細田 守監督のアニメ映画『竜とそばかすの姫』で主人公・内藤 鈴(すず/ベル)の声・歌を担当して話題となった中村佳穂が、暮らしのなかのお気に入りのモノや、発売中のニューアルバム『NIA』の制作エピソードを語った。
中村が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『RADIO DONUTS』(ナビゲーター:渡辺 祐・山田玲奈)のワンコーナー「CUSTOMLIFE DESIGN YOUR LIFE」。オンエアは4月2日(土)。
渡辺:朝は何時ぐらいに起きるんですか?
中村:遅めで、10時ごろですかね。
渡辺:それは夜が遅めだから?
中村:そうですね、寝るのが遅めっていうのもありますし、睡眠時間が長いっていうのもあります。
渡辺;よく寝る子なんだ。ちなみにどれくらいがベストなんですか?
中村:9時間くらい? 演奏後とか十何時間とか寝ちゃいます。
山田:えーっ!
中村:寝ないと目がうつろになっちゃって。
山田:朝起きて、まず何をされますか?
中村:まずは窓を開けます。換気をして、お気に入りのコーヒーを淹れながら、夜に仕込んでおいた一番のごちそうを食べます。ホットサンドっていうか、パニーニを作る機械があって、自分が好きな具を前日に仕込んでおいて、朝に一番豪華なものを食べるのが好きです。
山田:お料理上手なんですね! なかなかやらないですよね、朝のために夜仕込んでおくとか。
中村:家でやる作業が多いので、朝起きるときの楽しみを作りたいというか。
渡辺;じゃあ、朝ごはんを一番に考えて。
中村:そうですね。「明日の朝食べるぞー!」って思いながら仕込むのが一番好きです。
渡辺:3年半という期間が空いてしまいましたが、コロナ禍も関係があった感じでしょうか。
中村:ありましたね。今までライブをして曲を作ってきたから、ライブをしないで曲を作ることが初めてだったので、どうしようと思っていました。いろんな街に行って、そこで出会った人が何を考えているのか訊くのがすごく好きだったので、向き合う相手が友人もしくは自分のみというのは今までにないことでした。
渡辺:それによって変わったことはありますか。
中村:私はピアノの弾き語りをしていて、以前よりピアノが好きになりました。今までピアノは歌うときのツールという感じだったんですが、今ではすごく好きな楽器と言えるようになりました。
山田:それはピアノをいっぱい弾いたということですかね。
中村:はい。家にピアノがあるんですけど、楽器って鏡のようなものなので、機嫌が悪いときに弾くと機嫌が悪い音になったりして。それを録音して聴くと我に返ることがあって。自分が今どんな気持ちか、楽器を弾くとわかるという意味で、ピアノとは良い相性だったみたいです。
中村:こんなに宝石みたいなぎゅっとしてキラキラしているアルバムになるとは思っていなかったので、自分で驚きました。
山田:アルバムには『voice memo #2』と『voice memo #3』が収録されているんですけど、これはどういう意図ですか?
中村:3年半分のぎゅっと詰まった曲が多かったので、閑話休題というか、そういうものがないとコース料理もおいしくないのではという気がして、少し完成手前の曲を入れました。
渡辺:箸休め的なね。普段ボイスメモはいっぱい録られてるんですか。
中村:iPhoneにそれこそ何千個と入ってます。
渡辺:それは日付だけ? タイトルもついてるんですか。
中村:私の場合は、気に入ったものは「歌メモ」と書いて好きなスタンプを1個だけ押して保存します。検索するときに絵文字を入れると一発でわかるんです。
渡辺:なるほど。
中村:5年分くらい入ってるんですよ。
山田:2022年秋からツアーも開催されます。今回のツアーは単独では初めて行かれるところもあるんですよね。
中村:そうですね、ドキドキしています。
渡辺:ライブをやって曲を作るとおっしゃっていたので、始まるのが楽しみですね。
中村:はい。街歩きとかもしたいので今から楽しみです。
渡辺:歌詞は手書きなんですか?
中村:まずパソコンで打ってから印刷して上から書いたりして。必ず手作業はいれるようにしています。
山田:それはきれいに書くんですか? それともワーッと走り書きですか?
