滑っているというのがこの大会のひとつの魅力でもあると思います。
2022年に初めて日本で開催されることを知った西村は非常に驚き「やっと日本にもそうやって世界の大会が開催される日がきた」と喜んだという。そこには日本の競技事情への想いもあったそう。
西村:海外にくらべると日本でのスケートボードの浸透率はまだまだ低いと思うので、そういう面では一般の方々にスケートボードを知ってもらえる大きい機会が日本にも訪れたというのはいいことですし、本当にうれしく思いました。スケートボードって一般の方から見ると技の難易度とか正直わかりにくくて。どれがすごくてどれが簡単かってやっぱり初めて観る方にはわからないと思いますが、実際に足を運んでみて選手が楽しそうに滑っている姿だったりとか、スケートボードの滑っている音だったりとかというのは、実際に足を運ばないとわからない部分です。自分自身もスケートボードを知らない一般の方々が楽しんでもらえるような滑りができるように、心がけて頑張っていこうと思います。そこは観に来てくれる方々のみなさんなりに楽しんでもらえたらいいなと思います。
インタビュアー:具体的に「これは決めてやるぜ」みたいな部分はある?
西村:最近、大会ではちょいちょい出してはいるんですけど「ハーフキャブノーズスライド」という技です。その技自身の難易度はそんなに高くないんですけど、やる場所によってはポイントが高くなってきたりする技ではあるので、そこをもっとどのアイテムでもできるように強化していきたいなと思っています。
まだ誰もやっていないことをやりたい
続いては東京オリンピックスケートボード女子パークで銀メダルを獲得した開 心那(ひらきここな)選手。2019年のアメリカ大会では、10歳で銀メダルを獲得。昨年の「X Games」でも大活躍し2位をマークした。今年14歳で迎える開選手に「X Games Chiba 2023」にかける想いを訊いた。開:日本でやるということですごく驚きでした。自分の知り合いとかも観に来てくれるのかなと思ったりします。世界のトップのスケーターが集まるし、いろいろな種目もあって、いろいろな大会が観られます。
インタビュアー:開さん自身もいろいろな競技を楽しんでいる?
開:普段観ない競技も観られるので、すごく楽しいです。
インタビュアー:5月にまた『X Games』がくることについて、率直にどう感じていますか?
開:今回も自分の滑りを滑り切って表彰台に上がれたらいいなと思っています。
インタビュアー:実際に滑る場所というのはいつごろわかるんですか?
開:まずは、図みたいなものしか見られないんです。それでパークができたら練習のときに入ってみたりします。ある程度は図を見て決めたりはするけど、行ってみないと「やっぱりここではこれはできないな」とか「ここはこうしないと」というところがあるので、そういうところを直して本番に出すみたいな感じです。自分の準備は、出したい技のメイク率を上げたりとかですね。スケートボードのパークスタイルは、エアーを飛ぶ人だったり、あとはグラインド技とかで。みんな同じ技でも違うスタイルだし、違うラインを通るので最後まで飽きないで楽しんで観られるかなと思います。自分は「誰かがやっているからこれをやる」とか、人の真似をしたり、人がやっていることをやるのがあまり好きじゃなくて。まだ誰もやっていないことをやりたい、みたいな感じでいつもやっています。
インタビュアー:じゃあ開さんを観に行けば、誰も観たことがないようなプレイが観られる?
開:はい(笑)。
インタビュアー:すごく楽しみですね。
開:楽しみです。
「X Games Chiba 2023」の詳細は、特設サイトまで。
『DIG UP!』ではJ-WAVEがおすすめするイベント情報をピックアップして紹介。イベント関係者や出演アーティストのコメントなどでイベントの魅力を伝える。放送は月曜から木曜の18時50分から。
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