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三代目JSB・今市隆二が「声で遊んでいる感じ」を楽しむ、23歳のSamara Joy。デビューアルバムをレビュー

三代目JSB・今市隆二が「声で遊んでいる感じ」を楽しむ、23歳のSamara Joy。デビューアルバムをレビュー

三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE・今市隆二が、Samara Joyのメジャーデビューアルバムをレビューした。

このトークをお届けしたのは、今市が木曜日のナビゲーターを務めるJ-WAVEの番組『SPARK』。オンエアは2月23日(木)。

デビューまもないジャズシンガーがグラミー賞を獲得

今市が気になっているアルバムを紹介するコーナー「RYUJI'S FAVORITE ALBUM」では、Samara Joyの『Linger Awhile』に注目した。

ニューヨーク・ブロンクス出身のSamara Joyは、有名ゴスペルグループのメンバーである祖父母、ゴスペルシンガーの父を持つ。NYフォーダム校でジャズを歌いはじめ、数々のコンペティションで受賞。2019年の州立大時に「サラ・ヴォーン・インターナショナル・ジャズ・ヴォーカル・コンペティション」で優勝するなど、音楽シーンに大きな衝撃を与えてきた。

2月6日に開催された第65回グラミー賞授賞式では、Samara Joyが「最優秀新人賞」を受賞し、メジャーデビューアルバムの『Linger Awhile』が「最優秀ジャズ・ヴォーカル・アルバム賞」を獲得した。

今市:『Linger Awhile』は本人が愛するスタンダードの曲を彼女流にアレンジし、ときには有名な楽器のソロのメロディーを使ってオリジナルの歌詞を歌う「ヴォカリーズ」というスタイルで制作しています。まず、グラミー賞で最優秀新人賞をジャズシンガーが獲るっていうのがボーカリストとしては嬉しいというか。ジャズって普遍的なものなので、新人でグラミー賞に選ばれるっていうのが難しいところではあるのかなと思っていたんです。受賞したことは嬉しい出来事だなと自分としては思います。

『Linger Awhile』は、2月1日に日本盤がリリースされた。ジャズが好きな今市はどのような感想を持ったのだろう?

今市:落ち着くというか、リズムもスウィングして乗りやすいし、聴いていて気持ちいい。Samara Joyのボーカルスキルも素晴らしくて、声で遊んでいる感じがすごくします。彼女まだ、23歳なんですよ(笑)。声に貫禄がありすぎるでしょ。これからに期待ですよね。

リスペクトの心を大切にするSamara Joy

今市は、Samara Joyが寄せたアルバムコメントを通じ、彼女の人柄を知ることができたそうだ。

今市:自分のことよりも、アルバムを制作するうえでたくさんの人に支えられて、その人たちの力があったからアルバムができたということをコメントしていたんです。関わった人の名前が全部記載してあったし、最後にリスペクトしていた、学校の先生なのかな? その方に向けて「あなたと会えたことで私の人生は変わった」と言っていて。その方は亡くなってしまったみたいなんですけども、その方に向けてのアルバムだったとも思います。すごく礼儀正しい人だなと感じました。彼女にとってもデビューアルバムだし、思いがこもっているアルバムです。

『Linger Awhile』のリリックにも注目してほしいと今市は語る。

今市:ジャズアルバムのリリックをチェックしながら聴くことってあるんですけど、どちらかと言うとジャズ(の音楽)を聴くテンションのほうが勝っちゃうんですよね。だけど、しっかりグラミー賞でも選ばれたシンガーなので、ぜひリリックを見ながら聴いてほしいです。

歓声が聞こえるなかでのライブは“最高”だった

三代目 J SOUL BROTHERSとして9年ぶりとなるアリーナツアー「三代目 J SOUL BROTHERS LIVE TOUR 2023“STARS” ~Land of Promise~」が、2月18日(土)よりスタートした。今市は、ツアー初日を終えた感想を語る。

今市:STARSツアーの初日の静岡公演2daysを無事終えました! まずは、歓声、お客さんが声を出せたってことがすごく大きなポイントですね。歓声ありのライブが3年ぶりぐらいなんですよ。初日、ステージに上がる前はもちろん「声は出るんだろうな」って意識はあったんですけど、あまりにもパワーがすごかったから予測を超えてきたというか、「ライブ、これじゃん!」みたいな感覚になりました。俺以外のメンバー、ミュージシャンたちも生き生きしていたというか、本番もその声につられていつも以上に体が動いたと言ってましたし、オミ(登坂広臣)もめちゃくちゃ笑ってた印象もあります。とにかくね、すごかった。

歓声が聞こえるライブに感銘を受け、今市は予定ではなかった箇所でコール&レスポンスをしたそうだ。

今市:声があることによってライブ独特の“うねり”があったりして、言葉だとなかなか説明が難しいんだけど、とにかくパワーがすごい。自分たちも初日を迎える前にたくさんリハやって、たくさん音も詰めて、ボーカルリハもして、衣装も決めて、演出も考えて。それらを初日にやっと披露できたことの嬉しさだったりとか、無事に終えられた安心感もあったりで、最高な静岡の2日間でした。まだ始まったばかりですけども、あの感覚をツアーは経て何回もできることは嬉しい限りでございますし、これからライブに来る方はぜひ楽しみにしていてほしいと思います!

J-WAVEで放送中の番組『SPARK』は月~木の24時から。今市は木曜日のナビゲーターを担当。

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2023年3月2日28時59分まで

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