中村:けっこうワーッと書きますね。書いている歌詞を塗りつぶすときも、手じゃないと塗りつぶした感じがしなくて。塗りつぶして横に他の選択肢の歌詞を書いたりします。行間が埋まっていく感覚は、やはりパソコンに打ち込む感覚とは違いますね。
山田:さっきから中村さんの手がきれいだなと思って見てたんですよ。すごく細くて長いきれいな手をしてらっしゃる。
中村:ありがとうございます。自分のパーツの中で気に入ってます。
渡辺は「文房具屋さんは行きますか?」と問いかける。
中村:そうですね。見つけると必ず入るかもしれない。気づいたら吸い込まれてますね。
渡辺:お買い物のタイプとしては、衝動買いかじっくり選ぶか、どちらのタイプですか。
中村:じっくりかもしれないです。買おうと思ってみてもピッタリこなければやめます。たとえば服を買うときも、自分が今着ている服よりおしゃれに見えなければやめるようにしていて、買いたいと思ったときに自分の中のもうひとりの天使が囁く「今着ている服のほうがいいって思うでしょ?」っていう言葉に負けたら買わないって決めてます。
渡辺:今ほしいものはありますか?
中村:今は白いジーパンがほしいです。ずっとネットで見ていて、いいなあって思ってるんですけど、買うときに試着しないといけないので、お休みが来て買い物に行ける日を楽しみにしています。
中村佳穂の最新情報は、公式サイトまで。
過去のゲストのトークは「カスタムライフ」WEBサイトにも掲載されているので、ぜひチェックしてほしい。
『RADIO DONUTS』のワンコーナー「CUSTOMLIFE DESIGN YOUR LIFE」では、ゲストのライフスタイルを構築しているルーティンを深掘りする。オンエアは毎週土曜日の9時10分頃から。
中村が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『RADIO DONUTS』(ナビゲーター:渡辺 祐・山田玲奈)のワンコーナー「CUSTOMLIFE DESIGN YOUR LIFE」。オンエアは4月2日(土)。
前日から仕込んだごちそうを朝に食べる
朝のルーティンを訊かれた中村は、とにかくよく寝ると告白。渡辺:朝は何時ぐらいに起きるんですか?
中村:遅めで、10時ごろですかね。
渡辺:それは夜が遅めだから?
中村:そうですね、寝るのが遅めっていうのもありますし、睡眠時間が長いっていうのもあります。
渡辺;よく寝る子なんだ。ちなみにどれくらいがベストなんですか?
中村:9時間くらい? 演奏後とか十何時間とか寝ちゃいます。
山田:えーっ!
中村:寝ないと目がうつろになっちゃって。
山田:朝起きて、まず何をされますか?
中村:まずは窓を開けます。換気をして、お気に入りのコーヒーを淹れながら、夜に仕込んでおいた一番のごちそうを食べます。ホットサンドっていうか、パニーニを作る機械があって、自分が好きな具を前日に仕込んでおいて、朝に一番豪華なものを食べるのが好きです。
山田:お料理上手なんですね! なかなかやらないですよね、朝のために夜仕込んでおくとか。
中村:家でやる作業が多いので、朝起きるときの楽しみを作りたいというか。
渡辺;じゃあ、朝ごはんを一番に考えて。
中村:そうですね。「明日の朝食べるぞー!」って思いながら仕込むのが一番好きです。
楽器は鏡のようなもの…その理由は?
中村は、3月23日に3年半ぶりのニュー・アルバム『NIA』をリリースした。先行配信された『アイミル』『さよならクレール』『Hank』を含めた全12曲で、初回限定盤には40ページにも及ぶ豪華フォトブックレットとライブ映像を収録したBlu-rayがついている。アルバム制作秘話を訊いた。中村佳穂 "アイミル / Hank " from LIVEWIRE
中村佳穂 "さよならクレール" リリックビデオ
中村:ありましたね。今までライブをして曲を作ってきたから、ライブをしないで曲を作ることが初めてだったので、どうしようと思っていました。いろんな街に行って、そこで出会った人が何を考えているのか訊くのがすごく好きだったので、向き合う相手が友人もしくは自分のみというのは今までにないことでした。
渡辺:それによって変わったことはありますか。
中村:私はピアノの弾き語りをしていて、以前よりピアノが好きになりました。今までピアノは歌うときのツールという感じだったんですが、今ではすごく好きな楽器と言えるようになりました。
山田:それはピアノをいっぱい弾いたということですかね。
中村:はい。家にピアノがあるんですけど、楽器って鏡のようなものなので、機嫌が悪いときに弾くと機嫌が悪い音になったりして。それを録音して聴くと我に返ることがあって。自分が今どんな気持ちか、楽器を弾くとわかるという意味で、ピアノとは良い相性だったみたいです。
何千個の「歌メモ」がiPhoneに
山田は「『NIA』はどんなアルバムになったと思いますか」と率直に質問する。中村:こんなに宝石みたいなぎゅっとしてキラキラしているアルバムになるとは思っていなかったので、自分で驚きました。
山田:アルバムには『voice memo #2』と『voice memo #3』が収録されているんですけど、これはどういう意図ですか?
