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須田景凪が大学時の過酷エピソードを明かす「小学生みたいな時間割で行ってました」

須田景凪が大学時の過酷エピソードを明かす「小学生みたいな時間割で行ってました」

須田景凪がミュージックビデオの制作裏話や大学当時の思い出などについて語った。

須田が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ、世良マリカ)。オンエアは3月23日(木)。

1コマ1コマを手描きしたMV

須田は5月24日(水)に、メジャーセカンドアルバム『Ghost Pop』をリリースする。アルバムリリースに先駆けて収録曲をリリースしており、なかでも『ダーリン』のミュージックビデオは550万再生を超えて話題となっている。
世良:すごい数字です。ミュージックビデオが実写とアニメーションが組み合わさっています。

サッシャ:おもしろいの! メイキングもあってね。

須田:いつもやっているアボガド6さんという方が作ってくれたんです。あそこまできれいに実写と混ぜたビデオは初めてだったので、自分もだいぶ新鮮な気持ちでした。

世良:すごくきれいでした。

サッシャ:どこまでが? みたいな感覚ですよね。どういうアイデアでこういう風にしようと思ったんですか?

須田:そもそも自分がアボガドさんの映像のなかに入ってみたい、というところから相談させてもらって。「じゃあここは実写にしよう」というのを決めて、あとから実写を撮って、あとからアボガドさんが1コマ1コマ全部手描きで。

サッシャ:え? 実写を撮ってから?

須田:そうです。実写に1コマ1コマ手描きで全部描くという、けっこうえげつない作業をしてくれて。

サッシャ:メッチャ時間かかったんじゃないですか?

須田:いやもう、死にそうでしたね(笑)。僕はずっと応援していました。その甲斐もあって本当に素晴らしいものにしてもらって。

サッシャ:コンピューターでワーッとやるのではなくて手作業なんだ。

世良:ヤバいです。

サッシャ:この話を訊いたらもう、再生回数がより跳ね上がるね。

小指ネイルの理由

サッシャが須田ならではのファッションのこだわりに注目する一幕もあった。

サッシャ:小指だけネイルを塗っているのはなにか意味があるんですか?

須田:これはよく訊かれるんですけど、マジで意味はなくて(笑)。でもネイルというものに興味はあるんですけど、シンプルにまず小指だけのやつがいないという。

サッシャ:なるほどね、ほかにやっている人がいないから。

須田:というのと、あと小指だけだとすごく楽という(笑)。

サッシャ:確かに(笑)。僕昔やったことがあって、靴を履くときとかにキュッとなったりとか、缶のプルトップが開けにくいとか。

須田:ありますよね。

サッシャ:ネイルしている女の人って大変だなと思って挫折しました。

須田:わかります、全部は大変ですよね。

大学時代の思い出

間もなく4月となり新生活もスタート。音楽大学に通っていたという須田に当時の思い出について訊いた。

世良:当時の入学したときの気持ちとかって覚えています?

須田:覚えています。新しい場に踏み込んでいくのって緊張しますよね。

世良:確かに。

須田:シンプルに友だちみたいなのはできるといえばできるんですけど「2人でご飯を食べる仲かい?」といわれたらそうでもない、くらいの友だちはメチャメチャ増えて。最終的にいまも友だちみたいなのって本当に1人2人ぐらいしかいないです。

サッシャ:まあ、そういうものですよね。

世良:コロナとかもありましたから。

サッシャ:今年の入学生はまあ、ここ2、3年にくらべたら。

須田:もう入学式とかもできるんですか?

サッシャ:できますし、多分新歓コンパみたいなのも復活するんじゃないかな?

世良:多分、そろそろほとんど元通りな感じですよね。

サッシャ:昨日は目黒川の桜(を見に来た人手)が普通だったもの。ここ最近見ていなかった風景を見て「え!」ってとまどうぐらいの感じでした。大学も戻るんじゃないかなと。音大ってなにを勉強するんですか?

須田:1年のときは理論ですね。でも理論も初歩的な「そもそも音楽とはリズムとメロディとハーモニーでできあがっています」みたいなところから、あとは音楽の歴史をどんどんさかのぼると根本にジャズというものがあってみたいな。「そもそも音楽とはなにか」みたいなところを勉強していました。

世良:おもしろそう。

サッシャ:知っているようで知らないものね。

須田:そうですね。音楽をリズム、メロディ、ハーモニーの3つに分けるという発想はそのときになかったので発見でした。

サッシャ:それはいまも活きているんですか?

須田:だいぶ活きています。とはいえ大学時代はドラム科で入ったので、作曲科とかではなかったんです。

サッシャ:ドラムなんですか?

須田:ドラム科でジャズを学んでいました。だから大学で作曲とかは学んでいなかったので。

サッシャ:ドラマーになるつもりだったの?

須田:ドラムで売れたいと思っていたんです。だからもっとちゃんと頭に入れておけばよかったなということがたくさんあります。

サッシャ:その一方で(ボカロPの)バルーンとして(曲を)上げたりしていたということ?

須田:そうですね。大学3年ぐらいから始めました。

サッシャ:そうしたらそっちが楽しくなっちゃった?

須田:楽しくなって、大学3年は本当に学校に行かなくて、単位がヤバくて。大学4年のときに小学生みたいな時間割で行ってました。

サッシャ:月~金で朝から晩みたいな(笑)。

須田:それで友だちの家に泊まってというのを週5でやって、なんとか卒業できました。

須田の最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。

J-WAVE『STEP ONE』の放送は月曜~木曜の9時から。

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