中村:3年半分のぎゅっと詰まった曲が多かったので、閑話休題というか、そういうものがないとコース料理もおいしくないのではという気がして、少し完成手前の曲を入れました。
渡辺:箸休め的なね。普段ボイスメモはいっぱい録られてるんですか。
中村:iPhoneにそれこそ何千個と入ってます。
渡辺:それは日付だけ? タイトルもついてるんですか。
中村:私の場合は、気に入ったものは「歌メモ」と書いて好きなスタンプを1個だけ押して保存します。検索するときに絵文字を入れると一発でわかるんです。
渡辺:なるほど。
中村:5年分くらい入ってるんですよ。
山田:2022年秋からツアーも開催されます。今回のツアーは単独では初めて行かれるところもあるんですよね。
中村:そうですね、ドキドキしています。
渡辺:ライブをやって曲を作るとおっしゃっていたので、始まるのが楽しみですね。
中村:はい。街歩きとかもしたいので今から楽しみです。
歌詞を書くときは、必ず鉛筆で書き込んで人間の手を入れる
このコーナーではゲストに「生活を彩るお気に入りのモノ」を訊く。中村は筆記用具を挙げた。中村はまずパソコンで歌詞を入力し、それを印刷してシャープペンシルなどでもう一度その歌詞を推敲するという。歌詞を書くときに鉛筆の芯と同じ太さのシャープペンシルを使っていると語った。渡辺:歌詞は手書きなんですか?
中村:まずパソコンで打ってから印刷して上から書いたりして。必ず手作業はいれるようにしています。
山田:それはきれいに書くんですか? それともワーッと走り書きですか?
中村:けっこうワーッと書きますね。書いている歌詞を塗りつぶすときも、手じゃないと塗りつぶした感じがしなくて。塗りつぶして横に他の選択肢の歌詞を書いたりします。行間が埋まっていく感覚は、やはりパソコンに打ち込む感覚とは違いますね。
山田:さっきから中村さんの手がきれいだなと思って見てたんですよ。すごく細くて長いきれいな手をしてらっしゃる。
中村:ありがとうございます。自分のパーツの中で気に入ってます。
渡辺は「文房具屋さんは行きますか?」と問いかける。
中村:そうですね。見つけると必ず入るかもしれない。気づいたら吸い込まれてますね。
渡辺:お買い物のタイプとしては、衝動買いかじっくり選ぶか、どちらのタイプですか。
中村:じっくりかもしれないです。買おうと思ってみてもピッタリこなければやめます。たとえば服を買うときも、自分が今着ている服よりおしゃれに見えなければやめるようにしていて、買いたいと思ったときに自分の中のもうひとりの天使が囁く「今着ている服のほうがいいって思うでしょ?」っていう言葉に負けたら買わないって決めてます。
渡辺:今ほしいものはありますか?
中村:今は白いジーパンがほしいです。ずっとネットで見ていて、いいなあって思ってるんですけど、買うときに試着しないといけないので、お休みが来て買い物に行ける日を楽しみにしています。
中村佳穂の最新情報は、公式サイトまで。
過去のゲストのトークは「カスタムライフ」WEBサイトにも掲載されているので、ぜひチェックしてほしい。
『RADIO DONUTS』のワンコーナー「CUSTOMLIFE DESIGN YOUR LIFE」では、ゲストのライフスタイルを構築しているルーティンを深掘りする。オンエアは毎週土曜日の9時10分頃から。
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番組情報
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